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【釣】首の皮一枚で2020年のオーラスに繋がる (2020/12/11 アカメフグ 野毛屋)

2020-12-21 06:53:00 | 釣り
2020年も師走に入り、目標まであとフグ18匹のフィッシングロード2020。

少しでも優位に事を進めるため、平日に休暇を取って臨みますよ。

予約段階で3人目だったからチョイ遅く家を出て野毛屋さんに5:00着で4番目。
四隅確定の番手だ。

フグ船では左舷舳だけ取られてたんで、右舷舳をチョイス。
余裕の釣り座で数を稼ぎたいぞ。


(毎度。)

平日のうえ、寒くなって来たからかお客は少ない。
これからの極寒シーズンは余程の釣り好きじゃないと乗れないよね。


(釣り好きが集まりましたよ。)

人が少ないから密にならない宿内で時間を潰していると当日のお客さんが来て、それなりに人が増えた。

でもフグ船は7名と少なめ。
右舷は3名だから、舳・胴・艫に1人づつと贅沢な釣り座だ。


(綺麗な朝焼け。)

最高気温が15℃くらいの予報だけど朝のうちは寒い。
ダウン、フリース、ゴアテックス、サロペットの重ね着をしてても冷える。
そろそろ中綿入りの防寒着の出番だな。


(潮はこんな感じ。)

出船すると、近場だからエサを着けておいて、と健船長のアナウンス。
今日は八景沖から開始だろうか。


(沖堤の脇を流す。)

思ったとおり沖堤辺りで釣り開始。

潮が緩いからゼロテン5秒で誘い始める。
この辺りは軽い根があるガラ場で、キツイ根はないから積極的に誘えるぞ。

すると開始5分。

チョンと竿先が揺れてアワセるとサクッと手応え。
追いアワセをくれて巻きに入るとゴンゴン来る引きだ。
アカメが来ましたよ!


(7:29に1匹目。タイミング遅れて腹掛けですが。)

船中ファーストヒットは幸先良いぞ。

朝のサービスタイムに稼がないと、とうち返すと直ぐさまアタリが出る。

チョンという小さなアタリで掛かるのはおチビのコモンフグ。

当歳くらいか体長10cmにも満たないから当然リリース。
小さ過ぎてエサが減らないから良いものの、トータルで15匹は釣りましたよ。


(おチビコモン。)

このサイズのアカメやショウサイはなかなか見かけないけど、最近はコモンが幅を利かせてるのだろうか。

おチビコモンにおちょくられる間にアカメも顔を出してくれる。

人が少ないからだろうけど今日は良いんじゃないですか?
稼げるんじゃないですか?


(堤防周りを攻める。)

流し替えると直ぐに船中型が出て、その後もポツポツと追釣がある。

時速2匹の良い感じのペースで獲れるのはありがたい。


(9:30で4匹。)

おチビコモン以外はいずれもアカメフグで、4匹目は良型の30cm超えで嬉しいサイズ。

これで鍋は確定だな。
プリプリのアカメの鍋が楽しみだ。


(ドックを眺めながら。)

潮が小さいからアタリも竿先がチョンと揺れるくらいで小さい。

アタリを捉えてアワセを入れても掛からず、前のめりに構えて、来たぞ、来たぞ、と全集中。

ゼロテンで待って5カウントして空アワセで掛からず、次のゼロテンで待つ。

集中力マックス。
心臓ドキドキ。

来い、来い、と心中で唱える中、チョンの揺れに反応してのアワセでサクッ!と手応え、続いてグングン竿を叩くような引き。

腕を高く掲げて追いアワセをくれて巻きに入るとゴンゴン首を振るようなアカメフグ特有の釣り味。

この緊張感あるヒリつくような勝負が湾フグ釣りの醍醐味だ。
楽しいー。


(10:07に5匹目。)

揚げたのはツ抜け折り返しの5匹目となる良型アカメ。

よっしゃ、この調子で稼ぐぞー。
とエサを付け替え打ち返す。

数回誘いを入れたところで、再びサクッ!と手応え。
オラッ!連チャンだー!

ゴリ巻きして揚がったのは、


(キミかね。)

黒ナマコ。

中国で乾燥ナマコとしてエライ値段で売ってたのが黒ナマコだったはず。

過去持ち帰ったことはないけど試しに食べてみるか、と一応バケツにキープしたものの、最後はリリースしましたよ。


(ドック脇は迫力あるよ。)

沖堤からドック脇ではどこを流しても暫く粘ると触りが出てアカメの気配を感じる。
ここで稼ぐぞ、と息巻いたところで揺すっても外れないガッツリ根掛でラインブレイク。

リールをスティーレからサブのステファーノに付け替えて釣りを再開するも、ラインの巻き取りがおかしい。

見ると、3番ガイドを通したところでPEラインが穂先を1周して複雑に絡んでる。
無造作にリールを巻いてたら穂先を折りかねなかった。
危ねー。危ねー。

巻けないから手動でラインを回収して対処するも、加齢から患部が良く見えずほどくのに手間取ってこの流しを無駄にする。

反応があるだけにロスが痛いなー、と思ってたら、後々これが響くのですよ。


(晴れ間も出て来た。)

トラブルから復帰後も順調に時速2匹のペースで獲れる。

そして8匹目は記念すべき今年累計100匹目。

流しの後半、チョンと出た竿先の揺れにアワセるも掛からず。
そのタイミングで船長から「あげてください。」のアナウンスが。

視線は竿先から外さずに左手で船長に「待って」とゼスチャーで制す。

エサが残ってれば来るはず。
前のめりに、来い!来い!と念じる中で、次に出たアタリに反応してガツンと掛けた❗

他の皆さんは既に仕掛けをあげてるから、船中で1人巻き揚げてアカメを引っこ抜いたと同時に船が動き出す。

このシビれる展開で獲ったのが記念すべき累計100目。


(11:30に本日8匹、累計100匹達成!)

これで目標まであと10匹。
ゴールが見えたぞ。
あとは釣った匹数でカウントダウンだ。

この時点で11:30、あと3時間でどこまで減らせるか。


(八景島周辺。)

ところがここから大ブレーキ。

場所を八景島周辺に移したところでパッタリと反応がなくなった。
マジか!?

船下だけでなく、キャストを織り混ぜて探り、ようやく1匹を追加してツ抜けまであと1匹。

ツ抜けたい。
カウントダウンを減らしたい。

焦る中で大艫や胴の間の方がポツリと揚げのを見ると、更にジリジリと炙られる。


(9匹から増えず。)

各流しの最後の方でアタリが出て、エサを食われるも掛けられず、移動するパターンが続く。

時間の経過とともに、もう1匹、せめてあと1匹、とハードルを下げて念じるものの時間切れ。
そのまま終了。

3度あったアタリのチャンスで掛けられず、あがりまでの3時間で獲れたのはたったの1匹。
急転直下のペースダウンだな。


(沖あがり。)

結果は9匹。

しかもトップは10匹が2名とのことで、あと1匹獲ってたら並べてた。

後半のアタリを1つでも獲れてたら。
中盤のライントラブルのロスが無ければ。
とタラレバで悔しがるものの、詰めが甘いこれが今の実力でしょう。

目標までも9匹となり、あと1回の釣行でイケるかどうか微妙なラインだ。
2020年最後の最後までドキドキ出来る展開は面白いけど、今回のようにプレッシャーに弱いからどうなることか。

自分を信じて頑張ります。


・アカメフグ : 9
・コモンフグ : 15(リリース)
船中:0~10
中潮


🐡


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