釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】「うえんで本店」で会津山塩ラーメンを食す (夫婦旅行・会津若松 1日目)

2020-09-30 06:41:00 | 日記
今回会津入りした経路は、東北道の那須塩原インターで降りて一般道で。

その目的は途中の景色を眺めるのと、もうひとつはラーメン。

会津に行くと毎回食べに行く「うえんで」に寄るためなのですよ。

昨年は会津若松市内にオープンした2号店へ行ったけど、今回は会津線芦ノ牧温泉駅近くの本店へ行きましたよ。


(本店も綺麗になってます。)

開店直後の11:00チョイ過ぎに行ったのにギリ待たずに入れた。
相変わらずの人気店だね。

本店は昭和43年創業。
昔ながらの畳敷きに座卓のみの、店と言うより民家そのものと言える店舗から、数年前に今風のお洒落な店舗にリニューアルした。
新店舗になってからは初の来店だ。

昨年はスタンダードな醤油をいただいたから、今回は会津山塩ラーメンを注文。


(澄んだスープが美しい。)

当然、麺は手打ち極太麺を選ぶ。

昨年の2号店よりも太くて、手打ちうどんの上をいくぞ。
このブリブリ感が堪らんのよ。


(ブリブリの極太。)

この極太麺はとてもじゃないが啜りきれないから途中で噛み切るしかない。
ブリブリだけど噛むとモチモチ。
スープが良く絡んでくるから極太でも食べた時のバランスがいい。
これよ、これ。

澄んだスープは醤油ベースよりも純粋に出汁の旨味を感じられる。
かみさんの醤油ベースのスープを一口貰って味を比べてみると、山塩の方が好みだな。

この手打ち極太麺に、このスープ、これを食べたくなるのよ。
目的のひとつを果たせましたよ。



(お土産は4食入り。)

今回同行してない子供達のためにお土産の醤油ラーメンを購入。
「うえんで」のホームページからは山塩ラーメンのお取り寄せも出来る。

更に、日本橋にある福島県のアンテナショップでイートインの出展をするそうだ。

(こちらです。)

壁に貼られたチラシを見て尋ねると、息子さんが出張して醤油と山塩ラーメンを出すと、お土産の麺を箱に積めながら女将さんが教えてくれた。

東京でも「うえんで」が味わえるならばいずれ行かねばなるまいて。


(自宅でいただいたのがこれ。)

家で食べたお土産の醤油ラーメンは手打ち極太ではないものの、縮れ麺は量が多くて食べ応えあり。
スープもお土産としては及第点。

でも、お店のものには及ばないのは当たり前。
恋しくなったら日本橋に食べに行こうかね。


🍜

【釣】釣行前記 (2020/09/26 野毛屋)

2020-09-28 06:36:00 | 釣り
このところの釣果は、数が出て当たり前のアジを除くと1、1、1が3つ揃った最低フィーバー状態。

タチウオリベンジで返り討ちに会い、次はショウサイフグのリベンジに挑もうかと思うものの、最近はショウサイの釣果が安定してない。

どうしようかな、と悩んでたところに野毛屋さんでエギスミイカをやると言う。

野毛屋さんでは毎年、俊船長が期間限定で午後船でスミイカをやるのだけど、今年は勇治船長が1日船でやると言う。

マダコの次はスミイカですか。


(スミイカはこれね。)

スミイカのサクッと歯切れが良くて甘い身はイカでは一番のお気に入り。

特に走りのコロッケサイズと言われる新子は育つ前の期間限定のお楽しみ。
これは乗るしかなかろう。

1週間前に予約を入れて、エギを買い足し準備は良し。

今度こそ「1」の呪縛から逃れないとね。


🦑

【感】一年振りに東山温泉でくつろぐ (夫婦旅行・会津若松 1日目)

2020-09-25 06:34:00 | 日記
9月の4連休の2日目、20日(日)にかみさんの叔父さんの法事があるんで、前日に会津若松入り。

6時に出て、4連休初日なのに渋滞なくスムーズに都内を抜けて順調に東北道に入り、その東北道でも渋滞に掛からないという稀な状況だった。
スイスイと渋滞なしの移動は嬉しいものの、複雑な心境だな。

いまだに続く新型コロナの影響で、昨年のシルバーウィークに比べて車の量が圧倒的に少ないからだ。
とりもなおさず、これは経済活動の機会損失なんだよな。

早く元に戻れるといいね。

前日泊するのは会津若松東山温泉の「くつろぎ宿 新瀧」。
昨年泊まった「千代瀧」の姉妹店だ。


(こちらね。)

宿前には湯川という渓流が流れ、露天風呂や部屋から望める。

今回は子供達は留守番なので夫婦でのみ。
しっかり「GO TOキャンペーン」を使いましたよ。


(引き画はこう。)

思い返すと、一年前に会津若松に来た以来、旅行や遠出をしてないな。


(綺麗なお膳。)

夕食は個々にお膳立てされる。
こんな料理をいただくのも久し振りだ。


(サシが凄いぞ。)

和牛は自分で陶盤焼きにする。
こんな肉をいただくのも久し振り。

でも、歳なのかこの量でもサシの脂がきつくなってきた。
肉は赤身の方が好みだな。


(会津の郷土料理「こづゆ」。)

こづゆも出ましたよ。

貝柱の出汁に山菜、根菜、糸コンニャク、豆麩が入った優しい味の碗。
お祝い事に出される、お気に入りの会津の郷土料理だ。

会津塗りの浅い碗に盛られてるのは、何度もお代わりして貰うためだそうだ。

こづゆは今年の正月にかみさんの実家でいただいたから半年チョイ振りかな。

夕飯後は戊辰戦争時に土方歳三が傷を癒したと伝わる「猿の湯」に浸かる。

温泉に浸かるのも一年振りだよ。
癒されるね。


♨️

【感】ZWILLING Fishbone Tweezer (ツヴィリングの骨抜き)

2020-09-23 06:45:00 | 雑感
ZWILLING(ツヴィリング)はドイツのキッチン用品の老舗ブランド。

南大沢のアウトレットに行った際、かみさんがストウブのココット DE GOHANが欲しいと言うんで、ツヴィリングのお店に寄った。


(ココット DE GOHANはこれね。)

そこで見掛けたのが、Fishbone Tweezer。

要は「骨抜き」ですね。


(こちら。)

骨抜きは持ってるものの、ツヴィリングのこいつはステン鋼に厚みがあってしっかりしてる。

Rが効いた造形が美しく、持った感触も良し。


(造形美だね。箱入りだよ。)

とりわけ、骨を摘まむ先端の口巾と呼ばれる部分が厚くて幅があるから抜き易そうだぞ。
と、見て触ってるうちに欲しくなり、買っちゃいました。

アウトレット価格で2,500円。


(アップで。)

我ながら骨抜きにこの値を出すのはどうかと悩んだけど、道具に拘りたいのが男心よ。

昔「美味しんぼ」で読んだ、老眼でアジの小骨を抜けなくなった寿司名人のお婆ちゃんが職人の凄い骨抜きを使って寿司作りを復活する話を思い出したのも後押ししてくれた。

前回アップしたアジの刺身を仕込むのにこれを使ったら、睨んだとおり、中骨がサクサク抜ける。

美味しんぼお婆ちゃんの感動はこんなだったんだな。

良い道具は良いね。


🐡

【食】タチウオのユッケ・アジの南蛮漬け・アジの刺身・ナメロウ

2020-09-21 05:48:00 | 釣魚料理
弁天屋さんでのアジ・タチリレー釣行は、前半戦のタチウオはまたしても1匹のみ。

前回は全てを蒲焼きにしたから、今回は生でいただきましょう。


(タチ・アジの合い盛り)

釣行当日は刺身で。

タチウオは下ろした半身の皮目を炙って炙り刺にする。
皮目を下に切りつけると皮がまな板にくっついて銀色が剥がれちゃった。

見た目は損なったものの味は良し。
皮目の香ばしさ、釣りたての締まった身に、はんなりとした脂が爽やかだ。
タチウオ旨いね。

アジは見立ての通り脂がノリノリで、下ろした包丁と手がテラテラ光るほど。

白濁した身は青魚の風味と脂のコクが相まって絶品ですよ。
家族皆が摘まんだ一切れ目に、

「アジ旨っ!」

と唸り、次々に箸を出す。
この満足感は釣りアジならではだぞ。

普段食べる魚だからこそ違いが良く分かる。
タチウオより人気だったね。


(連日刺身で。)

好評につき、翌日もアジの刺身を供しましたよ。

残りのアジは加熱調理用にフィレにして冷凍保存。


翌日の日曜日は気合いを入れて料りますぜ。


(ご飯に合うよ。)

タチウオのユッケ。

残った半身を細切りにして、コチュ醤ベースのタレに絡めてゴマをパラッと、卵黄をオン。

さっぱり系のタチウオの身にピリ辛のコクと旨味が加わり、ゴマ油の風味が香ばしい。
タチウオではお気に入りの品。

ご飯のお供にオススメです。


(これよ、これ。)

そして、釣り揚げた瞬間から食べたかった、豆アジの南蛮漬け。

豆アジは低温でじっくり揚げてるから、頭から丸ごとイケますよ。

甘酢のタレが染み込んで骨までサクサク。
噛み進めると揚げた油だけじゃない身の脂も感じられる。
久し振りに食べたけど、その旨さに感動したね。
かみさんの評判も良し。

日を重ねるごとに甘酢がこなれて具材との一体感が増すから、その時々の味を楽しめる。

3日に渡って味わいましたよ。


(アテに良し。)

南蛮漬け用の豆アジを揚げ終えたら、タチウオとアジの中骨を骨せんべいにした。

こちらも低温でじっくりの後に高温でカラットさせる2度揚げ。

南蛮漬けを仕込む合間におやつでいただいた。
サクサクでいくらでも食べれちゃうぞ。


(集合写真。)

久し振りの釣魚尽くしの食卓は大満足ですわ。
幸せですわ。

改めて言おう。
魚達よ、釣れてくれてありがとう。
最近続く貧果に弱気になってるのですよ。


(外さないよ。)

もちろん、アジのナメロウも外さずにガッツリいただきましたよ。


🐡