最近は鮎釣りばかりで海釣りは1ヶ月振りとなった野毛屋さんへのアジ釣行。
いつもどおり4:50着で18番目。
釣り座は左舷艫2番目をチョイス。
本日のアジ船は満員とのことで隣は団体さんが入るようだ。
(毎度。)
宿が空いてから受付けし、6:00過ぎに宿前で勇治船長と待ち合わせ。
車で登場した勇治船長にあいさつし、出来上がった竿を見せてもらう。
カッコイイ!
ベースは渋めの黒基調、差し色に薄紫をリクエストしたんで落ち着いた雰囲気。
ガイド止め糸の上下には金の装飾があしらわれてて高級感が漂う。
トップコートを3回していただいたとのことでピカピカの仕上がりだ。
レジェンド船長に自作いただいたとあっては家宝物でしょう。
一生大切に使います!と船長に宣言して、女将さんと若女将にも披露。
テンションアゲアゲですよ。
大変気に入りました。
勇治船長ありがとうございました。
(本日は第三忠丸。)
ホクホクで受け取った竿を車に置いてから船へ。
準備をしていると続々とアジ船にお客が乗り込んで来る。
夏休みだからお子さま連れが多いね。
隣には貸竿の若者5名が収まった。
俊船長から釣り方のレクチャーがあり、お客の7割り方が聞いているから初心者が多い。
(出船。)
出船するとそこそこ風があってうねりが出てる。
左舷側は移動中に飛沫を被るから退避。
満員だと退避に限界があるから若者たちは濡れてたね。
(釣り開始。)
暫し探索して釣り開始。
まずはコマセを撒いてアジを足止めしないといけない。
数回打ち返しても反応なし。
なかなか型を見たアナウンスが出ない。
ちょうど満潮の潮止まりだからね。
(潮はこんな感じ。)
暫くコマセを打ち返し続けて、ようやく型見たアナウンスがある。
そろそろ反応が出るかな。
思っていると、ククンとアタリからグングン引くまでに発展。
この引きは型が良いぞ。
電動オンで巻き揚げてビシを掴むとお隣とオマツリしている。
構わずアジを引き揚げてからオマツリ解き。
自分の仕掛けを切ってオマツリを解消し、お隣の若者の仕掛けの手前マツリまで解いて返してあげましたよ。
(なのでこれは2匹目。)
仕掛けを付け替えて釣りを再開する前にお隣を見ていると、思ったとおりサミングせずに仕掛けを流してる。
初心者だから仕方がないね。
俊船長はちゃんと教えていたけど聞いてなかったのかな。
自分の身を守るためにもサミングと仕掛けの落とし方をレクチャー差し上げましたよ。
(チョイうねりあり。)
アジの方は食いが安定しないし、パターンが定まらない。
タナを変え、コマセの撒き方を変え、誘い方を変えするも正解が分からない。
潮が動き出せば食うかと思いきや状況は変わらず。
今日は手強い日だぞ。
持てる引き出しから色々試して待ちではなく誘って掛けるものの、誘いで食わせると掛かりどころが悪くなって巻きバラしが増える。
型が良いだけに口切れが多いのだろう。
中にはハリが伸ばされてバレるほどの大物も掛かる。
(9:12に5匹目。)
なかなか数が伸びないところに段々と食いが落ちて来て空振りが続く。
コマセを撒かないとアジを足止め出来ないから手返し良く打ち返し続ける。
隣の初心者組みはコマセが切れても入れたままの仕掛けにたまに掛かるようで、アジが釣れると盛り上がっている。
良かったね。
コマセが切れてお代わりする時に操舵室の俊船長に魚影はどうかを聞くと、薄いとの返答。
コマセを撒いても足止めにならないくらい魚影が薄いのか。
(場所変え。)
あがり時間30分前に場所移動。
再度、コマセを撒くところから始める。
もしかしてここは高活性だったりして、と淡い期待を抱くものの音沙汰なし。
状況は変わらずか。
ここまででたったの7匹。
最低家族1人1匹勘定であと1匹が欲しいし、何とかツ抜けはしたい。
最後まで諦めずにコマセを打ち返し、基本の2mのタナを狙う。
「あと5分であがっていきます。」
俊船長のアナウンスがあったところでアタリが出る。
バレるなよ、と思いながら巻き揚げて無事に取り込み。
これで最低ラインはクリア。
すぐさまコマセを詰めて打ち返し、同じタナ同じ誘いで待つと、程なくアタリが出て掛ける。
最後の最後でやっと素直に食ってくる感じた。
(ラストの2匹。)
取り込んで血抜きを後回しにして打ち返そうとしたところで「あがっていきます」のアナウンス。
時間切れとなった。
(沖あがり。)
結果は9匹。
アジで1桁釣果はダメダメだ。
バラしの6匹がもったいなかった。
今回は何をやっても食わせられなかった。
トップは22匹だそうで、右舷大艫で青イソメを持ち込んだ方だろうか。
(本日のアジ。)
たまにある激ムズのアジに当ったけれど、型が良かったから食は楽しめる。
何よりフグ竿を受け取れたから今日は満足よ。
そのうちリベンジしましょう。
・アジ : 9
船中0〜22
小潮
🐟