野毛屋さんの開店は5:30。時間が迫ってきたら店の前に駐車カードの番号順に並んで待つ。
女将さんがシャッターを開けてくれたら、順番に希望の釣り船の席札を取っていく。
待ち行列9番目という状況だったからフグ船の四隅は完全に諦めていたところ、前の方々が取っているのはアオリイカ船の札ばかり。
なんと、フグ船の札を取ったのが前の8番目の方だけだから、順番が回ってきた時に埋まってたのは右舷大艫だけ。難なく左舷大艫から並びで2席をゲットできてビックリ!
( ̄O ̄)
この日は勇治船長のアオリイカ船が初日だったから、殆どの人がアオリ狙いだったのね。
「望むものが手に入るでしょう。」
という今日の運勢は見事に的中した。
結局、この日のフグ船は右舷4人、左舷3人の計7人。お客はほぼアオリイカ船に乗ってました。
(船に行ってもガラガラでしたよ。)
T1さんは胴寄りが良いということで、大艫をいただいた。左舷は3人だから余裕だね。
(大艫いただきました。)
(左舷ガラガラ。)
出船して富津沖で釣り開始。
波風なく、ほぼベタ凪ぎで釣りやすい。潮はそこそこあるからコンディションは良さそうだ。
(潮はこんな感じ。)
釣りを開始して誘い続けるけど、アタリなし。気配なし。前回同様に手が会わないのか?と不安がよぎる。
すると、視線の端でT1さんがショウサイを揚げてるではないの。
「やったね。多分船中1匹目だよ。」
とT1さんに声を掛けると、右舷でも揚がってる気配がするし、左舷みよしの方も揚げてるのが見えた。
パタパタと釣れてるけど完全に置いてきぼりを食らってる。アタリもないし、エサもかじられない。何故だ??
色々手を尽くして誘ってもダメだから、キャストしてフグを探しにかかる。数投して寄せてくる途中でようやく掛けた。
(8:20にやっとですわ。)
誘い続けて30分。やっと型を見た。遠かったー。右舷大艫の方とは既に数匹のビハインドだ。
1匹釣ったところで、健船長の元に行って迷ってる誘いについて教えを請うた。色々質問してアドバイスを貰う。
「難しく考えないでいいよ。」
と、寄せることを考えずに同じ誘いを繰り返せばいい。と言われた。水深が浅いからフグは数メートル先でもエサが見えてるそうだ。
実際に釣り方も見てもらって、
「誘い方は良いけどちょっと固いかな。リールを軽く握ってごらん。」
とお言葉をいただいた。
迷いに迷って釣り方にも迷いが出てたのかもしれないな。
(次ぎはイイダコをゲット。)
船長のアドバイスどおりに柔らかく、キャストも織り交ぜて愚直に誘い続ける。でもまだアタリは遠い。
右舷はポツポツ揚がってるから、焦る心を抑えてひたすら集中して誘う。
ゼロテンで竿先に微妙なアタリが出て、軽くアワセるとサクッと掛かった。久々に目感度のアタリで掛けた会心の出来。
(サクッと。)
そこからようやく迷わずにかつての釣りが出来るようになったと思う。すると、次第にアタリも出て、コンスタントに捕れるようになった。先行されたT1さんにも追いつけたかな。
(凪ぎですな。)
船長から捌き始めるから準備して。のアナウンスがあった時点で9匹。
前回と同じ展開だ。
あと1匹。何とかツ抜けたいー。と誘うと、サクッとキター!ゴリ巻きで揚げると、
(キミじゃないのだよ。)
サバフグ。ちがーう。
(*`Д´)ノ!!!
来る。きっと来る。と信じて誘い続けると、再度キタ!サクッと掛けて、
(ツ抜け達成ー。)
ショウサイフグだったものの15cmのおチビだったんで即リリース。
これで目標のツ抜けを達成して、一区切りついた。
沖上がり間際に更に追釣して結果は11匹。アタリが遠かった前半から後半巻き返して何とか様になった。
(ラストのショウサイ。)
でも、これもお客が少なかったからだろうな。週末だったらこの半分くらいかもしれない。
T1さんは9匹で、あと1匹の最後がサバフグだったんで悔しがってた。
また次回もフグで。と闘志を燃やしてるから、すっかり湾フグにハマったかな。
(帰港中。)
今回で迷いを脱せたかどうか。
「平常心で誘い続ける」を念頭に次回に挑もう。
・ショウサイフグ : 11
・サバフグ : 3 (リリース)
・イイダコ : 1
中潮
船中4~15
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