釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】アカメフグの刺身・タコ飯

2025-03-17 05:38:00 | 釣魚料理
野毛屋さんでの午前アジ・午後フグの通し釣りの釣果は残すところアカメフグとマダコの2匹のみ。

1週間後の週末に満を持していただきますよ。


(待ってました。)

アカメフグの刺身。

今年初アカメは8日間熟成のうえテッサに下ろす。

1匹だから皿半分しか埋まらんけど、スーパーで売っているフグ刺の倍以上の量よ。

薄く下ろしても歯応えを残す身は噛めば噛むほど旨味湧く、1週間待った期待に応えてくれる味だ。

「フグ美味しい!」

たまにフグ飽きた発言をするかみさんも絶賛。

ショウサイフグとはまた違ったアカメの実力をとくと味わいましたよ。


(香り立つ。)

東京湾産天然マダコのタコ飯。

マダコは350gだったんで全てタコ飯にする。
せっかくだから解凍したら茹でずに生のままブツ切りに。

生のまま炊き込んだ方が風味が強いと思うのよ。
生で使えるのは釣ればこそだからね。

炊き上げ最中からタコの香りが立ち昇る。
帰宅した息子がタコ飯を言い当てたくらいだ。

東京湾天然モノは柔らかで味が濃い。
最高よ。


(集合写真。)

2週に渡って堪能した釣魚料理はどれも満足感を与えてくれた。

釣果が伴えば言う事なしだったのだけど、そこは自分の責任だから仕方ない。

次も頑張りますよ。


🐡

【食】アジフライ・アジ、コモンフグ、イシモチの刺身・ムシガレイの煮付け

2025-03-14 05:51:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへの午前アジ・午後フグ釣行は18匹と8匹。
ゲストにイシモチ、ムシガレイ、マダコが加わったから食が楽しみよ。


(良型整列。)

アジは良型を選別して干物を仕込む。


(ベランダ干し中。)

脂が乗った釣りアジの自家製干物を味わったら、市販だと高級干物じゃないと満足出来なくなる。

魚に関しては釣り師の舌は贅沢になるのよ。

その晩、同じく市販で満足出来ない筆頭の品を仕立てる。


(これですよ。)

アジフライ。

これを食べるためにアジ釣りに行くと言っても過言ではない。

外サク、中フワ、臭みなど一切なくあるのは爽やかな旨味のみ。

自家製らっきょう入りのタルタルソースで食べると堪らんよ。


(合盛りで。)

アジとイシモチの刺身。

アジは1日寝かせただけでも柔らかなのは脂が乗っているからだろう。
爽やかな旨味。

イシモチはモチモチで特有の旨味が良い。
刺身で食べられるのは釣り師の特権ね。


(定番。)

コモンフグの刺身。

小振りのを選んで刺身に下ろす。
冬場の中の瀬産だからかプリプリで味が濃い。

フグ刺しは毎度だけど食べ飽きないね。


(集合写真。)

野毛屋さんの通し釣りだからこそ味わえるこのセットは何とも贅沢ではないか。

アジフライは言わずもがな、個性ある3種3様の刺身も旨い。

家でこれが味わえる幸せよ。


(食後に。)

アジの骨せんべいとウィングの素揚げ。

アジは骨まで味わい尽くしますぜ。
2度揚げしたからサクサクと丸ごとイケる。
出雲の藻塩を振った円やかな塩味も良い。
食後のおやつにいただきました。

翌日以降にもいただきますぜ。


(お初。)

コモンフグのトマト煮。

本来のレシピはサバ缶で料るらしいけれど、代わりにコモンフグで仕立てた。

これが合う。

煮込んでも存在感を残すフグの旨味にトマトの酸味が見事にマッチング。

初めて仕立てたけれど定番メニューになるな。


(1/4カットで。)

ムシガレイの煮付け。

良型のムッシーはどうしようかと悩んで定番にしてみた。

真子入りのカレイは煮付けてなんぼだね。
家族の評判も良い。

また食べたいな。


(自家製。)

アジの干物。

好みの塩梅で干し加減も思う通りに出来るのが自家製の良さ。

脂が乗ったホックリした身が旨い。
売れるんじゃないの?という出来に自画自賛ね。

これで残すはアカメフグとマダコの2匹。
一週間後にいただきますぜ。


🐡

【釣】嬉しいゲストに及第点のフグ釣り (2025/03/01 午後フグ 野毛屋)

2025-03-10 05:42:00 | 釣り
野毛屋さんで午前アジを終えて陸へ戻り、通しの時に恒例となった中華浜さんで昼ご飯。

今回は餃子定食をチョイス。
地元に愛される町中華を味わう。
近所にも欲しいお店だね。

(再び乗船。)

船着場に戻ると掃除が済んで午後のお客が乗船している。

右舷大艫に収まって準備。

すっかりぽかぽか陽気だからカッパの上着は着ずに下だけでいいくらいだ。


(潮はこんな感じ。)

右舷は5人。

舳から2、3番目に小学生とお父さんが乗っている。
俊船長から釣り方を教わっていたから初のフグ釣りなのかな。

釣れるといいね。

(再び出船。)

12:30に出船。

八景沖をやるかと思えば素通りして中の瀬へ向う。

中の瀬は水深30mくらい。
深いからオモリは15〜20号の指定だ。

(釣り開始。)

釣り開始。

仕掛けは変則チラシでスタート。
オモリは丸型10号を試すも底で落ち着かないから丸型15号にチェンジ。
大潮だし流れがあるよ。

開始暫くすると舳の常連さんが揚げ、それを横目で見ていると小学生がアワセて掛けた。
無事に良型のコモンフグをゲット。
開始早々に釣れて良かったね。

さあ、こっちも来い、と集中するとサクッと掛けた。

良型を感じさせる重さだけどグングン引くのは魚が違うか?

揚がったのは良型のムシガレイ。


(嬉しいムッシー。)

嬉しいゲストで幸先良いと思うけれど、肝心のフグが来ない。

お隣はチラシ仕掛けでポツポツ釣っているし、小学生のお父さんも型を見た。

右舷で釣ってないのは自分だけだぞ。

ならばと、アピール重視でカットウをノーマルに変更する。

すると直ぐさまアタるのよ。
反応するとガツン!

ゴンゴン引くからもしやと期待すると、

(13:18に1匹目。)

嬉しいアカメフグ。

野毛屋さんでは年明けにはショウサイフグ狙いになっていたから今年初アカメだ。

中型の刺身に丁度良いサイズだから1週間寝かせて味わいましょう。

(潮あります。)

続けてガツン!と掛けたらグイグイと突っ込む強烈な引き。
泳ぎ回るからサメだな。

ドラグをちょっと緩めて対処し、引きが止まったところをポンピングで揚げて来る。

竿のパワーがあるからUGスペシャルだと大物でも楽にやり取りができる。

水面まで揚げるとメータークラスのサメ。
口にしっかりカットウが掛かっている。

タモで掬って貰ったところでカットウが外れた。

PEが高切れせずに良かったー。

(13:49に5匹目。)

ノーマルカットウではコンスタントにアタリ、ポツポツとコモンフグを追釣。

すると再びガツン!からの強烈な引き。

メータークラスのサメと再び格闘する。
再現のようにタモに入ったところでカットウが外れて被害なし。

さっきのヤツじゃないの?

メータークラスとの2度のファイトで釣り味は十分堪能したよ。

もう勘弁願いたい。

(途中の桶。)

1匹目を獲ってからポンポンと30分で5匹を揚げたものの、場所が変わるとペースダウン。

潮がかっ飛びだし、なかなか手が合わない。


(潮早し。)

潮で流されラインが斜めになると誘いやアワセも斜めになるからフグに掛かる確率が下がる。

こまめに仕掛けを入れ替えてなるべくラインを立てて釣るようにする。

ポツと追加するも巻きバレもあって数が伸びない。

(ここが最後の流し。)

ラストに浅場を狙うとのことで八景に戻る。

水深10mくらいだからオモリを10号に変更。

集中して誘うものの反応がない。

何とか追加が欲しいと誘っているとゼロテンでアタリを検知。

アワセをくれるとムニーンの感触。
揚がったのは、


(キミかね。)

マダコ。

東京湾の天然モノはフグを揚げるよりも嬉しいゲストだ。

撮影して締めて袋に収めるのに時間を使い、釣りを再開したら直ぐに終了。

沖あがりを迎えた。

(沖あがり。)

結果は8匹。

できればツ抜けたかったけれど半日でこの成績なら良しだ。


(本日のフグ。)

今年初アカメにムッシーとマダコと嬉しいゲストも揚がって食が愉しみの釣行になった。

1日で2度愉しい通し釣りは良いね。


・アカメフグ : 1
・コモンフグ : 7(+リリース1)
・マダコ   : 1
・ムシガレイ : 1
・サメ : 2(リリース)
大潮
船中3〜16


🐡

【釣】ぽかぽか陽気に手強いアジに苦戦する (2025/03/01 午前アジ 野毛屋)

2025-03-07 06:00:00 | 釣り
野毛屋さんへのアジを食べたい釣行は5:00着で21番目。

予約ガラガラのような印象だったのだけどトラフグ船がほぼ満員だそうだ。
繁盛は何よりです。

(毎度。)

午前アジは四隅が埋まっていたので左舷艫2番目をチョイス。
午後フグ船は空いていた最後の四隅、右舷大艫をゲット。

(本日は第三忠丸。)

受付けして船に乗り込み準備する。

日中の気温は19℃まで上る予報だけど、朝の時間は肌寒い。
ウエアを完全防寒装備から春・秋装備に替えているからね。

(出船。)

午前アジ船は左舷3名、右舷8名と偏った。

お陰で釣り座を広く取ってのびのびと釣りができる。

大艫の方は昨日も乗って連チャンとのこと。
居酒屋をやられていて仕入れ目的だそうだ。
昨日30匹くらい釣ったうち10匹がおチビで、型の良いのは1日で売り切れたそう。

そりゃ居酒屋で釣りアジがあったら絶対注文するよね。

こちらも食べたくて来てるんで同じく仕入れみたいなもんですわ。

(釣り開始。)

出船して南本牧で釣り開始。

まずはせっせとコマセ撒きから。

暫し打ち返して俊船長の「反応出てきたよー」アナウンスがあったところで集中。

来るか、来るか、とアタリを待つも来ない。

「型見たよ」アナウンスがあったけど右舷側だろう。
左舷は誰も揚げておらず黙々と打ち返している。

これは渋いのかも。

コマセの撒き方と誘い方を変えて探っているとスローな誘いで食った。

(7:52に1匹目。)

型が良い食べ頃サイズのアジをゲット。

誘いで食わせたから上顎のセンターガッチリにハリ掛かりしている。
ここに掛かればバレはない。

血抜きして海水氷のクーラーへしまう。

(渋いか。)

このパターンでイケるか、と思ったものの後が続かない。

今日は手強い日だと覚悟する。

明確にアタることは少なく、待ちを決めても食わない。
コマセを巻き過ぎずに小さく誘って居食いの微かなモタレを取って掛けに行く。

言葉に起こすと簡単なようだけど、空振りが多く、掛かっても浅くてバラシが増える。

手強いなー。

パターンが確定せず試行錯誤を繰り返して1匹を獲っていく。

(9:12に10匹目。)

場所を変えると活発に食うかと期待してもさにあらず。
手強い状況は変わらない。

空振っても手返しを良くして仕掛けを入れておく時間を少しでも長く取るように頑張る。

前回のタチウオもだけど、手強い相手に苦労して工夫を凝らし獲る1匹の充足感よ。

これも釣りの愉しみ。
釣れない時の方が経験値は積めるしね。


(ぽかぽか陽気の凪ですよ。)

あと10分のアナウンスがあった時にお替りしたコマセが底をついた。

最後の投入で丁寧にコマセを振り、モタレを取ってアワセたもののハリ掛かりせず。

食え、食え、とその場でネチネチ粘ったけれど食わず。

コマセのお替りが面倒なんでアナウンス前に片付け始める。

(沖あがり。)

結果は18匹。

今日のアジは手強かったけれど何とか食は確保出来た。


(本日のアジ。)

俊船長と会話すると、今日は動かすと食わない日で最近はこんな感じだよとのこと。
今日の状況だと明日の方が厳しくなるな、とも言っていた。

魚のご機嫌は如何ともし難いから気が気じゃないだろうね。

終わってみればあれも試せば良かったと思い当たることもあった。

アジは手強かったけれど良い経験になりましたわ。


・アジ : 18
・イシモチ : 1
船中4〜32
大潮


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【釣】釣行前記 (2024/03/01 野毛屋)

2025-03-03 05:55:00 | 釣り
全国各地に大雪をもたらした最強寒波から脱したと思ったら、今度はゴールデンウイーク時期並の暖かさになるとか。

ジェットコースターのような気温変動に体は戸惑うけれど、暖かいのは釣りにとってウェルカムよ。

とはいえ、湾フグのショウサイフグでは釣果が上向かず厳しい状況が続いている。

前回釣行のタチウオの型がイマイチだったから釣魚料理を食べ足りない。

ならば野毛屋さんでアジ・フグの通しに乗ろう。

午前アジは最近好調で、型も良くなって来ているからガッツリ食を満たせるだろう。

午後フグはコモンフグが中心だろうけど、1日船を上回る釣果が出ている。
お客は1日船より少ないから割り当てが増えるはず。
目標のために数を稼ぐには持って来いだ。

春の陽気の良コンディションに食材確保と数稼ぎを頑張ってきます。


🐟