釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2019/05/25 野毛屋)

2019-05-31 06:03:01 | 釣り
前回のヒラメ釣行ではマダイが獲れたものの本命は見れなかったし、このところの冴えない釣果を白子込みのショウサイフグに癒して貰おうかと、2週続けて釣行しますよ。

T1さんに声掛けすると食い付いたんで、2人して池田丸さんで貧果だったショウサイのリベンジでもある。


(野毛屋さんでショウサイは久しぶりだ。)

波風は穏やかだけど5月だというのに真夏日になる予報。

釣果も熱くなってくれるといいな。


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【食】マダイの塩焼き・鯛茶漬け・マダイのポワレ

2019-05-28 06:01:49 | 釣魚料理
まだまだ大量に冷蔵庫に鎮座するマダイは、かみさんの実家にお裾分けしてようやく先が見えた感がある。

3日目以降は火を使っていただきましょう。


(炙りの共演。)

タイと〆サバは皮目をバーナーで炙って炙り刺に。
双方皮目の香ばしさが良いけど、〆サバは日を追うごとに酢がこなれて脂と融合して益々旨くなってる。
タイより好評だったよ。



(定番だけどいいね。)

カマの塩焼き。

粗塩を振って暫し待ち、身と塩が馴染んだ頃を見て焼きに入る。
皮目がパリッとして身はほっくり。
お汁を含んだ身と焼きのバランスが絶妙に仕上がった。
素材の良さの成せるところかな。

こりゃ旨い、と長男が呟いたよ。


(アラを炊く。)

大きな中骨はぶつ切りにして塩して湯引いた後にグリルで炙る。
香ばしく焼けたら水から煮立てて出汁を取る。
灰汁を取りつつコトコト炊いてるうちに、ゴマタレを仕立てて刺身を和える。


(アラレがなかったから柿の種を散らしたよ。)

どんぶり鉢にご飯を軽くよそい、ゴマダレが絡んだタイ刺を贅沢に敷き詰め、金色に輝くタイの出汁をブッ掛けて小ネギを散らし、ワサビをチョンと乗せる。

鯛茶漬けの完成。
マダイを釣ったら料りたかった筆頭の品だ。

刺身に軽く熱が入った半生状態のをご飯諸ともズルズル啜ってかっ込むと、た、堪らん。
家庭でこれが味わえるとは何と言う贅沢か。

かみさんも感動して絶賛。


(皮目をパリッとね。)

マダイのポワレ。

とにかく皮目がカリカリになるよう、身から出た水分を拭き取りつつオリーブオイルを足しながらじっくりと火を通す。
ただ焼くだけの料理なのに、それなりに技が必要なようで奥が深い。
皮目の仕上がりは理想の80%くらいかな。
十分旨かったけどね。


(最後に再びの酒蒸し。)

5日間を掛けてようやく完食。
どれも旨くて満足だったものの、連日の登板に家族は食傷気味だったかな。

「家でこんなマダイは食べられないぞ」

と訴えてたものの、大ダイは消費するのも大変だ。
大物を釣りたいけど、食べるならキロクラスが良いかな、なんて思うのは勝手な言い分だよね。

次はひとつテンヤで食べごろのを仕留めたいな。


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【食】マダイの中華風刺身・かぶとの酒蒸し・〆サバ

2019-05-25 06:29:18 | 釣魚料理
一俊丸さんへのヒラメ狙いで期せずして揚げた4.6kgの大鯛は捌くのも一苦労。

シンクで40Lゴミ袋に頭から突っ込んでウロコを取ると、バリバリと凄い音をあげて袋の隙間からあちこちに飛び散る。
ウロコの1枚が爪くらいの大きさもあるよ。

キッチンの作業台に新聞紙を敷いて苦闘の末3枚に下ろし、バットに収まる大きさに切り分ける。
骨が硬くて頭を割るのに一番苦労しましたよ。


(サクのでかいこと。)

マダイは寝かせた方が良いと聞くから、釣行当日は食べるのを見送ってゲストのみをいただく。
ヒラメ狙いだったからマダイもゲストなんですがね。


(左アジに右ウリボウ。)

エサ釣りのサビキに掛かったアジとウリボウ(おチビイサキ)は刺身でさっぱりといただきますよ。


(ノーマルと炙りで。)

持ち帰ったマサバ3匹で急いで仕立てた〆サバは1匹分をいただく。

チョイ〆の出来たてはほぼ刺身状態で、釣り人ならでは味わえる代物。
まだ酢が尖った感じがあるものの、これから寝かせるとこなれた味になるだろう。
日を置いて残りの2匹分を味わおう。


(集合写真。)

一俊丸さんで買った湘南シラスも共していただいて初日は終了。

翌日からはいよいよマダイも登場。


(相盛りで。)

マダイの刺身と〆サバ。

マダイは一切れがデカくて食いでがあり、はんなりと上品なお味。
もう数日寝かせた方が旨味が増すだろうけど、そもそものっこみ期の大ダイなんで、過度の期待は出来ないかな。

〆サバは前日よりも角が取れてまろやかになった印象。
旨し。


(おしゃれに。)

刺身被りだけどこっちは中華風で。

野菜とナッツ、コーンフレークとかき混ぜてタレを掛けていただきます。
マダイが主役とは言えなくなっちゃうけど、具材のチームバランスが良いな。
皆でペロッといっちゃいました。


(迫力の一皿。)

そして、かぶとの酒蒸し。

これだけで皿を占領する大きさで食いでがあること。
白髪ネギと一緒にポン酢につけていただくと、ホクホクで上品な仕上がり。
大きな頬肉、目や口の周りのプルプルが堪りませんな。
かみさんからの評価も上々だ。
天然コラーゲンだよ、とプルプルを勧めたのに食べなかったけどね。


(集合写真。)

マダイはこれでも1/8くらいしか消費しておらず、チルド室をほぼ占有してる。
暫くは食卓に登り続けるぞ。

今後どういただきましょうかね。


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【釣】思いがけず今年の目標を達成する (2019/05/17 LTヒラメ 一俊丸)

2019-05-21 06:06:38 | 釣り
食味とハラハラドキドキの釣り味のために今年も乗らなきゃとLTヒラメで一俊丸さんへ。
一人当たりの分け前を増やすために平日釣行ですよ。

LTヒラメは1年前に初めて乗って満足の釣りが出来たものの、8:2調子の竿でアタリ後に離されること多数、もっと獲れるはずだとヒラメとリベンジ中のテンヤマダイのためにムーチングロッドを買った。

でも、購入後この竿で揚げたのはホウボウだけで、今だにマダイもヒラメも獲れておらず本命の魂が入っていないのですよ。


(良い陽気ですよ。)

一俊丸さんに5:00に着き、海岸の共同駐車場に車を止めてから受付。
釣り座は右舷両端が埋まってたんで左舷大艫をチョイス、総勢6名かな。
ネット予約だと会員カードを提示するだけで受付が完了するから楽で良いね。

サービスのカップ麺をいただいて腹拵えしたら、港に移動。
昇りたてのお日さまと潮風が気持ち良い。


(ぼんやりと富士山が見える。)

6:30に出船し、まずはサビキでエサのイワシを釣る。
港を出てほんの数分の場所で開始するも、群れが小さいようでなかなか掛からない。

サビキ仕掛けは1年前に購入した10本ハリのを使い回し。
こいつで泳層のイワシをごそっといっちゃうよ、と期待するもののポロポロしか獲れず。

胴の間の人はコンスタントに揚げてるから群れが小さいんだろうな。
エサはカタクチイワシが大勢を占め、ちょこっとウルメや小サバが混じる。

たまに一荷に近い揚がりがあるけど、群れを探して拾い釣りの状態。
エサ釣りから苦戦とはイヤな予感がするよ。


(潮はこんな感じ。)

2時間近くをエサ釣りに費やして、ようやくヒラメ釣りに切り替える。

去年は桶にマットで蓋をしてたのが籠に変わってた。
エサの状態が見れるし、高さがあって飛び出さないから使いやすいよ。
そこから、期待を込めて元気なヤツを選んで食われてこいよと送り出す。


(エサはこの状態。)

仕掛けは自作の捨てオモリ式のハリス4号80cm。
底を取ったら50cm切ってアタリを待つ。
波風がなく、ほぼ凪状態だから釣りやすい。

タナ取りは頻繁にし直してアタリを待つ。
活きエサの釣りはいつアタリが来るか、アタリが出ても掛けるまでのドキドキが楽しいね。


(綺麗にヤラレた。)

何度か音もなく頭を残してイカれちゃったのはサバフグの仕業だろう。
ヒラメらしきアタリも出るもののなかなか食い込まず、勝負に行ってもスカしちゃう。

船中沈黙が続く中、胴の間の方がソゲサイズを揚げる。
それを見て、来るか、来るかと期待して待つと、グイと引っ張られる明確なアタリが出る。
アワセをくれて巻きに入ると走り出す。
こりゃサバだな。


(サバ折りして血抜き中。)

読み通り35cmほどのマサバ。
こいつは〆サバのためにキープしますよ。
サバはこのあと6匹を揚げた。

ヒラメのアタリはグイと一発噛みついて終るか、モゾモゾといつまでも食い込まないかでなかなか勝負まで行けない。
待ちを決めても途中で離されちゃうし、参ったね。

どこかで勝負の時が来るに違いない、と信じてその時を待つ。


(釣り日和で気持ち良いけどね。)

ちょうど10時頃。

タナを取り直した直後にガツガツという明確なアタリが出た。
アワセを我慢してチョイ送るとグイと引っ張られるアタリが続く。
食い込んでると判断して両手を高く揚げてアワセをくれると、ムーチングロッドが胴から綺麗に弧を描く、掛けた!

掛けたはいいが、これがやたらに重い。
竿先は水面に突っ込むほど「つ」の字を描いてる。
何だろうと思いつつ巻き始めると、それなりに設定しておいたドラグが滑るほど。

船長が見に来たから、サメかなー、と尋ねると、青物かもね、と言う。
ただ重い状態で10mほど巻き、残り25mあたりになると真下に突っ込んで走る動きを見せる。

巻きの手を止めて竿をのされないように支え、ドラグが出るに任せる。
突っ込みが止んだら巻くこのやり取りはもしや・・・と思うものの口には出さない。
これまで期待した途端に痛い目に会ってるからね。

確実に過去最大の大物のはずだけど、安心してやり取りが出来るのはLIGHTGAMEモデラートのおかげだね。
途中何度かあった突っ込みの強烈な引きをしっかりと吸収してくれてる。

「残り10mです」

と言うと船長がタモを構えてスタンバってくれる。
揚がってきたのは赤い魚体。
もしや、と思ったとおりのマダイだ。
でかい!と周りから声があがる。


(73cm、血抜き後で4.6kgでした。)

魚体はのっこみ中だから腹周りがパンパン。
綺麗な大鯛だ。

野毛屋さんのテンヤマダイでバラシが続き、リベンジ更新中で苦労してるのに、獲れる時はこんなものなのかな。
ヒラメ狙いだからゲストなんだけどね。

しっかりと上唇に掛かったヒラメ用のハリが少し伸ばされてたものの、自作の仕掛けが良く耐えてくれた。
船長が長さを計測してくれた後で記念撮影。
良い記念になりました。


(血抜き中。)

早速血抜きして絞める。
25Lクーラーに折り曲げてようやく収まるサイズだよ。


(クーラーはこの状態。)

この日はこれ以上のクライマックスがあるはずもなく、ヒラメは何度もアタリが出たものの食い込まずで結果はオデコ。

もう満足しちゃったからヒラメは獲れても獲れなくてもいいや、って状態でした。


(沖あがり。)

港に着いて船長に食い込まないヒラメの状況を尋ねると、今日はヒラメの活性が低く、やる気もない状態とのこと。
釣ってた人は、誘わず仕掛けをベタ底に這わせたままで居食いさせていたそうだ。

なるほどね。
タナや誘いなど色々と工夫をしたことが仇になったということか。
確かにアタリから送り込んだ着底時に何度も離されたもんな。

勉強になりました。


(撃墜シールをいただきました。)

会社の新年会で社長の前で宣言させられた今年の3つの目標のうち1つが真鯛を釣ることだから、これで1つはクリア。
(本当はテンヤマダイのリベンジだけど分かりやすく宣言した。残りの2つは、フグ110匹釣りとフグ船竿頭3回。)

来月もヒラメが続いてるならヒラメのリベンジもしようかな。

・ヒラメ : 0
・マダイ : 1
・アジ  : 1
・イサキ : 4 (ウリボウ)
・マサバ : 6 (うち3リリース)
船中0~3
中潮


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【釣】釣行前記 (2019/05/17 一俊丸)

2019-05-18 05:29:14 | 釣り
このところ暖かい日が続き春本番から初夏と言える陽気になってきましたね。

水温の上昇とともに釣果にも期待をしたいところが、4、0、1がここ直近3回の結果。
釣果は冬のままですな。

いよいよ白子シーズンに突入したショウサイフグに癒して貰おうかと考えたけど、今回は見送り、先に年次で乗ることにしたLTヒラメを優先する。


(お久しぶりです。)

船宿は一俊丸さん。
ちょうど1年前に初めてLTヒラメ船に乗ったんだよな。

ヒラメのご機嫌が良いといいな。
ヒラメ食べたいなー。


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