釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】TALEXを手に入れる

2023-04-28 04:49:00 | 雑感
釣りの必需品としては竿とリールは当たり前だけど、その他にもクーラーやウェアなど拘りたい道具が多々ある。

その中のひとつがサングラス。

以前はZoffの度付きフィッシングサングラスを使っていたのだけど、度が合わなくなって引退させた。
竿先を集中して見つめる湾フグ釣りで視界がボヤけては釣果に関わるからね。

それ以降は普段使いのクリップオンのサングラスを使っていたのだけど、今年のフィッシングフェスティバルでTALEXを見てしまったのですよ。

【感】釣りフェスティバルで誘うもなかなか食い込みまでいかず - 釣・食・感

3年振りのリアル開催となった釣りフェスティバル。初日の1月20日(金)は10:00~18:00です。以前は初日の午前中はビジネスタイムで招待客のみだったのが、今回は朝から...

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(この時ね。)

ZEQUE(ゼクー)のブースでOpa(オーパ)というオーバーサングラスを見て、試し掛けしたら、世界が変わったのですよ。

TALEXのレンズの評判は聞いていたものの、他とそんなに変わらんだろうとタカを括っていたところにカルチャーショックでしたね。

雑光がなくなると世界はこんなにクリアに見えるのかー、とそれはそれは驚きでした。
TALEXに比べたら今使ってるクリップオンなんてオモチャですわ。

体感したら欲しくなり、マイナンバーカード登録のキャッシュバックを原資に買っちゃいました。


(レンズはTRUEVIEW SPORTS。)

前回のショウサイフグ釣行で掛けたら、竿先がハッキリ、くっきり良く見える。
集中力が更に増しましたぜ。

これで釣果も1割増しかな。


🐡

【食】ショウサイフグの刺身・唐揚げ・漬け丼・白子ポン酢

2023-04-24 06:34:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのショウサイフグ釣行の釣果は15匹。

更に小振りなものの今季初の白子が4腹分獲れましたよ。
これから白子シーズン突入ね。


(初物。)

まずはその白子をポン酢で。

ショウサイフグは血抜きをしなくしたから、下処理後でも白子の色がイマイチ。

それでも味には影響なく、シーズン初期の爽やかなコクが良いね。

このところ長男も白子の味が気に入ったようで、シェアして食べるようになった。
若いうちから白子の味を覚えるとは、舌の英才教育ね。


(お決まりね。)

ショウサイフグの刺身。

3枚に下ろして薄皮を引いた身をピチットシートに挟んで冷蔵庫で30分。
程良く水分が抜けて旨味が凝縮する。

久し振りの刺身は皆食付きが良いぞ。


(集合写真。)

翌日は揚げ物で大量消費する。


(ドドーンと。)

ショウサイフグの唐揚げ。

下拵えの前にピチットシートで1時間、水分を抜いた。

高温で揚げると、外カリッ、中ふわでビールにもご飯のおかずにも持って来いの旨さ。

飽きることない定番ね。


(集合写真。)

刺身と白子は連投。
旨いからいいんです。

更に翌日は2年振りに漬けにしてみた。


(久し振り。)

ショウサイフグの漬け丼。

醤油、麺つゆ、ゴマ油を2:1:1の割合のタレに、おろしニンニク、おろしショウガ、鷹の爪を加え、ショウサイフグの切り身を漬ける。
朝仕込んで晩には食べ頃ね。

丼に乗せて薄皮の湯引きも添えて、小ネギとゴマをパラッと。

濃い目の味付けにフグの旨味がマッチして丼飯が進むよ。
箸を着けたらアッと言う間に完食。


(はんなりと優しい。)

ショウサイフグの潮汁。

ショウサイフグの干した中骨を焼いて出汁取りした椀。

優しい味が漬け丼に合う。


(集合写真。)

15匹のショウサイフグは3日で完食。

白子シーズンがスタートするし、これからガッツリいただくことになりますよ。


🐡

【釣】無双モードを発動するもまだまだ届かず (2023/04/14 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-04-21 06:00:00 | 釣り
野毛屋さんでのフグ釣りは約2ヶ月振り。
このところ何かを掴みかけている感触があり、カットウ釣りをやりたくてウズウズしてるのですよ。

5:00着で並びは29番目。
トラフグシーズンは普段フグ釣りをしないお客で賑わうから平日でも大盛況だ。

3船トラフグのところ、勇治船長がショウサイフグに出てくれるのはありがたい。


(毎度。)

釣り座は左舷舳2番目をチョイス。

風によるうねりが気になるけど、実釣時間はずっと下げ潮だし、左舷なら勇治船長が竿を出す場合にじっくり観察して勉強できるしね。

左舷艫には常連の「上手なMさん」が乗られるから、まず頭は望めない。
少しでもMさんに近付くように頑張りますよ。


(潮はこんな感じ。)

盛況なトラフグ船を横目にこちら2号船は片舷6、7名の余裕の釣り座だ。

釣り座の調整具合から予想したとおり左舷で勇治船長も竿を出すようだぞ。


(本日は第二忠丸。)

出船して平潟湾を出たところから風とうねりがある。

右舷がバシャバシャと潮を被りながら東進して大貫を目指す。


(出船。)

空は時折り晴れ間が覗く曇天。

仕掛けはノーマルカットウのみ。
オモリは金のナツメ10号か8号を先発に、雲が多くなれば白の夜光に替えるつもり。

お隣はそれぞれチラシカットウを使ってる。
確かにチラシの方がアタリを取りやすいけれど、最近はノーマルカットウを貫いているのですよ。

易きに流れない修行ですな。


(釣り開始。)

大貫沖で釣り開始。

竿を入れると潮がないからすぐにオモリを8号にスイッチ。
この潮だと活性は低いのかな。

アンカーを打った掛かり釣りなんで、左舷で勇治船長も竿を出す。
話好きの勇治船長は左隣の人と会話しながら釣りをしてるぞ。

開始早々は無反応で船中何の音沙汰もなし。


(音沙汰なし。)

そのうち来るだろうと思ってたのに反応がない。
魚はいるそうなんで活性が低いのだろう。

反応が出たのは1時間後。

触りからチョンと竿先が揺れるアタリが出るも、これをスカす。
エサを付け替えて打ち返すと再びのアタリ。
1度ピョコンと竿先が揺れて反応するも、これもスカす。

2度もしてやられたか。

潮が緩いからアタリが出づらい。
アタリが出た時にはエサを食い終わってるのだろう。
気配を察知したらタイミングを早くして食われる前に掛けないと。

すると、3度目の正直。
触りの気配からタイミングを測ったシャクリでサクッ!

ゴリ巻きから引っこ抜いて小型のショウサイフグをゲット。


(8:58に1匹目。)

型を見てホッとする。
やっとショウサイの活性が上がってきたかな。

船中ポツポツと揚がり出し、ポンポンと追釣する。


(良型もゲット。)

ポツポツと良型も揚げて気を良くするものの、緩い潮の潮止まりを迎えてペースダウン。

なかなかアタらなくなる。
この時間の過ごし方が課題なんだよな。

そんな中、チラシ仕掛けに蛍光オモリの左隣の方がポツポツと数を伸ばす。
既に逆転、数匹離されてるね。

チラシ仕掛けに替えようか、と揺れるところをグッと堪えてキャストを交えて誘い続ける。

11時を過ぎてやっとツ抜け折返しの5匹目をゲット。


(11:06に5匹目。)

「魚はいるから20匹は釣らないと」

とは勇治船長談。

魚探に魚影はあるのだろう。
船中どこかで揚がってるから、いることは間違いない。

いるのに食わないのは何かがショウサイのお気に召さないのだろうな。


(潮なし、うねりあり。)

ポツと獲れるショウサイフグの型が良い。
30cm近いのを掛けると引き味抜群だ。

昼を回り、何とか8匹まで来たものの、この時点で大艫のMさんは20匹に到達したそうだ。

ダブルスコアとは離されたな。

風とうねりが強くなり、増々釣りづらくなる中で打てる手はないかと、オモリを蛍光に替えてみる。

すると、直にポンポンと掛けてツ抜け達成。


(13:27にツ抜け。)

周りは釣れないのに自分独りが連チャンで掛ける。
これは明らかに周りのフグを寄せて掛けている状況ね。

蛍光オモリに替えたけど、両隣は端から蛍光を使ってたし、左隣の方はチラシからノーマルカットウに替えているから条件は同じ。
それでも来るのは自分のみ。

これはたまに発動する無双モードだ。

この場所、この潮、この群れに誘いや仕掛けがバシッとハマると独りだけ連チャンすることがあるのですよ。

ツ抜けからものの40分で5匹を追加。
イケイケ状態だ。


(14:08に15匹目。)

既に右舷側から捌きが始まってる。

15匹目を揚げたところでエサを使い切り、勇治船長に残り時間を確認すると15:00までやるとのこと。

2回目のエサをお代わりし、更に稼ぐぞと息巻いたところで、船中釣れていないと察して船長が場所変えしちゃう。


(オーラスで捲くるぞと思ったのに。)

すると、何を変えた訳でもないのにそれまでの勢いはどこへやら、無双モードは終了していた。

あがりまでの50分間ノーピクで終了。


(沖あがり。)

場所が変わらなければ無双状態は続いていたのかな?

釣りの女神さまのみ知るところでしょう。


(本日のフグ。)

結果は15匹。

頭はやっぱりMさんで21匹。
無双モードで追い上げたものの届かなかった。

たまにあるこのモードを常時発動できれば結果は違うのだろうけれど、発動のトリガーが分からん。

ここを突き抜ければ新たな境地が広がる気がするな。

引き続き修練あるのみね。


・ショウサイフグ : 15
船中4〜21
小潮


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【釣】釣行前記 (2023/04/14 野毛屋)

2023-04-17 06:01:00 | 釣り
前回のマダイ釣行で完敗を喫してから、心はフグに癒やして貰いたいと渇望してるのです。

フグといっても只今盛り上がっているトラフグではないですよ。
昔から江戸前で親しまれている庶民の味方、ショウサイフグですよ。

トラフグは釣れれば数キロもので、あれやこれや食を堪能できるけれど、釣るのは勝負ではなく運の要素が強い。

フグとの駆け引き、集中して真剣勝負を愉しむには、やっぱりショウサイフグなんですよ。

ありがたいことに野毛屋さんではトラフグに3船出るところ、勇治船長がショウサイフグを担当するとのこと。
そうなれば1も2もなく乗りますよ。

またもや週末は土日とも雨予報でバッドコンディション。
ならば平日に乗りましょう。

小気味良いショウサイフグとの勝負、愉しんで来ます。


🐡

【釣】澄潮?水温低下?で清々しいほどに撃沈す (2023/04/08 マダイ 弁天屋)

2023-04-14 04:48:00 | 釣り
サムネ画像は空のオケです。
タイトルどおり撃沈です。

人事ではどうしょうもない状況に、いっそ清々しいほどの敗北です。
完敗です。

まあ、こんな日もありますわな。


(お久しぶりです。)

約1ヶ月振りの釣行は弁天屋さんでマダイ。
弁天屋さんも満員御礼だそうなんで、ワンチャンあるかないかという展開になることを覚悟した。

開店直後に入店し、左舷舳3番目をチョイス。
お客26名の満員なんで、お立ち台を含めて舳先を常連さんが占めているようだ。
うねりがある予報だからね。


(マダイは後ろの船ね。)

潮が澄んでるそうで、準備段階に船長から澄潮対策した方が良いとのアドバイスがある。
どうすりゃ良いかグーグル先生に確認すると、赤や緑、クリア系など水中で目立たない色を選ぶとある。
なるほどね。


(潮はこんな感じ。)

まずは前回実績がある赤とオレンジのセットで挑みますよ。


(出船。)

出船して南下、横須賀沖から竿を出す。
水深は35mほど。

巻いては落としを繰り返すも音沙汰なし。

前情報のとおり、確かに潮が澄んでるぞ。
これは厳しい展開になるだろうことを覚悟する。


(釣り開始。)

続いてはチョイ深場を探索。

ここで右舷お立ち台の方が2kgほどの本命マダイを揚げて船中が盛り上がる。

厳しいかと思った矢先に型が出て、この時はイケるのかもと期待を持ち直したのだけど、結局この日は船中この1匹のみ。


(天気は良し。)

昨日吹いた強風は治まったものの、うねりが残ってて船はかなり上下動する。

ドラグはズルズルなんで、船が持ち上がるだけでジジッとドラグが鳴きますよ。


(野毛屋さんの第二忠丸発見。)

浅場と深場を交互に流すも音沙汰なし。

ドラグが鳴るのはうねりの上下動のみ。
魚の活性は皆無ですよ。

それでも滅気ずに巻く。
ひたすら巻く。
ただただ巻き続ける。


(風景写真ばかりね。)

船中誰も釣れないから、お飾りを替えようすら思わない。
唯一、巻きスピードで変化をつけてみるけど、状況は変わらず。


(ゴミも流れて来るよ。)

昼を回り、上げ潮が動き出すと活性が出てきたか、船中でアジ、タチウオ、クロダイが揚がる。

それを見て、マダイは無理でもせめて食にありつけるゲストが掛かってくれまいか、と念じつつ巻き続ける。


(でも風景写真。)

そんな願いも届かず、「あと10分であがります」と船長アナウンスが。

ラスト10分。

これまでアタリもカスリもなし。
全くの無反応。

ここで獲れれば劇的なフィナーレだ。
持っていればここで来るはずだ。


(そんでタンカー写真。)

すると、本日初のアタリが出る。

コツコツコツと手元に来る振動、揺れる竿先。

中乗さんがアタリに気付き、こちらを見ているところに頷いて応える。

ジジジジジー!

食い込みのドラグロールが鳴り響く。
おら!来たぞ!持ってるぞー❗
心の中で叫びましたよ。

「これであがります」

船長アナウンスで皆竿を揚げる。

ジジジー。

船中唯一人竿を出し、度々突っ込む魚の引きを堪能する。

中乗さんがタモを持って待ち構え、皆が注目、「タイだな」とか「明日は釣れるな」などの声が聞こえる。

「あと10です」

タイでも「赤」じゃなく「黒」の可能性もあるから水面下を注目、目を凝らす。

ユラユラと揚がって来たのは「茶」、体型も違う。

「サメかー!」


(オマエか!?)

あがりを待って貰い、皆が注目の中でこのバツの悪さ。

劇的なフィナーレではなく、オチだったのね。
ある意味持ってるか。


(沖あがり。)

完敗だったものの最後にドキドキと魚の引きを堪能できたから良しとしますか。

この日は野毛屋さんでも撃沈だったそうだ。
自然には勝てませんね。


・サメ : 1(リリース)
船中0〜1
中潮


🐟