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【釣】満員の期待にアカメはご機嫌ななめ (2019/02/16 アカメフグ 野毛屋)

2019-02-22 06:08:00 | 釣り
今年2度目の野毛屋さんへのアカメフグ釣行。

今季ラストのしゃぶしゃぶのためにも、それなりの釣果を期待したいところだけど、前週の「ザ・鉄腕!DASH」の効果で混むだろうなー、と思ってたら案の定、17:10着で20番目というなかなかの待ち行列だよ。


(毎度。)

釣り座は四隅から埋まってたんで右舷舳先4番目をチョイス。
その後は、あれよあれよとお客が集まり、フグ船はほぼ満員で30名以上乗ったのではあるまいか。
結果、出船前の釣り座の調整はなく、番号のままの席になった。

この日はアオリイカと午前アジも盛況で、野毛屋さんは大繁盛。
これも「鉄腕!DASH」効果かな。


(健船長のレクチャーも大繁盛。)

皆の期待を乗せて出船し、波・風なくコンディションが良い中、八景沖で釣り開始。


(いざ出船。)

仕掛けを落としてみると、底りが近いからか潮が緩い。
釣りやすいけどね。

来るか、来るか、と誘い続けるものの、反応なし。
流し変える度に、型出たよ、の船長アナウンスがあるものの、単発止まりで続かない。
それも左舷の話で、右舷は音沙汰なくて皆黙々と誘い続けるのみ。


(潮はこんな感じ。)

何事もないまま朝のチャンスタイムが過ぎて行く中、ようやく右舷でも艫側から型を見始める。

おそらく湾フグ釣りは初めてだろう右隣の2人組が順番に小型ながらアカメを揚げた。


(海と同じく静かなもんだ。)

初めてだからだろう誘い幅・勢い共に大きいな、と思って見ていた2人組が掛け、こちらはテンで音沙汰なし。
これが釣りなんだよね。

早いペースの誘い下げとゼロテンで様子を見ていたところを、徐々にピッチを落としてアタリを探る。


(場所を変えても変わらず。)

潮がないからアタリを見逃さないだろうけど、アカメのやる気がないからかアタリが遠い。
当初ツ抜けだった目標を、ほぼ満員のお客の乗りを見て5匹に下方修正したものの、それすら不安になる展開だ。

エサも噛られないまま2時間近くが経過したところ、誘い上げにサクッと手応えがきた!
オリャ、と瞬時に両腕を挙げて追いアワセをくれて巻きに入る。
ゴンゴンまではいかないコンコン引きだから、小振りなアカメだろう。


(やっと型を見ました。)

ひょいと抜き揚げて小アカメをゲット。
1匹獲れてホッとした。

食は確保できたものの、この型だと家族分のしゃぶしゃぶは厳しいから、追加がいるよ。


(沖堤に移動。)

でも、その後も沈黙。
潮が緩いままだからか、移動した先でもポツとしか型を見ない。

それでも愚直に誘い続けてると、ゼロテンの穂先が数ミリ沈んだ。
アワセ一発!気持ち良く掛けて小アカメを追加。

暫くして再度アタリを見極めての会心のアワセが決まり、昼前に何とか3匹目を獲る。
中型だから嬉しい1匹だ。


(納得の2、3匹目。)

アタリがあるんですか?と、隣の方から聞かれて、

「ほんのチョッとだけありますよ。」

と、答えた直後に、サクッと来た。

それなりの重みを感じつつ巻き上げながら、また来た。と隣の方が洩らすのを耳にし、我ながらイケてるぜ。と思ってたところ、揚がったのは、


(デカいけどね。)

ナマコ。

照れ笑いしながらリリースしましたよ。
この日は3匹のデカナマコを揚げた。
今度試しにいただいてみようかな。


(猿島に移動。)

午後になっても潮は緩いままでアタリも遠い。
船長は大きく猿島まで移動して浅場を狙う。

黙々と誘うものの、ここでも船中ポツの乗り。
何度か流し変えると、ある流しで連チャンでアカメが揚がり、期待値も上がる。

来るか、来るか、と集中して誘うと来ましたよ、今日イチのガツン!が。

両腕を高く挙げた追いアワセでグーンと竿が曲がる。
間違いなくデカアカメだよ。
重みのあるゴンゴン引きをしかと堪能して、左隣の常連さんにタモ入れいただいた。


(満足の38cm。)

これを揚げてようやく満足できたけど、沖あがりまであと1時間。
あと1匹、何とか1匹、と誘い続けるものの、そのまま終了。

目標の5匹に届かず、結果は4匹。
湾フグで久しぶりの我慢の釣りだったね。
しゃぶしゃぶ分は確保出来たから良しとするか。


(血抜き中。)

戻った船上での捌きの時に健船長に、アカメは2月で終る?と、聞くと、

「今年はアカメの調子が良いから、3月の1、2週までやるかも。」

とのこと。
ならば、あと1回、今度こそのラストアカメに乗れるかもしれないな。
良い形でシーズンを終えたいよ。

・アカメフグ : 4
・ナマコ : 3(リリース)
船中0~8
中潮


🐡