釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【感】おさかなと懐石料理、温泉でのんびり (家族旅行・館山 2019/02/14~02/15)

2019-02-26 06:07:00 | 日記
巷は受験シーズン真っ只中ですが、我が家は昨年長男が終えたんで、来年の次男の番までは暫し平穏。

大学、高校とも入試期間中はお休みだから2月14日、15日に休暇を取って久しぶりの家族旅行を計画。

行き先は館山にある健康保険組合の保養所。
ネット申し込みして抽選なんだけど、大人気のため週末はまず当たらない。
平日の空きを狙ってやっと押さえられる状況だ。
一人5,000円と格安だからね。
(その分高い健康保険料を払っているのですが。)


(海ほたるから。)

2月14日は生憎の曇天だけど、館山近辺は何度も行ってるんで、のんびり家を出て観光もせずに向かう。
海ほたるのフードコートで昼食を済ませて館山自動車道を南下、トータル2時間半くらいで着いちゃう。


(渚の駅たてやま。)

宿に直行じゃあまりに寂しいんで、途中「渚の駅たてやま」に寄ってみる。

館山在住のさかなクンが名誉駅長を務めるそうで、さかなクンギャラリーが常設されている。
小さな水族館もありましたよ。


(魚を見るとテンション揚がるよ。)


(トラフグもいた。)


(アカメの赤ちゃんも。)

小さな水族館では館山近辺の魚たち、すなわち東京湾で馴染みの魚が見られてテンションが揚がる。

普段は食べるだけで切り身の状態しか知らない家族に、アカメフグを紹介してあげましたよ。


(さかなクンギャラリー。)


(壁一面にさかなクンのイラストが。)


(着ぐるみかな?)

さかなクンギャラリーはさかなクンが描いた魚の絵が中心に展示されてる。
特徴を捉えたカラフルな魚の絵は見ていて楽しいよ。


(裏手に桟橋があった。釣りができるのかな?)

一通り周り、お土産もチェックしたら良い時間になったから宿に向かう。

館山の保養所は元は海の近くだったのが、2年ほど前に高台にリニューアルオープンした。
こちらに宿泊は今回が初。



(オシャレですな。)

丘上に建つオシャレな建屋は2階建てで、贅沢に敷地を使ってる。
海から離れた分、土地に余裕があるからだろうね。


(ロビーからの景色。)


(部屋も広いぞ。)

チェックインの後、家族で卓球の総当たり戦を開催。
全員が1回は勝利出来た低レベルな争いで大いに盛り上がる。

汗をかいた後は、天然温泉に浸かってゆったり、まったり。
癒されるねー。

お待ちかねの夕食は懐石料理。


(先付け。期待値高いよ。)


(小鍋に「河豚チャウダー」とな。)


(椀は下に鰤がいます。)

(南房総の海の幸。ワサビは天然物。)

(1匹分の小振りなフグで鍋。)

「河豚チャウダー」のフグの身が見掛けないヤツだったんで、配膳のおねえさんに確認したところ、マフグだそうだ。
冷凍だからだろうけど、この身ならアカメやショウサイの方が格段に上だね。


(久しぶりの肉肉しい料理。)

肉料理に残しておいた天然ワサビを添えると、爽やかな風味が良く合うこと。
改めて天然生ワサビを見直したよ。

ご飯とデザートを平らげたらお腹一杯。
家族全員、満腹、満足。

食後はカラオケルームで盛り上がりました。


(翌日は雪が舞ってた。)

翌朝は朝食前から温泉に浸かって、ゆっくりとチェックアウト。

木更津のアウトレットで買い物して帰ったんだけど、向かう道すがら雪に降られてビックリでしたわ。


(渚の駅たてやまで貰ってきたプリント。)

(これも「フグ」と読むんだな。)

セカセカしないのんびり旅行も良いもんだ。


🐡


【釣】満員の期待にアカメはご機嫌ななめ (2019/02/16 アカメフグ 野毛屋)

2019-02-22 06:08:00 | 釣り
今年2度目の野毛屋さんへのアカメフグ釣行。

今季ラストのしゃぶしゃぶのためにも、それなりの釣果を期待したいところだけど、前週の「ザ・鉄腕!DASH」の効果で混むだろうなー、と思ってたら案の定、17:10着で20番目というなかなかの待ち行列だよ。


(毎度。)

釣り座は四隅から埋まってたんで右舷舳先4番目をチョイス。
その後は、あれよあれよとお客が集まり、フグ船はほぼ満員で30名以上乗ったのではあるまいか。
結果、出船前の釣り座の調整はなく、番号のままの席になった。

この日はアオリイカと午前アジも盛況で、野毛屋さんは大繁盛。
これも「鉄腕!DASH」効果かな。


(健船長のレクチャーも大繁盛。)

皆の期待を乗せて出船し、波・風なくコンディションが良い中、八景沖で釣り開始。


(いざ出船。)

仕掛けを落としてみると、底りが近いからか潮が緩い。
釣りやすいけどね。

来るか、来るか、と誘い続けるものの、反応なし。
流し変える度に、型出たよ、の船長アナウンスがあるものの、単発止まりで続かない。
それも左舷の話で、右舷は音沙汰なくて皆黙々と誘い続けるのみ。


(潮はこんな感じ。)

何事もないまま朝のチャンスタイムが過ぎて行く中、ようやく右舷でも艫側から型を見始める。

おそらく湾フグ釣りは初めてだろう右隣の2人組が順番に小型ながらアカメを揚げた。


(海と同じく静かなもんだ。)

初めてだからだろう誘い幅・勢い共に大きいな、と思って見ていた2人組が掛け、こちらはテンで音沙汰なし。
これが釣りなんだよね。

早いペースの誘い下げとゼロテンで様子を見ていたところを、徐々にピッチを落としてアタリを探る。


(場所を変えても変わらず。)

潮がないからアタリを見逃さないだろうけど、アカメのやる気がないからかアタリが遠い。
当初ツ抜けだった目標を、ほぼ満員のお客の乗りを見て5匹に下方修正したものの、それすら不安になる展開だ。

エサも噛られないまま2時間近くが経過したところ、誘い上げにサクッと手応えがきた!
オリャ、と瞬時に両腕を挙げて追いアワセをくれて巻きに入る。
ゴンゴンまではいかないコンコン引きだから、小振りなアカメだろう。


(やっと型を見ました。)

ひょいと抜き揚げて小アカメをゲット。
1匹獲れてホッとした。

食は確保できたものの、この型だと家族分のしゃぶしゃぶは厳しいから、追加がいるよ。


(沖堤に移動。)

でも、その後も沈黙。
潮が緩いままだからか、移動した先でもポツとしか型を見ない。

それでも愚直に誘い続けてると、ゼロテンの穂先が数ミリ沈んだ。
アワセ一発!気持ち良く掛けて小アカメを追加。

暫くして再度アタリを見極めての会心のアワセが決まり、昼前に何とか3匹目を獲る。
中型だから嬉しい1匹だ。


(納得の2、3匹目。)

アタリがあるんですか?と、隣の方から聞かれて、

「ほんのチョッとだけありますよ。」

と、答えた直後に、サクッと来た。

それなりの重みを感じつつ巻き上げながら、また来た。と隣の方が洩らすのを耳にし、我ながらイケてるぜ。と思ってたところ、揚がったのは、


(デカいけどね。)

ナマコ。

照れ笑いしながらリリースしましたよ。
この日は3匹のデカナマコを揚げた。
今度試しにいただいてみようかな。


(猿島に移動。)

午後になっても潮は緩いままでアタリも遠い。
船長は大きく猿島まで移動して浅場を狙う。

黙々と誘うものの、ここでも船中ポツの乗り。
何度か流し変えると、ある流しで連チャンでアカメが揚がり、期待値も上がる。

来るか、来るか、と集中して誘うと来ましたよ、今日イチのガツン!が。

両腕を高く挙げた追いアワセでグーンと竿が曲がる。
間違いなくデカアカメだよ。
重みのあるゴンゴン引きをしかと堪能して、左隣の常連さんにタモ入れいただいた。


(満足の38cm。)

これを揚げてようやく満足できたけど、沖あがりまであと1時間。
あと1匹、何とか1匹、と誘い続けるものの、そのまま終了。

目標の5匹に届かず、結果は4匹。
湾フグで久しぶりの我慢の釣りだったね。
しゃぶしゃぶ分は確保出来たから良しとするか。


(血抜き中。)

戻った船上での捌きの時に健船長に、アカメは2月で終る?と、聞くと、

「今年はアカメの調子が良いから、3月の1、2週までやるかも。」

とのこと。
ならば、あと1回、今度こそのラストアカメに乗れるかもしれないな。
良い形でシーズンを終えたいよ。

・アカメフグ : 4
・ナマコ : 3(リリース)
船中0~8
中潮


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【釣】釣行前記 (2019/02/16 野毛屋)

2019-02-19 06:03:00 | 釣り
そろそろシーズン終わりが近づいてきたアカメフグ。
来季まで暫しのお別れを告げねばなるまいと、今季ラストになるかも釣行に出動しますよ。

2月16日(土)は予報では寒気が緩んで波・風もないグッドコンディション。


(毎度。)

気掛かりなのは、2月10日(日)の「ザ・鉄腕!DASH」でヒガンフグ(アカメフグ)と野毛屋さんが大々的に放映されたこと。

楽しく釣って、熟成アカメの刺身と鍋、〆の丼を見たら、また、それらを味わった面々のリアクションを見てしまったら、そら食べたくなるよね。
その放送後初の週末となれば、きっと混むに違いない。

沖釣りの中でもマニアックと言われてる湾フグ釣りが注目されるのは嬉しいけどね。


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【食】スミイカのかき揚げ

2019-02-15 06:45:00 | 釣魚料理
スミイカはサクッとした歯触りの刺身も良いけど、火を使うと身に弾力が増して甘さも更に引き立つ。

800gの残り1杯は、前回同様にかき揚げにしますよ。

完璧を期するため、切らしていた紅しょうがをわざわざ買い出しに行ったし、前回絶叫の原因となった薄皮は懇切丁寧に剥きましたよ。

その甲斐あって、今回は平和なキッチンで料理できた。
良かった、良かった。


(感動のかき揚げ。)

スミイカ、ネギ、紅しょうがと具材はシンプル。
揚げることで活性化したスミイカの甘味とネギの風味、紅しょうがが良いアクセントになる。
紅しょうがは多めが良いね。

これらが一体となって口内でハーモニーを奏でる。
旨い~、しあわせだー。
(⌒‐⌒)


(ラストエンペラ。)

コリコリのエンペラもこれでラスト。
この食感がいいね。
ちょっと他に代わる食材が思い付かないし、イカならではの楽しみではないかな。


(集合写真。)

これで今季のスミイカの身は終了。
あとはゲソとシリヤケが残ってるけど、チョビチョビといただきましょう。

来季の再会まで我慢できるかな。


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【食】マルイカ・スミイカの刺身

2019-02-12 06:04:00 | 釣魚料理
2月2日(土)の三喜丸さんでの釣果は、スミイカ3、マルイカ2、加えてシリヤケイカもいるけど食味では2軍扱いだから、正直物足りない感じ。
お裾分け分も踏まえて倍以上で皮算用してたんだけどなー。

ままならないのが自然相手の釣りだから仕方ないね。
ありがたくいただきましょう。


(スミイカ整列。)


(マルイカ整列。)

スミイカは冷凍で1日寝かせるとして、初もののマルイカは釣行当日にいっちゃう。
2杯とも新鮮なうちに刺身で堪能しますよ。


(透明感に欠けるけど味は良し。)

身とエンペラを細く下ろし、ゲソは軽く湯通しして添える。
期待と共につまむと、筒イカ系のねっとり感があって噛むと柔らか、広がる爽やかな甘味。

「美味しいー!」

かみさんの評価は上々で、子供たちも箸が進む。
ゲソ旨~っ、と長男も唸ってる。
確かに、こんなに柔らかいゲソは癖になるよな。

マルイカ、正式名はケンサキイカ。
スーパーで売ってないし、お店でも食べられないからな、釣らないと食べられないからな。
と、皆に念押しのため申し伝えておく。

「イカとカワハギがいいなー。」

とは、かみさんの弁。
やはり、フグの有り難みが薄れてるのか。

4人でアッと言う間に2杯を完食。
マルイカいいわー。


(待ってましたのスミイカ。)

翌日は冷凍して1日寝かせたスミイカが登場。
1杯分を刺身に下ろす。

サクッとした歯触りはコウイカ系の特色。
噛むほどに甘いのはスミイカだからだろう。

これ、これ。
このために専用竿を買ったんだよ。
個人的にイカではスミイカが一番好みだな。


(エンペラもね。)

エンペラはポン酢でさっぱりといただく。
コリコリの食感がまた良し。
優秀なアテですよ。


(集合写真。)

前回お裾分けしたスミイカに義母が、感動的に美味しかった、と言っていたそうなんで、今回も1杯をお裾分した。

釣りたてスミイカは普段味わう機会はないだろうから、また喜んでいただきたいですな。


(今年も袋入りで。)

晩飯後は2月3日にちなんで豆まきをする。
ちゃちゃっと撒いて炒り豆をいただきました。


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