釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】親子DEエンジョイフィッシングスクール2021 (2021/05/23 LTアジ 三喜丸)

2021-05-31 12:33:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

2021年初の教室は5月23日(日)三喜丸さんからLTアジです。



昨年はコロナ禍により開催回数を大幅に減らし、私が参加出来たのは最終回の11月のみでした。
今年は初回から参加出来て嬉しい限りです。

コロナ禍で空前の釣りブームと言われていますが、「親子DEエンジョイフィッシングスクール」もキャンセル待ちが出るほど盛況です。

乗船人数を減らし、常時マスク着用で対策をしていますから安心して釣りを楽しんでいただけますよ。



総勢20名の親子を6名のインストラクターでサポートします。

小柴港を出船して10分ほどで釣り開始です。

私は中学生の兄弟の親子と小学生の女の子同士の2組の親子をメインにサポートします。

基本の釣り方を教えたところで、まずは皆でアジを寄せるためのコマセ撒きから始めます。



風が心地良い晴天です。

潮が早く、仕掛けを落とす時に流してしまうとオマツリするので、サミングを教えてラインを立てて貰ます。
お子さん達は皆さん覚えが良くて助かりました。



船中ポツポツと型が出始めますが、活発ではありません。
何度か打ち返して飽きない頃にアタルぐらいの活性ですが、皆さん頑張ってくれます。



ところが、少々うねりがあるため、中には船酔いで休憩するお父さんやお子さんも出ます。

また、悩まされたのがアカクラゲ。

この時期の恒例なのですが、仕掛けを揚げるとベットリとアカクラゲの触手が着いているのです。

お子さんに触れさせられませんから、私が都度ウエットティッシュで取るものの、度重なると微毒とはいえピリピリと指が痺れます。

過去に経験がないくらいアカクラゲの触手と格闘しましたよ。

そんな中、皆さんアジの引きを楽しんで、良型が揚がると歓喜の声があがります。


(アジとシコイワシのダブル!JOFI神奈川のホームページから。)

(アジのダブル!JOFI神奈川のホームページから。)

私はオマツリほどきや触手取りに右往左往しましたが、お子さん達の笑顔に接することが出来て嬉しい限りです。

青い空の下、碧い海に浮かび、心地良い潮風に吹かれると、コロナ禍の閉塞感から解放されリフレッシュ出来ますよ。

しかも、美味しい新鮮なお魚をお土産に出来て、ご自宅で家族団欒の食卓を囲めるとなれば、皆さんの良い思い出になるでしょう。



アジだけでなく、シコイワシや小サバ、イシモチ、シロギスも釣れて楽しく過ごして、12:30に沖あがりしました。

港に戻って斎田船長からアジの下ろし方のレクチャーを受け、駐車場へは船で送って貰いました。



これから11月まで釣り教室は毎月開催します。

いろいろな釣りもの、釣り方で船釣りを楽しんでいただけたらと思います。


(当日のインストラクター。JOFI神奈川のホームページから。)

またご一緒出来ることをスタッフ一同、楽しみにしております。


🐡

【食】ショウサイフグの漬け丼・塩昆布あえ・白子ポン酢

2021-05-28 05:55:00 | 釣魚料理
5月14日(金)の野毛屋さんへの釣行はショウサイフグ2匹のみ。

釣果で塩フグ寿司を握る予定だったところが、家族4人前に全然足りませんよ。
今年の初釣りからの予定が延び延びで、一体いつになったら食べれることか。


(これだけね。)

1匹の型が良いのが救いだけど、この量で4人が満足出来るのは、"漬け"しかない。

1.5匹分を刺身よりチョイ厚に下ろして、醤油・めんつゆ・ごま油、ニンニク・しょうが・鷹の爪も効かせたタレに浸ける。

朝仕込んで冷蔵庫で寝かせて夜には出来上がり。


(これね。)

これをたっぷりと丼飯の上に並べて、刻み海苔、小ネギ、白ゴマを振って、ショウサイフグの漬け丼が完成。


(漬け丼。)

ショウサイフグの旨味にニンニクとしょうがが食欲を誘い、鷹の爪のピリ辛がアクセント。
白飯がドンドン進みますよ。

完食手前でお茶漬けにシフトしてもまた良し。


(簡単ね。)

ショウサイフグの塩昆布あえ。

残した半身を薄皮付きのまま湯振りしてブツ切り後、塩昆布とあえる。

外モチ、中プリでブツ切りだから噛み応えもある。
フグと昆布の旨味のコラボレーションが良し。
湯振りがかみさん受けしたね。


(これよ、これ。)

白子ポン酢。

シーズンインした白子は1腹のみ。
下処理すると艶々真っ白、綺麗な白子だね。

長男が食べると言うので半分ずついただく。
フグの白子を食べてる大学生なんてそうはいないぞ。


(集合写真。)

寂しい釣果でも満足度が高い釣魚料理でした。

もっとあれや、これや、料りたかったけど、叶うのはいつになることやら。


🐡

【釣】仮説検証なるもやっぱりリベンジ確定 (2021/05/14 ショウサイフグ 野毛屋)

2021-05-25 06:11:00 | 釣り
戦友Aさんとの待ち合わせ釣行。

5:00目処着と伝えていたところ、チョイ早く4:50に到着。
続いて後ろに着けたのはAさんで、待ち合わせバッチリ。
車を降りて挨拶して近況を伝え合って開店を待つ。

待ちは14番目。
相談のうえ、健船の左舷艫4、5番目をチョイス。

異次元の釣果をあげる常連の「上手なMさん」が右舷大艫なので逆舷で良かったかな。
席が近いと全て持っていかれそうだし。

久し振りにお会いした花王迷人劇場さんはユキちゃん船の左舷大艫。
最近twitterの更新がありませんね?と尋ねたら、運営からアカウントの変更を要請されて仕方なく新装したとのこと。


(毎度。)

野毛屋さんは感染対策の更なる徹底で宿内は3名までの入店に制限されてるから、早々に船へ移動。

Aさんは湾フグ竿の穂先を自作したそうで、初下ろしだそうだ。
穂先や竿の自作は興味があるけど、奥が深い底なし沼の世界のようで手を出しかねる。
お金と時間があればいつかは挑戦してみたいな。


(出船。)

出船して東京湾を横断する間は北風で潮を被るから待避。
Aさんによると先週の釣り場は富津沖で渋かったそうだけど、今回は大貫沖だ。

午前中は北風で下げ潮だから艫側が有利。
座席調整で胴の間になったからチョイ不利か。


(潮はこんな感じ。)

アンカーを打って大貫沖で釣り開始。

まだ潮が動いていないもののラインは右舷艫側にゆるゆると流れる。
右舷有利だな。

前回リレーの午後フグは2匹しか獲れなかったから、余ったエサのアカエビを持って帰って再冷凍したのを持ち込んだ。

貧乏性なんでこの再冷凍のエサを使う機会が多いのだけど、これはフグの食いが悪い気がしてる。
今回はその検証をするつもり。

貧果でエサが余る
 ↓
勿体ないから持ち帰って再冷凍
 ↓
再冷凍エサで食いが落ちる
 ↓
貧果でエサが余る

と、このようなループに陥ってるのではないかと、自分の腕は棚に上げて、思っているのですよ。


(天気は良し。)

潮が緩くて暫く誘っても反応なし。

「型見たよ。」

のアナウンスは右舷側のようだ。
左舷側は音沙汰なし。

左舷7名のほとんどの人がチラシ仕掛けだ。
隣のAさんはチラシ仕掛けに集魚剤と思われるコイのエサのような玉を着けてる。
工夫してますな。

自分は再冷凍エサの通常カットウ仕掛け。

そのうち左舷でも端からポツリと揚がり始めて、Aさんも型を見る。

でも、こちらはアタリなし。
再冷凍エサは沢山あるから積極的に交換していくもののアタリなし。

左舷で1人、また1人と型を見て、残るはフグ釣りビギナーだろう女性と自分の2人のみになった。

Aさんは追釣してるし度々アタリもあるようだけど、こちらは音沙汰なし。
検証とはいえ、そろそろ尻に火が着いてきましたよ。


(空のままです。)

キャストを多用して探っても反応ないし、エサも食われない。
やはり再冷凍のエサはダメなのだろう。

人の食べ物でも再冷凍ものは味が落ちるし、アカエビだと旨味成分が抜けちゃうのだろうか。
見た目はさほど変わらないのに味は劣化してるのだろうな。

そんな違いで見向きもされないならば、お魚たちのグルメ志向は大したもんだ。


(どこにいるのかね。)

潮が緩くてフグの活性も低いのだけど、そろそろ型を見たい。
エサのハンデを誘いでどうにか出来ないか、と丁寧に探るとシャクリでサクッと掛けた。

やっと来たか、と引きを堪能しつつ水面に浮かせて抜こうとした瞬間に、カットウが外れた。
目の前で無念の水面バラし。
マジか!?

そのうち、女性も型を見て、左舷で型を見てないのは自分だけになった。
いよいよ追い詰められたね。

ここで再冷凍エサを使い切り、本日配られたエサを着ける。

すると、キャストからの寄せで触りが出る。
集中力を上げて穂先を睨み、次のアタリでアワセ一発!ガツンと掛けた。

掛けたら走る、走る。
ゴリ巻きして竿を寝かせて横走を抑え込み、勢いそのままブチ抜いた。

良型の重さで竿が起こせず、フグを舷側にぶつけるというカッコ悪さ。
慌てて取り込みましたよ。


(11:45にやっとですよ。)

30cm近い良型のショウサイフグで、カットウはタイミングバッチリ、口に掛かってる。

エサを替えた途端に結果が出ては、再冷凍モノはダメだと確信を得たね。


(潮いかず。)

ならば、これからが本番かー。
と期待するも底りで潮が動かず、相変わらず反応がない。

入れ替えると船中どこかで型を見て、その後もどこかでポツと揚がる程度。

ショウサイは群れてないだろうから、単独行動で回ってきたのを誰かが獲る展開だ。

沖あがりが近づいて来た14時過ぎにやっと上げ潮が効き始める。

すると、久し振りのアタリから追釣して2匹目。


(14:08に2匹目。)

上げ潮が効いても風向きも変わったから艫側有利は変わらず、ポツリの拾い釣りでは巻き返しも叶わない。

揚がり間際はチョコチョコとアタリが出るも、おチビショウサイの群れで掛けてもリリースするばかり。


(大きく育ってね。)

そのままタイムアップ。
沖あがりとなった。

2匹分のアカエビが余ったものの、もう持ち帰りませんよ。
おチビショウサイたちのエサとして海に奉納しました。


(沖あがり。)

結果は2匹。
白子は1腹分で取得率50%。

またもや低空釣果でトホホですが、エサの使い回しはしないぞ、と固く誓う結果を得ましたよ。

トップはやはり「上手なMさん」。
エサ以外でとてつもない差があるのでしょうな。

修練あるのみですかね。


・ショウサイフグ : 2
船中:0~16
中潮


🐡

【釣】釣行前記 (2021/05/14 野毛屋)

2021-05-21 06:40:00 | 釣り
野毛屋さんで何度か顔を会わせるうちに意気投合して、「戦友」と呼んでいたAさん。

(こちらね。)

前回顔を会わせたのは今年の初釣りの時。
単独釣行が多い者同士、お互い連絡先を交換して示し会わせて同船しましょうとなった。

そして今回、5月14日(金)に休暇を取ってフグ船に乗ると打診したところ、Aさんも休みが取れると言う。

Aさんは前週の8日(土)に乗っていて、釣果がイマイチだったからリベンジとのこと。
この時は自分が都合が合わずに同行出来なかったから、初の待ち合わせだ。

でも、気掛かりが一つ。

過去我々が野毛屋さんで顔を会わせた時は共に貧果になって、リベンジを誓う確率が高い。
初釣りの時はAさんはマダイをボウズ、自分はフグをオデコのトホホだったし。

どうやら二人とも散魚運を負ってるような気がするのですよ。
二人揃うと相乗効果を発揮するのではあるまいか。

そこがちょっと不安。


🐡

【食】東京湾産マダコのタコ焼き 2021-1回目

2021-05-19 06:10:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでのリレーではアジ、フグともに釣果はイマイチで、家族でペロッと平らげちゃいました。

でも、楽しみなお土産が持ち帰れたのですよ。


(こいつです。)

東京湾産天然マダコ。

久し振りにこいつでタコパといきますか。

解凍して塩を振り、これでもか!と、ひたすら揉み続けると、力の入れすぎか茹でると斑になっちゃった。

揉み過ぎたか?


(この状態。)

タコ焼きは久し振りだ。

450gサイズだから、60個目安でブツ切りにする。


(ブツ切り完了。)

切れ端をつまみ食いすると、柔らかで旨味が濃い。
さすが東京湾産だ。

タコに続き、その他の材料も刻んで準備オッケー。


(準備完了。)

既に勝手知って、手練れと言っても過言ではないくらい経験を積んだ焼きに入る。

コツは生地を2度に分けてたっぷりと張ることかな。

返しは、まず90度回転させて、焼き穴から溢れた生地のお余り部分を穴に押し込む。
それが済んだら更に90度回転させて球を形成するのだね。


(こんな感じね。)

周りの生地に火が入ってしっかりしたら、表面に油を塗って串でクルクルと回転させなから焼きあげる。

仕上がりまで約20分。
電気式だとちょっと時間が掛かるね。
カセットコンロ式の焼き器があるみたいだから、欲しいな。


(出来上がり。)

焼きあがりにソース、マヨ、青のり、かつお節を振って、ちょっと冷めるのを待ってパクっと一口でいく。

ハフハフしながら大きく切ったタコを噛むと、程良い弾力で柔らか。
タコの旨味、ネギの風味、紅しょうがの酸味がお口に広がるところでビールをキューッと。
堪りませんな。

「旨っ!」

子供らもハフハフしながら声をあげる。

このタコ焼きのために、シーズンインしたらマダコも釣りに行かねばならんね。


🐙