mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ローマの観光コース

2009年09月26日 | 旅行記

 しばらく旅行というテーマを離れていましたが、今日は、ローマ観光の定番コースといわれている見所の続きを紹介します。

 前回では、「サンタ・マリア・マッジョーレ教会」の話をしましたので、「ヴェネツィア広場」と「カピトリ-ノ美術館」そして、できれば「コロッセオ」について報告したいと思います。

 コロッセオは、皆さんご存じのように古代ローマ繁栄の象徴と言われておりますが、小生は、「バカに大きく汚い建物だな!」という印象が強く残っており、建物自体は。バスからの見学となりました。

 皇帝ウエスバシアヌス治世の紀元75年に建設が始まり、ネロ帝の黄金宮殿の庭園にあった人工池の跡地に作ったため、基礎工事がいらないとはいえ、80年には「闘技場」として使ったそうですから、随分と気が早いものです。

 大きさは、5万人収容と言いますから、今の野球場やサッカー場くらいだったのでしょうか?長径188㍍、短径156㍍、高さ48㍍、外周527㍍といいますから、その大きさに驚きです。

 また、今から2000年あまり前にそんな巨大な競技場ができる技術を持っていたことも驚きですね。

 ところで、建設の目的は何だったのでしょうか?

 もちろん、「娯楽」でしょうね。温泉施設とコロッセオのような競技場が国民の娯楽施設だと言うのですから、当時の皇帝は、私達と同じ発想を持っていたことになります。

 しかし、コロッセオでは現代では考えられないような残酷なことをやっていたようです。

 捕虜や奴隷が剣闘士になって、どちらか死ぬまで戦ったそうですから、残酷なものです。

 もちろん、勝者には多大な栄誉と自由が与えられた、と言うことですが、まるで、それを「餌」に戦う動物のようで、人間性を忘れた行為であると言わざるを得ません。

 こんなことを書いていましたら、畑に水をやる時間がきてしまいました。

 ヴェネツィア広場、カピトリ-ノ美術館などとコロッセオの続きは、次回にしたいと思います。