釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 2/25(野毛屋)

2017-02-27 06:00:00 | 釣り
ガツン!ときてゴンゴン引く、堪らない釣り味の東京湾のアカメフグ釣りは、秋から冬の期間限定。

健船長のブログで今季は2月26日(日)までと宣言されたから、いよいよ最後。
ラス前の25日(土)に出撃しますよ。


(毎度です。)

今季のアカメは好調続きでトップがツ抜けはザラ。型も良くてキロオーバーがポンポン揚がる当たり年。

春一番、二番が吹き荒れた以降の釣果が落ち込んでるのが気になるけど、ラストアカメを堪能しに行きますよ。


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【食】アカメフグの刺身・漬け

2017-02-26 10:15:00 | 釣魚料理
しゃぶしゃぶ、漬け炙り丼、唐揚げと堪能してきたアカメフグも残りは素と漬けが半身づつ。

最後はストレートに味わいましょう。


(2色盛に。)

この時点で熟成9日だったけど、まだ身がコリコリであと数日は寝てられるんじゃないの。という状態。
透けるほど薄く下ろす技量がないからかな。フグ引き包丁が欲しいな。

旨いんだけど、家族は数切れ食べておしまい。残りを一人で引き受けて、あごが疲れちゃうから、最後はお茶漬けにした。
ほんのり熱が入って白濁したくらいの身が丁度良くて食べやすい。

アカメは生より一手間加えた方がより美味しくいただけるな。

・アカメフグの刺身
・アカメフグの漬け


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【食】アカメフグの漬け炙り丼・唐揚げ

2017-02-22 06:02:00 | 釣魚料理
アカメフグ釣果をいただく2日目は、前日に仕込んだ丸ごと漬けが主役。

1週間熟成させた中・小型4匹を三枚に下ろして薄皮を引いた身をタレに浸けていた。


(漬け中。)

冷蔵庫で1日寝かせた漬けの半身を取り出し、ダイソーで100円で買った金串を打ち、コンロの直火で、ちょっと焦げて芳ばしくなるものの中はミディアムレアかな。くらいの頃合いを見極めて両面を炙る。

炙り終えたら、熱々のところを削ぎ切りにして、ご飯を盛って刻み海苔を乗せた丼の上に並べて、タレを少々、小ネギと白ゴマをパラッと散らして出来上がり。
アカメフグの漬け炙り丼の完成。


(一人1匹で仕立てました。)

これは以前にアカメフグの漬けを炙りで食べた時、チャーシューに似た旨さから、絶対丼に合う。と確信しての初メニュー。

その見立てに間違いはなかった。
生だとまだ固かろうアカメの身に、ほんのり火が入ることで旨味が増して、焼き目も芳ばしい。プリッとした歯応えも良く、唐辛子のピリッとした辛さに生姜とニンニクの風味のタレが食欲を誘う。睨んだとおり、丼に合うー。

家族からも大好評で、長男は、旨っ!旨っ!と呻きながら丼をかっ込む。
アカメは漬けにするなら炙りが一番だな。


(これは定番。)

大型の1匹はぶつ切りにして唐揚げに。
これもホクホクで、骨周りの身の旨いこと。旨いこと。
毎度、ビールにもご飯にも良く合いますな。


(集合写真。)

ショウサイフグの漬け丼も好評だったけど、アカメフグの漬け炙り丼はそれを上回る評価で、定番化確定。
魚より肉に近い感覚でいただけて、旨くてヘルシー。ご飯もすすむし、言うことなし。

かつて仕立てたフグ南蛮もそうだけど、アカメフグは肉に見立てたらレパートリーが広がりそうだぞ。
次回釣行が今季ラストアカメだろうから、何を料ろうかな。

・アカメフグの漬け炙り丼
・アカメフグの唐揚げ


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【食】アカメフグのしゃぶしゃぶ・ラーメン

2017-02-19 06:20:00 | 釣魚料理
アカメフグはトラフグと同様に熟成が必要。釣りたてだと、身が固くて旨味もない。

釣行から毎日毎日、アカメの身欠きのキッチンペーパーを取り換えて、期待しつつ待った1週間、ようやくその封を解く。
アカメはデカイのを含めて8匹だから数日は楽しめるでしょう。


(熟成明けの身欠き。)

1日目はやはり、しゃぶしゃぶ。

準備が楽、調理にも手間が掛からず、温かヘルシーで満足度も高い。我が家ではすっかり定番になりましたよ。
今季は既に4度目かな。


(仕込みはOK。)

デカイの2匹を下ろして、中骨と昆布で出汁取り。灰汁を取りつつ準備が整ったら野菜を投入。
暫く煮立て、頃合いは良し。と各自しゃぶを開始。


(しゃぶります。)

軽くしゃぶしゃぶすると、白く締まったアカメの身は、外はプリプリ、中はしっとり半生、噛むたびに旨味が溢れる。毎度のことですが、旨~っ。と舌鼓を打つ。

「こんなにしょっちゅうフグしゃぶを食べる家はないよね。」

と長男。

「学校でもフグを食べたことがある子なんて、そうはいないぞ。」

1年中フグを食べてれば、既に子供達にとっては家庭の味になってるかもしれないな。


(これですよ。これ。)

子供らが成長して家庭を持った時、今を懐かしんで、フグが食べたい。と、野毛屋さんで健船長の息子さんのチビ太くんの船に乗る。なんてことを想像してみた。何十年後にあるかもしれないな。


(これも絶品。)

〆は前回同様にラーメンで。
子供らがお気に入りなんだよね。スープも残さず平らげて、完食。

次男の受験も終ったし、暖かくなったら子供達をフグ釣りに連れて行くのも良いかもしれないな。

・アカメフグのしゃぶしゃぶ
・アカメフグ出汁のラーメン


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【食】コモンフグの刺身・ムシガレイの唐揚げ

2017-02-15 06:00:00 | 釣魚料理
2月4日の釣果をいただく2日目は、コモンフグとゲストで揚がったムシガレイの出番。
真打ちのアカメはまだまだ熟成中ですよ。

コモンフグは1日寝かせたのを刺身に下ろして、前日のショウサイと食べ比べてみる。


(コモンの刺身。)

これまでいただいたコモンの身は灰色っぽかったのに、今回のコイツは透けるように白くて綺麗だ。
これまでのより型が良くて成長した個体だからなのか、地域差なのか、個体差なのか、はたまた育ちの差なのか、(コモンだけど)詳細は判らない。


(コイツです。)

1日寝かせたからか、旨味がしっかりあって歯応えも丁度良い。今回の猿島産のショウサイとコモンの食べ比べは、コモンに軍配だな。
やはり八景沖のショウサイフグが別格ということなのか、今後も検証を続けましょう。


(カラッとね。)

ゲストで揚がったムシガレイは唐揚げに。
低温でじっくりとか二度揚げとかすると骨までイケるけど、折角の白身がパサついちゃうから、ほどほどの揚げ加減で身をいただく。ほっくりした白身の旨いこと。旨いこと。
毎度揚がったら嬉しいゲストだね。


(集合写真。)

これで釣行当日と翌日にいただける釣果は完食。メインのアカメフグは1週間の熟成の後に封印を解きますよ。
楽しみだー。


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