釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】2021年ラストのアカメフグのチリ鍋

2021-12-31 19:54:00 | 釣魚料理
2021年の大晦日は昨年に続いて自宅で過ごす。

昨年はコロナもあったが、嵐のラストライブの観賞があったからなんだけど、今年はかみさんの実家がリフォーム中のためで集まれない。

いつも大晦日にはアカメフグの刺身を持って行っていたのに、今年はなし。

なんで、野毛屋さんでのラスト釣行で揚げた良型3匹で、2021年ラスト鍋にして最後を飾りましょう。


(これね。)

アカメは毎日キッチンペーパーを替えて、熟成すること6日間。

筋肉質が弛んで柔らかくなった分、旨味マシマシですよ。


(こうなります。)

昆布と干したフグの中骨で出汁取りし、先に野菜を煮込み、食べる直前にアカメのブツ切りを投入する。

仕上げに水菜を散らして出来上がり。


(完成。)

昨日買い出しに行った際の魚屋で、養殖トラフグのチリ鍋用が500gで約5,000円で売ってた。

その倍以上の量の天然モノのアカメフグ。
贅沢だよ。


(これよ、これ。)

「旨っ!」

かみさんと長男が唸る。
プリプリの身は食べ応えがあって旨味が溢れる。
アカメフグ、さすがだ。


(堪らんね。)

〆は雑炊。

このところ〆はラーメンづいてたから久しぶりだ。
フグと野菜の旨味たっぷりでしみじみ旨い。

2021年釣魚料理の完璧な〆だね。


(バイトの次男用に1人前を取り置き。)

さて、暮れも押し迫って連日のアップとなった今年のネタもこれで最後になりました。

皆様、当ブログにアクセスいただきありがとうございました。
どうぞ良いお年をお迎えください。


🐡

【釣】2021年釣行総括

2021-12-31 04:51:00 | 釣り
◆ 3つの年間目標 ◆

コロナ禍の緊急事態宣言下で長い自粛期間があっては、2021年の目標なんて無いようなものだったけれど、年始に宣言した手前、一応振り返ってみますか。

◆トラ・アカメ・ショウサイフグを年間120匹釣る!  
アベレージ8匹で達成する!
  → 未達成 実績81匹         アベレージ : 7.4匹/回

◆野毛屋さんのひとつテンヤでマダイ40cm以上を釣る!
  → 未達成 
    そもそも乗ってすらいないっス

◆新たな釣りものに挑戦する!
  → 達成!
    船でシロギス釣り始めました

と、1勝2敗で終えました。

年間120匹は、コロナによる自粛で約3ヶ月間釣行してなかったから、目標数1/4の90匹が妥当だろうか。
補正しても届きませんでしたがね。

フグ釣りで今年はずっと一桁釣果が続いてツ抜けすら出来ず厳しかった。
10月、11月の2ヶ月で51匹を釣って何とか捲ったものの及ばず、ダメだったね。

40cm以上のマダイは船にすら乗ってないからお話にならず。
これはまた来年に持ち越しだ。

新たな釣りものは、船でシロギスを始めた。
専用ロッドを買って3度乗ったものの、リベンジの繰り返しで、結局ツ抜けすら出来ず。
これも来年にリベンジだ。

持ち越し案件が増えて回収が大変だな。

◆ 2021年総括 ◆

◆釣行回数 : 21回
 ・船   : 21回(-0.5回)
 ・陸   : 0回(-)
 ※リレー船は1回、半日船は0.5回でカウント
 ※( )内は昨年との差。

船の釣行は昨年の21.5回から0.5回減って21回。
昨年も釣行自粛期間が2ヶ月あったから、回数はそんなに変わらなかったか。

21回のうち11回がフグ船で、昨年の13回から2回少ない。
その分シロギス船に乗ったからね。

◆竿頭数
 ・3回 (14.3%)

野毛屋さんの午後フグ、マダコでそれぞれ1回。
一俊丸さんのシロギスで1回。
残念ながら「健流竿頭シール」は今年も手に出来ず。
来年こそは欲しいぞ。

◆最多釣果
 ・68匹 ショウサイフグ


貧果と言いながらもショウサイフグは昨年を上回る釣果を揚げた。
11月の1回で26匹の大釣りが出来たのが大きいね。
来年もどこかでウハウハの爆釣を期待したいな。

◆最少釣果
 ・1匹

◆ツ抜け数
 ・6回 (33.3%)

◆ボウズ数
 ・0回 (0.0%)

◆オデコ数
 ・1回 (4.8%)

◆初釣りもの
 ・シロギス


シロギスは投げ釣りは小学生から経験してたものの、船釣りでは初。
来年もベストシーズンに乗りたいな。

◆乗船船宿
 1位 野毛屋さん  13回
 2位 一俊丸さん  4回
 3位 三喜丸さん 2回
 4位 巳之助丸さん
    平作丸さん 各1回

(お世話になりました。)

今年もダントツで野毛屋さんにお世話になりました。
初宿は仕立てで乗った平作丸さん。

◆魚種別釣果   ( )内は前年数
 ・ショウサイフグ 68匹 (60) 
 ・アジ      27匹 (49)
 ・コモンフグ   23匹 (20)
 ・マダコ     19匹 (19)
 ・タチウオ    19匹 ( 2)
 ・シロギス    17匹 ( 2)
 ・アカメフグ   11匹 (43)
 ・トラギス    11匹 ( 0)
 ・アマダイ     7匹 ( 3)
 ・サバフグ     6匹 ( 2)
 ・ムシガレイ    6匹 ( 1)
 ・スミイカ      5杯 ( 2)
 ・イイダコ      5杯 ( 0)
 ・ヒメコダイ    4匹 ( 1)
 ・ヒメジ      4匹 ( 0)
 ・ヒメ       4匹 ( 0)
 ・トラフグ     2匹 ( 0)
 ・カワハギ     2匹 ( 2)
 ・イシモチ      2匹 ( 2)
 ・ホウボウ      2匹 ( 0)
 ・ガンゾウビラメ  2匹 ( 0)
 ・マダイ      1匹 ( 0)
 ・イナダ      1匹 ( 1)
 ・マルイカ     1匹 ( 0)
 ・キダイ      1杯 ( 0)
 ・アラ       1匹 ( 0)
 ・エソ       1匹 ( 0)
 ・ゴテンアナゴ   1匹 ( 0)
 ※小物ゲストは除外

◆初魚種
 ・なし

◆ 今年を彩った魚たち












自然と海と魚たちに感謝。
来年も愉しく釣りが出来ますように。
(⌒∇⌒)ノ


🐡

【食】コモンフグの漬け丼・ムシガレイの刺身・塩焼き

2021-12-30 06:46:00 | 釣魚料理
2021年竿納めの野毛屋さんへの釣行はアカメ4匹、コモン6匹。
アカメフグは大晦日まで熟成させるから、コモンフグからいただきます。

しかし、そのコモンはおチビばかりだから料理を選ぶぞ。

どうしょうかな、と思い立ったのが漬け丼。
少ない量でもガッツリ白飯が進むコスパが優秀なメニューだ。


(仕込み前。)

コモンフグを下ろして、醤油:麺つゆ:ごま油を2:1:1で合わせて漬けダレを用意。
ニンニク・ショウガ・鷹の爪を加えて身を漬ける。


(仕込み後。)

朝仕込んで晩ご飯には出来上がり。

丼飯に乗せて、白ゴマをパラッと小ネギも散らす。


(完成。)

コモンフグの漬け丼。

いつも通り味は良し。
釣行翌日に仕立てたものの、ショウサイフグに比べて身がしっかりしてるコモンフグだと身が口に残っちゃう。

ショウサイなら当日でもOKだけど、コモンだともう1日~2日寝かせてからの方が良いだろうね。

途中まで食べて、残りを茶漬けにしたら塩梅が良かった。


(綺麗な身です。)

ムシガレイの刺身。

良型1匹分を刺身に下ろした。

本当は唐揚げにしようかと考えてたものの、キッチンの大掃除を終えたかみさんから「揚げ物?ふざけんな」とのお達しがあって諦めた。

ムシガレイは水っぽいと言われるけど、モチッとした身にはんなりとした旨味は特有の旨さだ。
家族の評判も良いよ。


(おチビ1匹で。)

ムシガレイの塩焼き。

このサイズこそいつもは唐揚げにしてるところ、NGを出されてるんで塩焼きに。

塩して長めに置いて、水分を抜いた身は焼きでもイケますよ。
干物にすれば更に良いのだろうね。


(集合写真。)

これでコモンフグとムシガレイは完食。

アカメフグ4匹は熟成のうえ、大晦日に登場予定です。


🐡

【釣】2021ガツン・ザ・ラスト (2021/12/25 アカメフグ 野毛屋)

2021-12-29 06:12:00 | 釣り
2021年竿納めのラスト釣行は野毛屋さんでアカメフグが毎年の恒例。

1週間以上寝かせて熟成させるアカメフグは、大晦日と正月にいただくのにピッタリなんですよ。


(今年もお世話になりました。)

ちょっと出遅れて、野毛屋さん5:10着で18番目。
フグ船は2艘出しのところ、健船左舷舳2番目をチョイス。
このところ定位置の釣り座だな。


(潮はこんな感じ。)

艫側有利だろうけど流し釣りなんで気にしませんよ。

このところの良い手応えを信じて、自分の釣りに専念しましょう。


(6時過ぎても暗いよ。)

暗いうちから船着き場に移動、シーサイドラインの軒先で暫し雨宿りをして、止んだところで船に乗り込む。

十号船は左舷7名、右舷も同じくらいかな。
2艘出しなんで、土曜日にしてはゆったりな釣り座だ。


(自作のチラシ仕掛け。)

仕掛けはチラシカットウのみ。
感度重視で勝負しますよ。

前回のフグ釣行で爆釣してから1ヶ月、この間に野毛屋さんでは大きなレギュレーションの変更があった。

まず、釣果にコモンフグが加わったこと。
これまでショウサイ、アカメ、トラの3種のフグを釣果にカウントしていたところに、コモンを加えるようになった。

もう1つが横須賀沖堤周りや猿島付近でカットウが使用禁止になり、胴突きのみの釣りになること。
漁師さんとの協定だそうだから仕方がないけど、大型が出るアカメを胴突きで狙うのは厳しくないかな。


(出船。)

出船して「場所が近いからエサを付けといてよ」の船長アナウンスから、目指すは八景沖のようだ。

チラシカットウ仕掛けにエサを付けて準備万端。
これからの真冬シーズンは指先が凍えてエサ付けが辛くなるよ。


(雨は止んだ。)

八景沖で釣り開始。

潮は緩いから、誘いは5秒間隔。
優しくシャクってゆっくり誘い下げる。

暫く誘って、竿先を揺らすアタリにアワセるとガツン!と来た。

なかなかの手応えは良型を思わせる。
早速のヒットはありがたいな、と巻き揚げると、


(キミかね。)

ムシガレイ。

刺身でもイケちゃう良型だ。
去年のラスト釣行でも良型が掛かったから、年末にムシガレイは恒例になりつつあるのか?
ありがたいゲストだね。

その後、暫し誘い続けてると、竿先に触りが出る。
来たね、来たね、と集中。
次に出たアタリでサクッと掛けた。


(8:18に1匹目。)

おチビのコモンフグ。

今回からカウント対象だけど、コモンが揚がっても健船長の「型見たよ」アナウンスはない。
アナウンス対象はアカメとショウサイのみだ。

船中ポツポツと揚がるのはコモンが多い。
しかもおチビが多いのは、それだけこの近辺で産卵数が多いのだろうな。


(寒いっス。)

コモンを追加する中で、竿先に一際繊細な触りが出る。
反射的にアワセるとガツン❗と来た!

竿先が突っ込んでゴンゴン来る手応えは大アカメだぞ。

浮かせて、掛かり所を確かめてそのままブチ抜いた。


(35cm級をゲット。)

早々に良型アカメが獲れれば年末の刺身と年始の雑煮は確定だ。

あとはアカメが釣れた数でメニューが追加されるぞ。


(11:22に5匹目。)

おチビコモンはアタリが小さいものの、分かりやすい。

ポツポツとおチビコモンを追加して、11時過ぎにツ抜け折り返しの5匹目を揚げる。

コモンは都度血抜きしてクーラーに仕舞うから、桶にはまだアカメが1匹のみ。


(桶には良型1匹。)

拾い釣りのような状況から船長が大きく場所を変えて、大型船が係留されてる脇のポイントを攻める。


(近いね。)

潮が流れ出してるから、誘いは3秒で数回誘うと直ぐさまアタリが出て掛ける。
揚がったのは、


(エビでタイを釣る。)

チャリコサイズのマダイ。

今年はテンヤマダイ船に乗れなかったから最後に顔が拝めて良かったよ。
将来釣り直すためにリリース。

すると、この場所でアカメがポンポンと揚がって船中が活気づく。
ここで中型のアカメをゲット。

更に、繊細なアタリを見逃さず、流し変えの「揚げてください」船長アナウンスと同時にアワセをくれて、ガツン

ゴンゴン引きの手応えは今日イチの大アカメだ。
お隣さんにタモ入れいただいてガマガエル級をゲット。


(良型を追加。)

大アカメ2匹あれば鍋も出来るぞ。

アカメは大物ほどアタリが繊細になる。
集中してないと見過ごしそうな竿先の微妙な揺れを捉えて、ガツンと掛ける。
ゴンゴン引きの大物の釣り味も堪らん。

湾フグ釣り楽しいぞー。


(晴れました。)

釣り味に関しては、続けて1m級のサメを水面まで揚げてお腹いっぱい。
やっとリーダーとカットウの結び目で破断してPEのラインブレイクを避けられた。

カットウを付け替えて、落として数回誘うと、またもや繊細なアタリだ。
アワセるもスカし、次のアタリを待つ。

このアタリ、こりゃまた大アカメだぞ。

集中して見つめる竿先が揺れるにアワセてガツン

腕を揚げて追いアワセをくれると竿が弧を描く。
ゴンゴンの手応えはまたも今日イチだ。

横を見ると隣とダブルヒット。
健船長がタモを持って駆けつけ、隣との間で待ち受ける。

浮かせたデップリ太った大アカメに抜き揚げは無理と見て、健船長に掬って貰った。


(14:23にツ抜けの大アカメ。)

これでツ抜け。

その後は場所を変えて追釣ないまま終了、沖あがりになった。

結果はアカメ4匹、コモン6匹で10匹。


(沖あがり。前にはユキちゃん船。)

旧レギュレーションだと4匹でイマイチの釣果だろうけど、ガツン❗と大アカメが3匹獲れたんで満足度が高い。

微妙なアタリを逃さず捉えてフグと楽しく勝負が出来た。
今年最後に良い釣りが出来たな。


(本日のアカメフグ。)

船着き場で捌いて貰う際に、健船長にコモンフグを釣果に入れた理由を聞いてみた。

実は前から考えていて、悩み抜いて決断したそうだ。

他の船宿ではコモンフグ込みで釣果を表示してる。
事情を知らない釣り人は、単純な釣果数を見て、釣れてる船宿に行こうとするだろうから、コモンが幅を利かせてショウサイやアカメの数が伸びない状況では商売に響く。

「決めた以降に数が出なくなったから、早めに決めて良かったよ」

と、健船長。
確かに決断前なら今日も1桁釣果だものな。
年々確実にコモンフグが増えてるから仕方がない苦渋の決断だったんだろうな。


2021年のラスト釣行で大アカメを揚げて、終わり良ければ全て良し。

納得の竿納めでした。

・アカメフグ : 4
・コモンフグ : 6
・ムシガレイ : 2
・マダイ   : 1 (リリース)
・トラギス  : 2 (リリース)
・サメ    : 1 (リリース)
船中:0~18
中潮


🐡

【釣】釣行前記 (2021/12/25 野毛屋)

2021-12-27 06:24:00 | 釣り
いよいよ2021年も暮れですね。

2021年のフィッシングロードは緊急事態宣言により初釣りが3月27日、約3ヶ月遅れてのスタートになった。

今年は貧果続きで苦しんだ1年だったけど、最近は持ち直して来てるので、終わり良ければ全て良し、を期待してラスト釣行に向かいましょう。

2021年ラスト釣行は例年通り野毛屋さんでアカメフグ。

大晦日の刺身、お正月の雑煮のためにアカメフグを揚げて、気持ち良く2021年の竿納めとしたいな。


🐡