トラフグ祭り参加のための車中泊。
今の車では初なんでちょっとウキウキしたけど、結局うとうとした程度でしっかり寝不足。歳と共に無茶が利かなくなってきましたよ。
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(明け方公園へトイレに行ったついでにパチリ。)
5:30前に旦那さんがい並ぶ車の運転席に駐車場の受付票を渡していく。
受け取った票は13番。
船宿の前にこの番号順に並んで、宿が開いたら順番に席札を取っていく。
2隻出しのうち、健船の左舷艫3番目をゲット。
でもこの日は宿が開いてから来た人も含めて全員が乗れたそうだ。なーんだ。前日入りで寝不足が残っただけか。
出船前に船長から20号オモリを買った際に売り切れてたと訴えると、野毛屋さんもあちこちからかき集めてるとのこと。そうか。各船宿が集めてるからだったのか。
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(トラフグ祭りのポイントはここ。)
出船して40分。久里浜と言うより金谷沖で釣り開始。
船長曰く、仕掛けはカットウのみでオモリは20号。食わせの胴突き仕掛けは付けない。
トラフグは底から3~5m、場合によっては10m程も浮いているので幅広く誘うこと。底を狙うとトラギスばかりになるそうだ。
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(船が集まってきてるよ。)
宙のカットウ釣りなんて経験がないからどうするか考えた。
水深は50mくらい。底を取ったら3m切って、そこから大きめに誘い上げて止め、ゆっくり誘い下げ、2サイクル誘ったら更に1m上げてを繰り返し、5mまで探るようにした。
流し釣りだから、たまに底を取り直さないとタナぼけする。
慣れない誘いでしっくりしないけど、繰り返して幅広く探り続ける。
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(続々と集合。)
すると左舷みよしで動きがあった。
1番の方が竿を曲げて重たそうに巻いてるではないか。左舷の視線を一点に集めて揚がってきたのはトラフグ!
無事にタモに収まった。良い型だ。
すると2つ隣の左舷大艫の方にも来た。
すぐ後ろの竿立てにあったタモを取って隣の方に渡し、その方がタモ取り。
こっちも40cmを超える良型だぞ。
次は左舷胴の間の方。ポンポンと立て続けにトラが揚がって、船中が大いに盛り上がる。
来るぞー!来るぞー!!
と待ち構えるけど、来なーい。
(*`Д´)ノ!!!
朝一のチャンスタイムは終了し、その後は長い沈黙が続いた。
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(大型船もひっきりなしに通過。)
黙々と誘うが、アタリなし。エサも喰われず。水深が深いからお祭り(仕掛けのね)が多くなる。エサを替えたのはお祭り時だけだったな。
各船が密集してたから、吉野屋さんの大艫と一郎丸さんのスーパーみよしで船を越えたお祭りを目の前で見れたよ。
アタリが遠退くと、密集してた船も各々散って最後は疎らになってた。
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(近いね。)
延々と誘いを繰り返すも、何も起こらない。挫けそうな心を奮い起こして黙々と続ける。
いよいよ最後の流し。
活性反応が欲しいからトラギスでもいいや、と底の誘いに切り替えた。
やっぱり底からの誘いだとしっくりするから若干集中力が回復。根掛かりの心配もない海底の質だからゼロテンもしっかり取る。
「じゃあ揚がっていきます。」
健船長のアナウンス。
それと同時の誘いで、カッ!と来た‼
すかさず煽ってゴリ巻きするも、すっと軽くなった。
思わず天を仰ぐ。ここで来て取れないかー‼
Σ(´□`;)
アカメやショウサイのようにサクッという手応えではなくて、硬い皮に針先が当たるカッという感じ。表面がトゲトゲで覆われてるトラフグだったと思える。
前回のマゴチといい今回といい、持ってるんだかいないんだか。
また来いということなのかな。
結局24人中、トラを手にしたのは4人。狭き門でした。
・「ボ」
大潮
船中0~1
🐡