釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】ショウサイフグの漬け丼・漬け茶漬け

2017-07-31 06:02:00 | 釣魚料理
7月22日の釣果の残りは、ショウサイフグ4匹とサバフグ1匹。
ショウサイはフグ飯か漬けにするか迷い、かみさんに聞いてみると、漬けが良いと言う。

ならば。と、良型4匹を全て刺身に下ろし、3匹分を醤油・めんつゆ・ごま油を2:1:1で併せて、ショウガとニンニクのおろしと鷹の爪を加えてジップロックで漬け込む。


(仕込み中。)

朝に仕込んで冷蔵庫に保存。晩には美味しくいただけちゃうよ。

サバフグは3枚に下ろした身をそのまま冷蔵庫に入れて、ちょい干しにする。
水気が多いサバフグは干すのが正解だろう。


(集合写真から。)

そして、晩ご飯の準備。
まずは、程良く乾いたサバフグの身に塩をして馴染ませてからグリルで焼いて、塩焼きに。


(イケるぞ。)

フグの旨味はショウサイに及ばないけど、白身魚のパフォーマンスとしては良い線行ってるぞ。サバフグ見直した。


(定番の刺身。)

ショウサイは漬けずに素の刺身でいただきもする。定番だけど外せませんよ。


(大量の薄皮。)

引いた4匹分の薄皮は湯引きにしてポン酢で。これも定番。ちょっと多めだけど、プリプリのコラーゲンたっぷりで飽きない旨さ。


(漬けをドーンと丼に。)

ショウサイフグの漬けは、丼によそったご飯の上に同心円を描くように並べて、きざみ海苔とゴマを振り掛け、小ネギをたっぷり乗せる。

それらをごそっと掬ってガバッとかっ込む。お手軽でこの旨さ、この満足感。ご飯がすすむ度ナンバーワンな料理だな。


(しみじみと旨い。)

翌日の晩に残りの漬けに中骨で取った出汁を掛けて、漬け茶漬けに。
堪らん~っ。ホッとしあわせを噛み締め、フグ釣りをやってて良かったと思う逸品だ。

これにて白子シーズンのショウサイフグは食でも終了。
ショウサイフグは少しお休みして、次回は1年越しのオニカサゴリベンジだな。

・ショウサイフグの刺身
・ショウサイフグの漬け丼
・ショウサイフグの薄皮の湯引き
・ショウサイフグの漬け茶漬け
・サバフグの塩焼き


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【食】ショウサイフグ・カワハギ・マルアジの刺身

2017-07-28 06:01:00 | 釣魚料理
7月22日(土)の野毛屋さんへの釣行は、ラストの白子も取れず、釣果も一桁で、始めから最後まで低空飛行のままシーズンを終えた。
ハ~。とため息が漏れちゃいますな。


(寂しい釣果ですよ。)

ゲストでカワハギとマルアジが揚がったから、初日は刺身の3種盛りでいただく。
ショウサイは数は少ないけど、良型が揃ったから、一番小振りで刺身向きのヤツを下ろす。


(左からショウサイ、カワハギ、マルアジ。)

いつもショウサイは裏切らないさすがの旨さ。
カワハギは歯応えを備えたショウサイとは趣が異なる白身の旨味が味わえる。
そこにマルアジの程よい脂が乗った青魚の爽やかな食味がアクセントに加わる。
この大貫産3種盛りは満足度が高いぞ。

釣果はトホホだったけど、食はグッドな結果でした。


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【釣】ショウサイフグ 7/22(野毛屋) 「2017白子・ザ・ラスト」

2017-07-26 06:02:00 | 釣り
月2回の釣行ペースだから、今季の白子シーズンは今回が最後の釣行になるだろう。
このところの貧果に関しては、自分の腕は棚に揚げて、ショウサイフグがどこかに行って不在なのではなかろうか。などと考えたりする一方で、そろそろ一発当てちゃうんじゃないか。と皮算用したりする。


(毎度。)

揺れる思いを胸に、4:50に野毛屋さんに到着して駐車カードは9番目。上げ潮狙いの右舷で舳2番目をチョイス。
右舷艫側は常連の方々が居並び、花王迷人劇場さんも艫2番目にお見かけする。
片舷8名程でそこそこ余裕の釣り座で出船。


(いざ出撃。)

大貫沖で釣り開始。
時々日射しが出てジリジリと照りつけるけど、海風が心地良い。


(潮はこんな感じ。)

カットウの上に胴突き1本針を付けて8号ナツメでスタート。
潮がそこそこあって流されぎみだから即10号に替える。

斜めに入るラインと相対させて、竿先とラインが90度になるようにキープしながら誘う。早い潮は苦手なんだよなー。と誘い続けるとツンツンとアタリが出た。

アワセをくれると、掛かった途端にブルブルと走りを見せる。


(やはりゲストから。)

揚がったのはマルアジ。
前回釣行で食を堪能したから、この1匹のみキープして胴突き仕掛けを外しカットウのみにする。じゃないとまたツ抜けちゃうからね。

暫く誘ってると微妙なアタリを感知、すかさずアワセると竿先が突っ込んで大物を感じさせる手応え。でかショウサイか?


(嬉しいゲスト。)

揚がったのは良型カワハギ。
平たいから側面にカットウが掛かると早潮が手伝って重たかったんだな。

9時前にキープ2目めで食は確保できたから、多少気楽になって誘い続けると、20分後にまたもや微妙なアタリ。サクッと掛けて型を見た。


(1匹目。なかなか型良し。バケツは既に血の池状態。)

船長に記念撮影いただいて、ひと安心。
その後は潮止まりが近づくにつれて釣りやすくなり、連チャンもあって約30分に1匹の良いペースで揚がる。いずれも25cm程の食すに嬉しいサイズだよ。


(2匹目。)

潮止まり前後でポツポツ稼げて良い感じだ。上げ潮勝負の釣り座だから、後半戦に更にペースが上がってツ抜けちゃうじゃないの。と皮算用する。


(3匹目。)

順調に4匹を揚げた頃、徐々に上げ潮が効き始めると、下げの比じゃないカッ飛び潮で、10号ナツメから10号丸型に替えても止められない。15号でようやく釣りになるほどだ。


(風も強くなってきたよ。)

早潮は苦手意識があって、鋭角に入るラインで誘いはなかなか難しい。アタリが取れずに何度かエサだけを食われる。
潮上にキャストして着低したラインが垂直に入ってる短い時間の誘いで掛ける作戦で、ようやっと1匹獲る。


(13:00で5匹目。ペースダウン。)

その後、早潮でも取れた明確なアタリはサバフグで、1匹獲った後は2回連続でカットウのハリスを切られる始末。
これはメゲるね。


(午後船の第二忠丸が近くに。)

絶好調にカッ飛ぶ上げ潮は、15号でも厳しいくらいになった。最終的には丸型10号と8号を連結した18号にしたよ。
こうなるとアタリを取れないだろうからタイム釣りにするけど、掛かる気配すらない。難しいなー。

そんな中、左隣の常連の方はチラシ仕掛けでアタリを捉えてポンポンとショウサイを抜き揚げてる。
チラシの方が潮の影響を受けづらいのだろうか。それだけじゃない決定的な差があるんだろうな。この方がこの日トップの14匹を揚げた。


(負けた感アリアリだー。)

結局、追釣はなく、勝負の上げ潮で揚げられたのは1匹だけ。
早潮でも獲れるテクを身に付けねば数は伸ばせないか。

結果は5匹。
期待のシーズン最後の白子は、色が悪くデコボコしたのが1腹で健船長から、怪しいから止めとくか。と許可が下りず持ち帰りゼロ。

2017年の白子シーズンはノー白子で幕を閉じることになった。

今年の累積白子は7腹でトホホな結果だ。全然食い足りませんよ。
1年首を長くして待ちますか。

・ショウサイフグ : 5
・サバフグ : 1
・カワハギ : 1
・マルアジ : 1
船中0~14
大潮


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【釣】釣行前記 7/22(野毛屋)

2017-07-22 06:26:00 | 釣り
どうしたことか、今季のショウサイフグの釣果はいずれも一桁台、まだツ抜けもなく、現在の累積釣果は17匹。


(つれないショウサイです。)

このトホホな状況からそろそろ脱しても良くはなかろうか、と白子シーズン最後になるだろうショウサイフグを狙いに野毛屋さんへ。


(気持ちの良い朝だよ。)

風が心地良いけど、段々と強くなりそうなのがちょっと不安。
只今、第一忠丸で出船準備中。


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【感】海底清掃事前モニタリング 6/10 江奈港

2017-07-20 06:02:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川では、水産庁が支援している水産多面的機能発揮対策、平たく言うと、水産業の再生や漁村の活性化に資する地域の活動、の一環として海底清掃を実施している。

6月10日(土)にインストラクター登録して初の活動に参加してきました。


(江奈港。名の知れた船宿の船があったね。)

海底清掃は事前のモニタリングと清掃活動の2回に分かれる。まずは対象の海底の状態を把握してからお掃除、という訳だ。
とは言え、釣りインストラクターの資格を取得しても、当然海底の状態など判るはずもないから、そこは神奈川スキューバダイビング協会のダイバーさんの力を、現場へは漁師さんや船宿の船で、と関係各位の協力を得ての活動になる。JOFI神奈川はその段取りやお役所との連携を受け持っている。

今回は江奈港で事前のモニタリング。


(江奈港裏手の駐車場からの風景。ロケーションが良いね。)

余裕を持って集合時間前に着いたから、JOFI神奈川の役員の方と本日協力いただく漁師さんを交えて話をした。色んな話が聞けてタメになった。
特に海と魚のプロである漁師さんのお話は楽しかったな。ここには書けない、へぇ~って言うような裏話も聴けた。
会社生活だけじゃ接する機会がない方々と交流が出来るのは、貴重な経験だ。


(清掃準備中。)

漁港や近くの地磯では、根掛かった仕掛け、特にラインが厄介だそうだ。
素潜り漁を行う漁師さんが、磯場の海底を漂うラインに絡まれて亡くなる事故もあったと聞く。

投げ釣りをやっていると根掛かりは付き物で、オモリやラインを取られることもしょっちゅうだ。
海底にゴミを残してしまう事に負い目を感じていたけれど、よもや人の命を奪う可能性があるとは考えたこともなかった。
この活動に参加することで、多少の罪滅ぼしになるだろうか。


(ダイバーさんが拾ってきたゴミ。)

4人のダイバーさんがモニタリングに出て、戻ってくるとゴミも拾ってきた。
ブッ込み用のオモリや石鯛用のゴツイ針が付いたワイヤー仕掛けなどなど、モニタリングの片手間でもそれなりの数が拾えた。


(JOFI神奈川のホームページから。)

釣り人が海底のゴミを拾うのは無理だけど、せめて陸にゴミを残すようなことはしないようにして貰いたいな。

魚をたくさん釣ることだけじゃなく、たまには、いつまでも釣りを楽しめるようにするにはどうするか、と言うことも考えてみるのはどうだろうか。


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