釣・食・感

釣行記録と釣魚料理、雑感等をつらつらと。

【釣】2024年釣行総括

2024-12-31 18:00:00 | 釣り
2024年大晦日に今年の釣りの総括です。

今年のトピックは本格的に鮎の友釣りに取り組み、富山県に2度遠征、山梨県桂川水系の年券を購入して通いましたね。

鮎は6月〜9月の期間限定なんで集中して釣行した分フグ釣行が減っちゃいました。

フグも鮎も繊細な釣りでどちらも楽しいです。

◆ 3つの年間目標 ◆

今年も3つの釣り目標を掲げました。
昨年は3つのうち2つを達成したものの、残す1つのフグ140匹の目標はあと4匹届かずでした。

今年は昨年からフグ目標を繰り越し、2つを新たに立てました。

◆4種のフグ(ショウサイ、アカメ、コモン、トラ)を年間140匹以上釣る!
アベレージ10匹以上で達成する!
→ 未達成

・実績 : 77匹  
・アベレージ : 7.3匹/回



ラス前釣行でやっと折り返しの70匹ではそもそも目標としてどうなのよという状況でした。

6月〜9月に鮎釣りがメインになって、フグ船に乗ったのが10.5回と昨年よりも2.5回少なかったこと、更に調子も悪くてツ抜けたのがたったの3回ではダメダメですね。

しかし、竿(「UGスペシャル」と命名)を勇治船長に作成いただき、年末になってやっと使いこなすに至ったのでこれからに期待です。
来年はイケそうな気がします。

◆赤い◯◯鯛を10匹以上釣る!
→ 未達成

・アマダイ : 3
・チダイ  : 1
・キダイ  : 1



ゆるい目標として楽に達成できるかと思っていたものの、アマダイ船と五目船に各1回では厳しかったです。

12月28日(土)に野毛屋さんのマダイ船を予約していて、ワンチャンそこでマダイを5匹釣って達成するシナリオだったのに、直前にインフルエンザに罹患しキャンセルするという誤算で叶わず。
早めに乗っておくべきでした。

◆友釣りで鮎を5匹以上釣る!
→ 達成!

・鮎 : 89匹



富山県遠征を2回で6日間、山梨県桂川水系に6日、計12回釣行し、目標を遥かに超える釣果となりました。
遠征で濃密な経験を積んで友釣りの基本が身に着いた気がします。

来年は更に釣果を積み増したいですね。

2025年は繰り越し目標に新たな目標を加えて、充実したフィッシングライフを過ごしたいと思います。


◆ 2024年総括 ◆

◆釣行回数
・船 : 21回(-1.5回)
・陸 : 0回(-)
・川 : 12回(+10回)
・管釣り : 0回(-1回)
※リレー船は1回、半日船は0.5回でカウント
※( )内は昨年との差。



船の釣行は21回。
昨年から1.5回、一昨年からは6.5回減。

21回のうちフグ船は10.5回で昨年に比べて2.5回少なかったです。

◆竿頭数
・1.5回 (7.1%)
野毛屋さんの午前アジとフグ船でそれぞれ1回づつ。
(半日船は0.5でカウント。)

今年のラス前釣行で4年振り累計10回目の「健流竿頭シール」をいただきました。




◆最多釣果
・140匹 アジ

過去5年間で初めてアジがショウサイフグを上回りましたよ。

◆最少釣果
・1匹 ショウサイフグ、マダコ

◆ツ抜け数
・6.5回 (31.0%)

◆ボウズ数
・1回 (4.8%)

◆オデコ数
・1回 (4.8%)

◆初釣りもの
・五目釣り

JOFI神奈川の懇親釣り会で乗りました。

◆乗船船宿
 1位 野毛屋さん 17.5回
 2位 三喜丸さん  3回
 3位 一俊丸さん  1回
 3位 しまきち丸さん  1回



今年もダントツで野毛屋さんにお世話になりました。

◆魚種別釣果   ( )内は前年数
 ・アジ       140匹 (82)
 ・鮎        89匹 ( 2)
 ・タチウオ    37匹 (19)
 ・ショウサイフグ 30匹 (103) 
 ・コモンフグ    34匹 (23)
 ・アカメフグ   11匹 ( 7)
 ・サバフグ     9匹 (15)
 ・マダコ      7匹 ( 4)
 ・ガンゾウビラメ  5匹 ( 2)
 ・シロギス    4匹 ( 3)
 ・マルソウダ     4匹 (-)
 ・アマダイ     3匹 ( 3)
 ・ムシガレイ     3匹 ( 3)
 ・アカボラ      3匹 ( 3)
 ・トラフグ     2匹 ( 3) 
 ・サメ       2匹 ( 3)
 ・ギマ      2匹 ( 3)
 ・アラ       2匹 ( 0)
 ・ヒメジ        2匹 ( 0)
 ・イトヨリ     1匹 ( 3)
 ・カナガシラ      1匹 ( 2)
 ・イイダコ       1匹 ( 2)
 ・カサゴ        1匹 ( 1)
 ・キダイ       1匹 ( 1)
 ・オオモンハタ    1匹 (-)
 ・ゴマフグ      1匹 (-)
 ・チダイ        1匹 (-)
 ・ミシマオコゼ    1匹 (-)
 ・メイタガレイ    1匹 (-)
※小物ゲストは除外

◆初魚種
 ・オオモンハタ


 ・ゴマフグ


 ・チダイ


 ・ミシマオコゼ


 ・メイタガレイ



◆今年を彩った魚たち










自然と海と魚たちに感謝。
来年も愉しく釣りが出来ますように。


今年のネタはこれが最後となります。

皆さま今年一年当ブログにアクセスいただきありがとうございました。

どうぞ良いお年をお迎えください。


🐡

【釣】2024ガツン・ザ・ラスト (2024/12/30 アカメフグ 野毛屋)

2024-12-31 07:27:00 | 釣り
2024年の竿納め釣行はもちろん野毛屋さんでフグ。
今年最後を気分良く締めたいな。

4:50着で20番目。
ギリ宿隣の駐車場に停められた。

フグ船とアジ船が満員なんで盛況ですよ。

(今年もお世話になりました。)

釣り座は艫側から埋まっているんで右舷舳3番目をチョイス。

満員なんで調整なしだから選んだままの席になる。


(まだ暗いよ。)

暗いうちから船に乗り込み準備する。

防寒ウエアを着込んでいるから寒くはないけれど指先が冷たい。
これからはカイロが欠かせないよ。


(出船。)

満員御礼で出船。

本日が野毛屋さんの年内最終営業日。
今年も1年間楽しませていただきました。


(釣り開始。)

根岸沖で釣り開始。

水深は30mほどで深い。
前回竿頭を取った時の感覚がどれほどのこっているか意識して誘う。

潮が緩いから抵抗なくシャクれる。

すると、サクッと、


(7:31に1匹目。)

コモンフグ。

小型なものの型を見る。
コモンを揚げても健船長の「型見たよ」アナウンスは出ない。

以前のようにコモンは釣果と認めたくない老舗のプライドなのかな。

ポツとコモンを追加するもののペースが上がらず沈黙の時間が長い。


(八景島を流す。)

続いては八景島を戻ってアカメ狙い。

根掛かりしても揺すれば外れる程度の場所で、船中良型アカメが揚がる。

ここで小型のアカメを獲るものの大型が来ない。
誘い下げから食われてアワセをスカすこと数回。
これは大型アカメだろうにタイミングが合わない。

前回は面白いように掛けていたのに今回は微妙にタイミングがズレるんだな。

(マダコゲット。)

ムニーンの手応えで掛けたのは嬉しいマダコ。

冷凍庫の2匹と合わせてお正月用にいただきますよ。


(遊覧船が通る。)

ここで小型アカメを2匹揚げても、良型を獲ったら写真を撮ろうと見送って結局撮れず終いという体たらく。

気付いたらアカメの写真がありませんでしたよ。


(ナマコの写真はあり。)

再び根岸湾に戻ってアカメ狙い。

船中ポツと揚がるもののこちらはアタリが遠い。

当たってもピンポン玉サイズのコモンでリリースばかり。

今日はおチビばかりと手が合っているだな。


(離れ業。)

極めつけはクサフグ2匹を一度に掛けるという妙技。
クサだけに草。

ここで良型アカメだろう1匹を掛けるも無念の巻きバレ。

何だろう今日は始終リズムに乗れない。

結局このまま沖あがり。


(沖あがり。)

最後に全員アカメ持ちで写真撮るよー、と健船長が撮影に回るものの、小アカメ2匹なんで撮影はスルー。
切ない。

周りでは良型が数多く揚がっていたのに今日は手が合わなかったな。


(本日のフグ。)

結果は7匹。

いずれもおチビばかりで刺身には良いだろうけれど釣果的には寂しい。

今年ラストとしてはイマイチな結果だったけれど、インフル明けの病み上がりの身としては頑張ったのではないかな。

これで2024年の竿納め。

また来年、元気に充実したフィッシングライフを送りたいな。


・アカメフグ : 2
・コモンフグ : 5(+リリース5)
・クサフグ  : 3(リリース)
・マダコ   : 1
船中0〜15
大潮


🐡

【釣】釣行前記 (2024/12/30 野毛屋)

2024-12-30 06:11:00 | 釣り
2024年の竿納め釣行はもちろん野毛屋さんでフグ。

現在野毛屋さんではショウサイフグとトラフグの2船が出ているけれど、乗るのはもちろんショウサイよ。

トラフグは数kgサイズの大物が揚がるかもしれないけれど、釣り味は繊細とはほど遠く、大味な印象で面白味に欠ける。
個人の感想です。

刺身は熟成せずとも旨いショウサイ、鍋ならアカメがお気に入り。
そうなるとトラフグにそれほど魅力を感じないのよ。
個人の感想です。

2024年のラストを飾り、正月にかみさんの実家でフグを振る舞うためにも頑張らないといけない。
個人の事情です。

今年のフグ目標140匹に対して残すところ70匹。
達成は無理だけど1匹でも多く目標に近づきたい。

そして、気分良く2024年の釣りを締めて、来年に繋げたい。


(まだ暗いです。)

ということで野毛屋さん第十忠丸ナウ。


🐡

【食】ショウサイフグの刺身・コモンフグの唐揚げ・アカメフグのチリ鍋

2024-12-29 07:04:00 | 釣魚料理
野毛屋さんへのフグ釣行は完全復活なる15匹の釣果で竿頭をいただいた。

アカメ5匹は熟成させて1週間後に鍋の予定。
まずはショウサイとコモンからいただきましょう。

(これよ。)

ショウサイフグの刺身。

唯一獲れたこの時期のショウサイは刺身でいただかないと勿体ない。

30分ピチットシートで水分を抜いて下ろした身はツヤツヤ。

身はプリプリで味が濃い。
1年中ショウサイを食べているけれどやっぱり旨いね。


(ちょっとだけよ。)

ショウサイフグの薄皮の湯引き。

包丁で引いた薄皮を熱湯で10秒湯がき、冷水で冷やして水気を取って切りつける。

コラーゲンタップリだろうモチッとした食感にほのかな旨味。
箸休めに良いよ。

そしてメインは、


(定番ね。)

コモンフグの唐揚げ。

小型が多いから半身のまま揚げたらナゲットのようだ。
食べ応えかあっていいな。


(集合写真。)

ショウサイもコモンも旨くて、釣りでも食でも楽しませてくれる。

そして翌週末。

1週間熟成させたアカメフグの封印を解く。


(熟成完了。)

アカメフグは身がしっかりしているから寝かせて旨味を引き出す。

鍋ならば寝かさなくても良いのだけど、日に日に期待が高まり気持ちが盛り上がってくるのよ。


(出汁取り。良い色ね。)

まずは昆布とストックのフグの中骨で出汁取り。

甘い香りが立ってきたら頃合いよ。


(アカメどーん。)

先に野菜とキノコ類をぶち込み煮込む。

特にネギはトロトロなのが好みなんでじっくり火を通すよ。

(アカメ投入。)

頃は良しとブツ切りのアカメを入れると鍋が溢れそうになる。

蓋をして煮立てずにじっくりと炊く。

アカメが煮えたら豆腐と今回は三つ葉を散らしてちょっと温めたら完成。


(出来上がり。)

今季2度目のアカメフグのチリ鍋。


(日本酒もいっちゃうよ。)

出汁と素材の味を堪能するためにポン酢は振り掛ける程度。

骨付きのアカメの身に齧り付くとブリブリの歯触り。
食べ応えがあって噛むとジワッと旨味が湧く。

これを家でいただける幸せよ。
フグ釣りをやってて良かったと思う瞬間ね。


(このスープがまた堪らん。)

具を綺麗に平らげたら〆の準備。

中華麺を別茹でしてスープに塩・コショウして待ち構える。


(定番の〆。)

アカメフグ出汁のラーメン。

雑炊よりもお気に入りで最近の〆はほぼラーメンね。
スープが絶品で残さずいただきますよ。

ショウサイ、アカメ、コモンと、それぞれのフグの味を堪能して満足、満足。


🐡

【釣】強風とうねりを物ともせず遂に覚醒する!? (2024/12/14 アカメフグ 野毛屋)

2024-12-27 05:53:00 | 釣り
ドン底からの完全復活かを自身に問うための野毛屋さんへのフグ釣行は、4:55着で9番目。

宿並びの駐車場に停めて開店まで車内で待つ。
これからの季節は寒さとの戦いだ。


(毎度。)

釣り座は右舷舳1番をチョイス。

両舷艫側から埋まっており、北風が強い予報で揺れる舳1番はどうかと考えたけれど、釣り座の有利を優先した。
実釣時間の多くが上げ潮だからね。

本当にUGスペシャルを使いこなせているなら、うねりにはどうにか対応できるだろう。


(本日は第十忠丸。)

船に移動して準備していても風で船が揺すられる。
湾内の船着場でこれだとコンディションは相当悪いのではなかろうか。

今の釣り場だと北風は避けられないから海に出たらうねうねだろうな。


(潮はこんな感じ。)

右舷は6名で出船がないユキちゃん船長が胴の間に収まる。
今日の風じゃさすがにお立ち台には立てないからね。
左舷は9名だそうで偏ったね。


(平潟湾の夜明けぜよ。)

定刻前に出船。

平潟湾を出たところからビュービューと北風が吹き付け、飛沫を被る左舷に退避命令が出る。

強風によるうねりで船はドッタンバッタン。
舳は1mくらい上下してジェットコースターのようだ。

釣り座選択を誤ったか?
胴の間の方が良かったか?
ちょっと後悔が頭をかすめたけれど、何とかすれば良いことよ、と強い気持ちで振り払う。


(釣り開始。)

八景沖で釣り開始。

仕掛けはノーマルカットウ。
底まで落とすもののうねりのためか10号ナツメだと着底が良く分からない。

数回誘ってオモリを丸型15号にチェンジ。


(風とうねりがあるよ。)

風に対してはしっかりした穂先のUGスペシャルは微動だにしない。

以前のAllegroでは柔らかい穂先が風でブレてアタリが取りづらかっただろう。

うねりに対してもUGスペシャルならリニアな操作でタイミングを測っていなせる。

これならこの海の状況に対応出来るぞ。
不安が解消して釣りに集中出来る。

すると、サクッと掛かるのよ。


(7:42に1匹目。)

小型のコモンフグ。

開始早々に型を見てホッとする。
これで後の展開が楽になるな。

暫し流すも船中数が揚がらないので、大きく移動になる。


(南本牧の水路。)

やって来たのは南本牧の水路。

ここはアカメ狙いだな。
風とうねりが避けられるから他のフグ船も来ている。

護岸の際を流すと軽い根があるもののラインを揺すると外せるレベル。
先程に比べると格段に釣りやすい。
オモリは10号ナツメに戻す。

丁寧に誘っていると着底間際にチョコチョコとアタリが出る。
着底と同時にアワセるとガツン

竿先が突っ込みゴンゴン来る手応えは大アカメだ。

水面に浮かせてカットウの掛かり所を確認、そのまま引き抜いた。


(デカアカメゲット。)

手にしたのは35cmクラスの大型アカメフグ。

このクラスがあれば前回に続きチリ鍋がイケそうだぞ。

打ち返すと再びガツン
続けて良型アカメをゲットする。

更に続けてガツン
35cmオーバーのデカアカメを揚げる。

周りは沈黙している中でのこの展開は有利な釣り座であるものの凄いぞ。

これは無双モードの発動か?


(8:57に5匹目。)

アカメに続いてコモンも揚がる。

しっかりした穂先でも誘い下げ時に出る触りが見える。

いると察したらタイミングを読んでアワセて掛ける。

ゼロテンで微小なアタリも取れる。


(このサイズのアタリも取れるぞ。)

リリースサイズのミニコモンのアタリを取って掛ける。

風に負けないしっかりした穂先でも触りやアタリがしっかり取れ、反応するとタイムラグなくアワセが決まる。

まさにUGスペシャルは欲しかった理想の竿だ。
ようやくそのポテンシャルを使いこなせるようになったか。

ポンポンとミニコモンを揚げながら心の中で勇治船長に感謝する。

勢い止まらず、面白いようにアタリが出る。
誘いで掛ける。


(9:56にツ抜け。)

水路に来てからものの2時間足らずでツ抜け。
それに加えてミニコモンを5匹リリースしているから驚きのペースだ。

ドン底からの完全復活どころか理想の竿を得て覚醒したのではあるまいか。


(心も晴れ晴れ。)

アカメを追釣し、水路では大型2匹を含む5匹をゲット。
アカメフグだけでチリ鍋が出来るぞ。

水路で12匹を揚げたところで中の瀬へ移動。

移動中に左舷の常連さんから数を聞かれて答えると、桁が違うと驚かれる。
この時点でユキちゃんでも8匹だそうだ。

これまでユキちゃんに先行することはあっても勝ったことはない。
このままでは行かないでしょう。


(10:30頃に中の瀬へ。)

中の瀬では北風をもろに受け、うねりが続いている。

ここではショウサイとトラ狙いだろう。

うねりがあって釣りづらい状況にあって魚影は疎らなようだ。

船中なかなか揚がらないところに触りが出る。

いるぞ。

ゼロテンからカウントしてタイミングを取って空アワセ。
サクッと掛かるとビビビビーと小気味良い引きで走る。

期待とともに巻き揚げると、

(嬉しい1匹。)

良型ショウサイフグ。
刺身に嬉しい1匹だ。

ここで1匹が獲れたのは精神的にデカイ。
うねうねの中でも集中力を切らさずに積極的に誘えるぞ。

(うねうねよ。)

水路での驚異的なペースからガタ落ちして長い沈黙が続くけれど、うねりに合わせた誘いとゼロテンで微かな触りも見逃さんぞと竿先を凝視する。

唐突にガツガツと出たアタリにアワセるもスカす。
タイミングを測って空アワセるも空振り。

仕掛けを揚げるとエサはなくカットウのハリスが切られてる。

これはトラフグの仕業だ。
これが獲れていれば4種のフグをコンプリートだったのにな。


(風も止まず。)

船中時間を置いてポツと揚がる程度で、横目で見る胴の間のユキちゃんもペースが上がらないようだ。

バッドコンディションが幸いして前半のリードを維持出来ている。
丁寧に集中して1匹でも多く揚げるぞ。

するとサクッとコモンをゲット。
これで14匹。

ユキちゃんに捲られる不安から、あと1匹、あと1匹と念じて誘い続ける。

微かなアタリを捉えてアワセるとサクッ。
無双モード発動中は逃しませんぜ。

ゴリ巻きで揚げると、

(キミかね。)

シロギス。

肩透かしを食らうも、アタリを取ってシロギスの喉元に掛けるとは良い反応じゃないかと自画自賛。

最後まで1匹でも多く稼ぐぞ。
アタリが遠くとも集中力が切れないまま誘い続ける。

リズムを崩さずに誘っているとサクッ。


(14:14に15匹目。)

良型のコモンフグを揚げる。

あと1匹、もう1匹。
念じながら集中し続けたけれどこれで終了。

沖あがりを迎えた。


(沖あがり。)

結果は15匹。
リリースが5匹あるから非公認記録なら20匹か。

久し振りにスイッチが入りっぱなし、集中しっぱなしだったのに疲れはない。
充実した釣りが出来たからだな。


(本日のフグ。)

健船長に何匹釣った?と聞かれて答えると左舷艫側に向かった。
上位者の釣果を確認に行ったのだろう。

再び船長が現れるとその手には竿頭シールが。

ユキちゃんから逃げ切ったのか。
この価値は大きいぞ。

シールを手に健船長に記念撮影いただく。


(超久し振りにゲットだぜ。)

振り返ると竿頭は4年振り。
累計で記念すべき10回目だ。

ドン底からのV字回復で完全復活どころか一皮剥けて覚醒しちゃったのではあるまいか。

今回で年間累計釣果は70匹になり、ようやく目標の140匹の折り返し地点に到達した。

年末までのフグ釣行は行けてあと1回。

既に目標達成は叶わないだろうが、これから怒涛の快進撃となるのか覚醒した自分に期待だ。

期間限定で終わりませんように。


・アカメフグ : 5
・ショウサイフグ : 1
・コモンフグ : 9(+リリース5)
・シロギス : 1(リリース)
船中0〜15(竿頭)
大潮


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