2020年最後の教室。冬至とぶつかった。それが支障になることはない。ただ私の心の中に冬至とぶつかったのだという思いが一寸浮かんだけです。今日の教室をどう進めるかはっきり決めていなかったけれど、初めに私の後半に話す導入的な話を少しして、そのあと普通の稽古、律詩の人はどちらか一つ、和歌のついている方は和歌もやってもらう。審査を終了している方、KOさんは8段のどちらか、SAさんとKUさんは師範吟題の絶句二題をやってもらうことにした。今日は特に間違いをやり直させずに進めました。
そのあと、低段者から順番に一言、そして吟を一題やってもらいました。一言のトーク、どうなるかと心配していましたけれど、みんなそれぞれきちんと対応してくれました。みんなのトーク褒めてあげました。これだけ話せるのは詩吟をやっているからだということ、特に詩吟で大きな声で人のいる前で吟じてきている力が、話をさせているのですと、詩吟の良さにこう言うこともあるのだと話してあげました。
そのあと私の吟歴を中心に30分ほど話してあげました。私の人生90年、教員生活の42年は後半の詩吟人生の準備期間だったように思うということ。吟歴47年の中での思い出を幾点か取り上げて話し、そうした努力が札幌市の社会教育功労者表彰というご褒美を戴くことで完結したのだと思うと結んで話を終えました。