釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2020/05/29 野毛屋)

2020-05-29 06:30:00 | 釣り
ようやく神奈川県も緊急事態宣言が解除された。

県内は全業種の休業が解かれ、各業態で活動を再開。
まだ県を越えての移動は自粛を求められてるけど、県内ならば活動OK。

これで、同じ神奈川県内の野毛屋さんへ大手を振って行けますよ。
東京都の方は都内の船宿だと釣りものが限られるし、海無し県の埼玉の方は海にすら行けないのは不憫だな。
県跨ぎを規制することにイマイチ釈然としないのですよ。

伏して籠って2ヵ月。
やっと、やっと釣りに行けますよ。
やっと釣魚が食べれますよ。
自粛中何度夢に見たことか。

自作カットウ仕掛けのストックは十分。
竿もリールも磨いて準備は万端。

海が、
ショウサイフグが、
白子が、
我を待ってるぞ!

さあ、これからガツン❗とフグを釣りまくるぞ!

これでもか!
と、ガツン!とフグ刺と白子をいただいちゃうぞ!
尿酸値は怖いけど。

アベノマスクも給付金申請書もまだ届いてないけど、散財してガツン!と経済を回してやるぞ!
実際はコツンくらいでしょうが。

でも、過敏にならない程度にコロナへの警戒は怠らないつもり。
正直マスクは着けたくないなー。

さあ、2ヵ月分の鬱憤を晴らすべく楽しもうか。


(お久しぶり。)

と言うことで、晴れて野毛屋さん第一忠丸ナウ。


🐡

【食】フグ飯まとめ ショウサイフグ編

2020-05-28 05:59:00 | 釣魚料理
湾フグの釣り方をまとめたんで、フグを釣った後の食し方を過去5年間の釣魚料理からまとめて、総集編としてみましょうか。

まずはショウサイフグから。


(こちらがショウサイフグ。)

(身欠きになったのがこれ。)

フグは船宿で身欠きにしてもらったら、洗って、三枚に下ろすだけで下拵えは完了。
あとはお好きに料れば良し。


(刺身。)

定番は刺身。

ショウサイフグはトラやアカメとは違い、釣ったその日から刺身でイケちゃう。
少々水分を含む身質なんで、キッチンペーパーとラップにくるんで1日~2日寝かせて水気を抜いても良し。

プリッとした身は透き通っていて旨味が濃い。
特に八景沖で釣った小型の身は最高ですよ。


(湯ぶり。)

ショウサイフグの湯ぶり。

三枚下ろしの身を薄皮が着いたままサッと湯がいて氷水で冷す。

刺身より厚く切って贅沢にいただけるのが良いね。


(カルパッチョ。)

刺身の変化系、カルパッチョ。

和だけでなく洋でもイケるショウサイフグの懐の深さはさすがです。
オニオンスライスやオリーブオイルとの相性も良いよ。


(なめろう。)

更に変化で、ショウサイフグのなめろう。

思い付いて仕立てた贅沢な一品。
旨いんだけど、アジに比べると上品過ぎる感あり。
結局、その一回しかやらなかったな。


(塩昆布あえ。)

野毛屋の健船長お勧めの塩昆布あえ。

薄皮を取った身をブツ切りにし、塩昆布であえるだけ。
簡単だけどフグと昆布の旨味の相乗効果で良いアテになるよ。


(薄皮の湯引き。)

三枚下ろしの身から引いた薄皮をサッと湯がいて氷水で冷した、薄皮の湯引き。

ポン酢を振り掛け、小ネギを散らすと定番のアテですよ。


(漬け。こちらは漬け丼。)

ショウサイフグの身を下ろし、醤油:麺つゆ:胡麻油=2:1:1に下ろしニンニク、下ろし生姜、鷹の爪を加えたタレに半日漬ける。

そのままでも丼に仕立てても、更に出汁茶漬けに変化させても幸せを味わえるよ。
少ない身の量でもご飯が進むぞ。


(握り寿司。)

ショウサイフグの握り。

そのまま切りつけた身でも良いけど、三枚下ろしの身に軽く塩してキッチンペーパーにくるみ、1日寝かせて水分を抜いた塩フグに仕立てての握りが最高。

淡白で上品なネタだからいくらでもイケちゃうよ。
大葉との相性が良いのでお試しあれ。


(フグ飯。)

家庭で贅沢なフグ飯。

ショウサイフグの中骨で取った出汁で炊きあげると、フグの旨味が炸裂、堪らない炊き込みご飯に仕上がる。
具はシンプルが良いけど、油揚げは入れたいね。

小ネギを散らしてどうぞ。


(ジャーキー。)

ショウサイフグのジャーキー。

三枚下ろしの身を更に三枚に薄切りにし、下味を着けて冷蔵庫で乾燥させる。
噛めば噛むほど旨味湧く、贅沢なアテだね。


(フグチリ。)

ショウサイフグのチリ鍋。

身をブツ切りにして野菜らと煮立ててポン酢でいただく。
プリプリの身の上品な旨味が堪りませんな。
鍋後の〆がまた楽しみ。


(サイ鍋。)

ショウサイフグのサイ鍋。

すき焼きのショウサイフグ版と言えるサイ鍋。
甘い割下の味付けにも負けないショウサイフグはさすがだ。
溶き卵に浸けていただくのもすき焼きと同じ。

イケますよ。


(唐揚げ。)

ショウサイフグの唐揚げ。

中骨ごとブツ切りにして揚げた方が食べづらいものの旨いよ。

我が家で「唐揚げ」と言えば、鶏じゃなくフグと言えるほどの定番メニュー。


(フライ。)

ショウサイフグのフライ。

三枚下ろしにした半身を揚げる。
ホクホクの身は、ソースでもタルタルでも美味しくイケますよ。


(天ぷら。)

ショウサイフグの天ぷら。

三枚に下ろした半身を更に二枚に下ろして火が通りやすくし、カラッと揚げる。

天丼に仕立てても良いね。


(ムニエル。)

ショウサイフグのムニエル。

クセのないフグはムニエル向きと言える。
ふっくらとした身にバターの香ばしさが良いね。


(炒め物。)

ショウサイフグのカシューナッツ炒め。

フグは火を使うと鶏肉に通じる食感になるから思い付いた品。
中華系の味付けが良く合うね。


(しんじょ。)

ショウサイフグのしんじょ。

新たなフグ料理を、と目先を変えるために手間を掛けて仕込んだ品。

上品で旨かったけど、普段の家飯でわざわざ仕立てることもないか。


(揚げしんじょ。)

ショウサイフグの揚げしんじょ。

しんじょを更に手間を掛けて揚げたのがこれ。
間違いなく旨いんだけど、これも普段向きではないかな。


(ブイヤベース。)

特別な時に仕立てるのがブイヤベース。

ショウサイフグだけじゃなくてエビやイカ、アサリなど、魚介の旨味たっぷり。
アイオリソースでいただくと堪らんよ。

〆に仕立てるリゾットも絶品。


(白子ポン酢。)

そして、フグ釣りで春から夏にかけての期間限定の楽しみが、ショウサイフグの白子。

家で白子をこれでもか!と食べられるのは釣りをやればこそ。


(焼き白子。)

(白子の天ぷら。)

(白子フライ。)

(麻婆白子。)

ポン酢で、焼いて、揚げて、更に麻婆に入れて、とトロトロを堪能する。
どれも堪りませんよ。

尿酸値にはくれぐれもご注意を。


(ショウサイフグに感謝。)

これらの料理のローテーションで5年間、ショウサイフグをいただいてきたけど全く飽きませんな。

どんな調理にも応えて期待を裏切らない、フグはオールラウンドに優秀な食材ですよ。

早く食べたいー。
早く釣りに行かせてくれー。


🐡

【釣】湾フグカットウ釣りの釣り方まとめ

2020-05-25 06:44:00 | 釣り
湾フグとは東京湾が舞台のフグ釣りを指し、ターゲットはショウサイフグ、アカメフグ(正式名はヒガンフグ)、春の期間限定でトラフグも狙える。

釣ったフグは船宿で無毒部のみの「身欠き」状態にして渡してくれるから、お家では皮も内臓も出ず、食して残るのは中骨のみ。
その中骨だって、出汁取りや骨酒に活躍するんだから捨てるとこなし。
(ヒレも残りますがトラフグ以外は有毒部なのでヒレ酒にしちゃダメよ。)

家に帰ってからが楽チンだし、もちろん食べて美味で言うことなしなんですよ。


(身欠きはこの状態ね。これはアカメフグ。)

湾フグは道具立てが少ないシンプルな釣りだ。

仕掛けは自作も簡単なカットウ仕掛けで、6~10号の軽い中通しオモリを使う。
必要ならそこに胴突き仕掛けを組み合わせるくらいのシンプルさ。


(これがカットウ仕掛け。)

竿は超先調子の専用竿を使う。
海中をホバリングしてエサを食べるフグのアタリを取るには繊細な竿先が必要だ。

ラインはPE1号以下で、自分は0.8号を使ってる。
細いラインは潮切れを良くして感度を殺さないためだろう。

フグ釣りのアタリは手感度ではなく、竿先が数ミリ動く程度のを目感度で捉える。
フグは油断してるとヤスヤスとエサのエビを掠め取っていく好敵手だ。

集中して竿先を見つめて、チョンと来た繊細なアタリを捉え、アワセてガツン!
手強いフグとの駆け引きと強烈な手応えの釣り味、これが湾フグ釣りの醍醐味なんですよ。


(掛かったところ。)

さて、ここからが肝心の釣り方。

これはあくまでも自分が5年の湾フグ釣りキャリアの中で体得した現時点の釣り方なので今後変わるかも知れないし、人によっては異論もあるかもしれませんが、そこはご容赦を。
暖かい目で見てくださいな。

1. 竿の持ち方
・竿はリールをパーミングして軽く握る。力を入れて握ると操作がぎこちなくなるよ。

・ロッドエンドを肘に沿えるように当てて安定させる。竿が腕の延長という感じで自然に動かせるのが理想だね。

2. ゼロテンションの構え
・カットウ仕掛けが着底したらイトフケを取り、ラインを張らず緩めずの状態で止め、海底で仕掛けを動かさない。
これがゼロテンション(ゼロテン)と言われるフグ釣りでアタリを取るための基本姿勢。
このゼロテンの精度が釣果を左右しますよ。


(これがゼロテン状態。)

・ゼロテン時の竿先は基本は目線の高さで、ラインと竿先が90度になるように構える。
ロスなくアタリを捉えてアワセも利く理想的な角度が90度なんだよね。

・揺れる船上で張らず緩めずのゼロテンをキープするには船の上下動に合わせて竿を動かして調整が必要。
膝を柔らかくしてバランスを保ち、竿だけで足らねば腕ごと動かして揺れを相殺する。
大きな揺れでもしっかりゼロテンをキープ出来るようになるには修練が必要ですぜ。

・ゼロテン待ちの時、自分は2番ガイドくらいまでラインテンションを掛けてアタリを殺さない程度に竿先をちょっとだけ曲げて待つ。
イトフケを出しちゃうとアタリは出ないから、完全にテンションを抜くのではなく揺れを吸収するバッファを持たせるためだ。

・ゼロテンでの待ち時間は3~5秒。潮がなく活性が低い時は7秒くらいまで待つことがあるけど、待ち過ぎは周りとオマツリに繋がるのでNG。
周りの人のラインの入り方を見て待ち時間を調節する判断も必要だ。

3.誘い方
・ゼロテン時はカットウ仕掛けが底で動かず、エサバリに着けたアルゼンチンアカエビが海底で寝てる状態。
そこから3~5秒間隔で誘いを入れる。

・誘い(シャクリ)は優しくゆったりと竿先を50cmくらい跳ね上げる感じ。
強く勢い良くやり過ぎると反ってフグを驚かせ、散らすことになっちゃうから注意。
あくまでもエビが自然に海底からピョンと跳ねるようなアクションを演出するのがポイント。

・誘ったら竿先を上げたトップ位置で2秒ほど止め、そこからゆっくりと誘い下げていく。
誘い下げはフリーフォールではなくテンションフォールでゆっくりと、自分は5~10秒掛けて下げていく。
特にアカメフグの時は一層ゆっくりを心掛けるとより大型が釣れますよ。

・潮の流れに対しては、出来るだけ体が垂直に相対するように構えて、流れに逆らってシャクるようにする。
誘い下げは逆に潮に乗せるように「自然に」を意識して落とし込んでいく。

・誘い上げと下げ、ゼロテン、これを流れるように優しく優雅なロッドアクションで繰り返し、フグが違和感を覚えないような自然なエサの動きを演出する。
これが自分が目指す「無想の誘い」なんですよ。
体現出来るのはまだ先かな。

4.アタリとアワセ
・アタリは小さく、基本的に手感度では感じないから、竿先に出る微妙な動きを見極める。
明確に竿先を揺らすアタリもあるけど、大抵は竿先が数ミリ揺れる程度。
集中して見つめ、このアタリ取ることが釣果アップに繋がるよ。



(上:ゼロテン状態。下:アタリはこのくらい小さいのよ。)

・アタリのタイミングによってアワセ方が異なる。
まず、ゼロテン待ちでアタリが出た場合は即アワセ。
揺れる竿先に瞬時に反応してアワセが決まると、好敵手のフグに勝ったーと思えて気持ちいいのよ。

・誘い下げの途中でアタリが出た場合は、そのままカットウを着底させて、一呼吸置いてからアワセる。
碇型のカットウバリは誘い下げで沈下中はハリ先が下を向いてるから即アワセでは掛からないのですよ。

・アワセは掛けると言うよりも誘い上げと同じアクションで優しくするべし。
カットウ仕掛けのハリスの長さ分(自分の仕掛けは13cm)動けばカットウバリがフグに掛かるから大きなアクションは不要だ。
掛けようと強くシャクると反って掛からないのが奥深いところ。

・アワセても乗らない、もしくはチップして掛からない時は再び誘い下げてゼロテンで待つ。
フグは同じエサにアタックするから、エサを食いきるまでの3度はチャンスがあるよ。

・アワセをくれてフグが掛かると、竿が止められてガツン❗と手元に衝撃が来る。
大型であれば、根掛かりか?と間違えるほどの手応えだ。
集中して竿先を見つめるゼロ地点からアワセてガツンのクライマックス。
これがフグ釣りの醍醐味ですよ。

5.やり取りと取り込み
・アワセて手応えがあったら竿を掲げて追いアワセを入れて、巻きに入る。
竿を起こして一定の速度でテンションを抜かないように巻き揚げること。
カットウバリにはカエシがないから、ポンピングをするとバレちゃうよ。

・ショウサイフグは掛かると走ることがあり、上に走った時は手応えがなくなるからバレたと勘違いするケースがある。
ゴリ巻きするとテンションが戻って、いた!ということがままあるよ。

・アカメフグは掛かると首を振るようにゴンゴン引くのが特徴。
大型のゴンゴン引きの釣り味は堪りませんよ。

・巻き揚げてフグを水面まで浮かせたら一気に抜き上げる。
ショウサイフグはおよそ大型でもそのまま抜き上げて問題ないけど、大型のアカメフグは無理をせずにタモで掬って貰おう。


(ブチ抜き中。健船長ブログより拝借。)

6.事後処理
・釣り揚げたフグはバケツに入れたままだと弱ってしまうし、身の劣化が心配。
特に夏場やショウサイフグの白子シーズンは素早く血抜きをして、海水氷のクーラーに納めるべき。
美味しくいただくために大事だよ。


(刺身のためにも海水氷で冷やす。)

・血抜きはフグのエラ穴にハサミを突っ込んで左右のエラをチョキチョキと切ればOK。
そのあとバケツに泳がせておけば数分後には血抜きが完了する。


(血抜き中。)

・冬場がメインのアカメフグは魚が強いからかバケツの中でも悠々としてるんで都度血抜きはせず、沖あがり後、港に帰る間に纏めて血抜きでも大丈夫ですよ。

・野毛屋さんの場合、フグの捌きは船長がやってくれる。
ショウサイフグは沖あがり前に船上で、アカメフグは港に戻って着岸した船上でになる。


(右がエサバケツ。)

・フグはエサのアルゼンチンアカエビを入れていたバケツに入れて、捌いた後の身を入れるためのビニール袋を用意する。
船長にバケツを渡して、横でビニール袋の口を開けて待ってると、身欠きになった身を入れてくれるよ。
ショウサイフグの白子シーズンは別に白子用の袋を用意しておいた方が良いかもね。


(ビニール袋を用意してね。)

あとは家に帰って下拵え、お好きなように調理して食せば良し。


(自宅でこれですよ。)

刺身はもちろん、煮ても焼いても揚げても、何にしても美味しくいただける優等生なフグをぜひご賞味あれ。


(お世話になってる野毛屋さん)

釣って食べたくなったら野毛屋さんへどうぞ。


🐡

【感】外出自粛でテレワークをしてるけど

2020-05-19 06:46:00 | 雑感
緊急事態宣言下での政府の要請に従い、自社でも出社人数を減らすためにテレワークに取り組んでる。

自分は週2日出社で、3日が自宅でテレワーク。
家のPCからリモートデスクトップで会社のPCを操作し、会議はZoomで自宅からWeb会議に参加、簡単なやり取りはチャットと、ICTを駆使して問題なく家でもお仕事は出来る。

でもね、
家に籠っての仕事が続くとストレスが溜まるのよ。
何だか心がささくれるのよ。

駅まで歩いて電車に乗って会社への往復だけの外出でも気分転換になるし、何よりも人とのコミュニケーションがないのが辛いね。

最新技術でどこからでもオンラインでシームレスに繋がれるけど、対面で交わす何気ない無駄話だって心のバランスを保つには決して無駄じゃないんだな。

新型コロナの対策で色んなことが見えたけど、改めてアナログの大切さが分かりましたよ。

神奈川は緊急事態宣言が解除されず、引き続き籠り続けねばならん。
最近は毎日のように釣りの夢を見るようになって来てるし、益々心が毛羽立ってますよ。

早く釣りに行きたいなー。


🐡

【食】GW家飯チャレンジ

2020-05-14 06:25:00 | 雑感
お家に籠って外出ガマンのガマン・ウィークとも言われた今年のゴールデンウィーク。

皆がずっと家に居ては朝・昼・晩のご飯作りが憂鬱だ。と、かみさんが言い出したのが「家飯チャレンジ」。

ゴールデンウィーク中に我が家の男3人が各自1回は家族分の食事を作りなさい。
連休中は私に楽をさせなさい。
献立は各自好きなものを選んで良し。
と言う。

「今時の男子は料理が出来ないとモテないよ。」

と、子供たちを焚き付け、子供たちも了承した。

自分は余裕でOK。
かねてから挑戦したいメニューがあったから良い機会だ。

子供たちは家族分の料理なんて初。
普段から台所に立つ父の姿を見てるから抵抗はないだろう。
何事も経験だぞ。

で、次男が挑んだのがオムライス。


(イケてるじゃん。)

下拵えからチキンライスの調理、仕上げの玉子焼きまで頑張った。

今はスマフォで好みのレシピを当たれるから良いね。
初めてにしては上出来で旨かったぞ。

続く長男は生姜焼き。


(なかなかですぞ。)

家にあったのが豚の薄切り肉だったんでパリッとした出来上がりになったけど味は良し。
ご飯が進むぞ。

真打ちの自分は餃子だ。


(見て、この焼き具合。)

でもこれは、ただの焼き餃子じゃありませんぜ。

粉を買ってきて、営業中のホームセンターにのし棒を買いに行き、粉にまみれて皮から仕込んだ、全て自家製のこだわり餃子なのだ。

お陰で完成まで3時間掛かりましたがね。

皮は初めて自作したけど、焼きあがるとモチモチでズドンと食べ応えがある。

タネの味付けがチョイと甘かったけど、なかなかどおして焼きあがりからしてお店の餃子の様でイケてるぜ。
浜松餃子を倣ってモヤシのナムルも付けましたよ。

一人6個で満腹。

餃子の皮がイケたなら、ピザやパスタも
余裕だな。
のし棒を手に入れたし、イタリアンにもチャレンジしますか。


🐡