毎年1月に開催されるジャパンフィッシングショー(横浜)。
1月19日(金)~21日(日)の3日間、パシフィコ横浜で開催されました。
(いつもとは違うワクワク感。)
これまで毎年、1日中入り浸って、見て、聞いて、手に取って、と楽しんでいたところが、今年は出展サイドのスタッフとして参加しました。
(スタッフ証。)
お子さん向けの人気コーナーであるマス釣り体験をJOFI神奈川のインストラクターが担当し、釣りの指導をするので、19日と21日の2日間、メンバーとして活動してきました。
フィッシングショーはJOFI神奈川としても一大イベントで、JOFI東京、千葉、埼玉からの応援を受け、協同して臨みます。
(開場前の静けさを控え室から。)
マス釣り体験は大きなプールにニジマスを放流して、のべ竿に玉浮きのエサ釣り。
エサはイクラ、コーン、ブドウ虫からマルキューのワゲットまで各種を揃えましたよ。
実釣時間は10分、入れ替え含めて15分で1時間に4回、各回12名を受け入れ、これを1日7~8ターン実施します。
JOFIでは釣り支援の部隊を1~4班編成して1回に2部隊が1時間受け持つローテーションを組み、応対します。
(場所はDIWAさんの隣。)
19日(金)午前中はビジネスタイムのところ、招待された幼稚園児の皆さんが来場しました。
初日の初回はエサを入れれば即座に喰ってきて、あっという間にリミットの2匹を達成しちゃいますね。
初めての釣りで、初めて魚の引きを体感し、ビチビチと暴れるニジマスを前に、目を輝かせて満面の笑みで喜ぶ園児の姿に、こちらもほっこり。やりがいを感じます。
中には怖がる子もいましたがね。
(元気なマスがたくさん。)
1ターン目は全員がリミットメイク出来ました。
自分で釣り揚げたニジマスは保冷バックでお持ち帰りいただけます。
最終日の打ち上げで食べましたが、クセが全くない美味しいニジマスでしたよ。
(オープニングセレモニー。)
(ハシゴしました。)
空き時間には各ブースを見学。
ビジネスタイムだと人が少なくて効率良く見て回れますね。
でも、人が少いことで反って遠慮も出ちゃいます。出展サイドとして初参加なので、まだ慣れていないせいでしょうか。
日頃から釣り番組や雑誌で見ている方々を多々お見かけしたのに、声すら掛けられませんでしたよ。
来年はもう少し図太くなって楽しみます。
残念だったのは、がまかつブースの「フィッシング倶楽部」トークショーの時間が担当のターンと丸かぶりして、全く観れなかったこと。毎年の楽しみだったけど、仕方ありませんね。
(19日午前の回。)
午後から一般公開になり、マス釣り体験も慌ただしさを増します。
時間を追うごとにニジマスがスレて喰いが悪くなって来ましたが、初日に担当した方々(金曜日のみ女性も可でした。)はボウズなく釣り揚げて貰えました。
(おかげさまで人気です。)
ところが、最終日になるとプールの水も濁り、ニジマスもスレまくってエサを漂わせるだけでは滅多に口を使わなくなります。
回を追うごとに状況は厳しくなって、午後にはほぼリアクションでしか喰わなくなってしまいました。
リミットメイクも叶わず、時間一杯頑張っても辛うじて1匹とか、ボウズの子も出てしまいます。
始める前にお父さんやお母さんに厳しい旨を伝えますが、釣れずに終わってしまうのはとても申し訳ないです。
(待ち行列。)
ラス前の中学生は10年釣りの経験があると言うので、好きなエサを選んで貰い、釣り方もアドバイスのみで好きに釣って貰いました。
そんな子でもアタリはあったものの、掛けられずにボウズ。
釣れなくてごめんなー。と言うと、
「この厳しさは本当の釣りみたいだね。」
と返してくれたのが救いでしたよ。
(水の濁りがわかりますね。)
オーラスで担当したのは5歳の女の子。
釣り方を教えて、竿の操作をアシストしてあげて、アタリが2度あったものの、勢い良く竿をあおってしまい掛けられず。
お母さんが横に着いて応援しますが、刻々と時間が過ぎます。
「残りあと1分です。」
とアナウンスがあったところで、どうしても釣らせてあげたいと思い、後から女の子の手を取ってアシストではなく自分が操作して誘います。
掛かれー。掛かれー。と声に出すと、お母さんも声を合わせてくれます。
「終わりです。竿を揚げて下さい。」
のアナウンスの瞬間、玉浮きが沈みました。
「来たっ!そっと腕を上げて!」
女の子がアワセると、掛かりました!
のべ竿が綺麗に弧を描いてブルブルと震えるのを女の子は両手でしっかりと握っています。
暫くやり取りして寄ってきたニジマスをタモですくった時には、やったー!と声をあげましたよ。
女の子もお母さんも大喜び、周りで見ていたギャラリーの方々からも拍手が湧きました。
これには感動しましたよ。
最後の最後に笑顔で終わることができて良かったです。
お母さんからも感謝されて、インストラクターとしての面目を保てました。
(業者さんが片付け中。)
参加した2日間は、子供たちとふれ合い、屈託のない笑顔に接することが出来てとても良い経験でした。
また来年、マス釣り体験でお待ちしています。
(サンケイBIZニュースから。)
後日、フィッシングショーの情報を検索すると、何とサンケイBIZニュースに写真が掲載されているではありませんか。
こちらも良い記念になりました。
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