釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アマダイの昆布〆・ムニエル・潮汁・えぼしワカメサラダ

2023-02-27 06:01:00 | 釣魚料理
一俊丸さんへのアマダイ釣行は、本命3匹に多彩なゲストを加えて7目をゲット。


(本命整列。)

まずは小振りな釣果を刺身でいただきますか。

アマダイは身が柔らかいんで1匹を昆布〆に仕込む。


(うっかり皮付きのままでした。)

朝仕込んで10時間置いて晩にいただく。

アマダイの他にイトヨリ、アカボラ、カナガシラも共演。
こちらは「ピチットシート」で30分水分を抜いてから刺身に下ろす。


(左:イトヨリ、上:アマダイ、右:アカボラ、下:カナガシラ)

アマダイの昆布〆とゲストの刺身。

昆布〆したアマダイは水分か抜けてねっとり食感。
アマダイの旨味に昆布のコラボが後押しする。
家族の評判良し。
さすがの高級魚ね。

アカボラは独特の旨味と身質のバランスが良い。
カナガシラは味見程度の量だけど悪くないぞ。

イトヨリを食べるのは初めて。
水分が多い身質だけど、クセのない白身はどんな料理にも合いそうだ。
やるな、イトヨリ。


(2種盛りです。)

アマダイとイトヨリのムニエル。

両者とも火を通すとふっくらフワフワ食感。
皮目の香ばしさを味わえるムニエルはおすすめの食べ方だ。

ご飯も進みます。


(料亭の味。)

アマダイの潮汁。

アマダイのアラで取った出汁はほんのり脂が浮いてお上品。

種で入れた頭の頬肉も堪らんね。


(1年振り。)

えぼしワカメのサラダ。

さらしタマネギにかつお節を振ってポン酢でいくと、シャクッの歯応え。
これよ、これ。
爽やかな海の香りが鼻腔に抜ける。

採れたてならではの贅沢だ。


(集合写真。)

アマダイと美味しい仲間たちに、えぼしワカメも加えた相模湾の恵みに感謝、感謝。


(ワカメ2種。)

翌日にワカメサラダ・リターンにめかぶをいただく。

トロトロのめかぶは色からして違う。
ツルッと啜ってこれまた新鮮、爽やかね。

バリエーションに富んだ食卓で満足でした。


🐡

【釣】えぼしワカメと多彩な魚で満足を得る (2023/02/18 アマダイ 一俊丸)

2023-02-24 04:55:00 | 釣り
一俊丸さんへのアマダイ釣行は昨年5月から7ヶ月振り。
そもそもアマダイは年1、2回しか乗らんし、あくせくせずのんびりと楽しむ釣りものと捉えている。

また、今回は茅ヶ崎のえぼし岩近辺で養殖されている「えぼしワカメ」を入手するのも目的ね。


(お久し振りです。)

アマダイ船は満席の札止めで、6時の釣り座抽選には4名が名乗り出た。

くじ引きは毎度のことスソ。
端から期待はしてませんでしたが、毎回スソだったら抽選の意味なくね?と自分の引きの弱さを恨めしく思うね。

釣り座は4隅余りの左舷舳。

宿前でお目当ての「えぼしワカメ」が売られてるんで、「葉」と「めかぶ」をそれぞれ1つずつ購入。
2つで1,000円也。

期間限定、この時期に採れる新芽のワカメは毎年の楽しみ。
「えぼしワカメ」を手に入れただけで本日の目的はほぼ達成だ。
あとは釣れても釣れなくてもいいか、なんて心境ですわ。


(こちらね。)

受付したら「えぼしワカメ」と竿を持って港へ。

クーラーとバックが先に船の前まで運ばれてるから、ワカメを持っていかねばならんのよ。


(相模湾の朝焼けぜよ。)

本日は小さめの12号船。
船の舳は狭くて縁が低いから立つのは厳しい。
基本座っての釣りになり、竿の操作がしづらそうだ。
のんびり釣りだから、まいいか。


(相模湾の日の出ぜよ。)

竿はLIGHTGAME73、リールはFM400、仕掛けは昨年自作のを使用。

準備をしてると、海水循環のパイプが邪魔でロッドキーパーをセットできず、スペースの狭さから桶も置けない。

満席だから舳はキツイけど、のんびり釣りだから、まいいか。
普通の竿立てと桶の替わりに水汲みバケツを使いましょう。


(朝日と江の島とえぼし岩と釣り船。)

出船して釣り開始。

まずは50~60mの浅場から様子を見るとのこと。

このところフグが幅を利かせてるそうで、仕掛けを止めるとガンガンハリスを切られるとのことだ。

これはヤツ、サバフグの仕業だろうな。


(釣り開始。)

着底して底をトントン、1m切ってエサのオキアミがピョンと小さく跳ねるような誘いを演出。
優しく、自然に、がポイントね。
誘いの3回に1回は底を取り直す。

これを基本型にアレンジも加え、5分経ったらエサをチェック。

アタリは手感度で取るから目線は風景を眺められる。


(雲の先に富士山が見える。)

風はなく、海も穏やか、晴れた空からお日様が注ぐ釣り日和。

潮がトロいから、もう少し潮っ気が欲しいけどね。


(潮はこんな感じ。)

右舷側でポツポツと本命が揚がってる船長アナウンスがある。

左舷ではフグにハリスを切られる人が多いようで、仕掛けを替えているのを見掛ける。

仕掛けを止める時間を短くして誘い続けてると、微かなアタリ。
チョイ様子を見て聞きアワセると掛けた。

巻き揚げ中にグングンと叩くような引きが続く。
アマダイの引きじゃないからサバフグか?

揚がったのは、


(キミかね。)

イトヨリ。

蛍光イエローのラインが鮮やかなお魚ね。
アマダイのゲストで揚がるけど、初めて釣ったぞ。

続けて、誘いに食ってきたのは巻き揚げ途中に突っ込みを見せる引き。
これは本命じゃね?

浅場で再度の突っ込みを見せては、本命確定でしょう。


(8:04に1匹目。)

揚がったのは25cmほどのアマダイ。

ワカメを手に入れたし、小型なものの本命の型を見て満足ね。

欲を言うと、アマダイもう1匹とゲストが少々獲れれば御の字だけど、獲れなくてもまあ良しかな。

達観してたところ、フグの猛攻により場所替えを余儀なくされて水深80m前後の深場へ移動。


(江の島沖。)

深場になるとフグは鳴りを潜め、ポツポツとゲストが揚がる。


(小オニ。20cmなんでリリースね。)

(アカボラ。)

(カナガシラ。)

ムシガレイ、ガンゾウビラメ、オニカサゴ、アカボラ(ヒメコダイ)、カナガシラと、嬉しいゲストが顔を出す。


(良型のイトヨリ。)

一時は船中でイトヨリのラッシュがあり、立て続けに良型をゲットする。
ゲスト追加で食も楽しめそうだ。

本命が出ないまま潮止まりを迎えると活性がピタッと途絶える。


(良い天気です。)

本命を求めて浅場と深場を交互に探索。

アタリがないものの、誘いを止めると直ぐさまフグにハリスを切られちゃう。
厄介だな。

船中ではサバフグに小型のトラフグも揚がってる。
1日のトータルでハリを7~8本消費しましたよ。


(移動中。)

ゲストをそれなりに確保して、昼を過ぎ、潮もトロトロ動き出したんで、そろそろ本命が欲しいなと、のんびりからギアを上げて攻めの誘いを展開。

よりアグレッシブに誘いを入れると、オキアミを跳ねさせるアクションに食い付いた。

竿を掲げて手巻きで感触を確かめると、グングンと突っ込む引きは30cm超クラスの良型だな。
サイズを見極めてから電動オン。

期待どおりに中層で突っ込みを見せるのは本命確定でしょう。


(12:41に2匹目。出目になってます。)

睨んだとおり良型のアマダイをゲット。

このサイズがあれば刺身に酒蒸しも食べられるぞ。


(のんびりと。)

良型を揚げたあとは沈黙が続き、ゲストのアタリも遠退く。

水深100m前後で型狙いか、つい先日このポイントでレンタルタックルの方が54cmの大アマを揚げたそうだ。
初心者でそんなの釣っちゃったら、釣りにハマらずにはいられないだろうね。

あがり時間が近付いて、ここが最後の流しとのアナウンスがある。

7目揚げて良型の本命も手にし、既に満足モードだけど、最後に気合いを入れて誘う。

海底でオキアミが踊る誘いを演出すると、一気に竿先が絞られた。

30cmほど仕掛けを引っ張られ、何だ?何だ?と竿を掲げてアワセを入れると、何かをズルッと引っ張り出す感触。

浮かせるとグングン来る手応え。
掛かってるね。

これは、ちょうど目の前に落ちてきたエサを食って巣穴に潜ったアマダイを巣から引き摺り出したのだろう。
映像が目に浮かぶような手応えだったね。

揚がったのは、


(13:54に3匹目。)

良型アマダイ。

あがり間際の追釣とは上出来だ。
もう十分に満たされましたよ。

これにて沖あがり。


(沖あがり。)

結果は3匹。

船中数はそう揚がってなかったようだけど、型が良かった。
30オーバーが2匹獲れたし、船中では40オーバーが2匹揚がったそうだ。

のんびり楽しく過ごしてお土産も十分。
癒されました。


・アマダイ : 3
・イトヨリ : 3
・アカボラ : 3
・ガンゾウビラメ : 2
・カナガシラ : 2 (リリース1)
・ムシガレイ : 1
・オニカサゴ : 1 (リリース)
・えぼしワカメ : 2
船中0~4
中潮


🐡

【感】日の出を眺めて朝食にも唸る (家族旅行・東伊豆 2日目)

2023-02-22 05:08:00 | 日記
昨年12月から2ヶ月以上経過しているのに、まだまだ引っ張る旅行ネタ。
隙間に差し込んでいきます。

では。

相模湾に面する望水では目の前の海から昇る朝日が見れる。

日の出は6:30頃なんで、いつも通りに目を覚まし、朝風呂を済ませても余裕で観賞できる。

かみさんと出るか出るかと待ち構えていたものの、明るくなって来ても海面辺りに雲が掛かっていてお日様の出所が定まらない。

どこだ!?どこから昇る?

2人してあちこち眺めてスマフォを構えていたところ、やっとお日様を特定出来たのは7時過ぎ。
既に昇りきってますよ。


(それがこれ。)

ここまで昇った景色なら釣りの出船時に度々見てるから有り難みに欠けるな。
綺麗だけどね。

朝食の時間が近づき、日の出などお構い無しに爆睡してた子供らを起こす。

朝食も部屋食なんで布団を上げに来るからね。


(美しいです。)

昨晩同様に中居さんが廊下と何往復もして朝食をセッティングしてくれる。

焼き魚は、金目の干物、金目の西京漬け、カマスの干物、アジの干物から好きなのをチョイス。

伊豆と言えば金目ダイなんで、金目の干物をいただきます。


(朝から豪華。)

まず、イカの塩辛に手を着けて唸る。

久し振りに旨い塩辛にお目に掛かれて幸せね。

自家製豆腐、サラダや漬物の野菜など、素材の基礎点の高さが良く分かる。


(これ旨っ。)

特筆すべきは海苔。

湿気防止に焼け石が下に置かれてるのでパリパリ。
白ご飯に乗せて醤油をチョロっとでいくと磯の香りが堪らんですよ。
味噌汁に入れても良し。

この海苔はお土産で買って帰りましたよ。

金目の干物にカニやアサリがたっぷりの味噌汁もいただいて朝から幸せね。


(部屋から撮影。)

大満足の朝食を済ませると、チェックアウトまであまり時間がない。

名残惜しさで写真を撮りまくって部屋を後にする。


(ラウンジからも海が見える。)

ラウンジでお土産を買ってチェックアウト。

廻してくれた車は洗車までしてくれて至れり尽くせりだ。

全てに満足。
また来たい宿だね。

それでは観光に行きましょう。


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【釣】釣行前記 (2023/02/18 一俊丸)

2023-02-20 05:20:00 | 釣り
1月28日(土)の前回釣行から、マンションの理事会だ、大規模修繕工事業者と打ち合わせだ、災害級寒波による大雪だ、と何かと立て込み、釣りに行けないまま気が付けば3週間が経過しちゃいました。

さて、満を持しての釣りものは何にしようかな、と考えた時に思い出したのはワカメ。
2月だから新芽の「えぼしワカメ」が出荷されてるはず。
トレトレの新鮮ワカメを食べたいなと思ったのですよ。

ならば目指すは茅ヶ崎港だ。
一俊丸さんで今シーズンまだ乗れていないアマダイを狙おうか。

全集中の湾フグに比べて、のんびり釣れるし、多彩なゲストも楽しみ。

アマダイの昆布〆に「えぼしワカメ」のサラダを添えたら食も楽しみだ。

好天に恵まれて暖かくなる予報なんで、高級魚アマダイに癒されて来ます。


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【食】アカメフグのチリ鍋 

2023-02-17 06:10:00 | 釣魚料理
野毛屋さんの通し釣行での釣果はアジ、コモンフグを消化し、残すはアカメフグ1匹のみ。

毎日キッチンペーパーを巻き替えて熟成させること1週間。
その封印を解きますよ。


(こいつが、)

(これね。)

デップリ肥った大アカメなものの、1匹だけなんで今回も1人鍋にさせて貰う。
1人前の土鍋は重宝するよ。

ストックのフグの中骨と昆布で出汁取りし、具材を詰め込んでグツグツ煮込む。

アカメは後から合流だけど、入りきらないから2回に分けて投入ね。

アカメに火を通し過ぎないように頃合いを見定めて食卓へ。


(フグチリ完成。)

アカメフグのチリ鍋。

蓋を取ると湯気とともに立ち昇る、甘さを含んだいい香り。

1人前で大アカメ1匹は贅沢ね。


(何とも贅沢。)

フグチリは今季4度目かな。

中骨ごと輪切りにしたアカメの身にかぶり付くと弾力があってプリプリ。

食べ応えもあって、噛むほどに上品な旨味が湧き出る。
毎度約束された旨さに幸せを噛み締める。

何度食べても飽きないね。


(これも絶品。)

〆はラーメン。

フグ出汁が効いたスープに別茹でした麺を入れて塩、コショウで味付け。

麺1人前を食べてしまったらお腹がパンパン。
絶品フグチリのせいで食べ過ぎました。


🐡