mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

旧ユーゴスラビア4か国の旅<グラーツからユリアンアルプスの瞳ブレッド湖へ>

2017年12月20日 | 旅行記
 ◆ グラーツからユリアンアルプスの瞳ブレッド湖へ

<Mugiko>
 目覚ましの時計のためか?興奮していたのか?夕べは良く眠れなかったわね。
<Mugio>
 ああ!そうだね。でも、これから楽しいことが一杯待っていると思うと、気持ちが弾むものだね。
 そうだ!「無事、到着した。」と電話をしておこう。今、6時30分だから日本では19時30分ということだね。
 それにしても、この携帯電話は便利だね。日本の番号とか0を省力するとかを考える必要がないのだから。単に登録してある番号を押すだけで電話が勝手に判断してつないでくれるからね。
<Mugiko>
 機械音痴の二人にはピッタリだわね。お姉さんが出たの?私にも話をさせてね。
<Mugio>
 さて、朝食でも食べに行こうか!?6時30分からホテルのE階だったね。おっと、その前にスーツケースの整理が先か?本当に慌ただしいネ。
<Mugiko>
 仕方がないと思うわ。若い人向きにできているツアーかも知れないから。

 <おいしそうな朝食>


<Mugio>
 レストランに入るのにチケットは必要なかった。
 私たちの席は、グループとして決まっているようだね。
 ご覧のように、ハム、ソーセージ、卵などで、ヨーロッパのホテルは「こんなもの」と割り切っていたためか、味の方は「まあまあ」という感じだったね。
<Mugiko>
 さぁ、急がないと!出発まで1時間もないわ。
<Mugio>
 鍵のカードはフロントに返すことを忘れちゃいけないな。バスも公平を期するためグループ分けしていてAさんがしている席に座るということだよ。
 それでも、席には一人で2席を使える余裕があるから楽ちんだね。
<Mugiko>
 ブレッド湖まで約220㎞ということだけれど、私はバスに揺られていることが苦痛じゃないわ。というより、日本にはない景色が見られて楽しい!といった方が良いくらいね。

 <国境の検問所>


 <高速道のSA>


<Mugio>
 上の写真は、EUに加盟する前に設けられていて、パスポートなどを審査する検問所だと思うけれど、今はフリーパスになっているね。
 また、下の写真は、9時30分くらいに撮影したサービスエリアで、ここでトイレ休憩です。
<Mugiko>
 何だか、ブレッド湖につく前のつまらない話が長くて申し訳ない気持ちよ。ブレッド湖には何時についたのかしら?
<Mugio>
 SAから約1時間、10時30分過ぎについて、天気にも恵まれて「絵のように美しい」といわれるブレッド湖を十分堪能することができたね。

 <ユリアンアルプスの瞳>


 <ブレッド湖に浮かぶボート>


<Mugiko>
 こうして湖に到着して、まず、湖のボート乗り場に向かったのですが、期待していた以上に美しい湖にびっくりしてしまったわ。
 そして、ガイドのピザルカさんが待っていて、一緒に手漕ぎボートでブレッド湖の中央にある島に向かいました。
<Mugio>
 最初は、どうしてボートに乗るのかな?と思ったけれど、島に聖マリアという教会(聖母被昇天教会)があるということだね。

 <どなたの別荘?>


 <ボートの帆先>


<Mugiko>
 「どなたの別荘?」は、ボートに乗る前に撮影したものだけれど、旧ユーゴスラビアのチトー大統領の別荘では?
<Mugio>
 違うみたいだね。元大統領の別荘は、現在、ホテルとして使われているそうだ。
 ところで、写真の奥に見える山々は、ユリアンアルプスの最高峰(2864m)トリグラフ山系みたいだね。
 ボートには二艘に分かれて乗って、「ボートの舳先」の奥に見える島に向かいました。
<Mugko>
 ねえ、ねえ!教会には、1534年に建てられたという鐘があって、その鐘には亡くなった夫の蘇生を願っ鐘を湖に投じたけれども、願いは叶えられなかった、という悲しい話が残っているそうよ。
 そして、現代では面白い話になっているのよ。船着き場から教会に行くには99段の石段があって、結婚式を挙げるカップルがこの階段を上るときに新郎は花嫁を抱えて上るそうよ。 また、この鐘を鳴らすと願いが叶う!と伝えられているから私たちも祈願しましょう!
<Mugio>
 君を抱っこするなんて恐ろしいな!俺にはできそうにないよ。

 <ブレッド湖の瞳>


 <教会の階段が!>


<Mugiko>
 船が島に近づくにつれて「きれいな島で素晴らしいな!」と思ったけれど、この島というか教会の由来を知っているの?
<Mugio>
 教会ができたのは、8世紀から9世紀で、17世紀に現在の白い塔を持つバロック様式の教会に改築されたということだね。
 さあ、島の階段を二人で登りたいな!


 <この続きは、教会の様子を多くの写真で掲載する予定です。それではこの辺で失礼します。>