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日常生活の中で思ったこと、感じたことを気の向くままに書き綴っています。

-「国体」論は小説になりうるか-(GHQ焚書図書開封 第43回)

2017-04-15 14:54:18 | 近現代史
GHQ焚書図書開封 第43回
-「国体」論は小説になりうるか-
当時、130万部も売れ、幼き頃の城山三郎(小説家)も強く影響を受けた杉本五郎中佐遺著の「大義」。
天皇を絶対神にみたて信じ、体現した杉本中佐。
杉本中佐物語を小説にした山岡荘八の「軍神杉本五郎中佐」。
手榴弾を浴び、軍刀を杖として立ち上がり、号令をかけ、皇居の方角に向かい敬礼し、立ったまま絶命した杉本中佐。
結婚式披露宴で、新婦定枝が好感をもった杉本中佐の立ち振る舞い。
私利を捨て、義によって生きている人が自分の身の回りにいるか否か。6人以上いれば心配ない。
日本人の亡国病の病原菌は、「自由と平等のはきちがえ」との中隊生活で訓示した杉本中佐。
 明治政府が革命政府であったことから、戦前の日本には「保守」はなく「革新」だけが存在し、右の革新が「天皇主義」、左の革新が「共産主義」であった。自由主義、個人主義には目的がないから国家は救われない。

参考文献:「大義」杉本五郎中佐遺著 「軍神杉本五郎中佐」山岡荘八 GHQ焚書図書開封4 501~695P





-この父母にしてこの子あり 日本の躾-(GHQ焚書図書開封 第42回)

2017-04-15 00:15:34 | 近現代史
GHQ焚書図書開封 第42回
-この父母にしてこの子あり 日本の躾-
「後の世を渡す橋とぞ思ひしに 世渡る僧となるぞ 悲しき」と聖の道を究めよと戒めた源信僧都の母。
7歳の水戸光圀に深夜、刑場に打ち首を取りに行ってこいと度胸の鍛錬など厳しく教育した父の頼房。
「三万石の節を忘れ遊ばすな」と親類縁者の取り立てを戒め、軽い身分の出だと自らの分をわきまえた吉宗の母の浄園院。
忠義を高く評価し、子供に老後の心配をかけないように自刃した赤穂義士近松行重の母。
中江藤樹の躾の教え。
吉田松陰を育てた父の杉百合之助と、母の瀧(たき)の生い立ちと生活態度。
この父母にして、この子あり。良い習慣(形)をつけてから精神に入る。
国際主義者(グローバリスト・左翼共産主義者)は国民である前に良き市民であれと言う。朝日新聞は良き地球市民であれと言っている。国家意識が失われた証拠。
 参考文献:「日本の躾」武田勘治