大型連休の真っ最中ということもあってか、今までの最低11名での稽古になりました。
前半は前回やった「楠公」の復習です。11名と少ない人数ですので時間の配分がむつかしい。それで最初に楠正成がなぜこんなに有名なのか、という質問から入りました。中に建武の中興の功労者だからと答えてくれた方がいました。そこで、建武の中興後南北朝に別れたが楠正成は南朝に属し、南朝が皇室の正統とされたことが讃えられる元ととなっていることを話し、南朝が正統であると断じたのが徳川光圀で、水戸学では尊王の思想が継承されていて、維新の尊皇攘夷運動は水戸を出発点としているのだということを話してみました。そのうえで、全員に先に素読をしてもらってから 独吟をしました。予定通りの時間で終わり10分の休憩後、「生田に宿す」をやりました。ここでは詩文の解釈を少し丁寧にやった後、詩吟での「間」について、詩文の読み方、日本語のリズム「二語一拍」、余韻の引き方などについて少し触れてから、 独吟は素読を先にやってから吟じる形でやり、いつもの時間で終わらせました。
前半は前回やった「楠公」の復習です。11名と少ない人数ですので時間の配分がむつかしい。それで最初に楠正成がなぜこんなに有名なのか、という質問から入りました。中に建武の中興の功労者だからと答えてくれた方がいました。そこで、建武の中興後南北朝に別れたが楠正成は南朝に属し、南朝が皇室の正統とされたことが讃えられる元ととなっていることを話し、南朝が正統であると断じたのが徳川光圀で、水戸学では尊王の思想が継承されていて、維新の尊皇攘夷運動は水戸を出発点としているのだということを話してみました。そのうえで、全員に先に素読をしてもらってから 独吟をしました。予定通りの時間で終わり10分の休憩後、「生田に宿す」をやりました。ここでは詩文の解釈を少し丁寧にやった後、詩吟での「間」について、詩文の読み方、日本語のリズム「二語一拍」、余韻の引き方などについて少し触れてから、 独吟は素読を先にやってから吟じる形でやり、いつもの時間で終わらせました。