瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

サティと思考

2006年06月04日 | 瞑想日記
◆待望の『ブッダの瞑想法
地橋先生の『ブッダの瞑想法』が手元に届いた。今日から読み始めている。読み進めながら気づいたこと、学んだことなどをここに書き記していきたい。 

◆サティと思考
昨日断食、今日の午前中11時ごろに復食。平日少し食べ過ぎと感じることがあっても、週一の断食で何とか62キロ台を保っていられる。平日をもう少しコントールして、59キロ台までもっていきたいのだが。そのためには食べたいと思ったときのラベリングを工夫することが必要だ。

朝、45分の瞑想。思考が多かった。2週間ほど前のようなサティの安定感から来る喜びがない。そのためか、その安定感・充実感を追い求める傾向がある。それで思考が連続すると、またかと否定的な態度になる。途中からそれを止めた。思考に囚われてもその状態をそのままサティしようと思った。思考を否定するのではなく、その状態に気づいてサティを入れる。そのトレーニングを続けた。後半、イメージが多くなった。それも否定するのではなく、ただサティを入れていく。もちろん腹の動きという中心対象へそのつど返ることは忘れない。

◆思考に埋没しない
毎日曜日は、教会に行った父の車椅子を押して家まで帰る。その間、思考も多いが、朝の座禅の続きでサティも入れる。思考に気が付けばサティを入れていると、思考が「相対化」されていくのを感じる。思考に没頭せず、思考する自分をそのつど突き放して見るので、思考への埋没から一歩距離をおくことができるようになる。思考の大半は、どのようなところに向けられているかが見えてくる。そういう自分が見えてくる。
コメント
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