瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

■微かな心の動き

2004年11月23日 | 瞑想日記
◆座禅
最近、座禅をさぼりがちだった。今日は午前中11時前から40分ほど座る。最初はなかなか静まらない。後半、一瞬一瞬のかすかな心の動きにもサティが入り始める。腹の動きに意識を保ちながらも、たとえば知人や友人のイメージが浮かぶ。「イ」とラベリングする。ふだんあまりはっきりとは自覚しないような、その人物への感情に気づく。一瞬一瞬の細やかな感情の生滅を興味深く観察する。

さらに瞑想が深まっていくと、サティがある程度自動的に流れる感じが始まる。腹の動きへの持続的で安定したサティをベースにして、周囲の音や時折の思考に確実にサティが入っていく。

やはり毎日ある程度の時間を続けようと改めて思った。歩行瞑想や立禅は、ほとんどやってこなかったが、むしろちょっと時間をやりくりしてできるのは立禅だろう。ゆっくりやる歩行瞑想も家ではしにくいのだが、毎日一回数分でもやっておけば、座禅や立禅と相互に影響し合っていくだろう。

◆一日のサティ
「『サティが入っていない』というサティが
一日に何回も入るようにになりました‥‥」
こんなほほ笑ましいメールがきました。(地橋秀雄『瞬間の言葉』より)

そう、座禅ばかりでなく、生活のなかでもサティを忘れずにいこう。
コメント
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