釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2024/04/20 野毛屋)

2024-04-29 06:20:00 | 釣り
野毛屋さんのフグ船はいまだにトラフグが継続しており、ショウサイフグはまだお預け。
4月23日からショウサイフグが再開されています。待ったよー。

さて何の釣り物に乗ろうかなと考えて、前回オデコのマダイは平日に行ける時のリベンジ科目としておく。

ならば、手強いタチウオの修行か、久し振りのアオリイカか。

かみさんに、タチウオとイカはどっちが良い?と聞くと、「タチウオはもういい」との返事が帰ってくる。

前回の野毛屋さんでお土産にいただいて、今季はコンスタントに食べている。
まだ冷凍庫に在庫があるしね。

ならばアオリイカか。

マダイほどではないものの、1日シャクって数匹獲れるかどうかの釣り物。
この時期ならゲストでマルイカが乗るかもしれない。

久し振りのイカ刺しを味わいたいから、食でも楽しみなアオリイカを狙ってシャクリ倒して来ます。


🦑

【食】タチウオの炙り刺身・蒲焼き丼

2024-04-26 06:19:00 | 釣魚料理
前回の野毛屋さんへのマダイ釣行はあと5mのところでバラしてしまいオデコを食らった。

宿に戻ってその旨を報告したところ、野毛屋の女将さんからがタチウオをいただいた。
お客さんから貰ったそうだけど良型が5匹いたから食べ切れないのでしょうね。

1週間前にタチウオ船に乗って食べたばかりだけど、ありがたく1匹をいただいて来ましたよ


(それがこれ。)

F5.5の脂ノリノリのサイズだから4日寝かせてからいただく。

下ろした身は白濁してるよ。


(毎度。)

タチウオの炙り刺身。

毎度の定番。
この脂のノリは魚種が違うと思うほど。
まるで白身の大トロよ。

旨い。


(こちらも定番。)

タチウオの蒲焼き丼。

前回蒲焼きを仕立てなかったから食べたかった品。
大型だから身が厚くてフワフワで脂のノリもありメチャ旨。

「鰻じゃなくてもタチウオで満足するね」

かみさんの評判も良い。
確かに久しく鰻を食べていないけれどタチウオのおかげか淋しくないよ。


(集合写真。)

オデコで帰っても釣魚料理にありつけるとは野毛屋の女将さんに感謝だ。

どんな釣り物でも宿へお裾分けできるくらい釣果を積みたいな。


🐟

【感】気になっていた蕎麦屋でランチ

2024-04-24 05:55:00 | 日記
休日出勤の振替休日を取った平日、かみさんからランチに行こうと言われる。

行き先は「蕎膳 樂」さん。



以前から行きたいと思いつつ、週末は待ちが出ているし、駅からバスの立地なんで駐車場はいつも満車。

何度も店の前を車で通りながらいつも諦めていたお店なんですよ。
日曜日が定休日なのもこれまで行けなかった理由のひとつ。



ピークをずらした平日の13時過ぎだからか駐車場は空いていた。
良かったー。

先客が2組待っていたけれど15分ほどで入店。

カウンターにテーブル席、奥にはあがりがある。
落ち着いた和の内装が好印象だ。

メニューを見るとどれもお値打ち価格。
とりわけランチは蕎麦、天ぷら、小鉢、漬物、炊き込みご飯が付いて1,380円也。

ランチはこれ全部が付いてるの?
と注文を取りに来たお姉さんに確認しちゃいましたよ。
しかも蕎麦の大盛りが無料とは更に驚き。

これは人気になるはずだ。


(ランチはこれですよ。)

蕎麦はへぎそばで、一口づつ蒸籠に盛られている。

大盛りにしたんで2段重ねね。


(下が普通盛り。)

蕎麦はコシがあって風味が強い。

旨い。



天ぷらにはエビ天もあるけれど山菜メインなのが嬉しい。

炊き込みご飯は筍よ。

蕎麦普通盛りでも十分なボリュームなのに大盛りにしたから満腹だ。

十数年経ってようやく果たせた初来店は期待を超える満足感。

家から歩ける距離にあったら絶対通う店だな。


🍤

【釣】トラフグを嫌ってマダイに嫌われる (2024/04/06 マダイ 野毛屋)

2024-04-22 05:42:00 | 釣り
サムネ画像は空の桶です。

脊柱起立筋がゴリゴリに凝るほど1日頑張って巻き続けましたが、マダイは釣れませんでした。

あと一歩のところで桜鯛はこの手から逃れていきました。
トラフグは運まかせだからと嫌ったところ、マダイも変わりませんでしたね。

トホホ。


(毎度。)

野毛屋さんへのマダイ釣行。
昨年3月に乗った以来1年振りだね。

5:00着で並びは29番目。
トラフグ3隻が満員なんで人がごった返してるよ。

荷物を降ろしてコインパーキングへ停めに行く。
以前は旦那さんからコインパーキング代を貰って受付時に駐車場代500円を支払っていたところ、3月からはパーキング代は自己精算になった。

契約している月極駐車場の値上げがきっかけだったらしいけれど、様々なところに値上げの波が来てるよ。


(本日は第2忠丸。)

釣り座は左舷艫2番目をチョイス。

トラフグのお客で大混雑だから、受付けしたのは開店から40分後。

団体さんもいるようで女将さんと若女将もバタバタしていたな。
大変だけど嬉しい悲鳴でしょうね。

船で準備していると続々とお客が乗ってくる。
左舷で12名。
右舷も同じくらいだからほぼ満員。

これは割り当てが減るからチャンスが巡ってくるか怪しいぞ。


(出船。)

出船して東進する。

ホームページで浅場を攻めてみると予告されていたからね。


(本日のタックル。)

リールはいつものバルケッタプレミアム。
竿は昨年セールで購入した紅牙のお値打ち品を初下ろし。

持っている炎月では竿が強くてドラグ調整してもタックルバランスが決まらないのを昨年イヤと言うほど味わったんで、ユキちゃんのアドバイスに従って紅牙の安いのを買いましたよ。


(タチウオ船団。)

海堡近くの浦賀水道脇は先週タチウオで来たし、タチウオ船団が近くに見える。
先週はあちら側にいたんだよね。

釣り開始。

水深は30〜40m。
浅くて巻き揚げが楽で良いよ。

ドラグ調整を念入りにして、底から10mの範囲を落として巻くを繰り返す。
紅牙は竿が細くて柔らかなんでアタリを弾かないだろう。
タックルバランスは良いと見た。

でも、タイラバは1日巻いてチャンスは数回だろうから、この人数だと更に目減りしてワンチャンあるかくらいか?
そもそもチャンスは回ってくるのか?


(釣り開始。)

ちょっとうねりがあって船が上下動する。
船が持ち上がるのに併せてジジッとドラグが鳴る。

暫く落としては巻くを繰り返していると、唐突にコツコツとアタリが出た。

来た!と反応したものの、巻きはそのまま続ける。

来い!追って来い!
念じて巻き続けるも次のアタリは来ない。
落とし直して巻き直ししても反応なし。

違和感で離されたのか?

これを受けてドラグを1つ緩める。


(潜水艦が行く。)

早々にアタリが出たんでちょっとは気持ちが楽になった。
タイラバはこのセットのままで良かろう。

流し変えの回収中に大艫のお隣さんに何かが掛かった。

かなりな引きで大物を予感させる。
エイ?サメ?青物かな?

タモを持って横に立つSトシくんも交えて待ち構える中、揚がって来たのは良型タチウオ。
F6近い大型だ。

タチウオ船団が見える距離なら掛かるよな。

このタチウオは水面に浮かせてラインが緩んだ時に鋭いキバでラインを切られてバレちゃって、タングステンのシンカーだったお隣さんは痛がってたね。


(水色が悪いよ。)

次の流し変えのタイミングではこちらに何かが掛かった。

グングン引くこの手応えは覚えがあるから、タモを持って横に立つSトシくんに、タモいらないよ、と言っておく。

揚げたのは、


(お前か。)

サバフグ。

今年初のサバフグよ。
タイラバは活性をなかなか得られない釣りなんで、魚の引きを味わえただけでも良かったか。

ネクタイをボロボロにされたけどね。


(アタリ遠いね。)

次は着底直後に何かが食って底に張り付いた状態でドラグを出される。

どんどんラインが出るからドラグを締めて格闘するも、無念のラインブレイク。
正体は何だったのか?
実績のタイラバを失ったのが痛い。

ラインシステムを組み直しでタイムロス。

でも船中では左舷舳で型を見たのみで沈黙が続く。
水の色か、潮か分からんけれど、魚たちの機嫌が良くないのかな。


(潮はこんな感じ。)

潮止まりを経て潮が動き出してくるチャンスタイム。

そろそろ来ないかなと思いつつ巻き落としを繰り返していると、久し振りのアタリが出る。

コツコツコツ。

何事もないようにペースを崩さず巻き続ける。

食え、食え。
ドキドキしながら巻く。

アタリの度にジジッとドラグが鳴る。

ジジジジジー。

アタリから食い込みのドラグロールに発展、食った。

竿先がグングンと上下動し度々突っ込みを見せ、ドラグは鳴り続く。

Sトシくんがタモを持って待ち構えるところに、タイの引きだと思いながらも「またサバフグかな」と三味を弾いてみる。

これはタイだよ、とSトシくんとお隣さんが口を揃えてくれる。

そうだよね。
タイだよね。
船中2匹目をいただきだな。
この人数の中で選ばれたな。
持ってるな。

ジジジーと度々ドラグがなるのを構わず巻き続ける。

「残り10m」

Sトシくんに告げてそろそろ見えるかなと水面に視線を落として魚影を探す。

グングンの手応えがフッと消えた。
突っ込んでいた竿先が元に戻ってる。

「バレたー❗」

空を仰いで絶叫。
周りも「えーっ!」。

残り5mでバレちゃいました。


(逃げられました。)

食い込んだタイミングでアワセを入れるべきだったか。
もっと早く巻けば良かったかのか。

タイラバの経験値が足らないからあれやこれやと後悔が押し寄せる。

次はアワセるぞと心に決めて、ひとつ経験値を積んだと切り替える。


(で、風景写真。)

このタイラバで食ったんだから次も来るはず。

信じて巻き続け勇治船長も残業してくれたものの、このままで終了。

沖あがりになった。


(沖あがり。)

タイらしきアタリは4回、うち1回は掛けたのにバラし。

これだけの人数で乗るとマダイはトラフグと変わらないくらい運になるな。


(本日の空の桶。)

サバフグはリリースしたからクーラーには氷のみ。

野毛屋さんの氷は氷屋さんの良品だから、家で焼酎ロックを飲ろう。

マダイのリベンジは平日にします。


・サバフグ : 1 (リリース)
船中0〜2
中潮


🐟

【釣】釣行前記 (2024/04/06 野毛屋)

2024-04-19 05:58:00 | 釣り
Xデイの気配が漂っている東京湾のトラフグは夢追人が詰め掛けるから野毛屋さんでも3隻の出船体制。

トラフグは数kgモノの大型が出るし、高級魚だしで夢がある釣り物。
普段フグ釣りをやらない人たちが一発を狙いに来るのも分かるよ。

でもね。

一年中フグ釣りをやっている身からすると、トラフグは運まかせの要素が強くて面白味に掛けるのよ。

湾フグ釣りの魅力である竿先の微妙なアタリを取って掛けにいく、フグとの繊細な駆け引きが味わえないのよ。

食では熟成が必要なトラフグは1週間は寝かせないとだめだから味わうのは翌週になる。
刺身でなら釣ったその日からイケて味も濃いショウサイフグが良いし、鍋や唐揚げならアカメフグも遜色ない。

普段から愛しのフグたちを味わっているとトラフグにそこまで魅力を感じないのですよ。
あくまで個人の感想です。

なんで、野毛屋さんの3隻がトラフグなら勇治船長の船に乗ろう。

今年の釣り目標に「赤い◯◯鯛を10匹以上釣る」を掲げたんでマダイに乗ろう。

マダイは数が出ないし日に何度もチャンスがある釣り物じゃないけれど、ノッコミ間近で気配はある。

こちらのXデイに当たれば期待できるかもしれん。
さて、どうでしょうか。


🐟