釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】トラに挑むこと叶わず家で道具を磨く他なし

2020-04-30 06:51:00 | 雑感
春の陽気で暖かくなって来て、陽射しと吹く風も心地良い釣り日和なものの、先の見えない自粛で家籠りが続く。

乗り合いが始まって以来毎年リベンジのために乗っていた野毛屋さんの期間限定トラフグは、今年は一度もリングにすら立てないままシーズンを終えてしまったよ。

今年こそキロオーバーを仕留めてやろうと思ってたのに残念無念だー。


(これは人が釣った2kgモノ。)

更に、県からの要請だろうが野毛屋さん自体が4月29日以降ゴールデンウィーク中は自粛休業するそうだ。

自粛、自粛で、海に行くに限らず、他県への移動、地元の公園や家族でスーパーに行くことすらバッシングする風潮やそれを助長するようなマスコミ報道には懸念を覚えるな。

ゴールデンウィーク明けから皆で晴れて活動再開、とはいかず、新型コロナとは長く付き合っていかねばならなくなりそうだから、そろそろ過剰に恐れて過敏に反応しないようにしていかないと、経済活動が止まってコロナ感染よりも高い確率で社会的に重体に陥る人が続出するだろう。
そちらの方も心配だよ。

野毛屋さんを初めとした各船宿さんやレジャー関連を生業にしている方々にはかきいれ時のゴールデンウィークに自粛は相当の痛手だろうな。


(夜明けはまだか?)

従業員や会社を守るために、苦渋の決断で批判を恐れず営業しているところもあるのだろう。

皆それぞれの立場で踏ん張らねばならない時期だけど、一方的な見方だけで違う立場の人をバッシングすることは避けたいね。

早く海風に吹かれながらショウサイフグと戯れたいな。
その時を楽しみに道具を手入れして待ちますよ。


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【食】ハウスメッツガー・ハタのビーフジャーキーとコンビーフ

2020-04-25 06:41:00 | 雑感
緊急事態宣言下で外出自粛の巣籠もり生活だと週末の楽しみは家呑みと食事くらいだな。

釣りに行けないから、浮いた船代で普段しない贅沢な食事をしてやろう、と思い立ったのが「ハウスメッツガー・ハタ



(お店の外観。)

地元にある評判のお肉屋さんで、度々マスコミにも取り上げられてる。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」でも紹介されたそうだ。

我が家では度々利用するものの、買うのはコロッケやハムカツなどのお惣菜が多い。
どれも美味しいけどお勧めはシュウマイだ。
コスパが高いし、肉の旨味が違うのよ。


(黒豚くんがお出迎え。)

肉系の加工品はお土産用にしかに買ったことがなくて、食べたことがあるのはローストビーフとローストポークのみ。
どちらも柔らかくて美味しく、肉の違いが良くわかる。

で、前から気になってたのがこのお店のビーフジャーキーとコンビーフ。

そこそこ良いお値段なんでこれまで自宅用には買えなかった。
野毛屋さんに行けない今だからこそいっちゃいますぜ。

緊急事態宣言下でしか買う決断が出来ないところが、我が家の食生活のレベルを良く表してますがね。


(見た目はステーキだな。)

ビーフジャーキーはA5ランクの和牛で仕込んでいて、100gで2,160円!
贅沢だー。

手で千切ったのを皆で摘まむと、「柔らかーい!」と驚きの声があがる。

その柔らかさといい、味の良さといい、和牛ステーキを手で千切って食べてるような、ジャーキーの概念が覆る驚きの品だ。

そうしょっちゅうは食べられませんがね。


(賞を受賞してます。)

コンビーフももちろん和牛。

ハムのようにパッケージングされていて、1つ1,860円也。

牛だけにギュッと詰まってるから開封すると案外量がありますよ。


(オン・ザ・ライスで。)

箸でつつくと繊維がホロホロとほぐれて見るからに柔らかい。
これを熱々ご飯に乗せて、脂が弛んだところをご飯諸ともイクと、こりゃ堪らん。
( ゚∀゚)

上質な脂に濃い肉の旨味、香辛料の風味が鼻腔に広がるけど味付けは抑え目で上品。
これぞ日本のコンビーフ。
感動の旨さだ。


(2種類を買いました。)

ソーセージは2種類を買ってみた。

パリッとした皮にパキッと音がしそうな身の張り。
噛むとお口にジューシーな肉汁が広がりますよ。
両方旨いけど家族の好みは粗挽きの方かな。


(定番。)

晩のおかずにシュウマイを買う予定が売り切れてたんで、代打のコロッケ。

ラードで揚げたのだろう衣のサクサク感と油が持つ旨味。
ホックリじゃがいもに挽き肉の旨味が濃い、ザ・お肉屋さんのコロッケ。

間違いない旨さです。


(集合写真。)

普段から肉肉しい食事の機会が少ない我が家で、ささやかな贅沢。
他のお宅では贅沢とすら言えないレベルでしょうがね。

野毛屋さんに行くはずの船代を回して肉を調達したけど、やっぱ釣魚を食べたいなー。

この自粛によって、一日も早く晴れて外出で楽しめるようになって欲しい。

その日を伏して待ちましょう。


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【釣】湾フグカットウ仕掛けの作り方

2020-04-20 06:48:00 | 釣り
外出自粛の巣籠もりで釣りに行けない間は仕掛けを作って解禁時に備えますか。

今回は、いつもチャッチャっと簡単に自作してる湾フグ用カットウ仕掛けをご紹介しましょう。

これで年間100匹以上フグを釣ってるから実績は折り紙つきですよ。



針はDAIWAのサクサスを使用してる。

エサ針はタチウオ用の2/0。
他メーカーのタチウオ針に比べて軸が太くてエサのアカエビとの相性が良い印象だ。

カットウ針は中通しのMサイズをチョイス。
中通し式はハリスにコブを作って留められるから楽でハリスの長さの調節がしやすい。



装飾品には貝ビーズと七色に光るピーコックビーズ、それに蛍光ビーズを用意。

これらがどれだけ釣果に貢献してるか分からないけど、カットウの自作を始めてからずっとこの組み合わせにしてる。



ハリスはフロロカーボンの8号か10号。

ショウサイフグは8号、大型も出て根周りを釣るアカメフグでは10号を使うようにしてる。



まずはエサ針にハリスを結び、中通しのナツメオモリを通せる長さのチチワを作る。



この時、爪楊枝などでチチワの結び目を針のチモトから離れないように押さえながらチチワの長さを調整すると良いよ。



スリーブを使って固定なんてせずに、チチワから折り返してそのままカットウ針のハリスにするから楽チン。



ハリスに蛍光ビーズとピーコックビーズを通してから中通しのカットウ針に通し、留めるためのコブを作る。

アカメフグ狙いの場合はデカアカメにコブ1つだと不安なんで、更にカットウ針の軸にも結ぶ2段構えにする。

エサ針のチモトからカットウ針までのハリスの長さは13cm。
これはショウサイ、アカメとも共通。

この時も爪楊枝などでコブの位置を調節すると長さがずれないよ。



オモリを通すチチワに貝ビーズを通して完成。

所要時間はものの数分。
簡単、お手軽でしょ。



ナツメオモリを通すとこんな感じ。

オモリから出たチチワの先端をスナップに繋いで使う。



実用の様子はこれ。

釣れてるのはナマコですがね。



フグもちゃんと釣れますよ。


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【感】おすすめは浪花屋の元祖柿の種

2020-04-15 06:36:00 | 雑感
新型コロナウイルスによる自粛だからじゃないけれど、普段から外飲みは滅多にしない。
節目の歓送迎会にプラスして年に数回あるか、てなもの。

基本は土日の家飲みで、夕方の釣り番組を観ながら乾き物をツマミつつビールをやるのが毎週末のささやかなお楽しみ。

そこで定番として欠かさないツマミが柿の種。
子供の頃から大好きなんですよ。

お勧めは浪花屋の元祖柿の種6パック入り。


(これです。)

浪花屋の柿の種と言えば、四角い缶に入った物を思い出す人が多いのではないでしょうか?

缶じゃなくて個装パックのを見つけて以来、これの在庫は欠かしませんよ。


(ノスタルジックな包装だね。)

色々と食べ比べて、柿の種はこれに落ち着いた。

一度スーパーで浪花屋の個装の柿ピーを見つけたけど、手に入れたのはその一度だけ。(通販では売ってるようですが。)

以来近所じゃ見つからないから、柿の種を買って別途ピーを追加して自前で柿ピーに仕立ててる。
比率は黄金と言われる6:4くらいかな。


(こうですよ。)

ポリポリとツマミながらキューッといくのが小さな幸せ。

このピリ辛は絶妙な味付けで後を引くよね。
老若男女におやつとしてもツマミとしても好まれる柿の種は、我が国が誇るべき偉大なお菓子ではなかろうか。

柿の種の始まりは、浪花屋の創業者がアラレの焼き型を踏んづけて変形させてしまい、歪な焼き上がりの形を見て柿の種に似てると命名、売り出したそうな。

こんな由来も浪花屋の6装パックの袋の裏に書かれてる。
「元祖浪花屋柿の種」のテーマソングも書かれてますよ。


(95年の歴史だそうだ。)

浪花屋の柿の種。
週末のポリポリは止められませんな。


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【感】ジモティーで学習机を取引きする

2020-04-10 06:46:00 | 雑感
外出自粛で釣りに行けずだとブログ更新のネタに困りますな。
てなわけで、自粛前のネタを引っ張り出してみますよ。

では。

大学2年の長男の部屋には小学校入学時に買った学習机が幅を利かせていた。

購入から14年が経つものの、受験勉強は塾メインだったからか十分綺麗で、まだまだ現役で活躍出来そうだ。
元々長く使えそうなものを吟味して選んだからね。

さすがに大学生になってからは使わなくなり、粗大ゴミでお金を払って廃棄するのも何だからと、かみさんが掲示板アプリ「ジモティー」に出してみた。


(これね。)

すると、翌日にはリプライがあり、数回のやり取りでトントン拍子に事が進み、掲載1日で取引きが成立。

車で30分圏内のお宅だったから、愛車レヴォーグの荷台に積んでお届けすることにした。
(レヴォはリアシートを倒せばフルフラットになるから机の運搬ぐらい余裕ですぜ。)

匿名同士で直接取引きは初の経験なんで新鮮だ。
どんな人が申し込んでくれたのかな。
使うのはいくつくらいのお子さんかな。
などと、移動中もかみさんと話し合う。

カーナビとにらめっこして指定住所に着くと、若いご夫婦に小さな女の子が出て来た。


(綺麗でしょ。)

実物を見て奥さんが「綺麗ですね」と誉めてくれ、こちらも「粗大ゴミになるところを助かりました」と応える。

利用者だろう女の子はお母さんの隣でちょっと恥ずかしそうにハニかんでる。

「今度小学生?」

と聞くと、今度年長なんです、とお母さん。

お代を受け取り挨拶後、別れて車に乗り込む際に振り返ると、お父さんと手を繋いだ女の子が満面の笑顔でスキップしているのが見えた。

自分の机が来るのを楽しみに待っててくれてたんだね。
女の子の笑顔にこっちまで嬉しくなったよ。

自分たちが選んだ品を気に入ってくれて、引き続き使って貰えるのはありがたい。
出展して良かったな。
帰りの運転をしながらほっこりしましたよ。


(よろしくね。)

数ある中から我が家の机を選んでくれてありがとう。
長く使ってあげてね。


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