2月9日はフグの日。
本来なら語呂のとおり野毛屋さんでアカメフグを狙うところだけど、先にシーズンを終えてしまうだろうカワハギを優先して、
前回記録を更新した時の感触を確めるために、一俊丸さんへ復習を兼ねた今季の締め釣行。
(相模湾の夜明けぜよ。)
一俊丸さんには5:35着。
ネット予約で4名だったから、四隅の左舷大艫が空いていたところを見送り、お日様が欲しいから右舷胴の間を取る。
受付時に聞いたら、その後予約が入って8名になったそうなので、左舷大艫に切り替えた。
大艫なら後ろからでも陽があたると思ってだけど、スパンカの存在を忘れてましたよ。。。
(大艫ゲッチュ。)
(エサはカワハギゲッチュ。)
タックルは竿・リールともにステファーノ、自作の仕掛けに集魚テープとワンタッチ式の中オモリを付け、オモリにはラバースカートをセット、針はハゲ系で。
茅ヶ崎沖からスタート。
(潮はこんな感じ。)
底を取ったら1m切って、タタキからの誘い下げで様子を見る。
上下動のスピードを変えながらアタリを待つけど反応なし。
カワハギが寄ってないか、活性が低いか、どっちだろうかとゼロテンで暫く待つと、アタリもなくアサリのワタだけを喰われる。
カワハギたちはやる気がないのね。
(良い凪ですが潮緩い。)
激しくタタキをくれたり、上げ下げしてもやる気のないカワハギたちは着いて来てくれないから、ゆっくりした操作が基本になる。
宙からゆっくり誘い下げて、アタリを捉えて掛けたファーストヒットはキタマクラ。
撮影もせずにお帰りいただきました。
ゲストもやる気がなさそうで喰ってこないし、仕掛けを止めて待つと気配もなくキモだけいかれる。手強いな。
開始から1時間、やっと型を見た。
誘い下げながらの聞きを繰り返し、カリッと出たアタリで掛けた。
(おチビですがね。)
このパターンで数匹獲るも、朝のうちだけ。そのうち反応がなくなる。
止めて待つと、やはりキモだけいかれる。いることはいるんだよね。
去年の多希志丸さんで似た状況を経験済みだから、状況を分析して更に釣り方を変化させる。
今回は煮えませんよ。
(富士山を見ながら。)
色々と試した結果、湾フグのタイム釣り方が良いと判った。
誘い上げからゆっくり誘い下げて、根掛りを嫌って底直前で止める。
そのまま数秒待って、聞き上げからの誘いを繰り返すタイム釣りだ。
待ち時間は5~7秒。
好物のアサリが見える。
でも、動いてると追うのが面倒だな。
おっ、止まったぞ。
それならチョイと旨そうなキモだけいただきますかね。
と、テンションが低いカワハギくんがキモをつつきに来るまでが5~7秒。
(江の島にも移動しましたよ。)
このパターンでポツと時速1匹ペースで揚げるものの、いずれもおチビ。
途中で良型を思わせる引きが2度あったものの、無念の巻きバレで獲れない。
肝のためにも良型が欲しいのにー。
(5匹目。)
江の島回りだとキモだけじゃなくツルテンにしてくれるけど、やはりタイム釣りじゃないと獲れない。
ゼロテンでカリッというアタリを取ってアワセても掛からないし、アタリがあった時点でツルテンのようだ。
テンション低いカワハギは手強いなー。
(茅ヶ崎に戻る途中。)
結果は7匹。
いずれもおチビ。
状況は渋くて厳しかったけど、繊細に優しくしないと獲れない釣りというのも勉強になった。ひとつ引き出しが増えたかな。
(ラストのおチビ。)
今季ラストのカワハギを、余裕の釣り座で爆釣して終えるつもりだったところ、残念な結果になった。
真冬のカワハギは甘くないってことだね。だけど、得るものはあった。
また来季に修業に来ますよ。
・カワハギ : 7
・ベラ : 1 (リリース)
・キタマクラ : 1 (リリース)
船中2~16
小潮
🐡