手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

福祉センター詩吟

2019-03-12 19:06:22 | 詩吟関係
 今日の参加者は19名でした。前半「山中幽人と対酌す 李白」素読の後こんな質問をしてみた。「両人対酌山花開く」ここの表現おかしくない?と・・・酒を酌み交わしているあたりに花が咲いていたということでなにもおかしくないといった答えがあった。そうなんだけど、酒を飲んでいたら花が咲いたという表現にとれない・・・といってあげたら返事がない。花は咲いていたのですよね、それに気が付くのが遅かったのでしょうが、むしろ花が咲くという表現から、酒が回って気持ち良くなっている二人の姿が、浮かび上がってきませんか・・・といってあげた。「一杯一杯復一杯」という表現について、とても気持ちの良い表現ですね。だだ、本来同じ言葉を重ねて使うことは良くないこととされているのだけど、ここの使い方はとてもよい表現になっていますね。又転句の「我酔うて眠らんと欲す卿且去れ」でこんなことを言いあえる人間関係ってすごいねと話して吟に入った。

 後半は「自ら遣る 李白」をやりました。この詩が前半にやって詩と何かつながるような気がしますね。といって詩文の解説をして吟に入りました。五言絶句で一寸戸惑う方もいますので特に転句の二つ落としについて副主音「ラ」につて触れてあげました。やはり転句の吟じかたが今一の人が多かった。

 
コメント
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