2017年のラスト釣行は野毛屋さんでアカメフグ。
竿納めなのはもちろん、大晦日にかみさんの実家に熟成明けの身を進呈する使命も胸に頑張らねばなりません。
(今年もお世話になりました。)
釣り座は右舷艫3番目をチョイス。
フグ船、アオリイカ船ともにボチボチのところ、予約が入ってる午前アジ船が盛況だ。お子さま連れやご家族での方々もいる。
寒いけど愉しく釣れるといいね。
(潮はこんな感じ。)
この時期の早朝は、船のあちこちが凍りついてるから乗り込むのに注意が必要だ。
完全防寒装備のうえ、両手首に貼るカイロ、ポケットにもオイル式のカイロを忍ばせて寒さに対抗する。
今日は風がなくてお日様が出るのが救いだよ。
(太陽がありがたい。)
右舷は9名で出船し、八景沖で釣り開始。
船中初は左舷で揚がったようだけどペースが今一つ。潮止まりが近いからか、フグの活性がイマイチなのか、活発な喰いにならない雰囲気がする。
じっくりとアタリを見逃さないように丁寧に誘い続けると、チョンと竿先に反応があり、アワセ一発!サクッと掛けた。
(フグですがノーカン。)
ゴリ巻きして抜き揚げたのは、コモンフグ。残念ながら釣果にはカウントされませんよ。
開始十数分でボウズを回避出来て、勢い勇んで誘い続けるものの、なかなかアタリが遠く、船中ポツと揚がる程度で続かない。
やっと30分後くらいにコモンフグを追釣する。
(ようやく来ましたよ。)
アカメが来たのは更に1時間後。
チョンと沈んだ竿先に反応して気持ち良くアワセが決まると、ゴンゴンと叩くような引き。型はそれほどでもなさそうだけど、アカメの引きはいいねー。
潮が動き始める頃だからか船中でもポツポツとショウサイ混じりで型を見る。
(ショウサイフグを追加。)
すると30分おきくらいにショウサイを2匹揚げる。
コモンとショウサイをゲットで今日明日の食の確保は嬉しいけど、目的は大晦日のアカメ。1匹じゃ足らないからアカメよ、アカメ~と念を込めて誘い続ける。
なかなかアタリが遠くてエサも喰われず、時速2匹から1匹にペースが落ちてくるけど、集中力を切らさずに誘い続ける。
すると、久し振りに竿先がチョンと沈んだ。
アワセをくれるとガツと来て、巻きに入って数巻きしたところでテンションが抜けて、巻きバレ。
喰われたエサを付け替えて再投入して数度誘うと、アタリが出た。
アワセ一発、ガツと来て、巻きに入ったところで再度の巻きバレ。
ゴリ巻きして抜き揚げて、再びエサを付け替え、三度の投入で煮えつつも丁寧に誘い続けると、間を置かずまたもアタリが出る。
今度こそと、アワセをくれるもスカ。
誘い下げからゼロテンでタイミングを計って空アワセをくれるとガツ!ときた。追いアワセをしながらゴンゴンを感じて数巻きしたところで、三度の巻きバレ。
完全に煮えましたよ。
(#`皿´)
(ポカポカで気持ち良いですがね。)
ゴリ巻きから抜き揚げて仕掛けを外し、新品のカットウをタックルボックスから取り出し、付け替えようと見るとラインが海面に落ちてる。
リールを巻いて回収しようとすると重たい。力を入れて巻くと引っ掛かりを感じて、嫌な予感がしながら竿先を見ると、ラインが絡んだ2番ガイドからポッキリ逝ってしまってるではないですか。
やってしまいました。
( T ^ T )
煮えて冷静を欠いた結果、リールのスプールをフリーにしたまま仕掛けを外したところ、風で煽られたラインが竿先に絡んだ状態だったのでしょう。
煮えてたのが、一気に急速冷凍で冷静になり、痛い出費を計算しましたよ。ハア~。
ブルーが入るところを、せめて逃したアカメを獲ってやる!と奮い立ち、折れた竿先を切り詰めて、3番ガイドをトップとして釣りを再開。
リアランサー湾フグは、この状態で他の湾フグ竿くらいなのでは、と感じる調子でさして違和感がないぞ。
(獲ったぞ!と2匹目。ショウサイはクーラーにいるよ。)
すると、チョンと竿先が沈んだところをアワセ一発、ガツンと手応えがあったところに更に両腕ごと上に挙げて、これでもか!と追いアワセをくれる。
トップが欠けた竿先が突っ込むゴンゴン引きから抜き揚げて2匹目のアカメをゲット。
リアランサーよ、竿先の仇は執ったぞー。
(折ったのは自分の責任なんですがね。)
(ラス前に更に1匹。)
その後沈黙が続いたものの、ラス前の流しで1匹を追釣し、何とか大晦日に足る最低量を確保、ギり目的を果たした。
竿納めの釣果としてはもう一歩欲しいところだったし、痛い犠牲も払ったけど仕方ありませんな。(だから自分のせいだって。)
来年は良い釣りが出来ますように。
・アカメフグ : 3
・ショウサイフグ : 2
・コモンフグ : 2
・イイダコ : 2
船中0~12
中潮
🐡