釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アジのタタキ・アジフライ・鮎フライ

2024-08-30 06:46:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの午前アジ釣行の釣果はたったの9匹。

30〜40匹釣る計算だったから午前船だけにしたのに、たった9匹ではあっという間に捌き終えましたよ。

下ろしたところ、どのアジも脂がノリノリ。
これは旨いに決まってる。

生で味わいたいから1匹だけ当日いただくことにした。


(ちょっとだけよ。)

アジのタタキ。

小さく切ってネギと和えて生姜を添えていただくと、睨んだとおりメチャ旨。

1匹と言わず大量消費したい衝動に駆られ、この時に強く貧果を恨んだね。
自分の腕のなさが問題なんですが。

そして、本命は翌日。
残りのアジ8匹全量で仕立てる。


(これよ。)

アジフライ。

何を置いてもこれを食べずにはいられない。
夏場の揚げ物を拒否するかみさんがアジフライだけはOKを出す。

外サク、中フワのアジフライは毎度絶品。
このために釣りに行くのよ。

少ないアジの補填のために合盛りにしたのは、


(お初。)

鮎フライ。

鮎料理では初の品だ。
頭付きのまま開いて中骨だけ外して揚げる。

身が薄いからフワまではいかないけれど、特筆すべきはその香り。

サクッと噛じるとフワッと口内に広がる爽やかな香り。
これまで魚の揚げ物は色々食べたけれど、こんなフライは鮎だけだろう。

いくらでも食べられそうな気がするな。


(合盛りで。)

長男は帰りが遅く、次男は夕飯不要とのことでかみさんと2人でいただくものの、そう揚げ物を食べられるはずもなく、いくらでも食べられそうは気のせいだった。


(これも外さず。)

鮎の塩焼き。

解凍したうちの1番の良型を焼きでいただく。

味良し、香り良し。
間違いない旨さね。


(集合写真。)

アジ2匹、鮎2匹のフライ、1匹の塩焼きでもう満腹。

長男も食いきれず、揚げまくった残りのフライは冷凍することに。

アジはリベンジ釣行をせねばなるまい。
次は生をメインでいただこうかね。


🐟

【釣】アジはダメダメでも竿受け取ってアゲアゲ (2024/08/10 午前アジ 野毛屋)

2024-08-26 05:58:00 | 釣り
最近は鮎釣りばかりで海釣りは1ヶ月振りとなった野毛屋さんへのアジ釣行。

いつもどおり4:50着で18番目。
釣り座は左舷艫2番目をチョイス。

本日のアジ船は満員とのことで隣は団体さんが入るようだ。


(毎度。)

宿が空いてから受付けし、6:00過ぎに宿前で勇治船長と待ち合わせ。

車で登場した勇治船長にあいさつし、出来上がった竿を見せてもらう。

カッコイイ!

ベースは渋めの黒基調、差し色に薄紫をリクエストしたんで落ち着いた雰囲気。
ガイド止め糸の上下には金の装飾があしらわれてて高級感が漂う。

トップコートを3回していただいたとのことでピカピカの仕上がりだ。
レジェンド船長に自作いただいたとあっては家宝物でしょう。

一生大切に使います!と船長に宣言して、女将さんと若女将にも披露。
テンションアゲアゲですよ。

大変気に入りました。
勇治船長ありがとうございました。


(本日は第三忠丸。)

ホクホクで受け取った竿を車に置いてから船へ。

準備をしていると続々とアジ船にお客が乗り込んで来る。
夏休みだからお子さま連れが多いね。
隣には貸竿の若者5名が収まった。

俊船長から釣り方のレクチャーがあり、お客の7割り方が聞いているから初心者が多い。


(出船。)

出船するとそこそこ風があってうねりが出てる。
左舷側は移動中に飛沫を被るから退避。
満員だと退避に限界があるから若者たちは濡れてたね。


(釣り開始。)

暫し探索して釣り開始。

まずはコマセを撒いてアジを足止めしないといけない。
数回打ち返しても反応なし。
なかなか型を見たアナウンスが出ない。

ちょうど満潮の潮止まりだからね。


(潮はこんな感じ。)

暫くコマセを打ち返し続けて、ようやく型見たアナウンスがある。

そろそろ反応が出るかな。
思っていると、ククンとアタリからグングン引くまでに発展。
この引きは型が良いぞ。

電動オンで巻き揚げてビシを掴むとお隣とオマツリしている。
構わずアジを引き揚げてからオマツリ解き。

自分の仕掛けを切ってオマツリを解消し、お隣の若者の仕掛けの手前マツリまで解いて返してあげましたよ。


(なのでこれは2匹目。)

仕掛けを付け替えて釣りを再開する前にお隣を見ていると、思ったとおりサミングせずに仕掛けを流してる。
初心者だから仕方がないね。

俊船長はちゃんと教えていたけど聞いてなかったのかな。

自分の身を守るためにもサミングと仕掛けの落とし方をレクチャー差し上げましたよ。


(チョイうねりあり。)

アジの方は食いが安定しないし、パターンが定まらない。

タナを変え、コマセの撒き方を変え、誘い方を変えするも正解が分からない。

潮が動き出せば食うかと思いきや状況は変わらず。
今日は手強い日だぞ。

持てる引き出しから色々試して待ちではなく誘って掛けるものの、誘いで食わせると掛かりどころが悪くなって巻きバラしが増える。
型が良いだけに口切れが多いのだろう。

中にはハリが伸ばされてバレるほどの大物も掛かる。


(9:12に5匹目。)

なかなか数が伸びないところに段々と食いが落ちて来て空振りが続く。

コマセを撒かないとアジを足止め出来ないから手返し良く打ち返し続ける。

隣の初心者組みはコマセが切れても入れたままの仕掛けにたまに掛かるようで、アジが釣れると盛り上がっている。
良かったね。

コマセが切れてお代わりする時に操舵室の俊船長に魚影はどうかを聞くと、薄いとの返答。

コマセを撒いても足止めにならないくらい魚影が薄いのか。


(場所変え。)

あがり時間30分前に場所移動。

再度、コマセを撒くところから始める。

もしかしてここは高活性だったりして、と淡い期待を抱くものの音沙汰なし。

状況は変わらずか。
ここまででたったの7匹。

最低家族1人1匹勘定であと1匹が欲しいし、何とかツ抜けはしたい。

最後まで諦めずにコマセを打ち返し、基本の2mのタナを狙う。

「あと5分であがっていきます。」

俊船長のアナウンスがあったところでアタリが出る。

バレるなよ、と思いながら巻き揚げて無事に取り込み。
これで最低ラインはクリア。

すぐさまコマセを詰めて打ち返し、同じタナ同じ誘いで待つと、程なくアタリが出て掛ける。
最後の最後でやっと素直に食ってくる感じた。


(ラストの2匹。)

取り込んで血抜きを後回しにして打ち返そうとしたところで「あがっていきます」のアナウンス。
時間切れとなった。


(沖あがり。)

結果は9匹。

アジで1桁釣果はダメダメだ。
バラしの6匹がもったいなかった。

今回は何をやっても食わせられなかった。
トップは22匹だそうで、右舷大艫で青イソメを持ち込んだ方だろうか。


(本日のアジ。)

たまにある激ムズのアジに当ったけれど、型が良かったから食は楽しめる。
何よりフグ竿を受け取れたから今日は満足よ。

そのうちリベンジしましょう。


・アジ : 9
船中0〜22
小潮


🐟

【釣】釣行前記 (2024/08/10 野毛屋)

2024-08-23 05:52:00 | 釣り
夏が来れば思い出す。
あの脂のノリ、爽やかな旨味。

それは、今が旬のアジ。

東京湾居着きの黄金アジと呼ばれる絶品アジを味わいたくて、野毛屋さんに早めに予約を入れましたよ。

お盆休みに入るから数日前には予約満員になったね。

そこに勇治船長から竿が仕上がったとのお電話をいただき、アジ釣りに合わせて受け取ることになった。

脂ノリノリのアジに、レジェンド船長に作成いただいたフグ竿の受け取り。

楽しみ過ぎる釣行に行って来ます。


🐟

【食】鮎の塩焼き

2024-08-19 05:43:00 | 釣魚料理
富山・岐阜への遠征釣行の釣果は冷凍で新鮮なまま持ち帰り。

早速いただきましょう。


(ツヤツヤ。)

解凍して袋を開けたらスイカのような爽やかな香りがする。

生臭さじゃなくて良い香りがするなんて、魚として鮎は驚きに値するんじゃないかな。

まずは最終日に高原川で釣った鮎をいただく。


(尻尾が欠けてます。)

鮎の塩焼き。

化粧塩が上手く着けられずにやっぱりヒレが焦げ落ちちゃうけれど、焼き具合は良し。

ヒレを外して齧り付くとフワッとした身から香りが立つ。
ほのかな脂もあって旨い。

さすがは岐阜の鮎、満足度が高い。


(群れで。)

1日分の釣果をまとめて袋詰めして冷凍したから一度に全匹を解凍することになる。

8匹分だからまだ良いものの、10匹以上だと他のメニューも考えないと厳しいかも。

鮎料理を研究しましょう。


🐟

【釣】鮎友釣り遠征・最終日 (2024/07/29 鮎 岐阜・高原川)

2024-08-16 05:57:00 | 釣り
大人の遠足、鮎の友釣り遠征の最終日。

民宿いちだで炊き立てご飯にブランド卵の玉子かけご飯、飛騨牛の朴葉味噌焼きの朝食をいただき、満腹して出発。


(お世話になりました。)

預けておいた鮎の受取りと日券を買うためにスズ井酒店へ向かう。

昨晩いただいて美味しかった地酒蓬莱があと2本あったからN会長とSさんが購入、在庫があれば自分も買いたかったな。

鮎の預かりは無料だし、蓬莱はどう考えても安すぎる言値なのに、喜んだおじいさんはペットボトルのお茶を4本サービスしてくれた。

商売っ気がなさ過ぎですよ。
優しさに溢れた長く続けて欲しいお店ですね。

今度来た時にも必ず寄りますからね。


(上流はチョイ濁り。)

最終日も高原川で釣る予定。
様子を見た上流はまだ濁り気味だから、昨日と同じJA前に入ることにした。

帰りの時間を考慮すると釣りは12:30まで。
中央道の渋滞は確定だからね。

13:00には帰路に着く予定で釣り開始だ。


(再び。)

自分は昨日と同じポイントに入る。

川に立ち込み、仕掛けをセットして竿を伸ばしオトリに鼻カンを着けて、逆バリを打とうと川に入れたらそのままオトリが泳いで行った。

あれれ!?
鼻カンがちゃんとハマってなかったのね。

連日の1匹目バラシに続き、今回はオトリバラシよ。
トホホ。


(本日もここ。)

気を取り直してオトリを付け直し、送り出す。

するとすぐに1匹目をゲット。
今回は落ち着いて取れましたよ。

少し粘るも手前側は昨日釣ったから反応が薄い。
なので、今日は川の中央の岩裏に立ち込み、対岸側を攻めてみる。


(狙うは向こう側。)

流心から外れた中洲の岩陰で反応が出る。

竿を立ててオトリを自由に泳がせると活発に動き回る。
野鮎に追われているね。

ブルッと手元にアタリが伝わると目印が下流に流されて行く。
掛かった。

流れるに任せて流れの緩いところまで泳がせて体制を整え、溜めて、引き抜く。
飛んで来た鮎をキャッチ。


(ゲットだぜ。)

この調子で行くぞと息巻いたものの、同じポイントで3匹を掛けて、3連続で取り込みバラしをしでかす。

良型を揚げきらずに水面でバウンドさせてバラし。

飛んで来た掛け鮎がタモの下を抜けてバラし。

バランス崩してキャッチし損ない体の周りを回してバラし。

さすがに3連続はヘコむわ。


(癒やされるね。)

同じポイントで反応がなくなり、ちょっと上のポイントに釣り上がる。

気を取り直して良型のオトリを付け替えて流心の深みに泳がせる。

すると早々に良型を掛ける。
トラウマになりかけた取り込みはギリギリまで寄せて慎重にキャッチ。

この野鮎が元気が良く、オトリにすると駆けずり回るように泳ぐ。
ガンガン泳いで期待どおりに掛けてくれる。

ところが、腹掛かりだったんで大事を取ってローテーションせずに元気なオトリくんを連投。

またまたガンガン泳いでくれてまた見事に掛かる。
出来るオトリは助かるな。

12:00を過ぎてあがり時間が刻々と迫る。
集合場所までの移動の時間を考慮すると12:15がタイムリミットだ。

ラストに1匹、気持ち良く獲りたい。

最後に掛けたのが小型だったから厳しいかと思っていたら、オトリにするとこの小鮎が活発に泳ぐ。

オバセ(水中糸のたるみ)を入れると流心をグングン上流へ泳いで行く。

良いぞ。
頑張れー。

健気に泳ぐオトリくんに仲間意識を抱き、「その調子!」と声を掛ける。

すると、掛かりましたよ。

流れも手伝って目印が勢い良く下流に流される。
竿を立てて溜めると良型の手応え。

思わず「でかした!」と声を出しちゃったよ。

慎重に寄せて抜き揚げから綺麗にキャッチ。
遠征の最後を飾る納得の1匹だ。


(12:12に最後の1匹。)

リミット3分前の出来過ぎの展開にアドレナリン大放出。

終わり良ければすべて良し。
3連続バラしも経験と割り切って満足、満足。
気持ち良く竿を畳んだ。

こんなのを体験しちゃうと癖になるね。


(本日の鮎。)

結果は6匹。

泳がせの練習で、あまり移動せずにバラしもあってこの釣果なら良い方かな。

遠征3日間の合計では29匹。
初心者としては及第点ではないでしょうか。


(このルートで帰ります。)

この3日間釣った鮎はSさんが冷凍庫を持って来てくれたんで新鮮なまま冷凍。
遠征慣れしている人の装備は違いますわ。

3日間の大人の遠足はこれにて終了。

トーナメンターのベテラン鮎釣り師に引率・指導いただいて、普通の友釣り初心者なら体験出来ないだろう贅沢な遠征だった。

環境が良い綺麗な川で経験を積めて勉強になったし、何より楽しかった。
ぜひ毎年の恒例行事にしたいな。

N会長とSさんに感謝です。


🐟