釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】ショウサイフグ 8/26(野毛屋) 「ギマ、ギマ、ギマ、時々ショウサイ」

2017-08-31 06:03:00 | 釣り
前回のLTオニカサゴは丸1日雨の中での釣りだった。
今回も秋雨前線の南下で午後から雨が絡む微妙な予報なんだけど、来週末も雨予報だから先送りは出来んと、野毛屋さんへ出撃。


(毎度。)

5:10着で駐車カードは14番目。それなりに並んでいたけど、先客は殆ど最終日のLTオニ船だから、空いているショウサイフグ船の右舷艫2番目をチョイス。
勇治船長の船に乗るのは久しぶりだ。


(今日は第2忠丸で。)

ショウサイフグ船は右舷4名(ユキちゃんが竿を出してたから釣り座は5名だけどね)、左舷5名で余裕の出船。皆、雨予報を嫌ったのかな。でも、結局最後まで雨は降らなかったよ。


(潮はこんな感じ。)

大貫沖で釣り開始。
中潮の満潮止まりの時間だけど潮が早い。かなりな勢いで船尾に向かってラインが入っていき、オモリを8号ナツメから早々に10号ナツメ、10号丸型に替えてようやく落ち着いた。

開始から頻繁にアタリが出るも、掛けられない。2、3回のアタリで殻の中までエビを食われるのはギマの仕業のようだ。
扁平した体形だからだろう、掛けられないアタリはほぼギマだと見た。


(朝のうちは波は無かったな。)

周りでポツポツとショウサイフグが揚がるのになかなか掛けられないし、掛けてもギマばかり。
アタリは出るんだけど、自分のカットウの周りはギマだらけなのか?と思うほどだ。こんなに手が合わないのは久しぶりだよ。
ショウサイフグ0のまま1回目のエサのお代わりをする。マジか。
(´д`|||)


(こいつですよ。)

両隣の方たちも型を見て勇治船長に記念撮影いただいて、右舷側で揚げてないのは自分だけ。
置いてきぼりを喰らってる焦りを噛み殺して、平常心で誘い続ける。

すると、ガツっと掛けたのはギマじゃない今日イチの引き。ついに来たよ、デカショウサイが!と、ゴリ巻きから抜き揚げると、良型のサバフグだ。

こっちを気にしてた勇治船長に見せながら、サバ!と訴えると、あちゃーと残念そうな船長。


(30cmクラスの良型なんだけど。)

そのうち掛かるだろうと思いながら誘い続けると、左隣の方が2匹目を掛けた。あらら。
それを横目で見ながらもアタリを見逃さずにアワセると、掛けた途端にブルブルと走り出した。来たか?
抜き揚げると待ちに待ったショウサイだ。高活性のサービスタイムに9:30まで掛かってやっとだよ。
しかも、カットウの掛かりどころが腹でタイミングが合ってないけどね。


(やっと1匹目。)

勇治船長が写真撮影に来てくれて嬉しそうに、

「これで全員釣れたよ。」

と言う。
船中最後だったの?お待たせしてしまい、面目無いっす。
m( _ _ )m

相変わらずのアタリでエサを食われ続け、10:10頃に2匹目、入れ直しの連チャンで3匹目を揚げる。
掛かりどころが口の周りになってきたから、ようやっとタイミングが合ってきたみたいだ。


(2、3匹目。)

この連チャンでスイッチが入ったんじゃないのー。と期待するも、ショウサイは30分に1匹のペース。どうも勢いに乗れないなー。


(潮がちょっと落ち着いて来た。)

潮が緩んで来て釣りやすくなってきたものの、相変わらずギマにエサをヤられちゃう。
ギマを誘わないようにあまり誘い上げない方が良いと、勇治船長から聞いたけど、早潮の中、穂先が柔らかいリアランサー湾フグで微妙な誘いをするのが難しい。課題だな。


(ポツポツだね。)

下げ止まりが近づくにつれてアタリのペースもダウンする。
ポツとショウサイを追釣する合間にギマがポツポツ、サバフグもポツ。
サバフグは5匹を揚げたけど、うち3匹が30cmクラスとショウサイより良い型だ。折角なんでキープしますよ。


(丁度下げ止まり。)

午後を回り、上げ潮が効いてくるとカッ飛び潮で、またもや難しい釣りになってきた。
ショウサイは顔を見せなくなり、アタリはほぼギマかもしれない状況。


(13:30に揚げたのがラストでした。)

14時頃に3回目のエサをお代わりしたものの、これ以降はギマへのエサやりタイムだったな。
上がり間際の最後に掛けたのが残念ながらのサバフグで終了。


(またもや負けた感アリアリだ。)

結果、ショウサイフグは7匹。
サバフグ5匹で、ギマは余裕でツ抜け。

朝のサービスタイムに置いていかれたし、前回同様に早い上げ潮で獲れないのが敗因でしょうか。
やはり、精進せねばなりませんな。

・ショウサイフグ : 7
・サバフグ : 5 (リリース2)
・ベラ : 1 (リリース)
・ギマ : 多数
船中4~25
中潮


🐡

【釣】釣行前記 8/26(野毛屋)

2017-08-27 07:57:00 | 釣り
夏の期間限定LTオニカサゴで1年越しのキープサイズをゲットしてリベンジを果たし、次はこのところ釣果が上がって来ているショウサイフグだ!と息巻く。


(前回のオニ。)

でも、リベンジと言ってもオニは1匹しか獲れてなく数では昨年に劣ってて、勢いに欠けるのが気になるところ。

ショウサイに至っては、今年はまだツ抜けもしてないし、ここまでの累積釣果はたったの22匹。
年間目標の束(100匹)に対してこの進捗率は憂慮する事態だぞ。


(お願いしますよ。)

ここらで大きく稼いでおこうか。と野毛屋さんに出撃しますよ。

だけど、イマイチ強気に成りきれないのは何ででしょうか?打たれ続けてボディに来てるからかな。


🐡

【食】オニカサゴのしゃぶしゃぶ

2017-08-23 06:03:00 | 釣魚料理
8月16日の野毛屋さんで期間限定のオニカサゴ釣行は、1年越しで良型1匹をお持ち帰りできた。


(ゴツイけど、つぶらな瞳が可愛いね。)

オニカサゴは捨てる所がない高級魚。
過去にアマダイのゲストでその食味を堪能したことがあるけど、今回も余すことなくいただいちゃいますよ。


(パーツに捌いて寝かせるよ。)


(ヒレ酒も楽しめるぞ。)

オニカサゴのもちプリッとした白身は、釣りたてよりも寝かせた方が良いと耳にするから、2日間チルド室でお休みいただいて旨味を引き出す。
身は勿論、アラからも良い出汁が出るから、オニの全てを味わい尽くすには夏場だろうが、しゃぶしゃぶが良かろうと決めた。


(皮付きでドーンと。)

三枚下ろしの身を皮付きのまま薄めに引いて、割った頭やカマ部、削りとった腹骨に着いた身、全てを皿に盛る。
割った中骨は出汁取り用に鍋の中に。


(アテに最高。)

胃袋と肝は湯引いてポン酢でいただく。
このコリコリとねっとりの共演はなかなか食べられるもんじゃないですぜ。釣りをやればこそのご褒美だね。


(しゃぶしゃぶのセッティング完了。)

リビングにクラーを効かせながら、アラと昆布で出汁を取りつつ灰汁を取る。
その間、冷えたビールをやりながら湯引きを摘まむと期待値がどんどん上がるね。


(着々と準備が進行中。)

出汁が取れたら、野菜、キノコ、豆腐を投入して煮込みに掛かる。
具材に火が通ったら準備完了。


(最後に水菜投入で準備OK。)

具材を取り分けて鍋にスペースを作ったら、いけー!と、しゃぶしゃぶ開始。
夏場の鍋は始めてだけど、イケる。
汗をかきかき、ハフハフしながらいただくのも良いね。


(頭が楽しみなんですよ。)

オニの頭は唇周りのぷるぷるを啜って、頬肉をほじり、骨を外しながら周りの身をちゅぱちゅぱと吸い取る。旨いなー。堪らんなー。


(シャブります。)

皮付きの身は、数回しゃぶしゃぶすると白濁してプリッとする。それをポン酢に着けて口に運ぶと、もう昇天もの。しあわせの絶頂だ。

皆、唸りながらもしゃぶしゃぶの手が止まらない。

「オニカサゴはそうそう食べられるもんじゃないぞ。」

と、念を押しておく。
惜しむらくは1匹だったことか。来年は複数匹獲りたいな。


(この旨さ、参った。)

〆は雑炊。
卵を溶き入れてふっくら蒸らした後に各自で取り分け、塩・コショウで味付け。
これだよねー。とオニの全てを余さずいただいちゃう完璧な締め。
毎度のこと、長男が残さずにさらいました。

久しぶりのオニカサゴを味わい尽くして満腹、満足。
また冬に会えるといいな。

・オニカサゴのしゃぶしゃぶ
・オニカサゴの胃袋と肝の湯引き
・オニカサゴの雑炊


🐡

【釣】LTオニカサゴ 8/16(野毛屋) 「苦戦するもリベンジは果たす」

2017-08-19 06:20:00 | 釣り
東京は連続雨という記録的な天候不順で、野毛屋さんで予約したLTオニカサゴ釣行日の16日も雨予報。
憂鬱だけど炎天下でジリジリと炙られるよりはマシと前向きに捉えておきましょう。


(降ってますよ。)

完全予約制だからと、いつもより遅く出た5:20着で、駐車カードは9番目。LTオニの釣り座は両舳を含む3つしか空きがなかったから、右舷舳2番目をチョイスした。奇しくもリベンジを誓った去年と同じ釣り座だ。


(振り続いてますよ。)

しとしとと止まぬ雨に風もあって涼しく、サロペットの上下を着こんで丁度良く感じるくらい。雨は憂鬱だけど過ごしやすのはいいな。


(潮はこんな感じ。)

タックルはLIGHTGAME M 200にForceMaster 800。今年は電動リールだから巻き上げが楽だぞ。必勝のタコベイト付きの自作仕掛けに、蛍イカも持ち込んだ。

エサのサバ短冊と鮭の皮2枚は支給いただけるよ。


(いざ出船。まだ降ってますが。)

久里浜沖で釣り開始。
サバ短冊と蛍イカを抱き合わせで付けて1投目。水深は60~70m。
着底したら糸フケを取って、50cmほど底を切る。そこから誘い上げからの落とし込みや底だちを取り直しながら、食う間を取ってアタリを待つ。

開始早々に右舷艫側の常連さんが掛けた。健船長のタモに収まったのは40cm近い良型のオニだ。

いいなー。と思いつつ誘っていると違和感があり、巻き上げに入ると左舷の人とお祭りだった。1投目から必勝仕掛けを切り刻むハメになっちゃったよ。


(この時は霧雨程度で写真を撮れた。)

仕掛けを付け直している間に左舷艫側でも型を見たようだ。
誘い続けていると、たまに単発でブルッとくるのはトラギスとかのゲストだろう。これはアワセても掛からない。でも、エサ持ちが良いから長く誘っていられるよ。

9:30頃にツツンとこれまでと違うアタリが出た。
モグモグとエサを食べているようなツンツンが続くので、それに合わせて少しづつ送り込み、じっくりと喰わせる。来たか?来たのか?

ツンツンが続いているのを確認しながら待ち続け、強めの引きに変わったところで竿を持ち上げるとググンと来た。掛けた!
数m手巻きして重さを確めてから電動に切り替えると、それなりのサイズを感じさせる引きで、途中で突っ込みも見せる。やっぱ本命か?

テンビンを引き揚げハリスを手繰りつつ見つめる中、ゆらゆらとオレンジの魚影が現れた。オニだ❗


(やっとお持ち帰りサイズをゲット。)

お隣さんにタモ入れいただいて揚がったのは、34cmの本命。
去年はおチビばかり3匹揚げてリリースだったんで、1年越しでようやくキープサイズを仕留め、リベンジを果たしたぞ。


(家で記念撮影。綺麗だね。)

その後は二枚潮に加えて雨風とうねりが強まって、エサをかじられるも掛けられないのが数回。上下の揺れに対応仕切れず、食わせ切れなかった。残念。


(八景に戻ったら雨は止みました。)

結局、リベンジを果たしたものの、オニは1匹止まり。うねりに対応仕切れない弱点を克服せねば数釣りは望めないか。
それに、ほぼ手持ちで1日誘い続けると、FM800でも重く感じて腕に負担が掛かる。巻き上げは楽だけどトータルすると手巻きの方が良いかもね。

今年はスケジュール的に再戦は無理。数を揚げるのは来年の目標にしょう。

・オニカサゴ : 1
・トラギス : 1 (リリース)
船中0~4
小潮


🐡

【釣】釣行前記 8/16(野毛屋)

2017-08-17 10:02:00 | 釣り
今年のお盆は生憎の雨続きで、夏はどこに行った?という天候だ。


(これだもの。)

野毛屋さんの期間限定LTオニカサゴに予約した8月16日も雨予報。
完全予約制だから容易に日をずらせないし、ずらせても好天の保証もないから、雨風に晒されようが1年越しのリベンジに向かいますよ。


(待ち行列の車窓から。降ってます。)

コンディションがイマイチなせいか、いまひとつ気持ちの盛り上がりに欠ける。
最近の貧果続きに弱気になっちゃってるのかな?


🐡