3度目の正直でリベンジなるか?
の、一俊丸さんでのキス・コチ・ヒラメ釣り。
関東で梅雨明けしたから天候不安なし、平日釣行の余裕の釣り座で割り当て増の期待、更に今回は専用竿のBAYGAMEシロギスを手に入れたし、で意気揚々と乗り込みましたよ。
5:30の釣り座抽選に名乗り出た5名中、初の1番手を引き当てて、これまた幸先良し。
左舷大艫をゲットし、今日こそは、と内なる闘志がふつふつとたぎって来ましたぜ。
(1ヶ月振りですね。)
受付けして、宿でコーヒーとカップメンをいただきながら、モニターで村越正海さんのシロギス釣りの映像を観て予習。
やっぱりシロギスは誘いが大事だな、と改めて確認し、今日はイケそうな気がする、と力強い足取りで港に向かう。
船の手前まで来て竿を持たず手ぶらであることに気が付き、慌てて宿まで取りに戻ることに。
テヘペロ。
(ここで気付いたのよ。)
乗船して準備をすると、気合いを込めて自作した、絡み防止パイプ着き特製仕掛けが見当たらない。
マジか!?とタックルバックを隅々まで探しても見つからず、忘れたのが確定してテンションダウン。
仕方なく、前回の市販仕掛けが1セット余ってたんでそれを使うことにする。
幹糸に腰がないから、絡みやヨレが出るんだよね。
だから砂ずりにパイプも着けた仕掛けを自作したのにー。
忘れた自分が悪いのですがね。
(出船。)
夢追いのために端物竿も準備。
船長に確認すると、端物で期待出来るのはマゴチで、エサはシロギスよりメゴチの方が良いそうだ。
照りマゴチ、食べたいな。
(おニューですよ。)
新竿のBAYGAMEに、リールは陸っぱり時代にチョイ投げで使ってたスピニングを数年振りに引っ張り出した。
これで準備万端。
(えぼし岩が遠くに見える。)
出船して茅ヶ崎沖で釣り開始。
アンダースローキャストでも、スピニングリールは距離が稼げるな。
早速新竿の効果を実感。
まずはズル引きで様子見する。
すると数投で、ブルッ!と引ったくるアタリで向こうアワセで掛かったよ。
ブルッブルッと小気味良い引きは間違いなくシロギスだ。
おニューのBAYGAMEが綺麗に弧を描いて型が良さそうだぞ。
(7:06に1匹目。)
抜き揚げると20cm程のパールピンクが美しいシロギス。
早々に女王様にお目にかかれて光栄です。
数投に1匹のペースで小気味良い引きでシロギスが揚がる。
でも、3投に1回はテンビンと仕掛けが手前マツリしちゃって手返しが悪い。
自作仕掛けを忘れたのが痛いな。
久しぶりのスピニングリールにサミングのタイミングが合わないのよ。
(凪だね。)
手返しの悪さに業を煮やし、仕掛けを1本バリに落としてポツポツと追釣。
シロギスはズル引きで横、シャクって縦のどちらの誘いでも食って来る。
群れは濃くないものの、活性は良さそうだぞ。
この調子ならツ抜けは確実だな。
(7:49に5匹目。)
1匹目からものの40分でツ抜け折り返しの5匹目を揚げる、これまでにない好調振り。
この後の潮止まりを挟んだとしてもダブルツ抜け(20匹)は固いぞ、と皮算用してほくそ笑む。
シロギスだけじゃなく端物エサ用にメゴチも欲しいな。
などと、シロギスを差し置いて夢追いマゴチに思いを馳せる。
ところがこの後、女王様から強烈なシッペ返しを食らうのですよ。
(潮はこんな感じ。)
潮止まりになり、6匹目を揚げた以降にパタッとアタリが無くなる。
潮が動き出すまでの辛抱だ、と思ってたものの、動いてからも無反応。
茅ヶ崎、江の島、平塚、それぞれの浅場、深場と、船長が探索に走ってくれても何ら音沙汰がない。
(茅ヶ崎。)
何が気に入らなくてご機嫌を損ねたのでしょう?
(江の島)
どちらかに行かれてしまったのでしょうか?
(平塚。)
あれやこれやと誘いを変えて、釣り方を変えてもダメ。
熟練者ならばそれでもアタリを出す方法があるのだろうけど、その引き出しがないのよ。
何時間振りに掛けたのはメゴチで、遅ればせながら端物竿で泳がせてみるものの、こちらも反応なし。
(夢追い竿。)
朝の好調振りから急転直下の絶不調は、過去に経験がない。
投げ釣りのセオリーで海底のヨブ(凹み)に仕掛けを置いて待ちを長く取ると、久し振りに引ったくるアタリが出る。
軽快に走る引きは楽しいけど、魚が違うね。
(元気なワカシくん。)
揚がったのはワカシ。
ダメージなく元気だったので撮影後にリリースしましたよ。
6匹目のシロギスから6時間の間でメゴチ2、ワカシ1のみ。
リベンジなのにこのままでは前回釣果を下回ってしまうぞ。
女王様は一体何が気に入らないのでしょう?
(渋々で参ったね。)
「あと10分であがります。」
と、堂満船長のアナウンス。
いよいよオーラスだ。
シャクリの縦の誘いに切り替えて筋を変えて探り続けると、ブルッと来ましたよ。
竿を叩くような引き込みに緩めのドラグがジジッと滑る。
今日イチのサイズだね。
バレるなよ、バレるなよ、と念じながら抜き揚げたのは23cmの良型のシロギス。
最後の最後にお目にかかれて光栄です。
(終了5分前の7匹目。)
結果は前回と同じ7匹。
リベンジ×2だったはずが×3になるとは、どうしてこうも渋を引き当ててしまうのか?
朝の手返しの悪さが悔やまれる。
もっと稼げてたはずだったと反省。
やはり仕掛けを忘れたのが痛かったな。
(沖あがり。)
「全くのお手上げでした。」
と堂満船長が言うほどの渋だったから、宿に戻ったらお土産に「えぼしヒジキ」をいただきました。
引き換えのTシャツを貰って、「カメノテ」も売ってたんで買って帰りましたよ。
釣果は奮わなかったけどお土産は充実してるな。
4度目のリベンジはどうしましょ。
・シロギス : 7
・メゴチ : 2(リリース1)
・ワカシ : 1(リリース)
船中:2~12
中潮
🐡