手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

 老人の高齢化?

2021-06-04 18:36:37 | 身辺雑記

私も町内会の活動にはかなりかかわってきた。しかし、そのころは、私たち役員が年長に近く、そろそろ老人クラブを立ち上げなければというころだった。町内会の役員を退いて間もななく、老人クラブが立ち上がった。しかし。、その時私は老人クラブに加盟しなかった。理由は、町内会費の中から運営費が助成されていて、ただお楽しみ会を安上がりにできるくらいのものだった。当時、町内の公園清掃を町内会がやって一定の報酬を得ていた。それで、せめて老人クラブがその仕事を引き受けたらとある役員に話しら、それをやったら老人クラブに入ってくる人がいなくなるという返事が返ってきた。
 そんなことがあって、数年たったとき、老人クラブが「健幸クラプ」と改名し、会員は会費を納入する、さらに公園清掃もやるというものになった。更に独自の同好会活動も支援する形になった。そこで私も加入し、詩吟のクラブを立ち上げ活動してきた。
 区には連合町内会の老人クラブ連盟というものがあり、年に一度発表会のようなものを開催していた。それと別組織として、区の街づくり活動の助成を受ける老人クラプができることになった。
 区から助成を受けるためには、年何回かの研修会を実施し報告しなければならない。その研修会を実施することに頭を痛めているのが実情だ。一方連合町内会の年一度の発表会は単町の老人クラプの活動が下火になり、その存在すらわからない状態になっている。
 我が町内会の「健幸クラブ」は、会員が定数に足りないありさまになってきて、さらに同好会など活動というのには、恥ずかしい程度の者しかきていない。立ち上げたころの会員も既に10歳以上年を積み超高齢者が多くなってしまった。新しい高齢者は出てくるものの、老人クラプの活動といったものには関心を示さない人が多くなっている。
 時代の流れでしょうか、宴会で酒を酌み交わし楽しむ楽しみを求めない世代ができてきている。
 私は手稲文化協会に詩吟で参加していますが、変わりました。特に伝統芸能になる、民謡、日舞、詩吟、謡曲、筝曲皆様、会員の減少に頭を悩ませています。
 日常の趣味の活動も、様変わりして、老人の活動が華やかだったころの老人は皆年を取りすぎて、後継者になるはずの新老人は趣味の世界が全く違うものになったようで、老人クラブという言葉自体が死語に近くなっているようだ。
コメント
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