手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

沖縄本土復帰から40年・・・・・

2012-05-16 19:19:29 | 無題
 沖縄の本土復帰・・・アメリカの占領から返還・・・まだ40年なのだ。

 普天間飛行場の返還問題だけが沖縄に残された問題みたいに思い違いする向きもある。一時普天間の辺野古移転とアメリカ海兵隊のグワム移転での合意が出来て、その方向に進み始めた時、私はとてもよかったと思った。あの危険極まりない普天間が返還され、おまけに海兵隊がグワムに移転することは、沖縄にとって大きなメリットと思ったし、普天間が沖縄の地域に戻ったら、その広大な土地の利用などでメリットは高くなり、あの轟音被害からの開放にもつながるのだと単純に思った。

 それが、鳩山さんの発言で一挙に崩れ去った。そして、もう一度辺野古となったけれどここで沖縄の民意は変わったというか、原点復帰をしたのだ。

 私たちは沖縄の方たちの気持ちと一体になっては居なかったのだ。日本にある米軍基地の8割が沖縄にあるという。なぜ同じ日本人が同じ立場で考え、痛みを分け合わないのか、なぜ沖縄だけにしわ寄せするのか。確かにこんな厄介で危険なものを喜んで受け入れるところは無い。だから、今かかえている沖縄に我慢してくれと押し付けることしか出来ないで居る。

 東南アジヤの防衛線として、沖縄は地域としてはアメリカも離れたくないところだと思う。それが政府の辺野古移転の最大の口実でもあるはずだ。

 話が変わるけれど、東日本大震災の瓦礫処理に対する各県の対応も似たようなものに思える。あの大量の瓦礫、その処理なくして震災からの復興は無い。とすれば震災の苦しみの中で復興に立ち向かっている被災地の瓦礫処理位協力できないのだろうか。残念ながら私の地元札幌市長は頑なに受け入れ拒否している。それを支持する市民も多いのだと思うけれど、私は情けない思いで居る。

 北海道でも受け入れを表明している自治体がある。そんな自治体に札幌市長はなんと言うのだろう。危ないから止めなさい・・・馬鹿だね!とでも言うのだろうか

 沖縄に首相は最大限の援助をすると経済的支援を表明している。これと似ているのが原発立地容認の地域に対する対応だ。今、原発停止になると北海道でも泊村は大変なことになるのでしょう。そんな悩みを原発を持つ地域は抱えて困り果てているのだと思う。

 原発問題どうなるのか判らないけれど、もう新しい原発を作ることは無いと思うが、随分高い施設を作ってきたことか。これから廃炉に向けてまた膨大なお金がかかることとなるのだ。

 困ったことです。所詮人間ってこんなものなのか。
コメント
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