塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アーリン・ハーランド、既にプレミアを席捲し始める

2022-08-30 05:16:52 | 日記
 4試合で6得点。

 マンチェスター・シティに在籍するアーリン・ハーランドが、移籍初年度から爆発的な活躍を予感させはじめ、他のクラブがすでに警戒し始めています。

 マンチェスター・シティは2012シーズンから都合10年、アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロがその重責を見事果たしたわけですが、ハーランドの在籍により、やはり無効10年シティはセンター・フォワードの補強を考えなくてもよいと思います。

 彼が移籍を明言しない
 故障やレッドカードに代表される、カード・トラブルに見舞われない

 という条件付きではありますが。

 フランス代表のキリアン・エムバッペとともに、今後FIFAバロンドールの受賞を分け合うに違いないと囁かれるハーランドですが、彼の決断を考慮しますとエムバッペの選択がどこか奇異に見えてきます。

 プレミア・リーグは今季昇格したノッティンガム・フォレスト、またはレスター・シティやウオルバー・ハンプトンのような地方クラブでも、どんどん資金を費やして補強をしテレビマネーの分配が桁外れなプレミア・リーグ残留を目指します。

 従ってリーグ戦のレベルは実に拮抗しており、リバプールやチェルシーのような近年のチャンピオンズ・リーグ優勝クラブでさえ、たやすく勝利できる試合はほぼないといえます。

 しかしリーグ1はモンペリエやアジャクシオなど、地方クラブも奮闘、健闘はしますが、財務と戦力だけを考慮すればパリ・サンジェルマンの優位性はまるで動かず、極端な緊張は強いられないように見えませんか。

 エムバッペの残留にはニコラ・サルコジ、エマニュエル・マクロンというふたりの大統領経験者の発言も関与している、とささやかれていますが、エムバッペのパリ・サンジェルマン残留がもし彼の成長や志にマイナスの影響を与えるならば、それは考えるべき事柄、ではないでしょうか。
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セルティック・グラスゴーの歴史の中で

2022-08-30 05:06:14 | 日記
 セルティック・グラスゴーの歴史において、重要な役割を今でも果たしている選手たちがいます。

 まずは1967年、当時「グランデ」と畏怖されたインテル・ミラノを3-1で撃破し、スコットランドに初めてUEFAチャンピオンズ・カップをもたらした通称「リスボン・ライオンズ」と讃えられた選手たちがそうですね。

 決勝の地がポルトガルのリスボンだったことが由来ですが、当時のインテル・ミラノはジャチンド・ファケッティを軸に精鋭ぞろいの強豪だったこともあり、優勝の感慨深さは相当だったと思います。

 そしてヘンリク・ラーション。

 このスウエーデン代表は2022年の現在でも、恐らくセルティック・グラスゴーの歴史上、一番その存在を知られる外国籍選手ではないでしょうか。

 よく中村俊輔が彼と対比され

 「中村は素晴らしいがまだラーションの域には及ばないよ」
 「ラーションは今でも私たちの心にいるよ」

 とファンが語るほど敬愛された存在でした。

 ラーションは7年セルティックに在籍しましたが、スコットランドという小規模なリーグ運営の中で7年という歳月はやはり長期になります。

 その間、ラーションには移籍の検討もあったと思いますが、とどまり続けたことでファンが信頼し続けたこと、そこには結果もついてきたわけですが、大きな存在となったはずです。

 中村俊輔もヘンリク・ラーション同様に大きな役割を果たしました。

 特に2006-07シーズン、UEFAチャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦、ホームのセルティック・パークで魅せたフリーキックは、宿敵のレンジャーズ・グラスゴーのファンでさえ納得する一撃で、セルティック・ファンを狂喜させたものです。

 彼らと同じ道のりを古橋享吾が歩んでいるとすれば、それは彼にとって幸運な出来事ではないでしょうか。

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価格が魅力なプライベート・ブランド

2022-08-29 21:49:37 | 日記
 スーパーマーケットの多くは、自社企画の商品「プライベート・ブランド」の比率を増やしています。

 たとえば我が家から一番近いスーパーマーケットは西友になりますが、西友では「みなさまのお墨付き」と呼ばれる、消費者テストとアンケートで上位に残った品のみを商品化し、定期的に味や価格、縫製を見直していると聞きました。

 物価が上昇し続けている中、さらにプライベート・ブランドの規模は拡大するでしょうし、ホームセンターもプライベート・ブランドに注視しています。

 僕が髭剃りで用いている泡洗顔料は、洗顔と髭剃りが同時にできる優れものですが、これはホームセンターのD2(DCMグループ」のオリジナルですが、使い勝手は抜群でナショナル・ブランドよりも肌に優しいというすごい代物です。

 たとえばスニーカーでも大手のABCマートはヴァンズをプライベート・ブランドにしていますよね。

 長野市にはチェーン店である「シューマート」もありますが、ヴァンズの仕入れだけはできません。
 
 その差別化のせいか、ABCマートの「サッカニー」に対して「ブルックス」の扱いを始めたことが印象的なのですが、それだけ競争が厳しいということになります。

 AC長野パルセイロ。湘南ベルマーレなどJリーグクラブを支援するペナルティですが、輸入代理店であるウイン・スポーツが、本国ブラジルから正式にビジネスの権利を買い取り、既にプライベート・ブランドとして確立するようになりました。

 ペナルティは過去、サントスやサンパウロのスポンサーであり、ブラジルではトッパーと並ぶ老舗としての位置づけでしたが、ウイン・スポーツはむしろ「モダン」な形で商品展開を増やしています。

 アスレタもそうですが、今後は老舗が独自展開を日本で行う可能性は高まっているように感じますね。
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アディダス・ジャパンが日本代表ジャージを発表する

2022-08-29 21:19:04 | 日記
 アディダス・ジャパンが正式に、日本代表の最新ジャージを公表しました。

 題材は韓日ワールドカップから発想を得たとされる「オリガミ」であり、従来のジャパンブルーよりは透明度の高い色彩が印象的ですね。

 僕はむしろアウエイ・ジャージの色彩が新鮮に思えますが、アディダス・ジャパンは2004年に「稲穂」を題材に「ベージュ」をアウエイに採用したことがありますが、パンツにブラックを用いるという発想は今回が初めてになります。

 また専門サイト「QOLY」によれば、日の丸を背後(今回はネック裏に施されています)に配置するのは2008年以来らしく、色彩とデザインともにアディダス・ジャパンが考え抜いた結晶が、この形に集約されているわけです。

 アディダス・ジャパンがいつからデザインを考え始めるのか、定かではありませんがこの新しい「黒」の色彩は、森保一日本代表監督が影響を与えたように思います。

 周知のように森保監督は日本人指揮官として初めて、予選突破から本大会を指揮する初めての人物となります。

 岡田武史日本代表監督の場合

 1998年は加茂周日本代表監督更迭を受けての指揮官就任
 2010年は脳梗塞で倒れたイビチャ・オシムの後任人事

 という、自分が希望したわけではない、野球でいう「ピンチヒッター」としての側面が強いものでした。

 岡田さんの際はまだ指揮系統の実績ないうえに、1998年は初出場や3戦敗北など周囲がヒステリックになりすぎ、ご家族も含めて警察が出動する形にさえなりました。

 つまり森保監督の存在は、今後日本サッカー協会が監督を選ぶ際、大きな楔となるでしょうしJクラブで結果を残した監督(川崎フロンターレの鬼木さんはそうですね)の推挙につながるのではにでしょうか。

 いよいよ本番は近づいてきた証拠でもある、新作ジャージの登場ですね。
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古橋享吾、セルティックで大爆発

2022-08-29 21:01:46 | 日記
 日本代表選手たちとセルティック・グラスゴーの関係性は、中村俊輔の時代から非常に良好と思えます。

 よほど彼らと相性が良いのか、特に古橋享吾はこのままの体調を維持できた歳、スコットランド・プレミアリーグで得点王に輝く可能性すらあるでしょうね。

 古橋は自分でも怪我が多いことを気にしているでしょうが、それでも移籍初年度から20得点を得たことは、それだけでセルティックのファンを驚かせ、アンジェ・ポステコグルーに安心感という地位の安泰を与えたと思います。

 2021-22シーズンは、プレミア・リーグのスパーズに在籍する韓国代表のソン・フンミンが得点王に輝くという、素晴らしいシーズンを過ごしました。

 イングランドとスコットランドではリーグの規模が異なりますから、仮に古橋が得点王に輝いたとしても、幾分差し引いて考えるべき画と言えばそんなことはないでしょう。

 どんな小規模なリーグであれ

 1・外国籍の選手がクラブ、街に溶け込むこと
 2・契約解除金に見合う結果を初年度から達成すること
 3・ましてや素晴らしい個人成績を得ること

 は、たやすいことではありませんしね。

 例えばJリーグでMVPを獲得した外国籍選手、1994年のペレイラや1995年のドラガン・ストイコビッチ、2007年のロブソン・ポンテにしても、シーズン通じて活躍できるとは考えていなかったと思いますよ。

 それはサッカーが主審がさばき、コンタクトプレイが避けられないためであり、レッドカードの危険性と怪我を考慮すれば、生まれたてのリーグとはいえ絶えず緊張感を抱いていたに違いないからです。

 まだ開幕してまもないのに、シーズン閉幕時のことを考えてはいけませんが、古橋の好調さは日本代表にとってもよい影響があるのではないでしょうか。
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