タチウオ釣りは2年振り。
前回も弁天屋さんで午前船だった。キャリアは今回で3回目だからまだヨチヨチのレベルですが。
釣行当日3:00に目覚めたから、録っておいた「フィッシング倶楽部」の三石忍姐さんのタチウオ回を見て直前に予習。
今じゃノーテンションフリーフォールなる釣り方があるんだね。
付け焼き刃の知識を仕入れて、弁天屋さんに5:30着、釣り座は左舷艫2番をチョイス。
弁天屋さんでもソーシャルディスタンス確保のために定員は半数にしてる。
席取りしたら受付けする流れだけど、毎度女将さんを始めとする女性陣が明るく対応してくれて気持ちがいいね。
(手前が午前タチウオ船。)
乗船して準備しつつ時間を待つ。
先般買った携帯扇風機を首から下げて顔に風を当ててると、日射しを受けようが涼しく過ごせる。
海に出れば涼めるけど、出船までの船上でとても助かるよ。
この夏から携帯扇風機は手放せなくなりそうだ。
ここでアクシデント発生。
座ったまま斜めの体制でタックルバックを持ち上げた瞬間、腰の右側にピキーン!と電撃が走った。
( ;゚皿゚)
やっちまいました。
「魔女の一撃」を食らいました。
幸い軽症だから、痛みが走るものの動けはする。
立ち座りの動作が辛いけど釣りは続けられるぞ。
良かったー。
出船前からそんなハンデを負いつつ準備を進める。
タックルはLIGHTGAME8:2にリールはバルケッタ。
迷ったけど電動のフォースマスター800は持ってこなかった。
800だと誘い続けるタチウオにはちょっと重いんだよね。
(出船。)
出船して船は八景島を横切って南下、猿島沖で船団を組み、釣り開始。
水深は50m~60mでオモリは60号指定だ。
エサはサバの切り身。
中心を縫い刺しにして水中で回らないように丁寧に着ける。
底まで仕掛けを落としたらハリス分切って、誘い開始。
竿のしゃくり幅を変えながら、リールを半回転、1/4回転と巻きも変えて当たりパターンを探る。
船長アナウンスだと、このところは活性が低いから誘いは小さくが基本らしい。
(集まる船団。)
開始15分。
コツというアタリから誘い続け、グン!と突っ込んだところでアワセて掛けた。
タチウオは引きがいいから手巻きで50mはなかなかキツイね。
腰も痛むし。
(早々に型を見た。)
開始早々型を見れてホッとした。
続けていくぞー、と打ち返すものの、確かになかなか口を使ってくれない。
アタっても単発で追わなかったり、食い込みまでいかなかったりと手強い。
掛けても3回連続で水面もしくはそれ近くでバラシて2匹目が獲れない。
それだけ食いが浅いということか。
悩ましいな。
腰も痛むし。
(タチウオ船団。)
そうした中で裏面の方が掛けたところにオマツって、タチウオの歯でPEを切られてテンビン以下を消失する。
参ったね。
このところ開始早々に仕掛けを消失するのが続いてるな。
ラインシステムを組み直して時間をロスした間にすっかり状況が変わって、全くアタリが出なくなる。
船長アナウンスでは反応はあるそうだけどタチウオが口を使わないようだ。
忍姐さんからにわかで仕入れたノーテンションフリーフォールも試してみるも、反応なし。
そもそも実践出来てるか怪しいもんだけど。
腰も痛むし。
ここで密集してるタチウオ船団の対面の船を見ると川崎丸さんで、その船上を見ると、何と左舷舳に忍姐さんが乗ってるではないか!?
肖像権を気にして写真は撮らなかったよ。
その距離10mほどか。
声も聞こえるよ。
取材のようで、カメラマンを従えてタチウオを攻めてるものの、この状況では忍姐さんでもアタリを出せていないようだ。
目の前にお手本があるなら盗んでやろうと視線は船上の忍姐さんに釘付け。
その間手は動かしてるものの、音沙汰なし。
忍姐さんは色々試してパターンを見つけたらしく、皆が沈黙する中で一人ポツポツとタチウオを揚げ始める。
中には一目でドラゴンだと分かる大型も揚げてる。
流石だな。
どうやら誘い幅を取らずにステイとシェイクを織り混ぜたパターンのように見え、真似してみるもののこっちはアタリを出せない。
盗み見ても実践するテクが足りませんわ。
腰も痛むし。
(風景写真が続くよ。)
その後、大型を予見させる食い込みのアタリが出たものの、これも掛けられず、そのまま終了。
結局、開始早々に獲った隅イチの1匹のみの釣果だった。
まあ、ゼロとイチとでは大きく違うから今日のコンディションで型を見れて良かったとしよう。
腰も痛かったし。
(沖あがり。)
後から振り返ると、ああすればこうすればと思い当たることがあった。
手強い日にあたったものの、貴重な経験値を積めたと捉えておこう。
さて、このままでは終われなくなったぞ。
腰を直したらリベンジだ!
倍返しだ!
1匹の倍じゃ話にならんから10倍返しだな。
・タチウオ : 1
船中:0~6
中潮
🐡