mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ローマ:スペイン広場など

2009年09月13日 | 旅行記

 前回、ローマの見所についてお伝えしましたので、今日は、その一つである「スペイン広場」についてお伝えします。

 スペイン広場は、ローマの休日という映画でオードリー・ヘップバーン演じるアン王女がジェラート(日本のアイスミルクみたいなもの)をなめながら階段を下りてくるシーンとして使われました。

 ローマ観光のスタート地点として世界中から観光客が集まってきます。

 もちろん、小生たちも訪問しましたが、「人が多くて、この階段は、いったいなんだろう?それに、どこが広場なのか?」という感慨と疑問が湧いてきました。

 もちろん、ローマの休日は知っていましたが、第一印象はそんな感じででした。

 ところで、ここはローマなのにどうして「スペイン広場」というのかな?と思っていましたが、近くにスペイン大使館があったことから、そう呼ばれるようになったということです。

 階段の上には、対の鐘楼が印象的な教会(トリニタ・ディ・モンティ教会)がありますが、残念ながら「ゆっくり」見る余裕がありませんでした。

 さて、次に「トレビの泉」ですが、ここもやたらと人が多く「何が何だか分からない」うちに見学終了となってしまったような気がします。

 ここは、ポーリ宮殿の壁と一体となっており、ポセイドンとデメテル、フュギエイヤの彫刻があります。

 皆さんご存じのように、ここで後ろ向きにコインを投げ入れると、願いが叶う、という言い伝えがあります。

 コイン一枚では再びローマに来ることができ、二枚では大切な人と永遠に一緒にいることができる、というものです。

 そして、三枚では恋人や夫・妻と別れることができる、というのです。

 お前は何枚投げたのか?「もちろん、二枚です。」と言いたいのですが、忘れてしまいました。

 今日は、ローマについてお伝えしました。 


イタリアの魅力:ローマ

2009年09月11日 | 旅行記

 今年は海外旅行に行けないためか、ヨーロッパのことが気にかかります。

 しかも、JTB旅物語さんと阪急交通さんが「これでもか、これでもか」と暑い冊子を毎月、送ってきます。

 「見てはいけない」と自戒しているのですが、「自壊」しそうで恐いくらいです。

 ここで、それではまた、「次回」お会いしましょう」なんて言ったら・・・

 「くだらない!」とお叱りを頂戴しそうですね。

 そこで、最近は、旅行記の整理に勤しんでいるのですが、作業中に頭の隅を阪急交通さんの「とっておき南イタリア・シチリア島の旅8」がよぎりました。

 「あぁ、これから、スペインと南イタリアの整理か!多少(ではなく大いにかな?)厄介だな!」と思ったのですが、旅行記を仕上げるには、訪問国の歴史や文化、人物などを知っておくことが必要なことを思い出したのです。

 スペインとイタリアですが、どちらも古い歴史と文化があり、そして、そこには戦いがありました。

 でも、それを旅行記で記述することは、小生の能力では、無理があると思い、いつも悩みの種になっています。

 では、どうするか?ですが、「知ったかぶり」をして断片的に記述するしかないと思います。内容が間違っていたり、正確ではない場合が多々あると思いますが、ご容赦願います。

 ところで、イタリアとスペインは、ヨーロッパでも「旅行におすすめの国」だという話を良く聞きますが、小生は、「スペインは、レコンキスタという歴史があり、そのため、キリスト教とイスラム教が共存する教会などもあり、興味津々だった。」のですが、イマイチでした。(暑い8月に行ったから、印象が悪いのかもしれません。サクラダファミリアやアルハンブラ宮殿など、素晴らしい!ものがたくさんあります。)

 などと言ってますが、訪問地のことを勉強していないことと駆け足で見学することが、その原因になっているのかもしれません。

 例えば、イタリアには二度訪問していますが、最初に行ったローマなどは、本当に駆け足で「バチカン」や「トレビの泉」「スペイン広場」「真実の口」などを駆け足で見ただけでした。

 8日間でローマ、フィレンツェ、ベネツィア、ミラノを廻ったのですから、ゆっくり見学できないのが当然なのでしょうね。

 やはり、ローマだけを五日間見るとか、そういう時間のゆとりが大切だと感じるようになりました。

 ローマの見所ですか?旅行雑誌では、おすすめコースとして「スペイン広場」「トレビの泉」「サンタ・マリア・マッジョーレ教会」「ヴェネツィア広場」「カピトリーノ美術館」「コロッセオ」「フォロ・ロマーノ」そして「サンタ・マリア・イン・コスメディン教会」だそうです。

 このうち、お前が行ったのはどこか?と言うことになりますが、舌を噛みそうな教会は、両方とも行っていないと思うのですが、コスメディン教会は「真実の口」がある教会だそうですから、行ったことになると思います。

 また、コロッセオやフォロ・ロマーノは、バスの中からの見学だったと思いますし、「ローマの休日」でお馴染みの場所は、個人的に行った場所があります。

 まぁ、いずれにしても、次回には自戒を込めて「ゆっくり」とローマを見学したいものです。

 今日は、ローマと「じかい」についてお伝えしました。


不安な時代の人生読本

2009年09月10日 | 人生

 久しぶりに本を読む時間ができました。

 と言うと「嘘」になりますが、ここのところ、ユーラシア旅行社から高尚な冊子をいただき、また、たまには「心の栄養」が欲しいと思い、今日は、適当な本を探しました。

 しかし、なかなか見つからないものです。

 仕方がないから、昨日、作業(ラッキョウ、水菜、大根など)した畑へ行って、水やりをしようかと考えたのですが、「朝夕は涼しいが、昼間は暑くて厳しいな!」と小生の甘い心が囁くものですから、これも、「かみさんが帰ってきてからにするか!」と先送りにしてしまいました。

 でも、「夕方の水やり」は、メタボ解消を目指して毎日の日課にしている「散歩」の時間がなくなることを意味しています。

 それはともかく、先ほど、心の栄養をとってきましたので、その話をさせていただきます。

 また、文芸春秋だろう?と言われそうですが、まさに、その通りで、10月号に今日のタイトルである「不安な時代の人生読本」という特別企画がありました。

 最初は、お茶の水女子大学名誉教授の外山滋比古(とやましげひこ)さんで、「あなたを救う『忘れる力』」で、副題に「ベストセラー『思考生理学』著者が説く人生の後半を輝かせる秘訣」という説明がついていました。

 小生は、精読できませんでしたが、江戸時代の儒学者、佐藤一斉の言葉を引用して「壮にして学べば」をすすめている部分が印象的でした。

 佐藤一斉の言葉は、次のようです。

 少にして学べば、即ち壮にして為すあり。

 壮にして学べば、即ち老いて衰えず。

 老いて学べば、即ち死して朽ちず。

 と言うものですが、外山先生は、このうちの「壮にして学べば」をすすめて、「壮にして学べば」というのは、「中年になれば、人生後半のために、もう一度、新しいことを勉強するなり、新しいことを始めるべきだという意味だろう。」と説明しています。

 これは、先生が「現在、85歳であり、80歳はごく自然に通過した覚えがあるが、もっとも難しいのは、定年間近の60歳前後を乗り切ることだった」と述べていることから、ちょうどこの年齢に達した私達、団塊世代への激励のメッセージなのでは?と感じたものです。

 まぁ、いわば、人生の秋を迎えた時に、人は何をすべきなのかという問いかけなのでしょうが、小生にとっては、答が見つからない難しい問題でした。

 さて、二人目は、皆さん、ご存じの「養老孟子(ようろうたけし)」さんです。

 「一度は田舎に帰って畑を耕そう」というタイトルで、副題が「お金など当てにならない。自然こそ大切な資産だ」となっています。

 内容の紹介は、省略したいと思いますが、「我々にはどれだけの財産が残されているか、まず計算すべき」で「子孫に残せる財産は、農地、森林、自然環境しかない」と強調している点が印象的でした。

 もう一つは、加藤タキ(かとうたき)さんと勝間和代(かつまかずよ)さんの対談形式の人生読本で「女が還暦で輝くための10年計画」というタイトルがついています。

 これについても、大変申し訳ありませんが、内容の紹介はいたしませんが、是非、文芸春秋を読んでみて下さい。

 今日は、不安な時代の人生読本についてお伝えしました。

 

 


イランはどこへ

2009年09月07日 | 旅行記

 もうだいぶ前になりますが、、小生のHPとリンクしているAliceさんのHPを見ていましたら、旅行会社の評価がでていました。

 どんなことが書いてあるのか興味津々でしたが、評価されている旅行会社は、JTB、近畿日本ツーリスト、日本旅行、HIS、タビックスなどが載っていました。

 ところが、小生が知らない旅行会社(名前は聞いたことがあります)ユーラシア旅行社が最高の評価だったのです。

 そこで、どんな会社だろうとネットでアクセスしてみたのですが、ツアーの種類と行き先の多さ、そして、他の旅行会社では行かないような小さな町や村を丁寧に廻る、日数が20日間など超長期があるなど、とても興味深いものでした。

 難点は、お値段が高めかな?という点ですが、会社の説明では、OPがないとか、サーチャージが入っている?とかで他社と良く比較していただければ、決して高くはない、というものです。

 でも、小生のように長くツアーを使っている人間からしますと、安い方が良いのですが、ツアーの中身が問題なのです。

 何処の会社でも行くようなツアーは、敬遠したいというのが最近の心境なのです。

 その意味では、JTBグランドツアーもそういう点を意識して人数制限(15人)や通常のツアーでは行くことがない場所に行くなど客の心を掴もうとしているようですが、ここも難点は、「超高額」なことです。

 なんだか話が旅行会社の評価になってしまいましたが、今日、いいたいことは、評価ではなく、「ユーラシア旅行社」の存在を知って、ネットでパンフの提供をお願いしたところ、数日前に分厚い本が3冊届いたことです。

 このブログを読んでる方からすれば、「なんだ、それだけの話しか?」となるのですが、この後に本論があるのです。

 分厚い3冊、と言いましたが、分厚いのは、1冊で(まだ読んでおりません)、文化の香りが漂うような高尚な本のような気がします。

 でも、今日の話は、残りの2冊にあった記事です。

 この冊子のタイトルは、「EURASIA」で、毎月、発行されているようで、この会社の海外旅行案内(パンフ)になっています。

 この種のパンフは、JTB旅物語さんや阪急交通さんでも毎月、送ってきますが、ユーラシアさんのものは、とてもコンパクトでその巻頭に有名人の投稿があることが特徴です。

 このように書きますと、またまた、パンフの比較のようですが、そうではなく、ユーラシアさんの10月号に「イランはどこへ」が載っていたのです。

 10月号には、この他に「マザッチョの生家 サン・ジョヴァンニ・ヴァルダルノ」と「エジプト500年の時の扉を開く」が掲載されていました。

 「イランはどこへ」の文章を書いたのは、国際的評価も高い写真家の野町和嘉さんです。

 A4で写真付きの文章で、2ページに渡るものですから全文を紹介することはできませんが、要約すると次のようです。

 「大統領選挙の不正疑惑をきっかけに、神の国イランが激しく揺れている。

 今から30年前、民衆は、王の取り巻きだけが肥え太り、これを批判すると、容赦のない取り締まりがあったが、そうした不満が爆発し、イスラム革命が成立し、王制を倒した。

 革命は、ホメイニー氏を民衆の救世主として登場させたが、彼はアメリカと国交を断絶し、ベール着用をはじめとした厳格なイスラーム法を徹底させた。

 だが、民衆の期待とは裏腹に、厳格なイスラーム体制は、民主主義どころか、イスラームの名の下に民衆の自由や権利を大幅に制限する独裁政権へと変貌してしまった。

 その一方で、隣国、イラクとの8年に及んだ戦争を乗り切ったことで政権は安定し、中東一の治安を誇っているが、西欧諸国と距離を置いているため、開発が遅れ、古き良きペルシャ文化は暮らしの中に受け継がれていた。

 だが、30年という時間は、若者が大半を占めることから世相を大幅に変えた。

 強調される熱烈な集団礼拝とは裏腹に、イラン国民は、さほどイスラーム信仰に濃密な民族ではなく、特に、都市部でその傾向が強く、日々、礼拝をしない人々が実に多いことに驚かされる。

 イスラームの名の下に締め付けが強化される一方で、聖職者、保守層が特権階層を形成していることは広く知れ渡っている。

 都市部の住民の多くは、聖職者による体制にノーを突きつけたいのであるが、「反体制の烙印による弾圧が容赦のないもの」であるため慎重になっている。

 現政権が失墜した権威を回復し、民衆をどう束ねるのか、注目したい。」

 というものです。

 まぁ、新聞紙上で取りざたされている「核保有」や「反米」は事実で、そこが強調されがちですが、国民は、政権が変わるたびに「いじめられて、貧しい生活を強いられている。」ということではないでしょうか?

 逆の言い方をすれば、国をになう人々が暴力(警察や軍隊)や宗教を統治の道具に使って人民の生活や自由を制限して、自分達は「良い生活」をしているということなのでしょう。

 これは、ソ連を中心とする共産主義諸国が崩壊したときの話とまったく同じではないでしょうか。

 その「イランがどこへ行くのか」分かりませんが、野町さんが言いたかったのは、旅行者へのメッセージと考えれば、クレジットカードが使えず、マクドナルドもスターバックスもない「情緒溢れた古き良く時代を行くイラン」を今のうちに見ておきなさい!ということかも知れません。


トマトケチャップ料理

2009年09月04日 | 食・レシピ

 今日は、ブログの題材が頭に浮かんでこなくて、どうしようかな!と思っていました。

 こういうときは、無理に投稿しない方がよいのですが、前の記事を読んでいましたら、トマトケチャップの経験談を報告することになっていました。

 早速、試したのか?と言われそうですが、昨日、質の良い国産のトマトを使ったケチャップを買ってきました。

 何を作ったのか?昨日の夕飯は、NHKで放映していましたピラフを作りたいと思ったのですが、かみさんが強行に反対するのです。

 何を反対していると思いますか?ピラフが嫌いなのではありません。残りご飯を炒めた自己流チャーハンなど、炒めご飯類は大好物です。

 ピラフの材料に抵抗があったのです。トマトケチャップ自体に抵抗があるのに、そこに「オレンジジュース」を加えるとあったからです。

 かみさんの反対にあっては、小生も強行できませんので、これに似たものを探したのですが、「炊き込みご飯」がありました。

 材料は、米(3合)人参、ゴボウ、マイタケ、それに、味付けにトマトケチャップ(大さじ3杯)、醤油(大さじ2杯)、塩(小さじ4分の1)となっておりましたが、小生の心が「これでは味気ない!」と囁くものですから、これに鶏肉(唐揚げ用のものを3分の1くらいに切る。量はお好みである。)を加えました。

 作り方は、極めて簡単で、米に水を電気釜の表示より少なめ(3合分)にし、そこに指定された量のケチャップ、醤油、塩を加え、よく混ぜます。

 その上に人参、ゴボウ、マイタケ、鶏肉をおいて、後は、電気をONして、出来上がりです。

 肝心の味ですが、超美味という表現がぴったりな味で、「試して合点」に嘘はなかったですね。

 そして、翌日、今度は「みそ汁」の「だし」にケチャップを使ったのですが、こちらは、「うん?」という感じでした。

 怖がってケチャップの量を少な目にしたのが原因でしょうか。

 明日、また挑戦します。

 今日は、トマトケチャップの結果についてお伝えしました。