シュートを打つ意識

　僕は衛星テレビが無いので、海外サッカーの映像の多くを月曜日のすぽるとで
得るようにしています。

　そのマンデー・フットボールのハイライトが

　「マンデー・セレクション」

　と呼ばれる風間八広氏が選んだゴールシーンの抜粋ですが、なるほど派手なロング
シュートあり、優れたパスワークからのゴールあり、サッカーの得点シーンというのは
こうも多様な物なのかと唸る気持ちです。

　最近日本代表も欧州の強豪国のように

　「縦」
　
　に早いパスを入れる酢場面が多くなってきましたが、残念ながらミドルシュートの意識
の向上がまだまだ必要ですね。

　例えば映像でも流れたインテル対パルマ戦ですが、この試合でインテルはセルビア代表
のスタンコビッチが３得点を奪う大活躍を見せました。

　その３得点のうち２得点はミドルレンジから放ったシュートが、パルマのＤＦに当たり
ボールの軌道が変化しＧＫが反応できなかった為、生まれたものなんです。

　確かにラッキーゴールという側面はありますが、スタンコビッチがシュートを狙う意識
ながければ、この２得点は生まれなかったことは間違いないのです。

　代表は今シュートが打てると僕たちが思っても、横パスやバックパスを選択する場面が
多いですね。これではアジアカップでは戦えても、コパ・アメリカの舞台では勝ち抜く術
を自ら放棄してしまいかねません。

　やはりシュートを打つと何かが起きるのがサッカーです。

　代表でもＪリーグでも、今改めてシュートを打つ意識が必要だと思います。

シャルケファン、愛するクラブにそっぽをむく

　５－０の大差でカイザースラウテルンに惨敗したシャルケ。

　すぽるとのマンデーフットボールのコーナーでは、あまりのクラブの不甲斐なさに
シャルケファンがピッチに背を向けて声援をおくる姿が映し出され、今のシャルケの
不安定な姿が改めて浮き彫りとなりました。

　サッカー専門サイト

　「ゴール・コム」

　には指揮官フェリックス・マガトの談話が掲載されていまして、マガトによるとこの
試合で勝負への熱き闘志を持っていた選手はわずか３人

　ＧＫのノイアー
　ＤＦのメッツエルダー
　ＦＷのファルファン

　だけだど怒りを露にし、同時に次節の王者バイエルンとの試合を前に

　「この試合が次につながるはずだ。」

　と手綱を締めています。

　シャルケファンが選手とマガトに背を向けたのは、彼らが怒りを感じることよりも
宿敵ドルトムントに対する嫉妬もあると思います。

　彼らが２００２シーズン以来のマイスターシャーレに向けて視界は良好の上、指揮官
クロップが手腕を発揮し、スタジアムの雰囲気も最高。

　加えて今夏獲得した小柄な日本人は、ドイツはおろか欧州全土から大喝采を浴びている

　シャルケファンでなくとも、ドルトムントに嫉妬したくなるでしょう。

　仮にシーズン終了後、ドルトムントがドイツ王者に、シャルケが２部に降格したならば、
シャルケのファンは宿敵から大きな嘲笑を浴びる羽目になってしまいます。

　現実味は薄いものの今季の目的をチャンピオンズ１本に絞るのか、それとも中位を目指し
ながらチャンピオンズの好成績を狙うのか。

　マガトにとっては苦しい選択を迫られる時が近づいています。

エドウイン５０５がリニューアル

　最近エドウィンの看板ジーンズ

　「５０５」

　がリニューアルされました。

　初代５０５のテレビＣＭは、

　「美術館の額縁に飾られた５０５が額縁を破って外に飛び出す」

　という非常にユニークな物で、警備員役にデザイナーの中野裕通氏を起用した事も
話題となりました。

　５０５は１９９０年代に話題になったヴィンテージ・デニムのエッセンスを蘇らせ
セルビッジジーンズを７９００円から売り出した事で、ジーンズファンの多くが度肝
を抜かれたんです。

　そのリニューアルされた「５０５」

　その佇まいはパルセイロファンにとって非常に嬉しい代物なんです。

　何故かと言いますと中古加工の他に、ワンウオッシュが用意されている上に、５０５
の看板であるセルビッジが、赤からオレンジに変更になっていて、しかも裾部分だけで
なくコインポケットの部分にも刻まれているんです。

　パルセイロはホームゲームで

　「オレンジのトップスに紺のパンツ」

　ですから、このワンウオッシュのジーンズを買えば、それだけで選手と同じ色合いで
応援できるというわけです。

　この商品の広告が

　「フリー・アンド・イージー」の２０１０年の１０月号１１８、１１９ページに掲載
されています。

　もし関心のある方がいましたら、ご近所のジーパン屋に出かけてみてください。

　信頼ある日本製で型にもよりますが、ワンウオッシュで８９２５円から手に入るようで
すから、僕も今購入を考えています。

ティンバーランドのブーツを購入予定

　明日古着屋でティンバーランドのブーツを買う予定です。

　実はこのブーツ、１年半近く前からずっと目星をつけていた品で、ようやく買う
ふんぎりが付いたので明日出かけることにしたんです。

　皆さんも周りの靴屋さんでもティンバーランドを扱っていると思いますが、僕の
買う予定のブーツは、２、３年前に発売された品で、踵から足首にかけて

　「ダウン」
　
　が付いている、少し珍しいブーツなんです。

　ですので僕は勝手に

　「ダウン・ブーツ」

　と名づけています。

　このブーツ、なんとダウンの部分がオレンジ色で、パルセイロの冬季練習の際に
身につけているダウンジャケットを合わせれば、なかなか洒落た感じがでるなと
考えたんです。

　パルセイロの冬季練習に出かける際は、同じティンバーランドの黒のブーツ、もし
くわ弟の持っているサロモンのトレッキング・シューズを履いていきますが、それで
も足許は随分と冷えるんですよね。

　このダウン・ブーツは文字通りダウンが入っているので、まさにこの時期重宝する
代物で、例履きをしたところ僕の足にピッタリなので、前々から購入を検討していま
した。

　あったか肌着やあったかタイツ、そしてフリースやダウンなどを着こんでも、選手と
違ってじっとしている僕たちは、見学の際寒さが非常に気になります。

　ティンバーランドの他に、カナダ生まれのブーツブランド

　「ソレル」

　が内側にボアを付けた冬用ブーツを発売していますし、ＬＬビーンやダナーのように、
水や雪に強いブーツを用意するのも良いかもしれません。

　スニーカーでは凍結した道やスタジアムの通路で転んでしまうかもしれませんし、皆
さんもブーツを探してみてはいかがでしょうか。

ＦＣ東京低迷の背景は何か？（２）

　米本拓司という若き日本代表を欠いたことで、恐らく中盤での攻守でのフィルター
が巧く機能しなかったのではないか？

　僕は熱心なＦＣ東京ファンではありませんが、僕たちが考えている以上に、この
二十歳の若者がクラブに与えている影響力は非常に大きいのだと思います。

　昨シーズンのナビスコカップでは

　「ＭＶＰ」
　「ニューヒーロー賞」

　の２冠に輝いた彼を、前任の城福監督も頼りにしていたでしょうから、米本の欠場
は監督のプランに悪影響を及ぼしたと考えれれます。


　そしてフロントも

　「無策」
　
　で最終節までやってきたわけではありません。

　「横浜ＦＣからＦＷ大黒を獲得」
　「城福監督を解任し後任に大熊監督を迎え入れる」

　実際大熊監督に切り替わってから一時期の不安定さが無くなりましたし、遂に波に
乗ったかと思われましたが、そうはいきませんでした。

　ＦＣ東京は終了間際の失点が非常に多いようで、これで随分と勝ち点損しています。

　もしかすると選手達の心の中に、終了間際になると

　「今日はこのまま勝てるだろうか？それともまた同点、逆転を許してしまうのでは
　ないだろうか？」

　という不安な気持ちがよぎり、そのことで試合に集中できず勝てる試合を落として
しまったのかもしれません。

　ＦＣ東京ファンは

　「風刺」
　
　の効いた声援を贈ることで有名ですが、来季は下手をすれば風刺を

　「される側」に変化しているかもしれません。

　「Ｊ２へようこそ」

　そんな横断幕が掲げられる中で、もしかすればヴェルディとのダービーを戦う可能
性も現時点ではあるわけです。

　ＦＣ東京の選手、ファン、関係者の方達にとって、最終節は真の意味で負けられない
戦いになります。