釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アジの刺身・なめろう・干物・ムシガレイの煮付け

2019-03-29 06:05:08 | 釣り
3月16日(土)の野毛屋さんでのリレー後は帰りが遅くなったんで、当日中はチャッとアジ2匹を捌いて刺身のみをいただく。


(なかなかでしたよ。)

旬の前なんで、皮が金ぴかに輝くまではいかないものの、なかなかの脂の乗りでしたね。

釣りたて、新鮮なアジはやっぱ旨い。
これからが益々楽しみですな。

晩飯後に風呂に入って一息つき、フグの下処理とアジを10匹ほど捌いたところで眠気にヤラレて活動限界を迎える。
残りはクーラーに納めたまま翌日に持ち越し。

翌朝から一人せっせとマシーンになってアジを捌きまくり、仕込みまで済ませる。
かみさんに誉められもせず、魚臭っ、と換気扇を回されようが、黙々と下ごしらえをしましたよ。
偉いぞ、俺。

翌日の晩飯はアジ尽くし。


(定番。)

まずは家族全員が好きな、なめろう。
大量に仕立ててもペロッと無くなるよ。
毎度感動。
旨いなー。


(ローリング〆アジ。)

アジの酢〆。
小振りなのを選んで、1人2匹分を仕立てる。
ちょっと〆過ぎた感があるものの、さっぱりイケる、爽やかな中に脂のコクを感じる逸品。


(1昼干しかな。)

今回は十数匹を干物に仕立て、フライング気味に生乾きの2匹を炙ってみた。
素材の良さを感じる中骨際の身の表面、パリッとしたトコが堪らんよ。

シェアした長男はバリバリとゼイゴをかじって、旨いと言ってる。
マニアックなやつだな。


(ふっくら。)

ゲストで獲ったムシガレイは、型が良かったから揚げるのは見送って煮付けにした。
甘辛の煮汁にふっくらの身が嬉しい、ご飯のおかずに持ってこいだね。
何気にゲストのカレイは満足度が高いよ。


(集合写真。真ん中は彩りの菜の花。)

ガッツリとアジをいただくメニューはどれも満足。

「釣りをやればこそのメニューだからな。」

と皆に念押ししておく。


(残りは干物で保存。)

身近な食材が新鮮で旨いというのは贅沢の一つでしょう。
これから旬を迎えたら、脂ギッシュなメタボアジを仕入れに行こう。


🐡


【釣】愛しのアカメに暫しのお別れを告げる (2019/03/16 午後アカメフグ 野毛屋)

2019-03-26 06:06:45 | 釣り
満員の午前アジ船は、お子さんたちもしっかりお土産を確保できたようで、陸にあがると満足げな笑顔がたくさん。
楽しく釣れて良かったね。

午後に備えて宿でお茶をいただきつつ昼食のおにぎりをパクついてると、午後船目当てにそこそこのお客さんが詰めかける。
 
中には女性も加わった若手のグループもいるのを横目で見ながら、マニアックな湾フグに挑戦してくれるのは嬉しいな。と、キャリア5年のフグ釣り師は思うのですよ。


(お掃除中。)

空は曇天なものの、午後になっても雨は降らずにもっているのは有難い。
今季ラストのアカメ狙いだから、集中して臨みたいからね。


(潮はこんな感じ。)

掃除を終えた船に乗り込み、右舷大艫で準備を進める。
左右とも片舷8名くらい。
午後船としてはそれなりの乗りではなかろうか。

12:30に出船し、八景沖で釣り開始。
潮止りでこれから下げ潮だから丁寧に誘おうとするも、午後になって波が出てきてバチャバチャしてるよ。
やりづらいっス。


(うねうね。)

いつも通りに誘い始めるものの、しっくりこない。
暫し暖気運転しないと調子が出ない、相変わらずのスロースタートなんですよ。

暫く誘っても反応も気配もない。
周りも黙々と誘うのみで、船中型を見てないようだ。
遠いなー。

更に誘い続けてると、誘い上げでサクッと来た。
両手を高く上げて追いアワセをくれて巻き始め、活性を感じつつ、船中一番いただき!と気を良くしたところで、抜けた。
無念の巻きバレで天を仰ぐ。

やはりスロースタートなんだよな。


(アカメはいるの?)

気を取り直して丁寧に誘い続けるものの、アタリが遠い。

スタートから1時間経ってやっとサクッと来ましたよ。
今度こそ逃さぬぞ、としっかり追いアワセを入れて巻き揚げると、小型のコモン。


(カウント外だけど嬉しい1匹。)

ボウズが回避できてホッとするし、1匹獲れると集中力がアップする。
ようやく暖気運転が完了ですよ。

すると、誘いもしっくりハマって、ゼロテンがビシッと決まる。
ゾーンに入ったような、この状態になったら、どんな小さなアタリも見逃しませんぜ。


(やっと型を見る。)

すると、竿先にアタリとまではいかない気配を感じてアワセ1発、サクッと掛けた。
おチビですがね。

シーズン中なら確実にリリースサイズのアカメだけど、様子を見に来たSトシくんに聞いたら良しとしてくれた。
今日でラストだから許してね。


(30分後に2匹目。)

順調に2匹目を揚げたあとは、誘い続けても何の音沙汰も気配すらない。
既に産卵期で浅場に行ってるのか、アカメたちは散ってるんじゃなかろうか。

こんな時は、漫然とした釣りになっては少ないチャンスをものに出来ない。
集中力を切らさぬように、アカメとの前に自分との戦いだね。


(何とか拾い釣り。)

数十分ごとにポツと単発で獲るものの、どれも小型だ。

右舷だと胴の間の、おそらく初挑戦だろう方がタモサイズの大型を揚げたくらいであとは小型が主。
やっぱ大型は産卵に行ってるのかな。

そんな中、あと15分であがります。とのアナウンスがあって、あと1匹、何とか1匹、と執念の誘いをくれる。

タイムリミットが迫るところ、新鮮なエサに付け替えた落とし込みでピョコピョコと手に感じる明確なアタリが来た!
オリャ!とアワセ1発、見事に掛けたら今日イチの引きだ。

持ってるなー、と自分に感心して抜き揚げたら、30cmクラスのムシガレイでした。
確かに今日イチのサイズだけどね。


(ラストはこいつ。)

これでタイムアップ。
結果は4匹。

シーズン最後の最後だから渋いのは仕方ないかな。
出来れば良型を揚げたかったけど贅沢は言うまい。


(帰りは残業したユキちゃんのマダイ船と一緒。)

今季も釣りでも食でも楽しませてくれたアカメに感謝して、秋までお別れだね。


船宿に戻ると、嬉しいことに昨年11月からお見かけしなかった大女将さんのお姿があった。

転んで腰を痛めたあと、坐骨神経痛を発症されたそうで、回復まで時間が掛かったとのこと。
心配してたんですよー。とお話し、元気なお姿を拝見できて良かったです。

大女将さんは今月で9X歳に成られるとのこと。
末長く元気でいてくださいね。

・アカメフグ : 4
・コモンフグ : 1
・ムシガレイ : 1
船中0~5
長潮


🐡


【釣】ベイブリッジでのんびりアジと戯れる (2019/03/16 午前アジ 野毛屋)

2019-03-22 06:04:38 | 釣り
雨予報が絡んだ3月16日(土)、10日間予報で翌週末も雨になりそうなんで、多少降られようが釣行を決意。


(久しぶりの第三忠丸。)

当初、釣り仲間のT1さんも同行する予定で、その調整をした途端に雨が絡み出し、予報によりT1さんが釣行を見送ったら回復傾向になった。
さすが、GODの名に相応しい雨を呼ぶ力に感服ですよ。
結局この日、雨に降られたのは帰りの移動中のみでしたね。


(ビフォアー。)


(アフター。)

野毛屋さんに5:10着で6番目。
雨絡みの予報から見送る人が多いのかな。

釣り座は午前は左舷大艫、午後は右舷大艫をゲット。
のんびりと出来そうだ、と思ったら、この日の午前アジは札止めの満席。
お子さま連れのご家族が何組も来られて大盛況だ。
右隣には中学生3人組が並んだよ。


(大艫ゲット。)

艫に収まって準備をしてると、コマセバケツのフォルダーにロープが付いてるのに気付いた。

以前はなかったから、これ何?と聞くと、落下防止のため、とのこと。
最近、バケツだけ持たれてフォルダーを海に落とされることが続いたそうだ。

「注文したら、これ1つ8,000円もするんだよ。驚いたよー。」

とは俊船長談。

近頃は機械製造品はなく、手仕事の品だけだから高いらしい。
確かに8,000円じゃ落下対策が必要だね。


(ヘリに結びます。)

満員のお客を乗せて出船。
20分ほど走る、とアナウンスがあったからベイブリッジに行く模様。
昨年もこの時期はベイブリッジにアジ船が集合してたね。


(途中の本牧海釣り施設。)

いつもと違う景色を眺めての移動は楽しい。
暫しのクルージングでベイブリッジに到着。


(ベイブリッジが見えたぞ。)

買い置きのアジの仕掛けを切らしていて、2mの2号ハリスの2本ハリ1組しかない。
大事に使いましょう。

野毛屋さんでは貸し竿はタダだし、借りたお客には1.5号ハリスの3本ハリ仕掛けがタダで貰える。
至れり尽くせりですよ。
いざとなったらその仕掛けを売って貰おう。


(アジ船が集まってるよ。)

ベイブリッジ手前で釣り開始。
水深は12mくらい。
潮が緩いからハリス分底を切った2mで待つと、早速の活性反応。
魚の引きは良いねー。


(10匹単位で血抜きしてクーラーへ。)

良型もポツポツと顔を出し始めると、船中あちこちで竿が曲がり、子どもたちの歓声も聞こえて、ほのぼのする。

何だか「親子DEエンジョイフィッシング」みたいだよ。
ロケーションが良いから得した気分で釣りが出来るし、子どもたちには良い思い出になるだろうね。

ハリス2号でも少ない空振りで順調にアタリがある。
途中、隣の中学生に所作のアドバイスやイシモチの血抜きを教えてあげる。
こっちはゼロだったのに、イシモチを4、5匹揚げてたよね。
羨ましいな。


(大型船も通る。)

捌きを1人ですることになるから、40匹目処のペースで釣ってると、あと15分であがりますね。と船長アナウンスが。
思ってたよりあがりが早くて焦る。
移動に時間が掛かる分、早くあがることを忘れてた。

そこからピッチを上げて打ち返すも届かず。
結果は35匹。
捌きを考えると丁度良いくらいかな。


(沖あがり。)

のんびりとアジと戯れて楽しかった。
脂の乗りも良さそうだから食も楽しみだ。

・アジ : 35
船中10~38
長潮


🐡



【釣】釣行前記 (2019/03/16 野毛屋)

2019-03-19 05:56:30 | 釣り
野毛屋さんの1日フグ船はアカメフグが終わり、数日のショウサイフグを挟んで3月15日(金)からトラフグとなった。
 
トラは狭き門だから、ちょっと様子を見たいんで見送り、確実なお土産確保と愛しのアカメにお別れを告げるために、午前アジと午後アカメでリレーすることに決めた。
 

(毎度。)
 
16日(土)は雨が絡む予報で、振り出し時間がコロコロ変わり、当日は午後に降り出す予報になったものの、波・風は大丈夫そうだから出動しますよ。
 
今度こそシーズンラストのアカメ釣行になる。
良い形で締めて、来シーズンを待ちたいな。
 
 
🐡



【食】アマダイとゲストの刺身・アマダイの松笠揚げ・潮汁

2019-03-15 06:05:41 | 釣り
3月2日(土)の釣行当日は、えぼしわかめのみをいただいて釣果は翌日に料理する。
1回の晩飯で完全に消化できちゃうチョイと寂しい釣果ですよ。


(アマダイの釣果。マイクロくんが不憫だ。)
 

(かわいいゲストたち。)
 
小型のアマダイ3匹はゲストと共に刺身にしようと下ろしにかかる。
ゲストはおチビばっかだから捌くのも苦労するよ。
 


(手前アマダイ、奥ゲスト。真ん中の点はマイクロアマダイくんです。)
 
アマダイは柔らかい身質で上品な甘味。
メバル、カサゴ、ヒメジ、カナガシラはそれぞれが個性を発揮して持ち味の違いを味わえる。

特にカナガシラは、これまでリリースばかりで今回初めていただいたけど、なかなか旨いでないの。
見直したよ。
 


(これは定番。)
 
ガンゾウビラメはお決まりの唐揚げで。
1匹だけなのが寂しいけど、ほっこり白身とヒレのパリパリが嬉しい、家族皆のお気に入り。
 


(これも定番。)
 
アマダイのアラは毎度潮汁に仕立てる。
うっすらと浮く小さな脂が旨さを約束している。
潮汁の中でもトップランクでお上品な味ではなかろうか。
 


(ウロコ開かず残念。)
 
メインはアマダイの松笠揚げを料ったものの、ウロコがきれいに開かず、なんちゃってな出来になっちゃった。
過去にウロコ側にも粉を着けて開かないミスをしたから、繰り返さぬよう気を付けたのに、残念。

後で調べたら、ウロコに水分がなくても開かぬそうで、ペーパーに巻いて1日寝かせたのが敗因だな。
 
次回はトレトレのうちに仕立てるようにしよう。
 


(集合写真。)
 
1回の晩飯で全釣果を完食。
旨かったけど、もっと色んな料理を堪能したかったな。
それは来シーズンまでお預けだ。


🐡