釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【食】ショウサイフグの刺身・炙り刺し・チリソース炒め

2023-03-13 06:07:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのシーズン初のショウサイフグ釣行の釣果は13匹。

1匹いるトラフグは1週間寝かせてから刺身になる予定。


(これね。小トラですが。)

まずは熟成の必要がないショウサイフグからいただきますか。

小振りのを選んで3枚に下ろし、ピチットシートで30分水分を抜く。

小さいとちょいと引きづらく、皿に盛った見た目が悪いが素人だから仕方ない。


(こちらで。)

ショウサイフグの刺身。

フグの中でも身が柔らかく、安定の旨さを誇るショウサイフグ。
これよ、これ。
我が家の定番になってる約束の味ね。

更におかずとしてご飯が進むメニュー。


(これも定番。)

ショウサイフグのチリソース炒め。

プリッとしたショウサイの身はピリ辛の味付けにも負けない。
簡単、ヘルシーで言うことなし。

別日には箸休めの2品を仕立てる。


(和風で。)

ショウサイフグの塩昆布あえ。

半身に下ろした身を湯ぶりした後、ブツ切りにてし塩昆布と和える。
簡単、お手軽に和風の一品。


(洋風で。)

ショウサイフグの炙り。

半身に縦に切れ目を入れてからバーナーで炙り、切り身にしたところにオリーブオイルと塩・コショウを振る。
簡単、お手軽にイタリアンな一品。



(集合写真。)

和洋中、ジャンルを選ばず何でもイケちゃうショウサイフグは食材としても優秀ね。

今年もたっぷり味わいますよ。


🐡

【釣】及第点でシーズンインのショウサイフグ(2023/02/24 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-03-10 05:16:00 | 釣り
野毛屋さんへの平日ショウサイフグ釣行は4:45到着で4番目。
宿横の駐車場に停められるのは久し振りだ。

フグでは先頭なんで釣り座は選び放題、右舷大艫をいただきましたよ。


(毎度。)

平日だし雨も絡む予報だからか、開店時点でフグ船に乗るお客は少なく、異次元の常連さんもお見掛けしない。

有利な釣り座を押さえたし、これはチャンスではあるまいか?


(本日は十号船。)

船で準備をしているとパラパラとお客が乗ってくる。
右舷は7名だったかな。

更に出番がないユキちゃん船長が乗り込み、健船長も右舷胴の間で竿を出す模様。
すると、大貫沖でアンカーを打っての掛かり釣りだな。


(出船。)

出船して東京湾を東進する。

曇天だけど体感はそれほど寒くない。
雨が絡む予報なものの、夕方からだから釣り中は持つでしょう。


(潮はこんな感じ。)

大貫沖で釣り開始。

仕掛けは通常カットウのみ。
潮が早くなく曇天なんで、オモリは蛍光白のナツメ8号をチョイス。


(久し振りの大貫沖。)

陸の気温は春めいて来たけれど、海中は1ヶ月遅れになるから海水温は低いままだろう。
フグたちの活性もまだ低いのではないか。

ならば誘いはゆっくり、優しく、小さめだな。
などと考えながら誘い続ける。
ゼロテンの待ちは5秒。

胴の間の健船長の誘いを横目でチラ見しつつ誘い続けるも音沙汰なし。

じっくり構えますか。


(釣り開始。)

周りも揚ってないから焦ることなく誘いを続けられる。

暫し誘い続けてるとゼロテンで違和感程度の気配が出る。

いるね、いるね。

一層丁寧に誘い、ゼロテンカウント「5」のタイミングでシャクるとサクッ!


(8:04に1匹目。)

小振りなショウサイフグをゲット。

それを見てた健船長から「ちっちぇー」とツッコミが入ったけど、キープOKが出ましたよ。
刺身はおチビが旨いからね。

これを皮切りにポツポツと時速2匹のペースで揚がる。


(8:46に5匹目。まぶたの皮1枚に掛けてます。)

群れていないのか、群れてるのにヤル気がないのか分からんけど、アタリが出るまで時間が掛かる。
大半はアタリまでいかない気配レベルの反応だし、誘いのシャクりで掛かることもある。

集中して丁寧な釣りをしないと数が獲れない状況で、これはこれで湾フグの楽しさではあるね。


(正面に川崎丸さん。)

気配を察知しても逃げられたり、アワセが大きくなってスカしたり、ショウサイフグとの勝負が楽しい。

大艫の利を活かして放射状にキャストして探索すると、寄せる途中で手感度のアタリとともに掛けた。
強いアタリに何だ?何だ?とゴリ巻きから抜き揚げると、


(チビトラ。)

トラフグ。

おチビですがトラはトラ。
ありがたくキープさせて貰います。

以前に増して東京湾や相模湾で子トラを見る機会が増えてる。
稚魚放流によって自然繁殖が進んでるのだろうね。
今年も大盛況のXディがあるといいな。


(雲が厚い曇天。)

潮止まりが近付くに連れてペースが落ちて来るも、キャストを織り交ぜて探索し、何とか午前中にツ抜ける。

目標アベレージを達成してホッとできた。
ここからは貯金だぞ。


(11:43に10匹目。)

追加で桶を取りに来たユキちゃんから「今何匹?」と聞かれ、10匹と返す。

ユキちゃんは十幾つ?と聞き返すと「20だよ!」とのこと。

ダブルスコアで千切られているとは、やはり次元が違うな。

しかも、これまでエサは7尾しか使ってないそうな。
この辺りに差を埋めるヒントがあるのかもしれんな。


(潮止まり。)

昼を過ぎ、底りを迎えてアタリが遠のくとカップ麺で腹拵え。

集中度を落とした省エネモードの釣り方に切り替えても手は止めない。

その中でサクッと掛けたのは、


(キミかね。)

イイダコ。

続けてガツン!と掛ければ、サメ。

更に、ガツガツと出たアタリをスカし、エサを付け替えて同じポイントに落とすと再びガツガツ。
アワセ一発、揚げたのは、


(キミかね。)

良型のムシガレイ。

嬉しいゲストのムッシーは無条件でキープしますよ。

ゲストの合間にショウサイも揚げて14時を回ったら、右舷から捌きタイム。

流し釣りのアカメやトラは港に戻ってからだけど、掛かり釣りのショウサイフグは沖で捌いて貰う。


(本日のフグ。)

左舷を捌き中にラストのショウサイを揚げて終了。

結果は13匹。

右舷では良い成績だと思うけど、ユキちゃんは25匹だそうだ。

有利な釣り座で釣っても倍近く離されるとは、まだまだできることがあるのだな。
湾フグ釣りは奥が深いな。


(沖あがり。)

アカメシーズンを終えて、ショウサイフグシーズンスタートとしてはまずまずの釣果なものの、腕次第でまだまだ獲れる余地があるのはユキちゃんとの釣果の差から明らか。

さてそれは何なのか?
異次元を目指し、湾フグ探求の修練は続きます。


・ショウサイフグ : 12
・トラフグ : 1
・ムシガレイ : 1
・イイダコ : 1(リリース)
・サメ : 1(リリース)
船中0〜25
中潮


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【釣】釣行前記 (2023/02/24 ショウサイフグ 野毛屋)

2023-03-06 05:22:00 | 釣り
2月24日(金)に休暇を取って平日釣行を予定。

野毛屋さんでシーズンラストのアカメフグのつもりだったところ、アカメは23日(木・祝)で終了、24日(金)からはショウサイフグ狙いになるという。
1日遅れたか。

アカメのシーズンラスト鍋を食べたかったけど仕方がないな。

ショウサイフグの釣り場は大貫沖だろうか。
シーズン初日とあっては大当たりがあるかもだけど、ハズレの可能性もゼロじゃない。
情報がないだけに不安もあるけど、アカメとは違うショウサイの小気味良い釣り味が楽しみだ。

行って来ます。


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【食】アマダイの刺身・酒蒸し

2023-03-03 06:13:00 | 釣魚料理
一俊丸さんへのアマダイ釣行の釣果は残すところ1匹。

キッチンペーパーに包んで3日間寝かせたんで、大事に味わいましょう。


(これね。)

見が柔らかいものの、釣りたてのアマダイは旨味が乏しく、真価を発揮するには最低2日以上は寝かせなければならんのではと睨んでる。

3日寝た身に期待が高まるね。


(ちょっとだけよ。)

アマダイの刺身。

1/4身を切りつけた。
更に柔らさを増した身は上品な旨味と甘みが素晴らしい。

さすがの高級魚ね。


(お手軽レンチン。)

アマダイの酒蒸し。

昆布を敷き、酒を振掛けてレンチンしたけど、シメジが縮んじゃった。
手間を惜しまず蒸し器で蒸すべきだったな。

かみさんの評価が高かった品。


(アテに良し。)

アマダイ中骨の塩焼き。

齧り付いて前歯でこそぎ落として食べる。
じっくり焼いたパリッとした中落ちの身が堪らん。

焼き締めたアマダイの身の旨さと来たら、目を見張るよ。
これでアマダイ飯を炊き込んでも旨いだろうな。

残った骨にお湯を注いで出汁まで味わいました。


(集合写真。)

すべての品が淡麗と言えるのに旨味は十分。
主張しなくとも存在感があって満足度が高い。
高級魚と言われる所以か。

つい日本酒が呑みたくなるよ。


(ガンゾー。)

ガンゾウビラメの干物。

ピチットシートに包んで冷蔵庫で仕立てた。

尾道に旅行に行った時、「でべら」として露店で売られてた干物がガンゾーだったはず。
もっとパリパリだったのは天日干しだったからだろうな。

皮とヒレと身を一緒にバリバリと食べると、香ばしくて旨い。
これはクセになるぞ。

ガンゾーもムッシー(ムシガレイ)も必ずキープしよう。

アマダイのゲストはどれも美味しいよ。


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【感】河津七滝を巡る (家族旅行・伊豆 2日目)

2023-03-01 06:11:00 | 日記
昨年から引っ張ってる隙間を埋める旅行ネタ。
残りあと2回です。

では。

望水をチェックアウトして目指すは河津。
途中見掛けたお土産屋さんで干物を買う。


(こちらで。)

干物ではアジとエボダイは外せない。
店内で加工してるのが見えるから、味も良いのではあるまいか。

アジは「干物ガチャ」なるガチャガチャがあって、500円で出たコインの色で金は10枚、銀なら5枚、銅でも2枚と交換できる。
販売されてる2枚入りが650円なんで、ガチャした方が150円お得ね。
2回ガチャして銅・銅でした。



河津で目指す先は七滝。

せっかくだから散策しながら景色を眺めようと、家族皆初めて訪れる。
ちなみに「七滝」は「ななたき」ではなく「ななだる」と読むそうです。

公営の駐車場に停めて、近い順番に第1の大滝から観ていく。


(こんな道を下っていきます。)

7つの滝をコンプリートするには往復1時間を要する。

第1の大滝が最下流にあるから、渓谷を下り、観賞後は昇らねばならない。
良い運動になりますよ。


(第1:大滝。)

第2以降は高低差が少ないので横の移動のみで楽ね。


(第2:出会い滝。)

(第3:カニ滝。)

水が碧くて綺麗だ。
マイナスイオンを浴びてリフレッシュできますよ。


(第4:初景滝。)

初景滝の前には伊豆の踊り子の銅像がある。
川端康成の原作と何かゆかりがあるのかと思いきや、何もないとのこと。

撮影スポットではあるね。

(第5:蛇滝。)

蛇滝は上から見ると、川幅が狭く両脇の岸壁が蛇の鱗のように見える。
これが名前の由来かな。


(鱗のような岸壁。)

ここまでは川沿いに遊歩道が整備されているから歩きやすい。



次の滝はちょっと離れてて吊り橋を渡った先。



川幅は更に狭くなって道は遊歩道から山の散策路に変わる。


(第6:蛯滝。)

カニとかエビとかを滝に着ける意味が分からんね。

川エビが良く獲れたのでしょうか。


(第7:釜滝。)

ラストの釜滝は手前に展望台があって、そこまで霧のような飛沫が届く臨場感。
7つの滝巡りの最後にふさわしい佇まいだ。

七滝を制覇し、来た道を戻って12:30。

ちょうど良い時間なんで駐車場併設の蕎麦屋さんで、本生山葵を下ろしていただく山葵蕎麦をいただいた。

伊豆と言えば山葵も名産。
爽やかな刺激がいいね。



お腹も膨れたから、もう1箇所の観光に行こう。


🐡