釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】2023年釣行総括

2023-12-31 17:52:00 | 釣り
2023年大晦日に今年の釣りの総括です。

昨日が竿納め釣行だったんでブログのアップに忙しいです。

新型コロナが5類へ移行した今年は、完全にコロナ前の釣行モードに戻りました。

今年は鮎の友釣りとテンカラという新たなジャンルの釣りを始めたのが一番のトピックですね。

鮎はまだ2匹しか釣っておらず、ヒョっ子も良いところですが、来シーズンは経験を積んで、新米鮎師としてそれなりの結果を残したいところです。


◆ 3つの年間目標 ◆

今年も3つの釣り目標を掲げました。
昨年から2つを繰り越し、その反省を踏まえて今年はフグ以外の目標に早くからチャレンジしました。

◆野毛屋さんで40cm以上のマダイを複数匹釣る!
→ 達成!

 
昨年は2度チャレンジして2度ともオデコで撃沈だったので、今年は早いうちにとタイラバ専用竿を買って3月に挑みました。
お客が2名だけというラッキーも手伝って3匹を揚げて1回の釣行で達成できました。

その後、味をしめて弁天屋さんで乗ったところ見事にボウズ。
マダイはなかなか手強いですね。
来年も複数回乗ってあのドキドキとジシジジジーのドラグ音を聞きたいです。

◆野毛屋さんでアオリイカを5匹以上釣る!
→ 達成!


こちらも昨年は2度チャレンジして2度ともオデコで撃沈だったので、野毛屋さんのシーズンインとともに挑みました。
11月に2回釣行して2匹と4匹を揚げ、目標を達成できました。

◆トラ・アカメ・ショウサイ・コモンフグを年間140匹釣る!  
アベレージ10匹以上で達成する!
→ 未達成


・実績136匹  
・アベレージ : 10.5匹/回

2回の釣行を残して残り10匹となり、余裕で達成できると思っていたところが、3匹、3匹で終えて届かず。
アベレージは達成しましたが惜敗を喫しました。

寄りの期間に回数乗っていれば楽に達成できたはずですが、都合が合わず乗れたのは1回のみ。
ですが、個人的には胴突き仕掛けで数釣りできる寄りフグよりも、カットウで手強いフグと勝負の方が楽しく感じます。
来年は更に腕を磨きたいです。

2017年から毎年立てていた釣り目標ですが、今年も完全達成はできませんでした。

2024年は繰り越し目標に新たな目標を加えて、充実したフィッシングライフを過ごしたいと思います。


◆ 2023年総括 ◆

◆釣行回数
・船 : 22.5回(-5回)
・陸 : 0回(-)
・川 : 2回(-)
・管釣り : 1回(-)
※リレー船は1回、半日船は0.5回でカウント
※( )内は昨年との差。

船の釣行は昨年の27.5回から5回減で22.5回。
毎月船に乗ったものの、3、6、9、10月が1回しか乗れなかったため回数が伸びず。

22.5回のうち13回がフグ船。
湾フグ中心は変わらず、フグ船の回数は昨年と同数。
フグの総数では昨年を1匹超えました。

◆竿頭数
・2回 (8.9%)
野毛屋さんの午前アジと午後フグの通しとアオリイカでそれぞれ1回づつ。
(半日船は0.5でカウント。)

今年の「健流竿頭シール」はなし。
1日船での頭は遠くなりましたね。

◆最多釣果
・103匹 ショウサイフグ


温暖化の影響かここ数年は1年中釣れてる印象があります。

◆最少釣果
・2匹 マダコ、アオリイカ

◆ツ抜け数
・10回 (44.4%)

◆ボウズ数
・1回 (4.4%)

◆オデコ数
・1回 (4.4%)

◆初釣りもの
・鮎友釣り

◆乗船船宿
 1位 野毛屋さん  19.5回
 2位 一俊丸さん  1回
 2位 弁天屋さん  1回
 2位 中山丸さん  1回


(お世話になりました。)

今年もダントツで野毛屋さんにお世話になりました。

◆魚種別釣果   ( )内は前年数
 ・ショウサイフグ 103匹 (104) 
 ・アジ      82匹 (71)
 ・コモンフグ   23匹 (17)
 ・タチウオ    19匹 (23)
 ・サバフグ    15匹 (33)
 ・アカメフグ   7匹 (14)
 ・アオリイカ    6匹 ( -)
 ・イシモチ    5匹 ( 2)
 ・マダコ      4匹 (23)
 ・シロギス    3匹 (19)
 ・ムシガレイ    3匹 (10)
 ・カワハギ     3匹 ( 9)
 ・アマダイ     3匹 ( 3)
 ・サメ      3匹 ( 2)
 ・トラフグ     3匹 ( 0)
 ・イトヨリ     3匹 ( -)
 ・ギマ       3匹 ( 0)
 ・ガンゾウビラメ  2匹 ( 3)
 ・ワカシ・イナダ  2匹 ( 2)
 ・カナガシラ    2匹 ( 0)
 ・イイダコ     2匹 ( 0)
 ・オニカサゴ    1匹 ( 3)
 ・スミイカ     1匹 ( 3)
 ・カサゴ      1匹 ( 4)
 ・カンパチ     1匹 ( 1)
 ・キダイ      1匹 ( 1)
 ・サバ       1匹 ( 0)
※小物ゲストは除外

◆初魚種
 ・イトヨリ
 ・鮎


◆今年を彩った魚たち




















自然と海と魚たちに感謝。
来年も愉しく釣りが出来ますように。


今年のネタはこれが最後となります。

皆さま今年一年当ブログにアクセスいただきありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。


🐡

【釣】2023ガツン・ザ・ラスト (2023/12/30 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-12-31 06:33:00 | 釣り
2023年の釣り納め釣行は毎年野毛屋さんで、正月用のフグ調達を兼ねる。

今年は年間フグ目標の達成も掛かっているから頑張らねばならん。
あと7匹を何が何でも獲らにゃならん。

気合の現れか、早く目覚めて野毛屋さんに4:10着したものの19番目。
皆さん気合が入ってますね。


(今年もお世話になりました。)

釣り座は健船から埋まっていくから、ユキちゃん船の右舷艫3番目をチョイス。

フグ船は満員ではあるまいか。
宿前にお客が溢れてるよ。


(本日は左の一号船。)

風はなく、日中は季節外れに暖かくなる予報。
寒さに凍えなくて済むのは助かるな。


(出船。)

仕掛けはチラシとノーマルカットウを用意。
まずはコモンを揚げるためにチラシカットウでスタートする。

中の瀬で釣り開始。


(釣り開始。健船が見える。)

潮止まりの時間帯なんで何の気配もない。
我慢の時間だから暫くは素振りだな。

いつ来ても構わぬように集中力は切らさない。
素振りであっても魂込めてますぜ。


(潮はこんな感じ。)

ところが、素振りは暫くどころじゃない。

食われず、アタらず、触られもせず、ただただ時間が過ぎていくのみ。

船中、周りではポツと単発でコモンが揚がるものの、そのインターバルが長い。


(9:00でも空。)

まったく気配すら感じない状況は前回釣行の再現のようだ。
早々に型を見た前回の方がまだマシか。

これはフグが散って魚影が薄いのではあるまいか?


(天気は良い。)

どこかでチャンスは来るはず、と信じて素振りを続ける。

すると、何の前触れもなく活性反応。
枝バリに食ったようだ。

揚がったのは、


(キミかね。)

イシモチ。

何にしても魚の引きはやる気をくれる。
目減りしていたパワーゲージが復活しましたよ。

食でも楽しめるから血抜きしてキープね。


(しかし、風景写真。)

その後も状況は変わらず。

誘いを変え、待ちを変え、オモリを替え、積極的に新しいエサを投入するも効果なし。

どこかでチャンスが来るはず。
と自分を励まし続けて来たものの、ゲージはどんどん下降する。


(いまだに空よ。)

昼を回ると干潮の底リが近づき、元々あまり効いてない潮が更に緩んで来る。

あがり間際に上げ潮が効けばチャンスがあるかも。
7匹なんて過去に1時間で釣ったこともあるぞ。
ひと山当たればまだまだイケるぞ。

カップ麺を啜りながら自分を励ますけれど、このままゼロで終わったらネタ的には面白いかな、と弱気が顔を出す。


(健船と並びで流す。)

13:00近くなると弱気が優勢になって、これはダメだ、どうすることもできん、と釣り納めでオデコを食らう覚悟をした。

すると、この日初めてのフグらしきアタリが出る。
突然のことでビックリアワセになってスカして掛けられず。

次は掛けたものの巻きバレ。

いるぞ。
近くにいるぞ。

集中力を掻き集めて丁寧に誘うと、サクッと掛けた。


(13:02に1匹目。)

3度目にしてやっと型を見た。

更に打ち返すと着乗り。


(連チャン。)

続けて2匹目を揚げる。

来たか。
山が来たのか?
ここから捲れるのか?

パワーゲージが一気に回復して魂のシャクリを展開、無双モードの発動を期待して誘う。

これで7匹を釣って目標を達成したら劇的な展開で盛り上がるな。


(でも風景写真。)

続けて周りでポツポツ揚がるも群れていなくチャンスタイムは小山で終了。

劇的な展開なんて今日の状況からするとないか。

残りあと5匹。
あがりまであと1時間。
最後まで諦めずに戦いますよ。

すると、集中して見つめるゼロテンの竿先が微かに震える。

反射的にアワセるとガツン

突っ込む竿先、ゴンゴン来る手応え。
来たよ、デカアカメが。

締めたドラグが滑る引きを堪能しながら浮かせて掛かりどころを確認、ブチ抜く。


(来てくれてありがとう。)

35cmクラスのアカメフグ。

正月用の刺身を確約してくれる1匹だ。
ありがたや、ありがたや。


(型良いよ。)

結局、このアカメが2023年のラストフィッシュとなった。

結果は3匹。

年間累計136匹で終わり、目標未達成が確定した。
トホホ。


(沖あがり。)

あと4匹が届かなかった。

4匹なんて巻きバレした数を集めたら余裕で超える数字だぞ。
2回連続で年間最低釣果で終えるのは悔しいけれど、これが今の実力。

最後にデカアカメが獲れたし、現実を受け止めて先を目指しましょう。

ホロ苦い2023年の釣り納めでした。


・アカメフグ : 1
・コモンフグ : 2
・イシモチ  : 2
船中数不明
中潮


🐡

【釣】釣行前記 (2023/12/30 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-12-30 06:30:00 | 釣り
2023年も残すところあと2日。

12月30日は野毛屋さんの最終営業日であり、私の釣り納め日でもあります。

前回の貧果によって、今年の釣り目標の1つであるフグ140匹まであと7匹を残して本日を迎えてしまいました。

7匹なんて、この1年間のどこかで1回乗っていれば届いていた数字でしょう。

それが、意図した訳でもなく最終釣行日まで引っ張ることになるとは、シナリオとして面白く、釣りの女神様も味な演出をしてくれるではないですか。

泣いても笑ってもこれが今年の最終戦。

プレッシャーを感じつつも、笑って目標の完全達成なるか?悔しさを噛みしめ目標繰り越しとなるか?
伸るか反るかのオーラスの一番。


(準備中。)

と、いうことで只今決戦に向かう船上にあり。

頑張って参ります。


🐡

【食】東京湾産天然マダコのタコ焼き

2023-12-29 05:56:00 | 釣魚料理
暮れが押し迫ってくると大掃除前に物の整理を始めないといけない。

冷蔵庫も例外じゃなく、特に冷凍庫はスペースが限られるからかみさんからのプレッシャーが強い。

収めてある釣果のうち、年始向けの良型のタコとイカはキープするとして、小ダコが2杯あったから消費してしまおう。

小ダコならば久し振りにタコ焼きといこうじゃないか。


(2タコ。)

2杯の他に1.2kgモノの足1本が発掘されたんでブツ切りにして合流させてみるけれど、再冷凍だから味が抜けてる。

解凍したらその時に食べきるべきだね。


(準備完了。)

我が家のホットプレートだと1回30個焼けるものの、焼き上がりまで20分掛かる。


(生地投入。)

ボリュームを出すために生地を溢れさせて、具材もたっぷりと散らしますよ。


(球体完成。)

はみ出した生地を掻き集めて巻き込んで球体を形成。

ここの手際が熟練の技なのだろうな。
まだまだ時間が掛かります。

(完成。)

焼き上がったら各自取り分けてトッピング。
ソースはタコ焼きかお好み焼き用の甘めのものが合うな。


(ビールとともに。)

天然マダコが柔らかく、旨味が濃いこと。
4人で80個をペロッよ。

国産天然マダコがたっぷり入ったタコ焼きなんて、市場価格に換算すると一体幾らになるのだろうか?
相当な高級品なんだろうな。

家でこれが味わえる幸せよ。
シーズンになったらまた仕入れに行こう。


🐙

【食】ショウサイフグの刺身・カシューナッツ炒め

2023-12-28 05:56:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの今年ラス前釣行はまさかの3匹。
あわよくば140匹の年間目標達成かも、と皮算用していただけに痛い誤算だ。

ままならないのが自然相手の釣り。
次の最終戦に向けて気持ちを切り替えて、ありがたく釣果をいただきましょう。


(映えるね。)

ショウサイフグの刺身。

かっぱ橋で買った網目小皿に盛ってみたら、良いじゃないの。

ショウサイはいつも通りピチットシートで小1時間水分を抜いてから下ろしたけれど、妙に味が薄い。

滅多にお目にかからない旨味が乏しいショウサイで、食でも残念な結果だな。


(イケますよ。)

ショウサイフグのカシューナッツ炒め。

型が良い2匹の身を賽の目に下ろして、タマネギ、ピーマン、ナッツと炒める。

少ない身の量でもメインを張れて旨いからお勧めの品ね。


(集合写真。)

これにて3匹は完食。

次回の最終戦は正月用の刺身の仕入れも兼ねるから頑張らないと。


🐡