GW釣行のアジ船は満員御礼。
近場のレジャーとしてお子様連れやご家族で来られる方も多いのでしょう。
いつもどおり野毛屋さん5:00着で並びは19番目。
マダイやフグ船も盛況ですよ。
(毎度。)
今回は久し振りに戦友Aさんと同船。
釣り座は左舷舳1、2番の並びをゲット。
(潮はこんな感じ。)
アジの前日釣果が0〜18だったのが気になる。
俊船長に確認すると、浅場に魚影があっても全く食わなかったそうだ。
今日は深場の35〜40mを狙うとのこと。
(本日は第三忠丸。)
またミズクラゲとアカクラゲの湧きが凄いとの情報も。
「昨日は泣きたくなったよ。今日は頼むね。」
Aさんと共に俊船長から仰せつかっては気合いが入るね。
とはいえ、捌きの手間と食の量を考えると30匹が目標ラインかな。
(出船。)
定刻に出船。
満員のお客のうち、普段からの釣り人は我らの他に3、4人ほどで、あとはお子様を含むご家族連れだ。
俊船長のレクチャーに大勢が集まってたから、これは我々が頑張らねばならんね。
(釣り開始。)
気合いを入れて釣り座をセッティングしたところでフィッシュグリップを忘れたことに気付く。
昨晩確かにクーラーに入れたのだけど、間違えてフグ用の方に入れてたのね。
ダメじゃん。
アジ釣りでグリップがないと手返しが悪い。
端からハンデを背負うことになりましたよ。
(コンディションは良し。)
空は快晴、風は穏やか、うねりもなく釣り日和。
ご家族釣れには持って来いのコンディションね。
暫しコマセを撒くと「反応出てきたよー」といつもの俊船長のアナウンス。
するとググンと来ましたよ。
(小振りだね。)
小型ながら型を見た。
グリップがないからタオルで掴んで血抜きするけど、初手からヒレで手を切る始末。
ヒレで切ると痛いのよ。
タナは2.5mが良くアタる。
1.8mの2本バリを弛ませないように優しくコマセを撒くとググンと素直に食ってくる。
仕掛けが短いからほぼ上顎に掛かりバラしが少ない。
手返しが悪くてもダブルもあって数を稼ぐぞ。
(血抜き中。)
釣り揚げたらエラを切ってバケツで血抜き。
5匹溜まったらクーラーへ仕舞う。
こっちが5匹釣った時点でAさんはツ抜けてる。
気合い入ってるね。
(水面下に多数のミズクラゲ。)
懸念したアカクラゲはちょくちょく仕掛けに触手が着いてくるんで、ウエットティッシュで取り除く。
加えて、多数漂うミズクラゲがラインを持って行ったり、仕掛けに掛かったりする。
その結果、オマツリを誘発してしまう。
いずれも手間を取られるから手返しが悪くなる。
(楽しいね。癒やしだね。)
それでも、アタリ始めてからはほぼ空振りなく釣れ続く。
サイズは20cmクラスが多く、たまに25cmクラスが揚がる程度。
このサイズじゃフライは見送りだな。
順調に数を重ね、9:30頃には目標とした30匹を達成しちゃう。
(型は小さいですが。)
沖あがりまで時間をもて余しちゃうし、アジのサイズが小さいからあと10匹追加しても良いかなと、ややペースを落して釣り続ける。
アジはお腹が膨れて来たのか段々食いのペースが落ちて、掛けるまで時間が掛かるようになる。
時間を使えて丁度良いけどね。
(血抜き後。)
コマセの振り方を変えたり、タナを変えたりして型が良いのを狙ってみるもサイズは変わらず。
あがりの時間までポツポツと揚げて、残り10分で予定の40匹を揃える。
最後はヨレヨレの枝スを切って1本バリにし、片付けする間放置しておいたら釣れていた。
(本日のアジ。)
結果は41匹。
頭はAさんで53匹。
胴の間のご家族に持ち掛けて、20匹ほどを引き取って貰うことにしたとのこと。
その手があったね。
(沖あがり。)
懸念だったクラゲの影響は軽い程度で済んだし、型は小さいものの金アジが開始から釣れ続いて楽しめた。
本来は昨日の予定が満員のため今日にずれ込んだ釣行だったけど、予約が一杯で良かった。
今日乗れて正解だったな。
良い日に釣りができて、これだけで楽しいGWになったね。
・アジ : 41
船中2〜53
大潮
🐟