釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】釣行前記 (2019/11/02 野毛屋)

2019-11-13 06:01:00 | 釣り
母親と妹夫婦らと親父の墓参りをする予定が先の台風19号の襲来で延期になって1ヶ月、リスケして来る11月17日(日)に我が家に集まることになった。

それでは、皆に旨い魚を食べさせてやろうじゃないかと、まずフグは確定。
期間限定の八景沖のショウサイの刺身とアカメの料理が良かろうて。
アカメの熟成が足らんかもしれないが、2日前の15日(金)に平日釣行で仕入れる予定だ。

更に、母親が好きなイカを味わせてやろうと思い立ち、9月末の走りに2杯しか獲れなかったスミイカを仕入れに行くことにした。


(これは前回の釣果。)

イカは冷凍しても味が変わらないから2週間置くのは余裕だ。
重宝するね。

家でサクッと甘い感動のスミイカの刺身を振る舞い、土産にも冷凍で数杯を持たせてやろうか、と皮算用。

さて、どうでしょうか。


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【感】親子DEエンジョイフィッシングスクール (LTアマダイ 2019/10/27 庄治郎丸)

2019-11-11 06:02:00 | JOFI神奈川
JOFI神奈川が主宰する「親子DEエンジョイフィッシングスクール」。

釣りが始めてや初心者の親子向けに、JOFI神奈川のインストラクターが同行して支援しつつ、釣りを楽しみましょう。というイベントです。

今回は平塚港の庄治郎丸さんでLTアマダイです。

本命アマダイ以外にもゲストが豊富な釣りものですから楽しんでいただきたいですね。


(朝の平塚港。)

今回は10組20名の親子さんが参加。

JOFIのインストラクターは7名がサポート、1名がカメラマンで同船します。

アマダイは100m近い水深を狙うけれど、電動リールだからお子さまでも楽チンですよ。


(いざ乗り込みます。)

私は左舷舳でリピートしてくださった顔見知りの親子さんを担当。

息子さんは小学校低学年なものの、魚に関する知識は相当なものです。
アマダイの釣り方も釣り番組を観て予習してきたそうです。


(岸寄りは濁り気味。)

出船した港前の海は茶色く濁っています。
それだけ台風や大雨で川から土砂が流入したのでしょう。

それも沖に出れば心配なし。
綺麗な青い海でした。


(沖は青い海。)

エサのオキアミの付け方とアマダイの釣り方をレクチャーして釣り開始。

アマダイは頻繁に誘う釣りではないので、暫くアタリがないと息子さんは待ちきれない模様。
手持ちぶさたからか大きく煽るように竿を動かしちゃいます。

煽るのではなくてタナ取りに誘導するものの、なかなか地味な釣り方で待つのは難しいですね。

息子さんがあれやこれやと周りが気になって竿先に集中出来ない時には代わってタナ取りします。

するとククンと小さなアタリが。
アタったよ、と促して息子さんが巻きに入ると、活性反応があります。

途中の突っ込みに、本命かもよ、と伝えると顔を輝かせてくれます。
この魚が顔を見せるまでのドキドキ感、楽しいですよね。


(本命ゲット!)

抜き揚げたのは小振りながら本命アマダイ。
早い時間にゲット出来て一安心です。

型を見て集中力が上がったのか、息子さんはエサ付けから投入を積極的に行ってくれます。

それに応えるように本命追加です。


(追加でゲット。)

本命の他にはアカボラ(ヒメコダイ)やキダイが揚がりますが、ペースはポツポツ。
小さいお子さんに頻繁にアタリがない釣りで集中しろと言う方が無理ですね。

息子さんは竿先よりも血抜きや魚の観察に興味があるようで、その間代わりにタナ取りを請け負います。

すると、ググンとこれまでより明確なアタリが出ました。

アワセを入れて活性を確かめてから、来たよー、と息子さんに代わると今日イチの引き。
途中でグングン突っ込む引きは大型の本命を期待させます。

「重いよー。大物だね!」

と、息子さん。
強い引きから確信して期待に目が輝きます。

お父さんや周りのインストラクターが注目する中、揚がってきたのは大型のピンクの魚体、本命アマダイです。

「デカイ!」

歓声が揚がる中、私がタモ取りしました。
やったー!と息子さんとハイタッチです。


(1cm足らず39cm。)

これまで揚がってた本命が小型ばかりだったので、これで豪華な食卓が約束されるでしょう。

私もこのサイズのアマダイは釣ったことがないですよ。
ちょっと複雑ですが、今日イチの笑顔が見れて本望です。


(こちらの船でした。)

その後は仕掛け回収中のお父さんにシイラが掛かるなど、嬉しいゲストも追加して盛り上がります。
また、釣れるアカボラが20cm超えの良型ばかりで羨ましい限りです。
アカボラは何にしても美味しい魚ですよ、と推しておきました。

沖あがり時には参加した全親子さんが本命のアマダイを揚げることが出来たそうで何よりでした。


(インストラクターの集合写真。JOFI神奈川のホームページから。)

終わってみれば、クーラーに本命アマダイと共に色々なお魚が収まって、参加された皆さんから満足の笑顔をいただけました。

インストラクター一同、またのご参加をお待ちしています。


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【食】アカメフグの刺身・漬け炙り

2019-11-08 06:02:00 | 釣魚料理
前日の今季初のアカメフグのしゃぶしゃぶは長男不在だったんで良型2匹のみを消化。

残こす2匹は限界点に近いだろう熟成11日目の刺身と漬けに仕立てる。


(まだまだ熟成出来そうだな。)

熟成が進んだ身欠きからは甘い香りがして、包丁を入れると刃に身がまとわり着くような感触。
旨味が増してるのが良く分かるよ。

11日目なのにチルド室で寝かせているからか、まだまだ熟成できそうな気がするな。

その身をポン酢でイクと、それなりに薄く下ろしたつもりでも歯応えを残していて噛むほどに旨味が湧く。
さすがアカメだね。


(マグロと相盛りに。)

三枚下ろしの身を半日漬けに仕込んで、取り出した身をバーナーで両面を炙る。
表面に程よく熱が入り、中はレア状態の頃合いを見極めて切り分ける。

1匹分だと4人で1人3切れと淋しいんで、解体ショーの試食に釣られて購入したマグロと相盛りにした丼に仕立てる。

クニャっとしたマグロの柔らかさとブリっとしたアカメの漬け炙りのコントラストが良い。
シンプルだけど旨いのよ。

漬け炙りは、香ばしさと漬けタレが手伝ってさっぱりとしたチャーシューのような味わいでお気に入りの品だ。

次回は火を使ったアカメ料理を味わおうかな。


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【食】今季初、アカメフグのしゃぶしゃぶ

2019-11-06 06:02:00 | 釣魚料理
10月23日(水)の野毛屋さんでの贅沢コースの釣果、愛しのアカメフグは10日の熟成で今季初のしゃぶしゃぶにする。

毎年アカメのシーズンになると恋しくなるお気に入りのメニューだ。


(出汁取り中。)

まずは下ろしたてのアカメとストックのショウサイの中骨で出汁取りする。
生の中骨だとたくさん灰汁が出るから根気強く取りますよ。

鍋から甘い香りが立ったら準備はOK。
野菜を入れて煮立てに掛かる。


(しゃぶ中。)

アカメの身をしゃぶしゃぶするとキュッと縮んで真っ白にプリっと締まってくる。

ポン酢でイクと、これ、これ。と毎度のことながら幸せを噛み締める。
旨いなー。


(これね。)

長男が外食とのことなんで良型2匹を3人でいただく。
厚めに下ろしたのにたっぷりとあるから、2、3切れをゴソッといく贅沢、堪らんね。


(〆パート1。)

具を残らずさらったら、お楽しみの〆は2通り。
まずはうどんで一次〆。


(〆パート2。)

二次〆は雑炊に仕立てる。

アカメの出汁に野菜とキノコの旨味、全てがコラボしたこのスープこそ贅沢この上ない。

そこにごはんと卵を加わえ、塩・胡椒で味付けると絶品のフグ雑炊の出来上がり。
ホッと心も温まる一碗だ。

今年もこれを味わえる季節になりました。
最後は汁一滴も残らずかっさらいましたよ。


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【食】東京湾産天然マダコのタコ焼き

2019-11-04 05:58:00 | 釣魚料理
ホームセンターに買い物に行った時に、買わねばならんと思い出したのがタコ焼き器。

長崎屋さんで揚げた最後の1杯をタコ焼きでいただくために冷凍しておいたのでしたよ。


(3,980円也。)

何台かあった中から20個焼けるヤツを購入。
鉄板が着脱式で洗い易いし、替えのプレートも付いてて良いんじゃないの。

同じコーナーに売ってたピックと油敷きも欲しかったけど、かみさんから、要らん!と却下される。
男は道具に拘りたいんだよー、と主張したかったものの、渋々納得。

早速その晩にタコ焼きパーティーといきますぜ。


(タコを奢りますよ。)

冷凍庫に眠る400gの最後の1杯を解凍して切り刻み、残さずタコ焼きにしちゃう。

でも、パーティーどころか子供らの帰りが遅いから、かみさんと2人だけで焼きに掛かる。

焼き面に溢れた生地をピックがないから竹串でまとめ、焼き加減を見ながらクルンとひっくり返す。
手慣れるとクルクルとテンポ良く返せてタコ焼き職人になった気分だ。
楽しいぞ。


(イケてんじゃね?)

電熱式だから場所によって焼き色が異なるけど、焼き揚がりはまん丸で、売れるンじゃないの?という出来だ。

こんな才能があったとは、と自分に感心しちゃうよ。


(イケてますよ。)

焼きたて熱々をハフハフしながらいくと、トロトロの中にネギの風味と紅生姜の酸味、そこに大きなタコからの旨味がジュワッと渾然となって広がる。
ちゃんとタコ焼きしてるぞ。

そこでビールをキューっといく。

こりゃ旨い!
なかなかいい線行ってるじゃないの。
かみさんの評判も良し。

これは度々やらないといけないな。
そのためには定期的にタコを釣りにいかねばならん。
市販の国産タコをこの量買ったら高級料理になっちゃうからね。


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