前回はローマの「スペイン広場」と「トレビの泉」についてお伝えしましたが、今日は、ローマの定番スポットといわれるコースから「サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂(教会)」についてお伝えします。
この教会は、トレビの泉から歩いて15分くらいの距離にあるようです。
イタリアには、ここと同じ名前の教会があるそうですから、厄介ですね。
もっとも、「聖なるマリアに捧げられた聖堂」という意味だそうですから、どこそこの「サンタ・マリア・マッジョーレ」教会があるのは当たり前なのかも知れませんね。
ローマ以外では、フィレンツェ、ナポリ、ベルガモ、ラヴェンナにあるそうです。
小生は、ベルガモとラヴェンナは行ってませんが、訪問したローマもフィレンツェもナポリもこういう教会があったことさえ知りませんでした。(呆れてものが言えない!と言われそうですね。)
さて、ローマのサンタ・マリア・マッジョーレ教会は、ローマの四大パシリカ(古代ローマ様式の聖堂)の一つで、しかも、古代の構造を残している唯一の建築物だそうです。
そして、もう一つの売り(特徴)が、聖母マリアに捧げられた聖堂の中で、ここが世界で最大のものであるという点です。
さらに、旅のパンフには、『当時の教皇の夢に聖母マリアが現れ「雪の降った場所に教会を建てるように」と告げた後、真夏に雪が降ったため、教皇自ら提案したという伝説が残る。』と書いてありますが、何だかよく分からない話ですね。
「真夏に雪が降る」なんて、とても信じられませんが、「神様・仏様は神秘的なんだ!から常識は通用しない。」ということでしょうか?
この教会の近くには、ミケランジェロが設計(古代ローマの浴場を大胆活用)したサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会や、「円盤投げの青年」などの古代ローマ時代の彫刻があるマッシモ宮(博物館)、イタリア統一(1861年)を記念して建設された「共和国広場」などがあるそうです。
今日は、ローマの四大教会の一つ「サンタ・マリア・マッジョーレ教会」とその近辺の見所についてお伝えしました。