釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】ショウサイフグの刺身・漬け丼、マゴチの塩焼き・潮汁

2025-02-03 05:53:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのフグ釣行はショウサイ4匹とコモン1匹の計5匹。
ゲストのマゴチも交えて1日でいただいちゃいますよ。


(まずはお約束。)

ショウサイフグとコモンフグの刺身と湯振り。

ショウサイはピチットシートで1時間水分を抜いてから下ろす。

毎度親しんだ味だけど、八景産に比べて大貫産は旨味が薄い気がするな。


(アテに。)

薄皮の湯引き。

引いた薄皮も無駄にせず味わう。
モチモチの食感が良いね。


(久し振り。)

ショウサイフグの漬け丼。

ちょい厚めに下ろしたショウサイフグの身を漬け汁(醤油:酒:みりん:ゴマ油=2:1:1:1に鷹の爪、下ろしニンニク、下ろし生姜)に浸して冷蔵庫へ。

朝仕込んで晩にいただく。
白飯が進むメニューよ。

余った漬けはお茶漬けにしても良し。


(皮目が旨い。)

マゴチの塩焼き。

歩留まりが悪いマゴチをブツ切りにして塩焼きに。

焼きでマゴチを食べる機会は少ないけれど、相当旨い白身だよ。


(頭入り。)

マゴチの潮汁。

マゴチで汁物は外さない。
ほんのりの脂に上品な旨味。

生でも煮ても焼いても高いパフォーマンスを示すマゴチは食材としてトップクラスに優秀だな。


(集合写真。)

釣魚ばかりで仕立てた夕食は釣り師だからこその品揃えでしょう。

満足ね。


🐡

【食】マゴチの刺身・塩焼き・潮汁

2025-01-20 06:29:00 | 釣魚料理
初釣りでの釣果のアジとフグは妹夫婦の家でいただいて、残りも置いてきた。

なので我が家の分はゲストのマゴチのみ。
久し振りのマゴチだから我が家でいただこう。


(マゴチ。)

マゴチは「夏のフグ」と呼ばれる夏が旬の白身魚。
旬でなかろうが冬でも十分に旨いはず。

楽しみね。


(定番。)

マゴチの刺身。

3日寝かせて熟れた旨味はフグとはまた違った趣き。

久し振りのマゴチ旨いな。


(アテに。)

マゴチの胃袋。

胃袋を開いてヌメリを取り湯がく。
冷やして水気を切ったら切りつけてポン酢でいく。

全く臭みがなく、新鮮だから味わえる釣り人の特権ね。
コリコリの歯応えが良いアテになる。


(欠片ばかりですが。)

マゴチの塩焼き。

歩留まりが悪いマゴチは身を大きく取れない。
刺身分を確保するためにカマ部と尾の身側をブツ切りにして塩焼きにする。

パリッとした皮とホックリした身が堪らんよ。

(定番。)

マゴチの潮汁。

マゴチでは必ず仕立てる品。
マゴチはアラから良い出汁が出るから味わわねば勿体ない。

椀種とした割った頭もお楽しみ。
プリプリの頬肉や目や口元のゼラチン質も味わい尽くす。

上質な脂が浮いた濃い旨味は白身魚の中でも力強い。

やはりマゴチは汁で真価を発揮するな。

(集合写真。)

船釣りを始めた頃は足繁くマゴチ釣りに行ったのだけど、最後に乗ったのは8年前か。
すっかりご無沙汰だ。

久し振りに釣ってみたいな。


🐡

【食】アジフライ・アジの南蛮漬け・コモンフグの刺身

2025-01-13 06:41:00 | 釣魚料理
2025年の初釣りはアジ53匹にコモンフグ9匹。
釣行当日の夜に2時間以上掛かってウロコと内臓を取る下処理を済ませる。
数釣るとこれが大変だね。

翌日、クーラーに詰めて妹夫婦の家で続きの処理。
三枚下ろしと腹骨を引き、唐揚げとフライを揚げまくる。

かみさんと二人で頑張ったよ。


(タップリと。)

アジの南蛮漬け。

具と漬け汁は予め自宅で仕込んで持ち込んだ。
揚がったアジを合流させて仕上げる。

じっくり揚げたから骨まで丸ごとイケちゃう。
皆の評判良し。

旨いよね。


(食べ始めてから撮った。)

アジフライ。

母親と妹夫婦がバクバクとイクから我が家の面々は遠慮気味。

妹はこの釣りアジを味わったらもう普通のアジフライは食べられないと言う。

そうだろう、そうだろう。
感謝してくれ。


(見えづらいけど。)

コモンフグの刺身。

4匹分を仕立てた。
1日置いたコモンは丁度良いバランスだ。

妹夫婦はゴソッと取って口に運んで唸る。
「贅沢だー、贅沢だー」と言いながら箸が進む。

喜んで貰えて良かった。
何よりのお年賀だったな。


🐡

【食】アカメフグとコモンフグの刺身・フグ出汁の雑煮

2025-01-03 08:32:00 | 釣魚料理
新年初の釣魚料理は昨年の釣り納めの釣果のアカメフグとコモンフグ。

元日にかみさんの実家に集まる時に振る舞うのが恒例なんですよ。


(刺身盛り。)

アカメフグとコモンフグの刺身。

ゲストで獲ったマダコといただきもののケンサキイカも付けました。

アカメは2日の熟成だと少し早いけれど、薄く切り出したらバランス良し。
噛めば噛むほど旨味湧く、さすが八景産のアカメフグだ。

実家の皆さんに喜んでいただけるのは、捌いて振る舞う釣り師冥利に尽きるね。

そして我が家に戻っての一発目はこちらも恒例、

(フグで始まる。)

フグ出汁の雑煮。

ストックしてあるフグの中骨で出汁取りして仕立てる我が家の味。
毎年定番のお楽しみ。


(寄りで。)

鶏肉も入って脂のコクが追加されると堪らん旨さよ。

かまぼこは小田原産、玉子焼きもプロが焼いた市販品を奢りましたぜ。

今年も年始からフグをいただいて福が多い一年でありますように。


🐡

【食】ショウサイフグの刺身・コモンフグの唐揚げ・アカメフグのチリ鍋

2024-12-29 07:04:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのフグ釣行は完全復活なる15匹の釣果で竿頭をいただいた。

アカメ5匹は熟成させて1週間後に鍋の予定。
まずはショウサイとコモンからいただきましょう。

(これよ。)

ショウサイフグの刺身。

唯一獲れたこの時期のショウサイは刺身でいただかないと勿体ない。

30分ピチットシートで水分を抜いて下ろした身はツヤツヤ。

身はプリプリで味が濃い。
1年中ショウサイを食べているけれどやっぱり旨いね。


(ちょっとだけよ。)

ショウサイフグの薄皮の湯引き。

包丁で引いた薄皮を熱湯で10秒湯がき、冷水で冷やして水気を取って切りつける。

コラーゲンタップリだろうモチッとした食感にほのかな旨味。
箸休めに良いよ。

そしてメインは、


(定番ね。)

コモンフグの唐揚げ。

小型が多いから半身のまま揚げたらナゲットのようだ。
食べ応えかあっていいな。


(集合写真。)

ショウサイもコモンも旨くて、釣りでも食でも楽しませてくれる。

そして翌週末。

1週間熟成させたアカメフグの封印を解く。


(熟成完了。)

アカメフグは身がしっかりしているから寝かせて旨味を引き出す。

鍋ならば寝かさなくても良いのだけど、日に日に期待が高まり気持ちが盛り上がってくるのよ。


(出汁取り。良い色ね。)

まずは昆布とストックのフグの中骨で出汁取り。

甘い香りが立ってきたら頃合いよ。


(アカメどーん。)

先に野菜とキノコ類をぶち込み煮込む。

特にネギはトロトロなのが好みなんでじっくり火を通すよ。

(アカメ投入。)

頃は良しとブツ切りのアカメを入れると鍋が溢れそうになる。

蓋をして煮立てずにじっくりと炊く。

アカメが煮えたら豆腐と今回は三つ葉を散らしてちょっと温めたら完成。


(出来上がり。)

今季2度目のアカメフグのチリ鍋。


(日本酒もいっちゃうよ。)

出汁と素材の味を堪能するためにポン酢は振り掛ける程度。

骨付きのアカメの身に齧り付くとブリブリの歯触り。
食べ応えがあって噛むとジワッと旨味が湧く。

これを家でいただける幸せよ。
フグ釣りをやってて良かったと思う瞬間ね。


(このスープがまた堪らん。)

具を綺麗に平らげたら〆の準備。

中華麺を別茹でしてスープに塩・コショウして待ち構える。


(定番の〆。)

アカメフグ出汁のラーメン。

雑炊よりもお気に入りで最近の〆はほぼラーメンね。
スープが絶品で残さずいただきますよ。

ショウサイ、アカメ、コモンと、それぞれのフグの味を堪能して満足、満足。


🐡