釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アカメフグの刺身・唐揚げ

2016-12-31 23:10:00 | 釣魚料理
大晦日の朝一で買い物に出て魚屋を覗いたら、数々のトラフグが並んでた。半身分くらいの刺しで3,000円、500gのチリ用が5,800円、今回釣果の2番目の大きさと同じくらいの身欠きが7,800円。いずれも養殖のトラだ。

ほう。と眺めて、養殖トラフグなら天然アカメの方が上だぞ。と、横のかみさんにアピールしておく。
この時期の魚売り場は湾フグ釣り師の自尊心をくすぐってくれるね。


(ガッツリと刺身に下ろす。)

毎年大晦日はかみさんの実家に集まるのだが、昨年末に好評だったんで、今年も1週間熟成させたアカメフグを振る舞いますよ。
刺身は実家の台所で邪魔にならぬよう、自宅で捌いて皿に盛り付けて持ってくことにした。


(熟成明けの5匹を全部投入。)

唐揚げ用はブツ切りにして下味を着けたまま持ち込み、直前に揚げて仕上げる。


(でかいの2匹分でたっぷり。)

薄皮も湯引いてパッキング。もみじおろし、小ネギ、ポン酢とフグ刺し用のフルセットを揃えて持ち込んで仕上げた。


(定番も忘れずに。)

皆で食卓を囲んで、アカメフグを堪能いただく。本当はしゃぶしゃぶを召し上がっていただきたいところだけど、他の料理もあるからそれはまたの機会に。


(集合写真。)

義父、義母に喜んでもらって、姪っ子、甥っ子からも旨い、旨いと、評判は上々。我が家の面々は、いつも食べてるから。と素っ気ないものの、釣ってきた甲斐があったな。
来年もまた釣って来ましょう。


さて、今年のネタは今年のうちにと、ここのところ連日のブログ更新で忙しかったけど、いよいよ2016年最後になりました。

皆様、当ブログにアクセスいただきありがとうございました。
どうぞ良いお年を。



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【釣】2016年釣行総括

2016-12-30 06:12:00 | 釣り
今年も残すところあと2日。
なのに、出社するという悲しい現実はさておき、2016年の釣行を振り返ってみる。

今年は月2回のペースで釣行した。荒天で見送りや車のドック入りで行けなかったことを考慮すると、更に1、2回は上積みできたかもしれないな。

陸っぱりがめっきり減って船釣り、しかも野毛屋さんばかりという、湾フグへのハマり度合いが顕著に表れたな。
釣行回数だけでなく、腕が上がったからだと思いたいのだが、ショウサイフグの釣果が前年比150%UPの87匹。アカメに至っては483%UPの29匹。
合わせて今年は116匹ものフグをいただいてた。4人家族で割っても年間でこれはかなりな数字だぞ。

来年は頭の回数を増やして、ショウサイだけで束(100匹)を超えたいな。


◆ 2016年総括 ◆

◆釣行回数 : 25回
 ・船   : 23回
 ・陸   : 2回
 ※リレー船は1回でカウント

◆竿頭数
 ・3回

◆最多釣果(船)
 ・15匹 アカメフグ、ショウサイフグ


(アカメフグ。)

(ショウサイフグ。)

◆最少釣果(船)
 ・1匹 (オデコ除く)

◆ツ抜け数(船)
 ・6回

◆ボウズ数(船)
 ・1回

◆オデコ数(船)
 ・1回


(お世話になりました。)

◆乗船船宿
 1位 野毛屋さん  20回
 2位 多希志丸さん、
    長崎屋さん、
    巳之助丸さん、各1回

◆魚種別釣果   ( )内は前年数

 ・ショウサイフグ 87匹 (58)
 ・アカメフグ   29匹 ( 6)
 ・トラギス    13匹 ( - )
 ・ギマ      13匹 ( - )
 ・カワハギ    12匹 (18)
 ・アジ      10匹 (34)
 ・シロギス     9匹 (21)
 ・サバフグ     8匹 ( 3)
 ・カタクチイワシ  6匹 (多数)
 ・マゴチ      4匹 ( 3)
 ・オニカサゴ    4匹 ( - )
 ・スミイカ     4杯 ( - )
 ・キダイ      4匹 ( - )
 ・メゴチ      4匹 ( - )
 ・コモンフグ    3匹 ( - )
 ・ゴマサバ     3匹 ( 5)
 ・イイダコ     3匹 ( 1)
 ・カサゴ      2匹 ( 3)
 ・ウマヅラハギ   2匹 ( - )
 ・ムシガレイ    2匹 ( - )
 ・エソ       2匹 ( - )
 ・マダコ      1匹 ( 1)
 ・ホウボウ     1匹 ( - )
 ・アマダイ     1匹 ( - )
 ・フサカサゴ    1匹 ( - )
 ・カイワリ     1匹 ( - )
 ・アカボラ     1匹 ( - )
 ・ヒメ       1匹 ( - )
 ・スズメダイ    1匹 ( - )

< 今年を彩った魚たち > 












◆初魚種
 ・コモンフグ
 ・アマダイ
 ・オニカサゴ
 ・フサカサゴ
 ・カイワリ
 ・アカボラ
 ・ムシガレイ
 ・キダイ
 ・スズメダイ

自然と海と魚たちに感謝。
来年も愉しく釣りが出来ますように。
(⌒∇⌒)ノ  


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【食】ショウサイフグとコモンフグの刺身

2016-12-29 06:10:00 | 釣魚料理
12月24日のクリスマスイブ&釣り納め釣行の釣果は、大中小織り混ぜたアカメフグ5匹にショウサイ、コモンが各1匹。

ショウサイとコモンは最後の流しで残業してくれた健船長からのクリスマスプレゼントかな。
有り難くイブの夜にいただきますよ。


(左コモンの右ショウサイ。)

コモンフグは身がしっかりしていて、身質はショウサイとアカメの間で旨味はショウサイより濃い。
以前にこの2匹を食べ比べた時はそう思って、コモンに軍配を挙げたけど、今回は違う。

今回のショウサイがバカ旨だった。
水っぽいとも言われるショウサイフグだけど、そんなことは全くなく、身の弾力としっとり感が絶妙のバランスで両立、しかも旨味が濃い。
かつて食べたショウサイフグの中でもトップランクの旨さだ。驚いた。


(こいつです。御見逸れしました。)

前回釣行で健船長が、八景沖のショウサイは大貫沖のより旨いよ。と話してるのを耳にしたけど、確かにその通り。旨すぎました。コモンフグが霞んじゃったよ。

イブの夜に嬉しいプレゼントでした。

アカメフグは大晦日まで熟成中。


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【釣】アカメフグ 12/24(野毛屋) 「2016ガツン・ザ・ラスト」

2016-12-28 06:11:00 | 釣り
2016年の釣り納め。
今年は野毛屋さんで始まり、野毛屋さんで終わる。と言うか、今年はほぼ野毛屋さんしか乗ってないじゃん。

T1さんをピックアップして、5:25着で13番目。釣り座は左舷艫4番目から並びをチョイスした。


(朝焼けが眩しいぜ。)

フグ船のお客は疎ら。こちらとしては分け前が増える分ありがたいですがね。
巷じゃクリスマスイベントか大掃除で、釣りどころじゃないと言うことかな。(自分は前日にスイッチを入れて風呂掃除を全力で頑張ったから、釣りに来れてるのですよ。)

結局、フグ船は左舷7名だったから、釣り座を調整したらド真ん中の胴の間になった。


(朝日に向かってイザ出船。)

7:15に出船して八景沖で釣り開始。
昨日同様に潮が弛いからフグの活性は低いかもしれない。


(潮はこんな感じ。)

数ヵ所流して船中ポツと型を見る程度。やはり活発な食いではなさそうだ。
誘い下げをゆっくりは元からだけど、更にゼロテンの待ち時間を長めにして、いつもより食わせる間を取るようにする。低活性対策として、釣り座が空いてて潮が効いてないからできる釣り方だ。


(富士山を眺めながら誘い続ける。)

ガラやフクロイソメの袋とかを釣りまくるけど、フグは音沙汰なし。毎度スロースタートなのが課題だなー。

誘い続けて1時間後にようやく1匹目を揚げた。ギりキープのかわいいサイズ。


(おチビなアカメ。)

ボウズを脱せてホッとしたけど、そこからがまた遠かった。前回昼過ぎまで型を見なかったのに比べればマシだけどね。
2匹目はちょい型が良くなって25cmくらいのが1時間半後。


(ちょいと成長。)

続いて3匹目は50分後。更に成長して28cmくらい。時速1匹弱のペースだけど段々型が良くなってるから良しとするか。


(更に成長。)

活性が低いから、じっくり待ってアタリを取る作戦で1時間半後に4匹目。
竿先を絞るようなゴンゴン来る引きは間違いなく良型アカメだ。水面に浮かせて、イケると瞬時に判断し、迷わず抜き揚げたのは、更に成長した30cm超の良型アカメ。


(4匹目。順調に成長してるぞ。)

「危ないなー。タモで取らないと後悔するかもよ。」

振り返ると、タモを持った健船長が立ちつくしてた。ごめんねー。


(近くで午後船の第二忠丸が流してた。)

そしてその30分後。
ゼロテンで出たアタリにアワセると、ガツン!の手応え。間違いなく今日一のサイズで、ギりギりと一定のペースで巻くと、ゴンゴンゴンと堪らない引き味。間違いなく大アカメだ。

引きで察した左隣の方がタモを構えてくれて、掬っていただいたのは35cm超の大型。大満足の5匹目。


(育ったなー。の5匹目。)

「段々デカくなって良かったじゃん。」

操舵室から顔を出した船長に声を掛けてもらい、写真も撮ってもらった。
これだけ揃えば、かみさんの実家に持っていくには充分だ。義理は果たせそうだぞ。

沖あがり最後の場所では下げ潮が効き始めたからか、食いが活発になって船中連発で揚がって、にわかに活気付いた。


(ショウサイも取れた。)

ここで船長が時間を延長して流してくれたお陰で、チビのコモンフグと20cm超のショウサイフグをゲットできた。
今日いただける分を持ち帰れるのは嬉しいな。


(溢れる釣果。)

20分程時間を延長して沖あがり。
数はもう一歩だったけど、型は満足な結果で今年の釣り納めを終えた。

1週間寝かせていただきます。大晦日が楽しみだ。

・アカメフグ : 5
・ショウサイフグ : 1
・コモンフグ : 1
船中0~11
若潮


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【感】紅葉を探してドライブする その3(小田原)

2016-12-27 06:08:00 | 日記
最乗寺を出て、大雄山駅近くの蕎麦屋で昼御飯を済ませて、一路小田原へ。

小田原駅周辺の道は、子供の頃の記憶と齟齬がないくらい変わってない。変化は一方通行が多くなったくらいだろうか。


(ニワトリとヒヨコのバルーンアートが可愛かった。)
 
小田原城が近い繁華街のコインパーキングに車を停めて散策する。時間がないから新しくなった城を拝むくらいかな。

ホテルオレンジやナックデパートは今だに健在で懐かしい。城下町特有の町の雰囲気も変わらずに良いな。


(お堀端。)

(カモメ?ウミネコ?)

(カモメだよね。)

お堀に海鳥がいるのは海が近い小田原ならではかな。
お堀端から城内に入ると、整備が進んで昔の面影は薄れてる。城のすぐ近くに住んでたから、城内は庭のようなもので、子供の頃は走り回って遊んだものだった。


(リニューアルした小田原城。)

小田原城の前まで行くと、ここも様変わりしてる。今では猿しかいないけど、昔はゾウを始め、ライオンや羊、孔雀やオウムなど色んな動物がいたもんだ。


(相模湾がチラと見えた。)

子供の頃に7年間を過ごした小田原は今でも特別な場所だ。当時の記憶のままの町並みが郷愁を呼び起こしてくれて懐かしい。

駐車場への帰り道、露天で売られてる可愛い置物に目が留まって立ち止まる。木製の小物入れや皿などの日用品をお手頃の値で売ってる。
この細工知ってる?と売り手のおじいさんに聞かれ、

「寄せ木細工の技法ですね。手が込んでますよね。」

と答えると、知っていたのが嬉しかったようで、この道50年で品評会で入選したこともあるとか、今では趣味で作ってこうして売ってるとか色々話してくれた。


(気になったのがこれ。)

気になった可愛い置物は購入者へのおまけで売り物ではないとのことなんで、かみさんと相談して木目に味があってデザインが気に入った皿を買って、おまけでもらった。


(買った皿とおまけのニワトリ。)

この品なら店で買ったら倍以上の値がするはずだ。と歩きながらかみさんと話してると、

「お客さーん。」

と呼ばれ、振り返るとさっきのおじいさんだった。

「これもおまけにどうぞ。」

と細工品をくれた。

「ありがとう。大事に使いますね。」

良いものを買えた上に、50mはある距離を走ってまで追っかけてきてくれた、おじいさんの気持ちが嬉しかった。


(更におまけの細工品がこれ。玄関に飾ってますよ。)

小田原では紅葉は見れなかったけど良い物と出会えた。有意義なドライブだったな。


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