塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

英国製デザートブーツを見つけて

2021-04-29 21:57:09 | 日記
 僕は靴、鞄を含む服飾品を中古で探すことが大好きです。

 それは今では入手できない品ということもありますが、今ではアジア生産に移行している商品でも、英国製や米国製を見つけることができるためです。

 僕は所有していませんが、普段履きとして大変人気なのが、クラークスが手掛ける「デザートブーツ」になります。

 靴底を「ステッチダウン方式」で縫い上げ、クレープソールを用いた質感が特徴のデザートブーツ。

 かつては英国製、アイルランド製でしたが現在ではベトナム製が主流です。

 今日、僕が中古で見かけたデザートブーツはランクでいえば「美品A」くらいでしょうか。

 色もオリーブという独特な品(通常は黒、焦げ茶色、サンドベージュが多いですね)であり、インソールにはGB(グレートブリテン」のロゴが発見できました。

 中古ということもあるでしょうが、希少な品とはいえ現行品よりは安いはずですが、僕には買うだけのお金がなかったので、試着して棚に戻したに過ぎないのですが。

 英国を代表するテニス・シャツにフレッドペリーがあります。

 現行品はポルトガル製品と、日本人体系を考慮した日本製があるはずですが、日本製の方がやはりデザイン的に魅力を感じます。

 ただ、本国英国製も中古(以前所有していました。)のずんぐりむっくりした、野暮なシルエットも魅力的に思えるのは、名品の証と言えそうです。

 アンブロは1966年ワールドカップにおいて、16か国中15か国を支援した、名門ブランドです。

 残りの1か国はアスレタが支援したブラジルになるのでしょうが、そのペレも晩年はプーマではなくアンブロのスパイクを履いたほど、アンブロの先進性は当時から知られていました。

 アンブロがa創業当時は英国生産だったと推測しますが、さすがに現在はアジア生産に切り替えているはずです。

 もしアンブロが英国生産を一部で投入したならば、大きな話題になると思います。

 クラークスは英国工場を再稼働させ、商品の一部が英国産として納品されているようです。

 ルーツを知るには良い買い物になるかもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある店舗に傘を置き忘れて

2021-04-29 19:45:07 | 日記
 僕は今日、明日連休なので、雨降りの今日は出かける予定ではなかったのです。

 母から起きがけに

 「明日は留守番を頼みたい」
 「出かけるならば今日出かけてほしい」

 と伝言があり、出かけたというわけです。

 その際、ある店舗に「傘」を置き忘れたことに気づいて、慌てて車で戻った次第です。

 店に戻るまでおよそ5キロ、5,6分でしょうか、車を走らせている間、正直緊張しましたね。

 それは僕の傘が「前原」という、過去天皇陛下に献上していたブランドの品だからで、購入してから7年大切に扱ってきたためです。

 購入した品は入門編ですが、壊れる気配は全くありませんし、ビニール傘をその都度買うよりも、間違いなく賢い、良い買い物をしたと思っています。

 ですので、店舗の傘立てで再会(大袈裟ですね)できた時は、本当に安堵したのです。

 Jリーグに移籍した外国籍選手たちは、その多くが日本料理や四季の美しさ、そして日本人は親切だと語ります。

 特に選手たちが感嘆するのは

 1・日本で財布を紛失しても、手元に戻ってくる
 2・現金もクレジット・カードもそのままだ
 3・我が国ではそうもいかない

 というものです。

 でも、日本でも高級そうな傘があれば、自分の所有物でもないのに持ち去る人間はいますし、特殊詐欺や殺人、飲酒運転など警察の追跡に終わりはありません。

 近年は覚せい剤や麻薬の問題も根深く、Jリーグにこの影響が及ばない事を祈るばかりです。

 僕が傘を見つけた際に思ったのが

 「これは日本だから再会できたのだ」
 「諸外国ならば、この数分のうちに誰かが持ち去ったかもしれないな」

 というものです。

 Jリーグに参戦する外国籍選手の国籍も多様化してきましたし、彼らから故郷の話を聞いて、日本との違いを比較してもよさそうに思えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

出来る限りコストを考えています

2021-04-29 19:34:47 | 日記
 スーツを買う際は「吊るし」と呼ばれる既製服を買う以外に、注文服という選択肢もあります。

 それ以上に注目を集めているのが、上着とトラウザーのサイズを別々で購入できる「セットアップ・スーツ」があります。

 この呼び名、実は完全なる和製英語で、米国で「スーツ・セパレート」と呼ぶそうです。

 (参考資料 万来社 アメリカン・トラディショナルハンドブック)

 僕は今日、イタリアの生地メーカー「レダ」を用いたセットアップの「上着」の方だけを購入しました。

 それは今月上旬、トラウザーを既に購入していたためですが、上下普通に買えば6万円近くする形を、僕は修繕費を含めて1万円以下で購入出来ました。

 それはなぜかと言いますと

 1・上下いずれも2季前の品だから
 2・色が緑がかったチャコールグレイという、独特の代物だから
 3・トラウザーのポケットはメッシュが施されており、着用する期間が春先から初夏、初秋くらいまでに限られるため

 という明確な理由があるためです。

 僕は服飾、服飾本を買うことが大好きですが、自分で勝手にサラリーキャップを考え、この品はこのくらいで買えたらよいなあと思案しています。

 オーストラリア「Aリーグ」のように、マーキー・プレイヤーに匹敵するような形で上限オーバーの時もありますが、それも例外に近い形であり、出来る限り節約と貯蓄を考えています。

 バルセロナの財務が良くないのは、コストを考慮しなかった面はあるでしょう。

 それはデンベレのように故障の多さが知られている選手を獲得する、という単純な形ではなく、ガーナ代表のボアテングのように、誰が考えても不可解だ、と言う獲得にもあります。

 これは彼が実力が無いという意味ではありません。

 彼の長所がバルセロナでは活用されないであろうにも関わらず、彼を獲得したという形にあるわけです。

 ネイマールが復帰しても、コスト、報酬額と契約年数はシビアになるのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去と現在で異なる言葉

2021-04-28 23:03:08 | 日記
 僕の祖母は随分前に他界しましたが、生前今では明らかに人権侵害当たる言葉

 つんぼ(耳が不自由であること)
 びっこを引く(脚が不自由ため、引きずるようにあること)

 を平気で用いていました。

 と言いましても祖母に悪気、そしこれらが侮蔑的であるという認識はなかったに違いありません。

 何故なら明治40年生まれの祖母は、今とは比較ににならないくらい女性の地位が低い中で懸命に生き、同時に周囲もまた上記の言葉を日常的に用いていたためです。

 そう、今では人権侵害に相当する言葉も、時代によっては皆が用いる何気ない言葉だったんですね。

 当時はまさに日本の富国強兵のさなかであり、祖母は長野県諏訪市にある製糸工場で働き、些細な事で落ち込んでいては生きていけないと悟っていたに違いありません。

 かつてルイス・アラゴネスがホセ・レジェスに向かって、スペイン代表合宿中に

 「おいレジェス。あの黒んぼよりも優れていることを証明してみせろ」

 と話かけて大問題となりました。

 ルイス・アラゴネスが指摘した黒んぼとは、フランス代表のティエリ・アンリであり、当然彼はアラゴネスの発言に失望しました。

 アラゴネスは2008年欧州選手権でスペインを優勝に導いた立役者であり、中盤にばブラジルから帰化した「黒んぼ」であるマルコス・セナが抜群の存在感を見せました。

 セナを重用したアラゴネスが、どうして「黒んぼ」という言葉を用いてしまったのでしょうか。

 彼を慕うカメルーン代表のサミュエル・エトーが擁護したように、彼に悪意はなくレジェスに「ハッパ」をかけただけという見方もできます。

 それ以上に、アラゴネスの若き日は黒人選手を「黒んぼ」と呼ぶのが日常であり、だからこそ簡単に口に出してしまった、というかたちではないでしょうか。

 そう、アラゴネスは日々の「習慣」に基づいただけのことで、アンリを含む黒人、黄色人種をけなす、侮辱することを考えてはいなかったようにおもいます。

 ただ、それが日常的であった時代の方が、むしろ問題であり肩身の狭い方はさぞ息苦しいと感じたでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お金それはプロにとって不可欠ですが

2021-04-28 20:48:46 | 日記
 スーパーリーグ構想に一度は合意したものの、訂正や謝罪に追い込まれたクラブたち。
 
 彼らは今後もチャンピオンズ・リーグとヨーロッパ・リーグにおける欧州遠征、そして国内リーグで敵地に出かけるたびに、痛烈な罵声を浴びることになるのでしょうか。

 でも改めて考えますと、リーグの構想を立ち上げ承認したのは、選手ではなくフロントや会長たち、つまり経営者たちですよね。

 従ってそのクラブに在籍しているから、という理由で選手に避難の声が殺到することは、僕個人は不適切な行為と思います。

 ただ、現行のチャンピオンズ・リーグでも試合過多と言う声があるにもかかわらず、UEFAは

 チャンピオンズ・リーグ出場クラブを、32クラブから36クラブへ増加
 より均等に、開かれた存在へ発展

 という声明文を発表しました。

 ただ、これによって試合数が更に増加し、これらのクラブに在籍の選手は代表選手ですから、年がら年中サッカーをすることとなり、本当に一息つく時間もなく、ボールを追わねばなりません。

 ヨーロッパ・スーパーリーグ構想は、この

 我々はUEFAによって搾取されている
 金銭の取り分の多くをUEFAがかなり牛耳っており、メリットが多くない
 従って我々が独自で企画する必要がある

 という概念の下で、合意に至ったということですよ。

 なるほど、一気に相手を叩く、批判するのではなく、一度冷静になってから発起人のペレスを軸とする、12クラブの意見を聞くと、改めて眼に見えない彼らの考えが見えてきます。

 日本でも村井チェアマンが無観客の補填を政府に進言すると認め、Jリーグも興行として帰路に立たされています。

 やはりプロ以上である以上、資金が大切なのは当然ですが、リーグの発展のためかどうかは、皆で考えるべきでしょうね。

 政府が村井チェアマンの声をどう捉えるか、まだその反応は帰ってきてはいないようですが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする