釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】出雲大社を参拝しておふく焼きを食べ評判の居酒屋で締める (2024/11/06 夫婦旅行・1日目 出雲)

2024-12-11 05:55:00 | 日記
稲佐の浜から出雲大社へは東へ1本道を歩いて15分ほど。

空を見ると雲が流れるのが早く、お参りの際には雨に降られずに済みそうだ。

ここまで降られはしても要所要所で雨を回避出来ている。
さすがの晴れ男よ。

15分ほど歩いて再び大鳥居に至る。

出雲そばの田中屋さんの前を通ると人数は減ったものの、行列は変わらずね。


(大鳥居。)

大鳥居。
正式には勢溜の大鳥居と呼ぶそうだ。

かつて芝居小屋があって多くの人が集まったのが由来だとか。


(雰囲気あるね。)

大鳥居をくぐり石畳の参道を下る。

木々の向こうに八雲山の稜線が見えるのが良いね。


(祓橋から参道を振り返る。)

下りの参道を過ぎて祓橋を渡ると松の参道。


(松の参道。)

松の参道の中央は通行禁止になっていて両端を歩く。

中央は神様と神職専用だそうです。


(松の馬場。)

参道の右には開けた松の馬場がある。
ピクニックをしたいくらいの開放感だ。


(迫力あるよ。)

松の参道を抜けると銅鳥居の手前に大国主命の「ムスビの御神像」がある。


(銅鳥居。)

手水舎で清めて銅鳥居をくぐったら拝殿が見えてくる。


(拝殿。)

大きなしめ縄が目立つ拝殿。

神社では二礼二拍手一礼でお参りだけれど、出雲大社では二礼四拍手一礼だそうだ。

平日で人が疎らだから、かみさんと並んで拝む。


(八足門。)

拝殿を回り込んで裏手に行くと八足門があり、その先が本殿。

(ここから本殿を拝む。)

本殿には入れないから八足門から奥にある本殿をお参りする。
ここでも二礼四拍手一礼ね。

本殿にある御神体は稲佐の浜がある西向きに鎮座されているそうだ。

御守所で御朱印をいただいたら境内を出て神楽殿へ向かう。


(神楽殿。)

大しめ縄で有名な神楽殿は昭和56年に造営されたそうだ。
だから境内の外にあるのだな。

遠くからでもしめ縄の存在感が凄い。




(凄いぞ。)

しめ縄は長さ13.6m、重さ5.2tだそうな。

近くで見ても美しい。
見れば見るほどどうやって作ったのか気になるな。


(このスケールよ。)

神楽殿でも御朱印をいただいて境内に戻る。


(拝殿と八足門と本殿の遠景。)

再び拝殿と本殿の屋根を遠くから眺めて見納める。
また来れるか分からないからね。

松の参道を来たときと反対側のルートで戻ると、あちらこちらにうさぎの像がある。


(大国主命と因幡の白兎の像。)

因幡の白兎と大国主命との関係からうさぎの像があるのだろうね。


(ここにも。)

参道を戻り勢溜の大鳥居から眺めると神門通りの宇迦橋の大鳥居が見える。


(鳥居の中の鳥居。)

出雲大社の参拝を終えて、出雲大社前駅に向かいがてら神門通りのお店を眺めて歩く。

まず引っかかったのが福乃和さん。
色々なフグの商品が売られていて、店の軒先でフグの形をした「おふく焼き」を見たら食べずにはおれん。


(こちらね。)

店先のベンチに座っておふく焼きをいただく。
歩き回った体にあんこの甘さが沁みるよ。


(おふく焼き。)

更に店内でうず煮の試食をいただく。

うず煮はフグの出汁に葛でトロみをつけた雑炊風の料理。
フグの風味がして味は良い。


(お土産に売ってました。)

フグの身や海苔、セリなどが入っていて「風土記」に記載がある古代食だそうな。

売られていたうず煮のお土産に入っているフグはマフグだった。
その他にもフグの干物が売っていたけれどこちらはサバフグ。

どの品も残念ながらフグ釣り師には響かなかったよ。

一畑電車に乗って出雲市へ戻り、本日の宿へ向かいチェックイン。


(本日の宿。)

本日の宿はグリーンリッチホテル出雲。

ツイン部屋は広くてベッドはクイーンサイズ。
大浴場もあってコスパが良い。
気に入ったよ。

夕食は付いておらず外へ行くので、予めチェックしておいた居酒屋ツバメヤさんに予約の電話を入れてみる。

2人でも入れるのは19:30からとのこと。
平日なのにさすがの繁盛店だね。



(ツバメヤさん。)

ホテルからは歩いて5分ほど。

お店は新しく綺麗でそこそこ広い店内は満席。
若い店員さんが多くて活気がある。

いいね。


(刺身盛り。)

日本海の海の幸、刺身5種盛りからいただく。
ブリ、ヒラメ、マグロ、カマス、貝は何か忘れたけれど、ネタが良いね。


(たたきキュウリとポテサラ。)

メニューは目新しくないけれど、どれも安くて旨い。


(出汁巻き。)

(つくね。)

つくねは軟骨入り。
好きなのよ。


(しじみの酒蒸し。)

宍道湖産のしじみは大きい。
最近じゃなかなかお目にかかれないサイズのしじみは味も良い。

堪らんね。


(地酒旭日。)

これは地酒もいっちゃいますよ。


(カワハギの肝あえ。)

悩んで頼んだのはカワハギの肝あえ。

食べるとねっとりとしていつも食べている肝あえと異なる。
ほんのり鶏のレバーにも似た味がする。

気になって作り方を質問したら酒に浸けた肝を蒸して和えたそうだ。
蒸すという発想はなかったな。
今度カワハギを釣ったら試してみよう。

後から思えば鶏のレバーに似た味は血抜きしていない肝の風味だったのかもしれないな。
釣ったカワハギは必ず血抜きするし、血抜きしていない肝あえは食べたことがないからね。


(締め。)

最後に海鮮焼きそばで締めて満足、満足。

繁盛の理由が良く分かった。
機会があればまた来たいお店だ。

観光でも食でも満足の出雲1日目でした。


⛩️

【感】出雲そばを味わい神々しい島を仰ぎ見る (2024/11/06 夫婦旅行・1日目・出雲)

2024-12-04 05:55:00 | 日記
サンライズ出雲で出雲市駅に降り立ち、まず向かうは出雲大社。

出雲市駅からちょっと歩いた電鉄出雲市駅で荷物をコインロッカーに預け、一畑電車に乗る。

一畑電車は2両編成の可愛い電車。
ローカル感が良いね。


(一畑電車。)

途中の川跡駅で出雲大社行きに乗り換える時に雨に降られる。
出雲大社では止んでいて欲しいぞ。

願いが通じたか出雲大社前駅に到着すると雨は揚がっている。
さすがは晴れ男よ。


(味のある駅舎。)

出雲大社前駅はこじんまりとした歴史を感じる可愛らしい駅舎。
窓がステンドグラスだったりと味がある。


(窓を裏から見るとこう。)

ここから出雲大社までは一本道の参道。
左右に様々なお店が並んでいる。

(参道。)

ちょうど12:00なのでまずは腹拵えしようと、目的のひとつである出雲そばのお店をググる。


(大鳥居。)

大鳥居近くの田中屋さんが良かろうと行ってみると平日でも店の前は15人ほどが行列。
これはダメだ、と15分くらい歩いて平和そば本店さんへ向かう。


(平和そば本店さん。)

こちらも待ちが出ているものの待ち番は6組目。
出雲大社から離れているのに賑わっていて地元の方々も並んでいるのは評判だからだろうな。

軒先での待ち時間に再び雨に降られる。
雲の切れ目が見えているから長くはないだろうけれど、食べ終わりまでには止んでいて欲しいぞ。


(住宅街にありました。)

15分ほど待って案内され出雲そばを注文。
出雲そばは割子が特徴。
基本3段のところ1段追加して4段にした。


(4段重なってます。)

小皿に小分けにされたそばが重なって出て来る。

割子そばは始めてだからテーブルの説明書きを読んでいただく。


(食べ方はこう。)

薬味を多めにのせて甘めのつゆを掛けていただく。
そばの風味が豊かで旨い。
さすが評判のお店だ。

4段をペロリと平らげて満足、満足。

店を出ると雨はあがっている。
さすがは晴れ男。


(日本海ですよ。)

平和そばさんからちょっと歩くと日本海に出る。
空を覆う雲の切れ間から青空が覗いていて海の青との対比が美しい。

海岸に来た目的は稲佐の浜。


(稲佐の浜。)

稲佐の浜は大国主大神と建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)が国譲りの交渉をしたという縁がある浜。

旧暦10月10日には全国の八百万の神々をお迎えする浜でもあるそうだけど、それは来週のこと。
旧暦10月である11月は神無月と言うけれど、神様が集まる出雲では神在月になる。

今は神様方が来られる1週間前だから、まだ出雲も神無月ね。


(弁天島。)

浜辺に目立つ大岩は弁天島。

かつては沖にあったから島と呼ばれているそうだ。


(島だそうです。)

背景に雲を背負って一層神々しさを感じる。

島の上部には鳥居と社があって豊玉毘古命(とよたまひこのみこと)が祀られているらしい。

砂浜に賽銭箱ならぬ賽銭ボックスが立っているので、お賽銭を入れてお参りする。

ここから真東に1kmに出雲大社がある。

八百万の神々と同じ足取りで出雲大社へ向かおうか。


⛩️

【感】サンライズ出雲で快適移動 (2024/11/05 夫婦旅行・0日目)

2024-11-27 05:45:00 | 日記
サンライズ出雲はJRで唯一定期運行している寝台特急列車。

横浜駅から22:15に乗って出雲市駅には翌日の10:00に到着する。
車中で1泊するうちに現地着は移動疲れもなくて良いだろうね。

早めに横浜駅に着き、夕飯の弁当と翌日の朝飯を買い込む。
ビールとツマミも忘れませんよ。


(東海道線を走ります。)

サンライズ出雲は出雲市行き7両と高松行きのサンライズ瀬戸7両が連結した計14両の編成。
岡山駅で切り離され、それぞれの目的地へ向かう。

寝台タイプはノビノビ座席、ソロ、シングル、シングルデラックス、シングルツイン、サンライズツインの6種類。

サンライズツインを取りたかったけれど人気で叶わず、2番希望のシングルツインとなった。

それでも取れてラッキーでしたよ。
シングルツインを外すとかみさんとそれぞれシングルに分かれることになっちゃうからね。
10時打ちいただいた駅員さんに感謝ね。


(サンライズ出雲入線。)

東海道線に続き横浜駅のホームにサンライズ出雲が入線。
平日の夜間だから帰宅する方々に紛れてホームで待つのは新鮮だった。

寝台車に乗るのは中学以来だ。

当時はブルートレインと呼ばれていて、対面3人掛けのシート上中下3段をカーテンで仕切っていただけだった。

さて、それからどれだけ進歩したかな。


(行き先は出雲市駅。)

席(部屋)は14号車の1番。
最後尾車両の端だ。

部屋の横に階段があって上下に分かれ、その先にシングルの部屋が並ぶ。


(通路の両側が寝台スペース。)

車両に乗り込んで直ぐが部屋なので目にした印象は、狭っ。


(シングルツイン。)

部屋の幅は1mくらい。
上下段にベッドがあり、上段のベッドは固定式。

扉を閉めたら立つスペースの幅は40cmくらいしかない。
大きなスーツケースは置けないな。


(下段の寝台。)

下段のベッドは床板を外すと格納式のテーブルが出せて、2人が向き合って座れる座席になる。


(上段の寝台。)

上段ベッドは窓が大きく屋根が高くて居心地が良い。


(寝るとこんな感じ。)

横になってみると、狭いと思っていたこの空間が秘密基地のような感覚で落ち着く。

時間が経つほどに居心地が良くなって来るぞ。

お弁当を食べつつ缶ビールを飲みくつろぐ。

車窓からの景色は暗くて分からないから、通過駅で現在位置を確認。
小田原、熱海までは分かったかな。

人目を気にせずに飲み食いして酒を飲み、そのまま寝れるなんて贅沢な旅だね。

居心地の良さはブルートレインの頃とは大きく進歩してるよ。


(枕元に目覚ましもある。)

パジャマに着替えて歯を磨き、ベッドに昇って横になる。

上段だと揺れを心配していたけれど、全く気にならず心地良い揺れ具合。

普段と変わらずに良く寝れましたよ。


(車窓からのサンライズ。)

翌朝はいつもどおり5:00には目覚め、シェードを明けて景色を眺める。
寝転びながら車窓から見る朝焼けの田園風景は贅沢だ。

夜中に1時間ほど停止していたので遅れての進行。
停車の理由は先行車両が動物と接触したかららしい。



(改めて撮影。)

早朝の岡山駅でのサンライズ瀬戸の切り離し時にはホームに降りて撮影タイム。


(離れゆくサンライズ瀬戸。)

最後尾から7両分を移動せねばならないから、行ったら既に切り離し済みでサンライズ瀬戸が遠ざかるところだった。

再び最後尾まで走って戻る。


(朝食風景。)

岡山駅を出発したら、昨日買っておいた朝食をいただく。

出雲市駅到着まであと少し。
残り少ない列車の旅を楽しみましょう。


(宍道湖。)

出雲地方の天気予報は「雨のち晴れ」。

生憎の空模様だけど、さすがは晴れ男、出雲に近付くほどに晴れ間が見えるよ。


(車窓からの空。)

予定よりも1時間近く遅れて11:00に出雲市駅に到着。

ぐっすり寝れたので疲れはなく気力・体力とも充実してホームに降り立つ。

寝台特急だからこそだね。


(扉右の窓が乗っていた部屋。)

最後に列車の写真を撮って別れを惜しむ。


(着いた。)

所要時間12時間のところ、遅れたんでプラス1時間。

そのほとんどを寝て過ごすから長いとは思わない。
何ならまだ乗っていたいほどだ。


(ありがとうサンライズ。)

定期運行はこのサンライズだけだけれど、寝台特急はもっとあって欲しい。

昔のブルートレインは北海道や九州へも走っていた。
時代の変化と言えばそれまでだけど、余裕を持った寝台列車の旅も良いな。

ぜひまた乗りたい。


🚈

【感】夫婦旅行前記 (2024/11/05〜11/08 出雲・松江)

2024-11-20 06:00:00 | 日記
「元気なうちに一生に一度は」のラインナップの上位にあるのが出雲大社への参拝。

かみさんと相談して今年行くことにしました。
電車旅が好きなかみさんの提案で、行きは寝台特急サンライズ出雲で行く計画ですよ。


(「JRおでかけネット」から。)

このサンライズ出雲、JRで現在唯一定期運行している寝台特急列車で大変人気があるそうだ。

寝台券の購入は乗車日の1ヶ月前からで、10月5日(土)にみどりの窓口が開く1時間前から並び、窓口の方に「10時打ち※」いただいて無事に第2希望のシングルツインを確保できた。
※10時の時報とともに予約システムのエンターキーを打って貰うことだそうです。

寝台車に乗るのは中学生時代に遡る。
島根県に行くのは初。
楽しみだ。

出雲大社、宍道湖、石見銀山、松江と観光地を効率良く巡る計画を練って、いざ出発。

これから釣行の隙間を埋めるネタとして綴って参ります。


⛩️

【感】ミッション・In・会津2024・2日目 (2024/09/29 会津若松)

2024-11-01 06:01:00 | 日記
芦ノ牧温泉での朝。

いつもどおりに5時には目覚め、かみさんを起こさぬようそっと布団を抜け出し朝風呂へ向かう。

朝の露天風呂で温泉に浸かって景色を眺める。
少々モヤっているものの、目の前に山の樹木が広がり、清々しい空気に渓谷からの水音が聞こえる。

朝の温泉は気持ち良いね。


(この景色。)

大浴場を出て自販機を見ると「会津の雪」が売っているではないか。

残り少ないので急ぎ部屋に戻って小銭を取ってきて購入。

ちょうど2つで売り切れた。


(これです。)

「会津の雪」は度々テレビでも紹介されている、濃厚でしっかりしている飲みにくいヨーグルト。

最初に振って崩さないとストローで吸い込めないらしい。


(「のみにくい」と書いてある。)

試しに振らずに飲もうとしても、確かにそのままじゃ吸えない。
飲むヨーグルトと言うよりも食べるヨーグルトに近いね。

味は評判どおり美味しいですよ。


(お世話になりました。)

礼服でチェックアウトして法事とお墓参りを済ませたら、義姉夫婦は渋滞を避けるため早々に帰るとのこと。

こちらは、義母と一緒にお土産を買いに行きますよ。

まずは腹拵え。


(蕎麦屋です。)

お寺から近い、おにやんまさんで昼飯。

おにやんまさんは古民家を改装した蕎麦屋。
満席で暫く待った。

昨日の親戚の家もだけど、日本の古民家に安らぎを感じる。
年季が入った木の風合いに白塗りの壁が良いわー。

そばはコシがあって天ぷらはサクサク。
美味しかったです。

(武家屋敷はこの上。)

次はおにやんまさん近くの会津武家屋敷のお土産屋でお菓子を購入。

お手頃の会津塗りの椀があったんで普段使い用に買いました。


(外しませんよ。)

そして、会津に来た時には必ず寄る「まんまーじゃ」。

地元野菜を買って帰るのが恒例。
秋に入ってしまったんで、枝豆やとうもろこしが少なく、見た目でもあまり期待できそうにない。
それでも首都圏より物は良いでしょうがね。

小ナス、トマト、きゅうり、里芋、大根干しなどを買って最後の目的地へ。


(こちらです。)

宮泉酒造。

鶴ヶ城に近い町中にある老舗の造り酒屋。
先般、会社飲み時の居酒屋で宮泉酒造の「寫楽」を飲んで旨かったから買いたくて寄ってみた。

ところが、販売所のお姉さんによると「寫楽」は店で直売しておらず卸した酒屋さんからしか買えないとのこと。
卸し先の酒屋一覧を貰って見たら地元の隣駅の酒屋で買えるようだ。

それじゃ仕方ないなと「宮泉」の直売限定品とやらを購入。

販売所では利き酒コーナーがあるから車じゃなければ味見が出来ますよ。

会津若松は老舗の造り酒屋が何件もあるから、地酒を買って帰って飲み比べるのも良いかもな。

16時に会津若松を出て、途中断続渋滞があり21時に実家へ到着。
21:30には我が家に帰った。

会津へは今年はこれが最後だろう。
また来年、ミッションで行くのが今から待ち遠しいよ。


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