野毛屋さんでのアジ釣りは当然のごとく満員御礼。
3週間前に予約しておいて良かったよ。
野毛屋さんでは他船も満員近い混雑で、4:50着でも並びは26番目。
(毎度。)
アジはご家族連れが多いから開店前に並ぶ人は少なく、左舷大艫をゲット。
大艫だとクーラーを後ろに置けるから満員でも釣り場に余裕を持てるよ。
翌日に妹夫婦の家に行くことになり、お土産として釣ったアジを持って行く予定。
お土産調達も兼ねるからバリバリ釣るぞ、と気合が入ってますぜ。
(本日は第三忠丸。)
準備中に俊船長から「頼むよ」と仰せつかって「了解!」と請け負った。
今日は積極的にダブルを狙っていこう。
(出船。)
出船してチョイ探索後に釣り開始。
まずはコマセを撒いてアジを足止めしないと。
満員だからコマセが効くのが早いだろうと思いつつコマセを打ち返すものの反応がない。
「反応出て来たよー」
いつもの俊船長のアナウンスがあっても音沙汰がない。
(釣り開始。)
潮止まりの時間だからか?
コマセを打ち返し、タナを広く探っても反応なし。
型見たよアナウンスがあったものの、見る限り左舷では揚がっていない。
これは渋い日に当たったか?
(潮はこんな感じ。)
場所を変えて再びコマセ撒きから始める。
暫し撒くと「反応出てるよー」のアナウンス。
アジはいる。
なのに食わない。
タナを細かく変えて待ちを長めに取って2〜3mを探る。
2mで小さいアタリが出るも、その先が続かない。
それでもようやくアジの反応を感じられるようになってきたぞ。
コマセを撒いてからじっくり待って微かなアタリを取って聞きアワセで掛けに行く。
すると、グングングンとやっと感じるこの日初の活性反応。
やっと型を見ましたよ。
(8:34に1匹目。)
1匹目を揚げるまで釣り開始から1時間。
潮が緩いからか活性が高くない。
アジは積極的に食う状態じゃないから、これはコマセをポロポロ程度であまり動かさずに待つパターンか?
このパターンでポツポツと追加するものの食わせるまでに時間が掛かる。
ハマりパターンかと思いきや食いが安定しない。
難しいぞ。
(手強いですわ。)
揚がるアジは20cmくらいで型が揃ってる。
この時期はこのサイズが活発に食って脂の乗りも良いそうだ。
でも、手強いぞ。
アタっても食いが浅いから巻きバレも増える。
パターンが見出だせないままポツポツと揚げるものの、いかんせん時間が掛かる。
(空は快晴だけど。)
持ってる引き出しから色々と試すもこれと言う正解が出せない。
仕方がないので正解に近いだろうと思う2パターン釣り方を交互に繰り返す。
コマセを大きく撒いてゆっくりタナまで上げてくるのと、仕掛けをタナまで上げながらこまめにコマセを撒くパターン。
(10:12に10匹目。)
時間が掛かってポツポツと揚げて10時過ぎにようやくツ抜け。
仕入れ目的としては厳しいぞ。
とは言え出来ることを繰り返すしかない。
左舷を見渡しても自分が一番釣ってるようなので他からヒントも貰えない。
アジャスト出来ないもどかしさがあるものの、何も考えずに釣れるよりも釣ってる感があるし、1匹を釣る楽しみを強く感じる。
手強いアジ釣りもたまには良いな。
最後まで正解を見出だせないまま沖あがりを迎えた。
(沖あがり。)
結果は16匹。
アジでは貧果だけど、今日のコンディションではこれが今の実力でしょう。
(本日のアジ。)
陸に戻って俊船長と反省会をしたら今日の釣り方を教えて貰った。
コマセを撒いて煙幕の中で小さく誘うのだそうだ。
止めてても食わないし、大きく誘っても食わないだろうからあくまで誘いは小さく、とのこと。
言われてみれば仕掛けを動かすタイミングで食うことがあったからヒントはあったんだな。
コマセを撒かずに動かさない待ちのパターンだと思ったのが誤りだったか。
ひとつ引き出しが増えました。
またリターンマッチをするぞ。
・アジ : 16
船中0〜22
長潮
🐟