釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2018/04/28 野毛屋)

2018-04-28 06:26:00 | 釣り
今年の期間限定トラフグ乗り合いは1回の挑戦でカスリもなくボウズ。
完全なる敗北を喫した。

その失意を金アジに癒されたところで、始まりましたよ、待ってましたの白子シーズンが。


(毎度。)

小気味良い釣り味が愉しいし、刺身で食べるにはやっぱりショウサイフグが一番。
そこに期間限定の白子が加わるとなれば、もう居ても立ってもいられませんよ。

昨年達成できなかった「年間ショウサイフグ束釣り」へ挑戦のスタートでもある。
スタートダッシュを決められるといいな。


(良い天気。)

ということで野毛屋さん第一忠丸ナウ。


🐡

【食】アジの刺身・ナメロウ・アジフライ

2018-04-26 06:03:00 | 釣魚料理
脂ノリノリのメタボアジを釣った当日は、その中でも肉付きが良さそうな二尾を選んで刺身に。


(キンキラ金アジ。)

下ろす途中で指や手がヌラヌラ、テラテラして何度も拭わねばならないほど脂ギッシュなアジだ。
こんな連中は初めてだよ。

人だったら人間ドックであちこちの異常数値で引っ掛かり、生活改善を強く指導されちゃうレベルですよ。



(身が白濁してるよ。)

味もトロットロで、これがアジか?と思うほどの身質。
まるでマグロのトロを食べてるようだ。
家族皆で摘まんで、旨っ!を連発。
金アジの中でも規格外の実力に違いない。


(これは翌日の。)

翌日はガッツリとアジ尽くしといく。
刺身は外さず、1日置いたことで更に旨味が回ってるよ。


(我が家の定番。)

かみさんと長男が好きなナメロウも大量に、どんぶり飯でもイケちゃうくらいドーンと仕込んで、ナチュラルバージョンと、


(こっちは変化をつけて。)

サンガ焼きバージョンを用意する。
旨~っ!と皆、やっぱり唸る。
ナメロウはご飯に良く合うし、アテとしても優秀だ。

お母さんに食べさせてあげたいな。と言うかみさんに応えて、仕込んで実家にお裾分けしましたよ。


(2日目の集合写真。)

更に翌日は待望のアジフライで。
3日目だと身に張りが乏しくなってくるから2日目に仕立てたかったけど、量があるからこなせなかった。


(さすがの旨さ。)

ところが、3日目だろうがホクホクで青魚臭もなく、やっぱりこれだ!と、しあわせを噛み締める逸品。
市販のアジじゃこうはいかないよ。


(アジウイングも忘れない。)

定番のアジウイングはサクッと軽くても旨味があって嬉しい品。
いくらでもイケちゃいそうだ。


(〆ても旨い。)

残りは酢〆にして変化を楽しむ。
締まった身はサッパリの途中から脂の旨みが訪れて渾然一体となり、舌の上を滑っていく。
寿司に仕立てたら最高じゃなかろうか。

数日に渡ってのアジ料理の数々は素材の良さでどれも満足度が高くて、これを食べたら、もう外でアジを食べる気が失せちゃったよ。
何とも罪なヤツですぜ。

暫くしたらまた癒されに行こう。

・アジの刺身
・アジのナメロウ
・アジのサンガ焼き
・アジフライ
・アジウイング
・アジの酢〆


🐡

【釣】…マダイにはソッポを向かれる (2018/04/14 午後マダイ 野毛屋)

2018-04-23 06:05:00 | 釣り
午前アジで満足の釣果を揚げて、戻ってきた11:30時点でも風はそよそよ。
まだ荒れる気配はない。

午後船は問題なく出船出来そうだとのことなんで、どうしようかなー、と宿に戻って席札を見ると、午前からリレーする方1名が右舷大艫にいるのみ。
荒れる予報に皆さん尻込みしていると見た。


(戻って腹拵えもね。)

自分も様子見だったはずが、ここでスイッチが入っちゃう。

これは修業に持ってこいのチャンスだ!と多少海が悪かろうが乗る決断をして、左舷大艫をゲット。
差額を支払って午後船に乗り込む。

結局、午後からの方1名を加えて3名でほぼ貸しきりの出船になったよ。


(再びの第三忠丸。)

出船して南下して行くと、雲が厚くどんよりした空で段々と風が吹いてくる。

釣り場に着くまで中乗りのSトシくんと話をするけど、大艫だからエンジンと風切り音で半分くらいしか聞き取れず、雰囲気で会話してたよ。
スマン。Sトシくん。


(潮はこんな感じ。)

Sトシくんはタイラバで、お客3人はひとつテンヤ。
自分以外のお2人は常連さんでよく釣られる、とはSトシくん情報。
こっちはひとつテンヤの経験値を積むための修業ですよ。

午前に干潮を迎えてるから上潮のみで、あがりの時間が満潮だ。
元々チャンスが少いマダイ釣りだけど、何とか初の型を見たいな。


(勇治船長の第二忠丸発見。)

テンヤは前回船上で購入した勇治船長監修の16号。
竿はLTアジと同じくライトゲームM 200、リールはスティーレに変更。
風が段々と強くなる中、マシーンと化しシャクリ続ける。

竿が2mだとシャクリ幅が足らないから、その分腕を真上に高く上げることで補う。
五十肩を発症してる身には良いリハビリになるかな。
もう少し長い竿だと楽だろうな。
欲しいなー。


(大型船がよく通る。)

話声も歓声もなく、皆黙々とシャクり続ける。

アタリもカスリもないのは承知のうえで、ひたすらシャクる。
ただ、いつその時が来ても良いように集中力だけは切らさない。

今回は修業だからね。
ひとつテンヤの経験値が上がって、そこにあわ良くば1匹でもマダイが喰ってくれて、しかもそれが丁度食べ頃のキロクラスだと良いな。
決して多くは望みませんからあわ良くば、とシャクり続ける。


(海の写真だけだね。)

「後ろ!掛かった!」

と、俊船長のアナウンスで振り向くと右舷大艫の方が良い感じに竿を曲げてる。
左舷舳でタイラバをやってたSトシくんが飛んできてタモ入れして揚がったのは、40cm級の綺麗なマダイ。

姿を見るとこっちの集中力も上がって、シャクリに熱が込もっちゃうよ。

本日何百回目か判らないけど、その何百分の1回のシャクリの時に引っ張られるような違和感が出た。
そのままアワセをくれるも掛からず、慌てて落とし直して誘うけど反応なし。
巻き上げて見ると、見事にヤラれてた。


(ヤラれたー。)

これが午後のワンチャンスだった。
その後は予報よりも早く雨がポツポツ、風も強まり、コンディションは悪化、何も起こらないまま沖あがりになった。


(またもや敗北。)

船中1匹のみ。
これを揚げた方は4回アタリがあったそうだから、まだまだ誘いがマダイにマッチしてないのだろう。

これで3度挑戦して3度ともボウズ。
王者攻略への道のりは遠いのぉ。

・ボウズ
船中0~1
中潮


🐡

【釣】メタボなアジに癒され… (2018/04/14 午前アジ 野毛屋)

2018-04-19 06:06:00 | 釣り
春の嵐で荒れ模様の4月14日(土)。
予報が悪くても午前中は問題なさそうだから、脂ノリノリと評判の午前LTアジ船に乗って黄金に輝くアジたちに癒して貰いますよ。

風の吹き出しは午後からの予報だから、その時の状況を見て午後のマダイ船にリレーするかを判断しよう。


(今回は第三忠丸。)

予報が悪いからか健船長のトラフグ船でも12名だそうで、アジ船はお子さん連れのご家族2組を含んでも同じく総勢12名ほど。

出船前に俊船長に、もう横浜じゃやらないの?と聞くと、八景沖にアジがいなかった訳じゃなくて、群れがいて反応が出てても全く喰わなかったんだよ、とのこと。
唯一エサを喰うのが横浜ベイブリッジのエリアだけだったそうだ。
船長曰く、水温の関係じゃないかとのこと。

最近は八景沖で喰うようになったから、わざわざ時間を使って横浜に行く必要がなくなったと言う。
ベイブリッジにアジ船が集合してたのは船長たちの苦渋の選択だったんだね。


(いざ出船。)

出船して十数分で釣り開始。
やっぱり八景沖は近くて良いよ。

仕掛けはケイムラコーティングの2本針の2mでハリスは1.5号。
ケイムラ針は卓効がありそうなんで好んで使ってる。


(八景沖。)

これまでLTアジの戦績は良くなく、特に野毛屋さんでは渋々の日に乗り合わせることが多かった。
今回も開始から40分アタリが出ず、またなのか?との思いが頭をよぎった時に、竿先がガタン!と一発突っ込んで止まった。

揚げてみるとハリス切れ。
最近のは型が良いとも聞いてるから仕掛けを替え、クッションゴムも装着してリトライ。

「反応出て来たよー」

と俊船長のアナウンスに応えるように来ましたよ。


(一荷で始まる。)

追い喰いが決まって一荷でのスタート。
見ると、体高があって肉厚のいかにも脂が乗ってそうな金アジだ。

タナは底から2.5mが良くアタルか。
その後はコンスタントに揚がって、至福の時が訪れる。
ボウズが続いた身には魚の引きが何よりの癒しですよ。


(これは良型。)

度々一荷があって中には30cmオーバーの良型も出る。
愉しいー。

反応が遠退くこともあったけど、その後はほぼ空振りなしで揚がって、肥えた中型が多い。
食でも楽しみだー。


(久しぶりに密度が高い桶だ。)

流し替えのタイミングで血抜きをしつつ、海水氷のクーラーへ移す。
既に食への準備は始まってるからね。

スタート時点の不安をよそに、順調にのんびりと癒しの釣りを楽しみ、「これで仕舞っていきまーす」のアナウンスと同時に掛けたラストも一荷。

一荷で始まり一荷で終わる、満足の釣りになった。

さて午後はどうするか。


・マアジ : 33
船中8~40
中潮


🐡

【感】身体に刻まれたスキーの記憶を呼び覚ます (家族旅行・札幌 2日目)

2018-04-17 06:06:00 | 日記
札幌旅行の2日目。

工程中丸々1日を使えるのはここだけだからメインイベントとしてスキーを計画。

かみさんと長男が話し合って発起し、次男も乗っかってから話を持ち掛けられた。
こちらとしては、
(リフト券代+レンタルスキー代+レンタルウェア代)×4
の原資が心配で軽々しく判断できなかったけど、「私が払うから。」の、かみさんの一言で諸手を上げて賛同した。

スキーは子供たちは中学校時代に林間学校で経験して、長男は高校でもやっている。
自分とかみさんは約20年振り。
ブーム全盛の頃は毎年のように北海道でスキーを楽しんでたけど、結婚後はテンでご無沙汰でした。


(電車では初だな。)

早起きしてホテルの朝食を済まし、長男がスノーボードのスクールに入るから間に合うように8時過ぎにはホテルを出、降り立ったのはJR手稲駅。

ここからバスでテイネオリンピアスキー場に行きますよ。
昔はホテルからのバス送迎がツアーにセットだったから、電車と公共バスで乗り込むのは新鮮だ。


(いざ。ゲレンデが呼んでるぜ。)

レンタル一式を借りて準備を整えゲレンデに立つ。
今のスキーは太くて短いんだね。
もちろん性能も昔とはえらく違うのだろう。
ここからして浦島太郎の気分だよ。


(こんな板。)

リフト券もIC式に変わり、乗り場も自動改札になってて、パスケースで腕に着けて都度係員に見せてた昔の面影はどこにもない。


(日本海が見えるよ。)

天気に恵まれて陽射しがあるから暖かくて、完全防備だと汗ばむくらい。

そのためか雪質はパウダーとはいかずややシャーベットで重たい。
シーズン終わりに近いから仕方ないし、北海道だからこの程度の重さで済んでるのでしょう。

スノボスクールに入った長男は別行動だから、かみさん、次男と初級者コースで様子を見る。
2本も滑ると、かっての感覚が甦って案外イケちゃうもんだ。
これがマイブーツだったら更にイケイケだったろう。
(と書くと、上手いように誤解されそうですが中級の下くらいの実力です。)


(スクールもやってるね。)

家族3人で揃って滑るのは気持ち良いし、何より子供たちとアウトドアなんて何年振りだろうか。
最近は一緒に釣りにも行けてないから、とても貴重な経験だ。



(頂上からの景色。)

次男が慣れたところで手稲山中腹のオリンピアからゴンドラで一気に上がってハイランドスキー場に移動、頂上まで登った。
久しく見てない山頂からの景色は爽快だ。

その後は初級者向けの林間コースでオリンピアまで下るものの、あまりの長さに足がガクガク、運動不足の足腰が一気に限界を迎えてしまった。

最後に、スクールを終えた長男と合流して一緒に2本滑ってあがり。
長男はスノボは初だったけど、1日でそれなりに滑れるようになってたな。
大学生になったらスノボに行く機会があるだろうから役に立つでしょ。

久しぶりの北海道スキーは愉しかった。
家族で想い出に残る1日になりました。


🐡